JPS5941027Y2 - 軸嵌装体取外工具 - Google Patents
軸嵌装体取外工具Info
- Publication number
- JPS5941027Y2 JPS5941027Y2 JP11127180U JP11127180U JPS5941027Y2 JP S5941027 Y2 JPS5941027 Y2 JP S5941027Y2 JP 11127180 U JP11127180 U JP 11127180U JP 11127180 U JP11127180 U JP 11127180U JP S5941027 Y2 JPS5941027 Y2 JP S5941027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- fitting
- screw shaft
- wire
- fitting body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
こ0考案は軸に嵌入された複数の貫通部を有する嵌装体
を軸から脱装するようにした軸嵌装体取外工具に関する
。
を軸から脱装するようにした軸嵌装体取外工具に関する
。
との種取外工具としては従来螺軸とこれに螺合すると共
に嵌装体の外周部と係合する係合アームを有する係着部
材とを有するものが提案されている。
に嵌装体の外周部と係合する係合アームを有する係着部
材とを有するものが提案されている。
然し乍らこのものは嵌装体の外周部に保合アームを係合
させての状態で軸に当接させた螺軸を回転させ、これに
よって軸と嵌装体を相対的に移動させて嵌装体を取外す
ので、軸及び嵌装体がケーシングに内装されその内壁と
嵌装体との間に係合アームを挿入する間隙がない場合に
は使用することが出来ない欠点を有する。
させての状態で軸に当接させた螺軸を回転させ、これに
よって軸と嵌装体を相対的に移動させて嵌装体を取外す
ので、軸及び嵌装体がケーシングに内装されその内壁と
嵌装体との間に係合アームを挿入する間隙がない場合に
は使用することが出来ない欠点を有する。
従ってこのような場合には従来は軸をハンマーニヨって
打撃し軸自体を抜き出すようにしているが、この方法に
よると、ハンマーによって打撃するので嵌装体を損傷し
たり、軸を支持するベアリング等を損傷するおそれが多
分にある上、取外しに手間と時間とを要するものであっ
た。
打撃し軸自体を抜き出すようにしているが、この方法に
よると、ハンマーによって打撃するので嵌装体を損傷し
たり、軸を支持するベアリング等を損傷するおそれが多
分にある上、取外しに手間と時間とを要するものであっ
た。
本考案は嵌装体が線状体を挿通し得る複数の貫通部を有
しさえすれば、嵌装体外周部の間隙の有無に拘らず嵌装
体を容易に取外し得る新規な軸嵌装体取外工具を提供せ
んとするものである。
しさえすれば、嵌装体外周部の間隙の有無に拘らず嵌装
体を容易に取外し得る新規な軸嵌装体取外工具を提供せ
んとするものである。
以下図面について本考案の実施例を説明すると、1は螺
軸であって、その頭部にスパナ、レンチ等と係合し得る
6角形状係合部2が形成されると共に先端部にセンター
突起3を有する回動環4が回動自在に装着されている。
軸であって、その頭部にスパナ、レンチ等と係合し得る
6角形状係合部2が形成されると共に先端部にセンター
突起3を有する回動環4が回動自在に装着されている。
6は螺軸1に螺合された円板であって、中心部に母螺7
が形成され且つ母螺7を中心とする同心円上に等間隔で
3つの透孔8a、8b、8cが穿設され、例えば螺軸1
を時計方向に回転させることによって螺軸に沿って上昇
し、逆方向に回転させることによって下降する。
が形成され且つ母螺7を中心とする同心円上に等間隔で
3つの透孔8a、8b、8cが穿設され、例えば螺軸1
を時計方向に回転させることによって螺軸に沿って上昇
し、逆方向に回転させることによって下降する。
な卦螺軸1及び母螺7が左ネジである場合には円板の上
下動が逆となる。
下動が逆となる。
10は円板の透孔8a〜8cと後述する嵌装体19の貫
通部23a、23b、23cとの間に張設されるワイヤ
ー、11.12はワイヤー10の端部が透孔から抜は出
すことを阻止するワイヤークリップである。
通部23a、23b、23cとの間に張設されるワイヤ
ー、11.12はワイヤー10の端部が透孔から抜は出
すことを阻止するワイヤークリップである。
次に以上の本案品の使用方法を例えば嵌装体が片吸込渦
巻ポンプの羽根車である場合について説明する。
巻ポンプの羽根車である場合について説明する。
片吸込渦巻ポンプは第4図に示す如く、ケーシング15
内に回転軸16がベアリング1γ、18によって回転自
在に支持され、そのケーシング内端部に羽根車19がキ
ー20によって位置決めされると共にナツト21によっ
て締付けられて嵌入され、羽根車19と対向して吸入カ
バー22がケーシング15端に着脱自在に配設された構
成を有し、羽根車19にはその背面側に第5図に示すよ
うに、軸向スラスト調整用の例えば3つの均圧孔23a
〜23cが等間隔を保って穿設されている。
内に回転軸16がベアリング1γ、18によって回転自
在に支持され、そのケーシング内端部に羽根車19がキ
ー20によって位置決めされると共にナツト21によっ
て締付けられて嵌入され、羽根車19と対向して吸入カ
バー22がケーシング15端に着脱自在に配設された構
成を有し、羽根車19にはその背面側に第5図に示すよ
うに、軸向スラスト調整用の例えば3つの均圧孔23a
〜23cが等間隔を保って穿設されている。
而して回転軸16から羽根車19を離脱させるには、先
ず吸込カバー22を取り外すと共に、ナツト21を取り
外し、この状態で第4図に示す如く、円板6の透孔8a
、8b、8c及び羽根車19の透孔23a、23b、2
3c間にワイヤー10を繞らしその円板6上に突出した
両端をワイヤークリップ11.12で透孔を通じて抜は
出さないように固定する。
ず吸込カバー22を取り外すと共に、ナツト21を取り
外し、この状態で第4図に示す如く、円板6の透孔8a
、8b、8c及び羽根車19の透孔23a、23b、2
3c間にワイヤー10を繞らしその円板6上に突出した
両端をワイヤークリップ11.12で透孔を通じて抜は
出さないように固定する。
この場合ワイヤー10の繞らし方の一例は、先ず円板6
の上面側から透孔8aを通じて羽根車19の透孔23a
内に挿通し嵌装体の背面側を通って透孔23bを通じて
円板の透孔8b内に挿入し、次に円板の上面に沿わせて
から透孔8c内を通じて羽根車の透孔23c内に挿通し
嵌装体の背面側に沿わせてから透孔23aを通じて円板
の透孔8a内に挿入し、さらに円板6の透孔8cs羽根
車19の透孔23c 、23bを通じて円板6の透孔8
b内に挿入し、ワイヤー10の始端及び終端部をワイヤ
ークリップ11゜12で固定する。
の上面側から透孔8aを通じて羽根車19の透孔23a
内に挿通し嵌装体の背面側を通って透孔23bを通じて
円板の透孔8b内に挿入し、次に円板の上面に沿わせて
から透孔8c内を通じて羽根車の透孔23c内に挿通し
嵌装体の背面側に沿わせてから透孔23aを通じて円板
の透孔8a内に挿入し、さらに円板6の透孔8cs羽根
車19の透孔23c 、23bを通じて円板6の透孔8
b内に挿入し、ワイヤー10の始端及び終端部をワイヤ
ークリップ11゜12で固定する。
なお、ワイヤー10の始端及び終端を1つのワイヤーク
リップで固定するようにしても良い。
リップで固定するようにしても良い。
又羽根車19の透孔間にワイヤー10を挿通する場合は
釣針状に折曲げた針金に糸を連結し、その糸にワイヤー
10を結ぶことによって、先ず針金な透孔間に挿通して
糸を手繰ってワイヤー10を挿通させるようにするとワ
イヤーの挿通を容易に行なうことができる。
釣針状に折曲げた針金に糸を連結し、その糸にワイヤー
10を結ぶことによって、先ず針金な透孔間に挿通して
糸を手繰ってワイヤー10を挿通させるようにするとワ
イヤーの挿通を容易に行なうことができる。
次に螺軸1をその回動環4のセンター突起3が回転軸1
6のセンター穴24に係合するように回転軸端面に当接
させ、この状態でスパナ等の適当な締付工具で螺軸1を
時計方向に回転させる。
6のセンター穴24に係合するように回転軸端面に当接
させ、この状態でスパナ等の適当な締付工具で螺軸1を
時計方向に回転させる。
すると円板6が徐々に上昇し、ワイヤー10が緊張し、
この状態では円板6及び羽根車19間のワイヤー10は
その張力が均等になろうとするので、螺軸1と回転軸1
6とが一直線上に位置し、羽根車19が偏寄ることなく
回転軸16から徐々に抜は出し、羽根車19を取り外す
ことができる。
この状態では円板6及び羽根車19間のワイヤー10は
その張力が均等になろうとするので、螺軸1と回転軸1
6とが一直線上に位置し、羽根車19が偏寄ることなく
回転軸16から徐々に抜は出し、羽根車19を取り外す
ことができる。
以上のように本考案によると、螺軸と、それに螺合する
複数の挿通孔を有する板体と、この板体と嵌装体間に張
設するワイヤーとを有するだけの極めて簡易な構成で、
複数の貫通部を有する嵌装体を容易確実に取り外すこと
がでキ、シかも嵌装体の周縁部に作業空間を必要としな
いので、上側の渦巻ポンプの羽根車のようにケーシング
と羽根車との間に間隙のない嵌装体であっても容易確実
に取外すことができる犬なる実益を有する。
複数の挿通孔を有する板体と、この板体と嵌装体間に張
設するワイヤーとを有するだけの極めて簡易な構成で、
複数の貫通部を有する嵌装体を容易確実に取り外すこと
がでキ、シかも嵌装体の周縁部に作業空間を必要としな
いので、上側の渦巻ポンプの羽根車のようにケーシング
と羽根車との間に間隙のない嵌装体であっても容易確実
に取外すことができる犬なる実益を有する。
又板体と嵌装体とを1本のワイヤーで連結するようにす
ることによって、螺軸の回転によってワイヤーを緊張さ
せる際に板体及び嵌装体間のワイヤーの張力が均等にな
るので必然的に軸とこれに当接する螺軸とが一直線にな
り、嵌装体に作用する引張力が偏寄ることがなく嵌装体
の取り外しを容易に行なえる利点を有する。
ることによって、螺軸の回転によってワイヤーを緊張さ
せる際に板体及び嵌装体間のワイヤーの張力が均等にな
るので必然的に軸とこれに当接する螺軸とが一直線にな
り、嵌装体に作用する引張力が偏寄ることがなく嵌装体
の取り外しを容易に行なえる利点を有する。
尚、上側に於ては螺軸に円板を螺合させた場合について
説明したがその形状は任意形状とすることができ、又透
孔8a〜8cは外周縁から内方に延長する切欠に置換す
ることも可能であり、その数も任意数とし得る。
説明したがその形状は任意形状とすることができ、又透
孔8a〜8cは外周縁から内方に延長する切欠に置換す
ることも可能であり、その数も任意数とし得る。
又螺軸先端に配設した回転環4は省略することもできる
。
。
さらに嵌装体19は透孔23a〜23cを有する場合に
限らず、ワイヤー10を挿通し得るものであれば本考案
を適用し得る。
限らず、ワイヤー10を挿通し得るものであれば本考案
を適用し得る。
第1図及び第2図は本案品の正面図及び平面図、第3図
は取り外し状態を示す路線的斜視図、第4図は本案品を
適用し得る渦巻ポンプの一例を示す縦断面図、第5図は
羽根車の背面図である。 1は螺軸、6は円板、8a〜8cは透孔、10はワイヤ
ー 16は回転軸、19は羽根車。
は取り外し状態を示す路線的斜視図、第4図は本案品を
適用し得る渦巻ポンプの一例を示す縦断面図、第5図は
羽根車の背面図である。 1は螺軸、6は円板、8a〜8cは透孔、10はワイヤ
ー 16は回転軸、19は羽根車。
Claims (1)
- 軸に嵌入された複数の貫通部を有する嵌装体を軸から脱
装する取外工具であって、上記軸の端面に当接する螺軸
と、該螺軸に螺合され且つ等間隔で所要数の透孔を穿設
した板体と、上記嵌装体の貫通部及び上記円板の透孔間
に張設される線状体とを有し、上記螺軸先端を上記軸に
当接させ且つ上記嵌装体の貫通部及び上記円板の透孔間
に線状体を繞らした状態で当該螺軸を回転させることに
よって上記嵌装体を軸から脱装するようにして成る軸嵌
装体取外工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127180U JPS5941027Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | 軸嵌装体取外工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127180U JPS5941027Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | 軸嵌装体取外工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5734377U JPS5734377U (ja) | 1982-02-23 |
JPS5941027Y2 true JPS5941027Y2 (ja) | 1984-11-24 |
Family
ID=29472383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11127180U Expired JPS5941027Y2 (ja) | 1980-08-05 | 1980-08-05 | 軸嵌装体取外工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941027Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-05 JP JP11127180U patent/JPS5941027Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5734377U (ja) | 1982-02-23 |
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