JPS5941489A - 粉粒体への電気めつき方法 - Google Patents

粉粒体への電気めつき方法

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JPS5941489A
JPS5941489A JP57151077A JP15107782A JPS5941489A JP S5941489 A JPS5941489 A JP S5941489A JP 57151077 A JP57151077 A JP 57151077A JP 15107782 A JP15107782 A JP 15107782A JP S5941489 A JPS5941489 A JP S5941489A
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electroplating
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桝井 修一
Hiroshi Matsumoto
弘 松本
Tetsujiro Inoue
井上 哲二郎
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Uemera Kogyo Co Ltd
C Uyemura and Co Ltd
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Uemera Kogyo Co Ltd
C Uyemura and Co Ltd
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D7/00Electroplating characterised by the article coated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F1/00Metallic powder; Treatment of metallic powder, e.g. to facilitate working or to improve properties
    • B22F1/18Non-metallic particles coated with metal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉粒体の電気めっき方法に関する。
導電性を有する粉粒体に対し、金属被覆を施す方法とし
ては、一般に電気めっき方法が考えられるが、実際には
非常に困難な問題が多い。例えば精密z9−ツに用、い
られるビス、ナツト等の小物部品であれば、小さなバレ
ルを用いた9、締付は法を採用したり、或いは遠心力で
被めっき物をめつき槽内壁に密着させてめっきする方法
を採用するなど、種々の方法で電気めっきすることが可
能であるが、粉粒体、特に粒径500μ以下の粉粒体を
電気めっきする場合は、これらの方法を採用することが
困難でh+)、とりわけ0.5〜50μ程度の粉粒体で
は一気めっき法を採用し難い。
そこで、粉粒体を電気めっき液中に気体を吹込みながら
攪拌作用下で流動化させ、粉粒体と電気めっき液とでス
ラリーを形成し、このスラリーを陰極に接触させて電気
めっきを行なう方法も提案されている(特開昭56−1
56793号)が、この方法は装装置的、操作的に繁雑
であるなどの問題があり、まためっきの均一性の点でも
問題がある。
このため、従来は粉粒体に対する金属被覆法として化学
めっき法が主として採用されているが、この方法はコス
ト的に問題がある上、使用目的によっては被膜強度、密
着性、品質安定性などの点で必ずしも満足な性能を示さ
ない場合がある。特に、銀粉に代る導電性粉粒体として
塗料、インク、接着剤、プラスチック等に添加、混合し
、銀粉と同程度の性能をもって各種用途に使用し得る導
電性材料を得ようとする場合、母相となる粉粒体に金属
めっき膜が所用の厚みをもって均一にしかも密着性よく
被覆することが必要で、かつその製造コストも安価であ
ることが要求されるが、化学めっき法を採用する場合に
はめっき膜を厚く形成するのにかなりの時間を要し、ま
ためっき液自体も比較的高価なため、製造コストが開側
なもの、になる。また、化学めっき法では、化学ニッケ
ルめっきによる金属被覆が実用的であるが、化学ニッケ
ルめっき膜では銀に比較して導電性、安定性などに劣シ
、銀粉に代る導電性粉粒体を得る目的からは十分満足さ
れ得ない。
本発明者らは、上記事情に鑑み、簡単な装置で粉粒体を
確実かつ良好に電気めっきする方法につき鋭意検討を行
なった結果、めっき槽内底面に陰極を形成し、この内底
面上に粉粒体を堆積させると共に、この粉粒体をインペ
ラ一式攪拌機などを用いた機械的攪拌下において実質的
に粉粒体がめつき槽内底面に堆積1.た状態を維持しつ
つ電気めっきすることによシ、上記目的が達成されるこ
とを知見した。
即ち、本発明者らは、最初開放型の傾斜バレルを使用し
、このバレル本体自体を陰極にして内部に粉粒体を入れ
ると共に、バレル本体の開放口よシ陽極を挿入し、バレ
ルの回転を1〜10 rpmの範囲で種々変化させて電
気めっきを行なったが、均一な電気めっきが拘なわれず
、特に10μ以下の粉粒体を用いた場合はバレルの回転
を低速にしても粉粒体がめつき液中にかなシの程度分散
し、電着物の均一性が非常に悪いものであった。また、
この種の回転バレルの代シに振動バレルを用い、粉粒体
を振動下に電気めっきしたが、同様に良好な電気めっき
が行なわれず、更にめつき槽内底面を陰極にし、その上
に粉粒体を堆積させ、この粉粒体を超廿波を利用して攪
拌しながら電気めっきしたが、この場合も不均一な電着
物しか得られなかった。このため更に検討を続けた結果
、めつき槽内底面を陰極とし、この内底面上に粉粒体を
沈殿、堆積させると共に、この粉粒体を攪拌、好ましく
はインペラ式攪拌機等でかきまぜるような機械的攪拌を
行なうこと、しかも粉粒体を実質的にめっき液中に分散
させず、粉粒体が沈殿、堆積を維持してめつき槽内底面
から飛散しないような条件下にめっきを行なうこと、こ
の場合必要によっては、特に粉粒体が比重の小さいもの
、粒径の小さいものの場合には、堆積した粉粒体の直上
に隔膜を設け、粉粒体のめつき液中への分散、飛散を防
止し、粉粒体をめつき槽内底面上に堆積した状態に維持
することによシ、初めて電気めっきを均一に行なうこと
ができ、均一な電着物が得られることを知見し、本発明
をなすに至ったもので、本発明は特開昭56−1567
93号の方法とはその基本的な思想が全く相違するもの
である。
以下、本発明に3き図面を参照して更に詳しく説明する
第1図乃至第3図はそれぞれ本発明方法の冥施に用いる
めっき装置の一例を示すもので、図中1はめつき槽、で
6D、本発明においてはこのめっき槽1の内底面1aに
陰極を形成する。めつき槽1の内底面1aに陰極を形成
する方法としては、第1.2図に示したように、めっき
@l’を金属、好マシくはステンレススチールで形成し
、その内側面にプラスチックコーティングによシ絶縁層
2を形成し、めつき槽1の内底面のみを金属蕗呈部とす
ると共に、めつき槽1に陰極リード線3を接続したシ、
第3図に示したように、めつき槽重をプラスチックにて
形成し、その内底面1a−ヒに金属板、好ましくはステ
ンレススチール板よりなる陰極板4を配設すると共に、
この陰極板4に陰極リード線3を接続するなどの方法が
採用し得る。
本発明においては、めつき槽1の陰極を形成した内底面
la上に被めっき物である粉粒体5を沈殿、堆積させ、
この粉粒体5の上方に陽極リード線6に接続された陽極
7を配置させ、所定の電気めっき液8を用いて電気めっ
きを行なうものであるが、この場合、粉粒体5にはこれ
’kffl拌、好ましくはゆるやかにかきまぜるような
機械的攪拌を行なわせるものでめる。粉粒体5を機械的
攪拌する方法としては、図面に示すようなインペラ一式
攪拌機9が好適に使用され、その先端羽根部9aを粉粒
体5中に埋没させるように配設して粉粒体5を攪拌する
方法が効果的である。この攪拌機90回転数は必ずしも
制限されないが、粉粒体5をめつき槽1の内底面1aか
ら上方に激しく飛散させないようなゆるやかな速度であ
ることが好ましく、粉粒体5が実質的にめつさ槽1の内
底面la上に沈殿、堆積している状態を維持し得るよ7
うに攪拌すべきで、粉粒体の材質、比重、粒度等によっ
ても相違するが、2〜180rpm、特に5〜100 
rpmの回転速度が採用されr与る。また、攪拌機9は
連続的に回転させても、断続的に回転させてもよい。
なお、必−要により、粉粒体の比重が小さかった9、粒
径が小ぜかったり(例えば平均粒径10μ以下の場合う
して飛散もしくは浮遊し易いものの場合は、第2図に示
したように、粉粒体5の直上に隔膜10を配設すること
ができ、これにより粉粒体5の飛散r防止して、粉粒体
5のめつキN1内底面la上への堆8tゼζ態を実質的
に維持させることができる。この場合、隔膜10として
は、ボア径0.1〜10μの非導電性のもの、レリえは
ポリ塩化ビニリデン等が好適に用いられる。
本発明において、被めっき物である粉粒体の粒径は特に
制限されないが、本発明によれば、平均粒径500μ以
下のもの、と9わけ平均粒径0.5〜50μ程度の微細
なものをも好適に電気めっきし得る。粉粒体の材質は導
電性を有し、電気めっき可能なものであれば、いずれの
ものでもよく、例えば銅粉、鉄粉、アルミニウム粉、真
ちゅう粉等の金属粉粒体、炭素粉等の導電性無機粉粒体
、Alt Os r 8102等の非導電性無機粉粒体
や樹脂粉粒体を化学めっき法、真空蒸着法等の適宜な導
電化処理法を用いて導′酸化したものなどが挙げられる
これらの粉粒体を用いて電気めつ@を行なう場合は、心
安によりその材質に応じた前処理を行なうことができる
。例えは、銅粉、鉄粉などにおいては脱脂、酸洗処理を
施し、またアルミニウム粉などにおいては公知の亜鉛置
換処理を行ない、次いで青化銅ストライクめっきを行な
うなどの前処理を採用することにより、良好な電気めっ
きを行なうことができる。また、非導電性粉粒体の場合
には、パラジウム等の触媒金属付着処理を行なった後、
化学ニッケルめっき、化学銅めっき等の化学めつ!!を
施す公知の化学めっき法が好適に採用され得、このよう
にして導電化された非導電性粉粒体を金属粉粒体と同様
にして電気めっきすることができる。
本発明において、電気めっき液の種類は制限されず、銅
、ニッケル、クロム、錫、亜鉛、銀、白金、金、ロノウ
ム、・フラジラム等の公知のめつき液を用いることがで
きる。この場合、めっき液tま酸性骸でもアルカリ性液
でも好適に使用することができ、またニッケルめっき後
鍋めっきを行なうなど、多層めっきすることもできる。
また、めっき条件は、電気めっき液の種類に応じ、適宜
な条件力(採用される。例えば電流量は喝・に制限され
ない〃;、一般にlXl0−’A7y〜IA/2の範囲
で適宜選定すれ、普通ニッケ)しめつき液を用いるよう
な場合であれば、室温乃至60°C程度の製置で1×1
0−A/7〜2 X 10−’A/rの電流でめっきす
ることができ、また青化銀めつき液を用いるような場合
であれば、室温で2 X I F’〜8 X 10−’
A/fの電流でめっきすることができる。
なお、本発明においては、必要によシポンゾを用いてめ
っき液を循環させ、めっき液を常時性しいものと交換さ
せながらめっきを行なうようにすることができる。
本発明の粉粒体への電気めっき方法は、上述したように
、めっき槽内底面に陰極を形成し、この内底面上に被め
っき物である粉粒体を堆積させると共に、この粉粒体を
攪拌下に実質的にめつき槽内底面に堆積した状態を維持
しつつ電気めっきすることを特徴とするもので、このよ
うに攪拌下で粉粒体相互を常に接触させつつ、従ってめ
つき槽内底面に形成した陰極と接触させつつめっきする
ものでsb、本発明によれば500μ以下、とシわけ0
.5〜50μというような微細な粉粒体に対しても均一
かつ確実に電気めっきを行なうことができ、密着性が良
好で均一、安定な′¥iw物が得られる。
このようにして得られた電気めっき膜被覆粉粒体tよ、
導電性インキ、塗料、接着剤、ゲラステック、%7磁シ
ールド材、接点等の材料として好適に使用し得るもので
ある。特に、電気銀めっきを施すことによって得られた
銀被膜粉粒体は、銀粉とほぼ同等の性能を有し、しかも
銀粉よりも安価に製造できるため、銀粉の代替品として
極めて有効なものである。
以]・、実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、
本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕 銅粒子(5〜50μの球状粒子)に下記の方法によりニ
ッケルめっき及び銀めっきを施した。
まず、銅粒子509を脱脂し、次いで水洗、酸洗、水洗
全行なって銅粒子表面の汚れ、酸化膜全除去した。
なお、脱力旨剤は上材工業(株)製アサヒクリーナ−o
−4000を5017e 用い、これに常温テf+ i
分間浸漬、攪拌することにより脱脂を行なった。
次に、前処理を施した銅粒子につき、第1図に示す如き
装置を用い、下記条件によ#)!気ニッケルめっきを施
した。
ニッケルめっき条件 めっき液組成 硫酸ニッケル・6水塩  280 f//1塩化ニッケ
ル・6水塩   45 〃 ホウ酸         40〃 PH4,2 銅粒子          50  fめつき槽(陰極
)         300 1ステンレススチール展 (内側部をプラスチックコーティング し、内底面のみをステンレススチール露呈部とした。内
底面73gxφ。) 陽極          ニッケル板 めっき液量      200 mlJ陰極電流世  
    1.4 X 10−’ A/fめっき温度  
   55°C めっき時間     60分 攪拌         インペラ一式攪拌機使用(回転
数 6rpm) ニッケルめっきはめつき槽内底面(陰極)上に銅粒子を
沈殿、堆積させて行なった。銅粒子は最初赤褐色をして
いるが、約30分で暗銀色に変化した。
ニッケルめっき後、めっき液を除き、よく水洗してから
下記条件によシ前記ニッケルめっき膜被覆銅粒子(Ni
−Cu粒子〕に銀めっきを施した。
なお、めっき槽は上と同じものを用い、また陽極として
はステンレススチール板を使用した。
銀めつき条件 めっき液組成 青化銀          36  ’//1青化カリ
ウム       60  〃炭酸カリウム     
  45  〃pH’          12.0 ニツケルめっき膜被覆銅粒子     約5(1めっき
液量      200  mll陰極電流−6,OX
 10−”A/r めつき温度      25 °C めっき時間      15 分 攪拌          インペラ一式攪拌機使用(回
転数6゜ rpm) ニッケルめっき膜被覆銅粒子は、約5分で全体が灰白色
になり、15分後には銀白色を呈した。
銀めっき後、めっき液を除き、よく水洗してから濾過し
、乾燥して銅粒子にニッケルめっき膜が被膜し、更に銀
めっき膜が被膜した粒子(Ag−Ni−Cu粒子)を得
た。′ 上述した方法で得られたNi−Cu粒子につき、SEM
写真とX線マ、rクロアナライザーによるニッケル分布
像を調べた結果、ニッケルが銅粒子に均一に電着してい
ることが認められた。また、Ni−Cu粒子に銀めっき
膜を被覆させたAg−Ni−Cu粒子も銀が均一に被覆
していることが認められ、上述した方法によって粉粒物
を確実にかつ簡単に電気めっきし得ることが知見された
また、Ag−Ni−Cu粒子及びこれと同粒度の市販電
解銀粉それぞれ70%をセメダインC(セメダイン株式
会社)30%と混合したペーストを調製し、これらをグ
ラスチック基板上に塗布してそれぞれ巾約1WuL、長
さ201Jaの線部音形成した。
接着剤が乾燥した後、テスターで各線部の導電性を比較
した結果は、Ag−Ni−Cu粒子と市販電解銀粉は全
く同じ程度の導通を示し、従ってA+r−Ni−Cu粒
子が市販の銀粉と実質的に同じ導電性、同じ性能を有し
、導電性フィラー、電磁シールド材等として銀粉の代り
にこれとほぼ同程度の性能を持って使用し得ると共に、
このAg−Ni−Cu粒子はペース母材が銅であるため
コスト’t ”/2−”/3程度に低減でき、銀粉よシ
も極めて安価に種々用途に提供できるものであることが
認められた。このように、安価な銅粉に対し、銅粉の欠
点である酸化及び腐食の生じ易さをニッケルめっき膜、
更に銀めっき膜で被覆することによジ防[Eすること苧
 ができ、しかも実質的に銀粉と同じ電気特性合有する
粒子金得ることができるため、工業上その利用価値は太
きいものである。
〔実施例2〕 粒径5〜44μの偏平なA7.Os粒子50rを用い、
下記方法によりめつきを行なった。
まず、i*O,粒子を脱脂し、次いで水洗、酸洗、水洗
した後、下記工程に従って化学ニッケルめっきを行なっ
た。
センシタイジング :塩化第1錫溶液50m1l↓ 水洗 ↓ アクチペイション:塩化ノ4ラジウム溶@50m1↓ 水洗 ↓ 化学ニッケルめつき:上村工菓(ハ)製BELニッケル
1.51 (還元剤ジメチルポラザ y) ↓ 、 水洗 なお、化学ニッケルめっきは、ニッケル被膜の重量が全
体の5〜10チ程度になるように行なった。
次に、このA A! t o s粒子につび、第2図に
示す如き装置を用い、実施例1に準じて下記条件により
電気ニッケルめっき、次いで電気銀めっきを施した。
ニッケルめっき条件 めつ′t!!液組成        実施例1と同じ化
学めっき膜被覆Alt Cu粒子  約5(1’めっき
槽(陰極)        5oonステンレススチー
ル製 (内側部をグラスチックコー戸イング し、内底面のみをステンレススチール 露呈部とした。内底面10011L#Lφ。)陽極  
       ニッケル板 めっきi量      400mJ 陰極電I5i+、輩      1.4X10−雪A/
gめつき温度      55℃ めっき時間      120分 tz 拌           インペラ一式攪拌機使
用(回転a6rpm) 隔膜(住友電工Cす製Fluoropore、  使用
ポアサイズ5μ) 銀めっき条件 めっき液組成      実施例1と同じめつ@槽(陰
極)    上記と同じ 陽極             ステンレススチール板
めっき液量       400m/ 陰極N fAU 1m        6.OX 10
−’ A/ tめつき温度       25°C めっき時間       120分 攪拌           インペラ一式攪拌機使用(
回転数1O rpm) 隔g(上と同じもの)  使用 上述した方法で得られたN i −A l3208粒子
(化学ニッケル膜4覆All*os粒子に電気ニッケル
めっき膜を被膜させたもの)及びA g −N i −
A 40g粒子(更に銀めっき膜を被膜させたもの)は
、いずれも′一気めっき膜が均一に電着しているもので
あり、隔膜を用いることによって粒子が陰極であるめつ
き檜に確実に接触し、均一な電着物を得ることができる
ことを知見した。
また、粒子が非電導性の場合、電気めっき前に化学めっ
キラ施す必要かめる。が、本発明においては粒子に化学
めっきを施す場合、その膜厚は電気めっきが可能な程度
のものでよく、化学めつ、@被膜のみによつ1尚4を性
粒子を得る場合に比較してその膜厚を薄くすることがで
き、コス)f著しく低下させることができた。即ち、非
電導性粒子に化学ニッケルめっき全施し、高導電性を得
ようとすると、非電導性粒子1kvに対し化学ニッケル
めっき液を60〜806必要とするが、本発明の場合に
は化学ニッケルめっきは約301もしくはそれ以下でよ
く、大きなコストダウンが達成されるものである。
また、化学ニッケルめっき被膜非電導性粒子と上述した
性き方法で得られる電気ニッケルめっき被膜非電導性粒
子の特性を比較した場合、本発明方法に従った電気ニッ
ケルめっき膜被膜粒子はニッケルめっき膜がよシ酸化さ
れ難く、非常に安定性の良好なものであることが認めら
れた。即ち、Ae、O,粒子50rにつき、化学ニッケ
ルめっき液3ノを用い、上述した化学ニッケルめっき法
に準じて得られた化学ニッケルめっき膜被覆Ae、0.
粒子と、上述した方法によって得られた同程度のニッケ
ル被覆性を有する電気ニッケルめっき膜被覆i、0.粒
子(N i −A llt Os粒子) とtvそれぞ
れ’r直径10肱、厚さ3#IJL程度に加圧成型し、
その成型物の導通性をテスターで測定した場合、化学ニ
ッケルめっき膜被覆1203粒子は50 蛇/c−の加
圧力を加えて成型した場合に初めて導通したのに対し、
本発明方法に従ったN1−Ae、03粒子は20/g/
dの加圧力で導通した。従って、このことから、本発明
法にニジ低圧でも導電性があシ、物性も良好な導電性粒
子を得ることができ、しかもその製造コスト全大巾に低
下させることができることが認められた。      
             9更に、上述した方法で得
られたAg−Ni −A403粒子及び市販i!解銀粉
を用い、実施例1で示した方法と同じ方法で電導性を比
較した結果は、Ag−N1−A620.粒子と銀粉は同
じ程度の等連を示し、従ってこのA g −N i −
A lltos粒子も市販銀粉と実質的に同一の物性を
示すと共に、この種のAg−Ni−Al、0.粒子のよ
うな母材が非導電性のもの、特にグラスチック類のもの
などは一般金属粉と比べて比重が小さいので、インク、
塗料用材料な、どに応用した場合、沈降しにくく、安定
な製品が得られることができるものでめることを知見し
た。
以上の如く、実施例1.2で得られた一気めっき膜全被
覆した導電性材料は、蒸着や化学めっき品と比較して被
膜が強く密着性が良好で、品質的に安定であり、しかも
銀めっき膜を被覆したものは市販銀粉と同程度の特性を
有し、またコスト的にも安価で、種々の用途に効果的に
用いることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はそれぞれ本発明に用いるめつき装置
の一例を示す概略断面図である。 1・・・めっき槽、1a・・・内底面、3・・・陰極リ
ード線、4・・・陰極板、5・・・粉粒体、6・・・陽
極リード線、7・・・陽極。 出願人 上村工業株式会社 代理人  弁理士 小 島 隆 司 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 めつき槽内底面に陰極を形成し、この内底面上に被
    めっき物でめる粉粒体を堆積させると共に、この粉粒体
    を攪拌下において実質的にめっき槽内底面に堆積した状
    態を維持しつつ電気めっきすることを特徴とする粉粒体
    への電気めっき方法。 2 粉粒体が平均粒径500μ以下のものである特許請
    求の範囲第1項記載の方法。
JP57151077A 1982-08-31 1982-08-31 粉粒体への電気めつき方法 Granted JPS5941489A (ja)

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JP57151077A JPS5941489A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 粉粒体への電気めつき方法

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JP (1) JPS5941489A (ja)

Cited By (7)

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