JPS5941346A - 紫外線遮蔽性農業用ビニルフイルム - Google Patents

紫外線遮蔽性農業用ビニルフイルム

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JPS5941346A
JPS5941346A JP57149918A JP14991882A JPS5941346A JP S5941346 A JPS5941346 A JP S5941346A JP 57149918 A JP57149918 A JP 57149918A JP 14991882 A JP14991882 A JP 14991882A JP S5941346 A JPS5941346 A JP S5941346A
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JP
Japan
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film
vinyl chloride
weight
ultraviolet
chloride resin
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Application number
JP57149918A
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English (en)
Inventor
Yukio Hariki
針木 勇喜雄
Kimiharu Aoki
青木 公治
Isamu Harasawa
原沢 勇
Akira Omura
尾村 章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Carbide Industries Co Inc
Original Assignee
Nippon Carbide Industries Co Inc
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な紫外線遮蔽性農業用フィルムに関し、さ
らに詳しくは、370 nm以下の波長の紫外線の透過
ケ実質的に完全に阻止する厚さが75ミクロン以下の薄
手の農業用ビニルフィルムに関する。
ある種の植物病原菌、例えば稲を枯らすイモチ病菌、ご
ま葉枯病歯;ナス、トマト、キラ・す、イチゴ、スイカ
、メロン、ピーマン、レタス、白菜、ニンジン、ゴ?つ
、大根等の果菜類、葉菜類、根菜類などの各種野菜に発
生する菌核病菌;がトリテイス菌、炭そ病因、つる枯病
歯、黒カビ病囚、斑点病菌、蒔のカビ類の繁殖と紫外線
の波長との間に密接な関係があり、370〜380重m
及びる。
本出願人は先に、上記の如き植物病害カビ類の繁殖の防
除のために有用な、380重m及びそれ以下の波長の紫
外線の透過を実質的に完全に遮蔽し得る農業用フィルム
として、下記式 式中、R1は炭素原子数3〜5個の分岐鎖状のアルキル
基を表わし、R2は炭素原子数1〜8崗の直鎖状又は分
岐鎖状のアルキル基を表わす、 で示されるベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を塩化ビ
ニル樹脂と可塑剤の合計100重−)4部に対して15
i叶部以下の量で含有する塩化ビニル樹脂フィルムから
なる農業用フィルムを提案した(%公昭53−4738
3号公報)。
また、本出願人は少なくとも37Qnm及びそれ以下の
波長の紫外線の透過を¥質的にj廉蔽する農業用フィル
ムが、かかる農業用フィルムの被覆下で施設栽培される
トマトの裂果の防止(特公昭55−12208号公報)
、ニラやアサツキ等の立生栽培(特公昭55−1020
3号公報)、レタス又は白菜の結球を早め且つ結球率全
増大させること(特公昭56−46375号公報)、果
実の糖度の増加(!¥j開昭53−75039号公報)
、ピーマンの老化防止(特開昭53−127126号公
報)等に顕著な栽培効果がめることを艶い出し提案した
一方、有用作物の施設栽培に使用される、可塑剤全宮む
軟質塩化ビニル樹脂からなる農業用フィルム(以下これ
全農業用ビニルフィルム」という)としては、厚さが約
100ミクロン又はそれ以上の比較的厚手のものと厚さ
が約75ミクロン又はそれ以下の薄手のものがあり、特
に薄手のものは経済的に安価であり左程強度の要求され
ない短期の栽培に好んで「史用されている。
このような薄手の雁業用ビニルフィル全上記した如き光
質を利用した施設栽培に使用する場合、該ビニルフィル
ムVこ少なくとも3’lOnm及びそれ以下、好捷しく
は380重m及びそれ以下の波長の紫外線の透過を実質
的に遮蔽する能カケもたせるためには、前記式(1)で
示されるベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤全かなり多
量に配合する必要がある。例えば、380重m及びそれ
以下の波長の紫外線の透過を実質的に完全にg蔽する厚
さが50ミクロンの厚さの農業用ビニルフィルムに得る
ために汀、ビニルフィルム中[,2−(2′−ヒドロキ
シ−3’−tert−ブチル−5′−メチルフェニル)
−5−クロロペンツトリアゾール〔前記式(夏)におい
て11.=tart−ブチル、R2−メチルの化合物−
以下「紫外線吸収剤(a)」という〕の場合には約1.
07重甲部(該ビニルフィルム中の塩化ビニル樹脂と可
塑剤の合計1100重量部に対する割合、以下特にこと
わらないかぎり同様)、2− (2’−ヒドロキシ−3
7,5/−ノーtert−ブチルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール〔前記式(i)においてR,=R
=tert−ブチルの化合物−以下「紫外線吸収剤(b
)」という〕の場合には約1.19重量部配合する必要
がある。しかしこのように多量の紫外線吸収創全配合し
た農業用ビニルフィルムは通常の場合殆んど01題なく
使用することができるが、冬場の厳原の時期に時として
フィルム表面又はフィルム全体が白濁する、いわゆる白
化現象が起ることがわかった。
本発明者らはそのような白化現象が起る原因全捜々検討
した結果、紫外線吸収剤の軟質塩化ビニル樹脂、殊に可
塑剤に対する溶解性に問題があることを死明し、前記式
(Nで示されるベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の溶
解性の改善について研究を行なった。その結果、前記紫
外線吸収剤(α)と紫外線吸収剤(6)とを併用すると
、両者が相互に作用して軟質塩化ビニルVC対するmm
性が向上し、白化現象全未然に防止しうろことが見い出
された。50ミクロン厚の農業用ビニルフィルムの場合
、例えば、紫外線吸収剤(α)0.63重量部と紫外線
吸収剤(b) 0.49重槍部を配合すれば、38゜n
m及びそれ以下の波長の紫外線の透過ケ実質的に遮蔽す
るフィルム會得ることができる。ところが、このように
して得られたフィルムの波長別光a!透過率を調べてみ
ると、添付の第1図に見られる如<、295 nm伺近
に極く僅かであるが紫外線を透過する領域が現われるこ
とがわかった。かかる極く僅かの紫外線の透過tま前述
した光@全利用した施設栽培において、作物の栽培効果
に実質的に影#Iはないと思われるが、本発明者らは2
9Bnm付近のかかる微少の紫外線の透過をも完全に遮
蔽すべく、さらに研究を行なった結果、上記紫外線吸収
剤(a)及び(b)の2種の紫外線吸収剤に加えて、第
三の紫外線吸収剤として下記式で示される2−(2’−
ヒドロキシ−δ′−メチルーフェニル)−ベンゾトリア
ゾ ール全配合すると、単に295重m付近の紫外線の透過
を傳蔽することができるだけでなく、紫外線吸収剤(α
)及び紫外線吸収剤(b)の合計の配合量も減らすこと
ができることを兄い出し、本発明を完byするに至った
しかして、本発明VCJn:/”Lば、(a)2− (
2’−ヒドロキン−3’−tert−ブチル−5’−メ
チルフェニル)−5−クロロベンツトリアゾール、(b
)2−(2’−ヒドロキシ−37、S/−)−tert
−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
及び(C)2− (2’−ヒドロキシ−5′−メチルフ
ェニル)−ベンゾトリアゾールの3種のベンゾトリアゾ
ール系紫外線吸収剤を下記の各関係式 %式%(1) (2) (3) (4) 上記各式中、A、 B及びCはそれぞれ上記紫外線吸収
剤(α)、(1))及び(C)の塩化ビニル樹脂と可塑
剤の合計100重一部に対する配合量(重量部)全意味
する、 を満足する量的割合で含有する厚さが75ミクロン以下
の薄手の軟質塩化ビニル樹脂フィルムからなり、そして
380重mの光みp透過率が5%以下で且つ3TOnm
)l<びそれ以下の波長の紫外線の透過を実ノu的に完
全に阻市すること′fr:特徴とする紫外線遮蔽性農業
用ビニルフィルムが提供される。
本発明のビニルフィルムに使用される軟質塩化ビニル樹
脂は、塩化ビニル樹脂に可塑剤を配合して軟質化するこ
とにより調製されるもので、ベースとなる塩化ビニル樹
脂としては、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルを主体とする
共重合体(例えば塩化ビニルJ酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−エチレン共重合体、塩化ピニルーグロビレン
共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化
ビニル−アクリル酸エステル共重合体など)、及び、l
? IJ塩化ビニル全主体とする他の重合体(例えばポ
リ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ボリアアミド、ポリアク
リレート、ポリスチレンなど)とのブレンド物が包含さ
れる。中でも、重合度が1000〜1800のポリ塩化
ビニルが好適であり、更に1200〜1500の重合度
のものが一層好ましい。
かかる塩化1ニル樹脂全軟質化するために使用しうる可
塑剤としてハ、農業用ビニルフィルムの分野において通
常使用されている可塑剤をいずれもf炉用することがで
き、具体的には、ソーn−オクチルフタレート、ノー2
−エチルへキシフタレート、ソペンチルフタレート、ソ
イソノニルフタレート、ソドデシルフタレート、ソラン
デシルフタレート、ソイソノニルフタレート、ソヘキシ
ルフタレート等のフタル酸誘導体:ソイソオクチルイソ
フタレート等のイソフタル酸誘導体:ソーn−プチルア
ソベート、ソオクチルアソイート、ゾイソノニルアソペ
ート、ソイソデシルアソペート等のアジピンM誘導体;
ノーn−ブチルマレート等ツマレイン[44体; トリ
ーれ−ブチルシトレート等のくえん酸誘導体:モノグチ
ルイタコ4ネート等のイタコン酸誘導体ニゲチルオレー
ト等のオレイン酸誘導体−ソオクチルセバケート等のセ
パシン酸誘導体:ダリセリルモノリシル−ト等のリシノ
ール酸誘導体;トリクレソルホスフエート、クレソルソ
フェニルホスフエート、トリキシレニルホスフェート等
のリン酸誘導体:その他エポキシ化大豆油、エポキシ化
亜麻仁油、エポキシ化ヒマン油、エポキシ化亜麻仁油脂
肪酸ブチル、オクチルエポキンステアレート、エポキン
亦ブチルステアレート、エポキシへキサヒドロフタル酸
ジー2−エチルヘキシル、エポキシトリグリセライド、
エポキシ化オレイン酸オクチルエステル、エボキン化オ
レイン酸デンルエステル、エポキシ化ソイソオクチルテ
トラヒドロフタレート、エポキシ樹脂系可塑剤等が包含
される。これら可塑剤はそれぞれ単独で使用することが
でき、或いは2種又はそれ以上併用してもよく、それら
の配合鼠は前記塩化ビニル樹脂100重1部当り一般に
30〜70重重部、好捷しくば40〜60重量部の祿囲
内とすることができる。
また、前記塩fとビニル樹脂Kidさらに必要に応じて
、従来行なわれているように、通常の樹脂添加物、例え
ば、滑剤、熱安定剤、界面活性剤(fI電防止剤、防滴
剤、防錘剤等を含む)、充填剤、着色剤(顔料、染料)
等を配合することもできる。
配合しつる滑剤及び熱安定剤の例としては、ポリエチレ
ンワックス、流動パラフィン、ステアリン酸、オレイン
酸、ノ寄ルミチン酸、ステアリン酸亜L  ミIJスチ
ルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアル
コール等の脂肪アルコール、ステアリン酸カルシウム、
ステアリン酸バリウム、リシノール酸バリウム、ラウリ
ン酸カルシウム、リンノールt′yバリウム、オレイン
酸カルンウム、オクトイン酸亜鉛、ソブチルスズーソラ
ウレート、ソオクチルスズメルヵプト、ツブチルスズマ
レート等が挙げられ、界面活性剤としては、例えばソル
ビタンモノステアレート、ソルビタンモノノぐルミテー
ト等のソルビタン脂肪酸エステル;ソルビトールモノス
テアレート等のソルビトール脂肪酸エステル:ソグリセ
リンモノパルミテート等のソグリセリン脂肪酸エステル
;グリセリンモノステアレーヒ等のグリセリン脂肪酸エ
ステル;ソルビトールモノステアレートハーフアジペー
ト等のソルビトール脂肪+W二塩基酸エステル、及びソ
ルビタン脂肪酸二塩基酸エステル、ソグリセリン脂肪版
エステル、グリセリン脂肪酸二塩基酸エステル:ff1
Jtハ1.tPリプロピレン(1モル)ポリエチレン(
2モル)ソルビタンモノステアレート等k 挙(’j’
ることかできる。充填剤としては、例えばシリカ、メル
ク、クレー、炭酸カルシウム、硅酸、硅酸塩、雲母、ア
ルミナホワイト、ケイ礫土、グラファイト、アスベスト
等を挙げることができる。また、着色剤としては、例え
ばフタロシアニンブルー、フタロンアニングリーン、ハ
ンディエロー、アリザリンレーキ、酸化チタン、亜鉛華
、)卆−マネントレッド、カー鱈−ンブラック、キナク
リドン、沈降性シリカ等が挙げられる。
これらの樹脂添加物は通常用いられている量で配合する
ことができ、例えば、塩化ビニル樹脂と可塑剤の合計寸
100重′lt!部に対して、滑剤及び熱安定剤はそれ
ぞれ0.5〜5.0重寸部、界面活性剤は0.5〜3.
0重量部、充、有刺は0〜1.0取量部、そして着色剤
はO〜3.0重量部の割合で配合することができる。
一方、本発明に従って軟質塩化ビニル樹脂に配合される
紫外線吸収剤(a)、(6)及び(c)は、下肥の各関
係式(夏ン乃至14)全満足する量的割合で使用される
0.6≦A+B≦1.1  ・・川・り山・・・・〔1
)A≦A/B≦イ   ・・・・・団・・・・・・・f
2+0□9≦A 十B 十C≦1.5  ・・川・・・
・(3)0.3≦C・・川・・・四囲・(4) 上記各式中、A、B及びCはそれぞれ上記紫外線吸収剤
(α)、(b)及び(、l+)の環化ビニル樹脂と可塑
剤の合計100fi童部に対する配合値(重菫部)全意
味する。
紫外線吸収剤(a)、(b)及び(c)は、さらに有利
には下記の各関係式全満足する量的割合で配合するのが
望ましい。
0.6≦A+B≦1.1  ・・・・・・・・・・・・
・・・、(1’)A≦A/B≦Y   ・・・・・・・
・・・・・・・・(2′)0.9≦A+B十〇≦1.5
  ・・・・・・・・・(3′)0.3≦C≦05  
 ・・・・・・・・・・・・・・・(4′)、上記各式
中、A、B及びCは前記の意味ケ有する。
紫外線吸収剤(a)、(b)及び(C)は上記各的関係
を満足した上で、さらに、得られるフィルムが、380
nmの光線透過率が5%以下、好丑しくに3チ以下で且
つ3’lOnm)Aびそれ以下の波長の紫外線の透過全
夷′a的に完全に阻止するよりなkで配合される。
ここで「光M透過率jは、各波長におけj會過率をいい
下記の式で表わされる。
試料への入射光曖 葦た、r370 nrn及びそれ以下の波長の紫外線の
透過を実質的に完全に遮蔽する」とは、該波長の全域に
わたって紫外線の透過2100%完全に遮蔽する(すな
わち、透過率0%)場合のみななす、該波長の一部又は
全域において紫外線の透過を最大限2%まで、好貰しく
に1%壕で許容すること?:意味する。
しかして、上記の如き紫外線透過特性を得るための紫外
線吸収剤(a)、(b)及び(C)の最終的な配合縦は
目的とするビニルフィルム製品の厚みに関係し、当業者
でめれは前記の関係式(1)〜(4)全満足する範曲内
で小規模の実験を行なうことにより容易に決定すること
ができるが、一応の目安としてフィルム厚が75ミクロ
ン、50ミクロン及び40ミクロンの各場合における紫
外線吸収剤(α)、(b)及び(C)の好ましい配合せ
の範囲を示せば、下記第1表に示すとおりである。表中
の数値は塩化ビニル樹脂と可塑剤の合計縫100重iL
部に対する配合量(重f部)である。
第  1  表 ビニルフィルムの厚さ くa)   0.15〜0.730.25〜0.730
.33〜0.73(b)   0.15〜0.73 0
.25〜0.73 0.33〜0.73(c)    
0.3〜0.5  0.3〜0.5  0.3〜0.5
本発明のビニルフィルムは、以上に述べたフィルム成分
からそれ自体公知の方法により、例えば浴融押出法、溶
液流延法、カレンダー法等を用いて容易に製造すること
ができる。例えば、溶融押出法によって製造する場合に
は、塩化ビニル樹脂に可塑剤、紫外線吸収剤、及びその
他の前述の添加物全配合し、押出機により約200℃前
後の温度で溶融し所望の厚さに押出すことによって目的
トスるビニルフィルムケつくることができる。
かくの如くして製造されたビニルフィルは、必要に応じ
て、補強等の目的で他の合成樹脂フィルム又はシート、
或いはガラス板等に積層してもよい。
本発明により+tS供される農業用ビニルフィルムは、
前述したような白化現象が起らず、1だ、薄手であるに
もかかわらず、3TOnm及びそれ以下の波長の紫外線
の透過を実質的に児全に遮蔽し、しかも380 nmの
光線透過率も5%以下、好ましくは3%以下であり、植
物病害カビ類の繁殖防除、トマトの裂果防止、ニラやア
サツ中等の立生栽培、レタス又は白菜の結球率の増大、
果実の楯胚の増大、キュウリやピーマンの老化防止、そ
の他の栽培効果をねらった経済的な農業用被撞材として
有利に使用することができる。
しかして、本発明により提供される農業用ビニルフィル
ムtユ、ハウス展張(外張又は内張)用、トンネル用、
マルチング用等として、各種の作物、例えばメロン、ス
イカ、トマト、キュウ1ハ カゴチャ、イチゴ、フラワ
ウリ等の果菜類:インダン、エントウ、ソウマメ、エダ
マメ、アズキ、ダイズ等の豆類:キャベツ、ハクサイ、
アブラナ、シュンギク、フキ、ホウレンソウ、レタス、
士ルリー、ノそセリ−、ワラビ、ゼンマイ、ンソ、ラッ
キョウ、コマツナ、キヨウナ、ネギ、タマネギ、ミツバ
等の葉菜類:カリフラワー、ブロッコリー、芽キャベツ
等の花gu;ダイコン、二ンソン、カブ、ビート、コ+
t’+7、ラッキョウ、バレイショ、サトイモ、ショウ
ガ等の根菜類;稲、麦等の穀物類および葉タバコ類等の
綾培に使用することができる。
次に実施例にエリ本発明をさらに説明する。
実 施 例 ポリ塩化ビニル(P=1300)67重−1部、可塑剤
としてノオクチルフタレート25屯−14部、トリクレ
ジルホスフェート5重一部及びエポキシ化大豆油3重1
部、安定剤としてリシノール酸・マリラム0.5重量部
、ステアリン酸亜鉛0.5重量部及びソブチルスズソラ
ウレー=トo、 3重量部、界面活性剤としてソルビタ
ンモノステアレー)1.3ii量部、並びに下記表−1
に示す量の紫外線吸収剤を混合し、その混合物を押出機
により200 ’Cで醇融押出し、下記表−1に示す厚
さのフィルムを得た。
下記表−1には、得られたフィルムの吹出し試験及び光
線透過率の測定結果も併せて示す。試験法及び判定法は
次の通りでおる。
(11フィルムの厚み: ダイヤルグーソにて測定する。
(2)吹出し: 試験サンプルに20坪の・セイプハウスに展張したフィ
ルムより所定の寸法に切り抜いた個所に貼り合せて、9
月より翌年の4月1で約8ケ月間展張暴露試験を行った
。このサンプルの表面の吹出し性全肉眼又は顕微鐘にて
観察し、添加した紫外線吸収剤が表面に白く吹出し、結
晶化した時の判定を1×1とし、結晶化がみられない時
を601とする。
(3)光線透過率測定: 紫外線吸収剤の添7111酸を変えたフィルムを作成呟
分光光度計〔島津製作所@製UV−200〕によってフ
ィルムの光線透過率(全透過率)を測定した。
【図面の簡単な説明】
第1図は参考例1のフィルムの波長別光線透過曲線であ
り、第2図は実施例2.3.4.7.9.10のフィル
ムのそれぞれの波長別光線透過曲線である。 同    弁理士 柴 坂 久 良 同    弁理士 江 角 洋 治 手続補正書(自制 昭和57年lθ月5日 特許庁長官  若 杉 和 夫  殿 1事件の裏手 昭和57年符許罪第149918号 2、発明の名称 M 外#J! 1Ith藪註農采用ビニルフイルム3、
補正をする渚 事件との関係  特許出願人 住 所   東東部千代田区丸の内三丁目3全り号4代
 理 人〒107 (1)  本願特許請求の範囲の全文(明MH書第1頁
第5行〜第2頁第9行)を別紙のとおシ訂正する。 (2)  明刊i)第15頁第4〜5行に1ノグリセリ
ン脂肪酸エステル」とあるを r ノグリセリン脂肪酸二塩基酸エステル」と訂正する
。 (3)同第18頁第3〜4′fTの式を以下のとおり訂
正する。 A1 (4)同第22頁第12行、第14行及び第16行に1
表−1」とあるを 「 第2表 」 と訂正する。 (5)同第24頁の「表−1」を 「 第2表 j と訂正する。 (6)同第24頁の表中実施例4の“紫外線吸収剤線i
(重量部)”の欄にr 1.5 Jとあるをf   1
.4   J と訂正する。 (7)同第24頁の表中比較例3の1光線透過率%38
0 n m ”の掴に[tojとあるをr  7.5 
 J と訂正する。 以上 〔特許請求の範囲〕 r  (a)2−(2’−ヒドロキシ−3’−tert
−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、(b)2− (2’−ヒドロキシ−3′
。 5′−ノーtert−ブチルフェニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール、及びIC)2− (2’−ヒドロキ
シ−57−メチルフェニル)−ベン/ ) IJアゾー
ルの3種のペンシトIJアゾール系紫外線吸収剤を下記
の各関係式 %式%(1) (2) (3) (4) 上記各式中、AXB及びCはそれぞれ上記紫外線吸収剤
(α)、(6)及び(C)の塩化ビニル樹脂と可塑剤の
合計100重量部に対する配合量(重量部)を意味する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ((L)2− (2’−ヒドロキン−3−tart−ブ
    チル−s/ −メチルフェニル)−5−クロロペンツト
    リアゾール、(b)2− (2’〜ヒドロキシ−3′1
    5′−ソーtert−プfルフェニル)−5−クロロペ
    ンツトリアゾール、及び(c)2− (2’−ヒドロキ
    ン−57−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾールの3
    種のベンゾ) IJアゾール系系外外線吸収剤下記の各
    関係式 %式%(1) (2) (3) (4) 上記各式中、A、 B及びCはそれぞれ上記紫外線吸収
    剤(α)、(b)及び(C)の塩化ビニル樹脂と可塑剤
    の合計100重量部に対する配合量(重量部)を意味す
    る、 で満足する量的割合で含有する厚さが75ミクロン以下
    の薄手の軟質塩化ビニル四指フィルムからなり、そして
    380nrnの光線透過率が5%以下で且つ370 n
    m及びそれ以下の波長の紫外線の透過を実質的に完全に
    1sJi止することを特徴とする紫外#i!#:蔽性l
    k業用ビニルフィルム。
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