JPS5941024Y2 - スクリユ−ドライバ - Google Patents

スクリユ−ドライバ

Info

Publication number
JPS5941024Y2
JPS5941024Y2 JP3832879U JP3832879U JPS5941024Y2 JP S5941024 Y2 JPS5941024 Y2 JP S5941024Y2 JP 3832879 U JP3832879 U JP 3832879U JP 3832879 U JP3832879 U JP 3832879U JP S5941024 Y2 JPS5941024 Y2 JP S5941024Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive shaft
spindle
ring
adjustment
fitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3832879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55138076U (ja
Inventor
房男 伏屋
博行 阿部
Original Assignee
株式会社マキタ電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社マキタ電機製作所 filed Critical 株式会社マキタ電機製作所
Priority to JP3832879U priority Critical patent/JPS5941024Y2/ja
Publication of JPS55138076U publication Critical patent/JPS55138076U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5941024Y2 publication Critical patent/JPS5941024Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスクリュードライバの緊締力調整装置の改良
に関し、その目的は、緊締力の調整操作を容易にかつ手
早く行なうことができ、しかも、その操作性を長期間に
亘って良好に維持することができるスクリュードライバ
を提供することである。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
図中、1はスクリュードライバを示し、2は前壁面2A
K円筒状のドライブシャフトケース(以下ケースという
)3を一体に有するギヤハウジング、4はギヤハウジン
グ20ケース3先端部に、後に詳述する調整リング26
を間に挾んで螺着されたフロントカバーである。
10はモータ(図示しない)の原動軸51’?:よって
歯車減速群6,1゜8.9を介して回転駆動されるドラ
イブシャフトであって、ギヤー・ウジフグ20ケース3
内に回転可能に支承されている。
このドライブシャフト10の先端部には小径の嵌合部1
0Aが形成されており、該嵌合部10Aは次に述べるス
ピンドル11の嵌合孔13内に嵌挿されている。
スピンドル11は、70ントカバー40内孔4Aに回転
転よび摺動可能に支承されてかり、その内端面には鍔1
1Aが形成されている。
この鍔11Aの端面中心部には、ばね孔12とドライブ
シャフト10の嵌合部10Aに対応する嵌合孔13とが
図示のように段差状に穿設されており、さらに鍔11A
の端面周縁部に沿って、後述するクラッチカム21の爪
22に係脱可能に係合する爪14が形成されている。
このスピンドル11は、そのばね孔12と前記ドライブ
シャフト10との間に介装されたスプリング18を介し
て常に前方(図では左方)へ附勢されている。
な釦、スピンドル11の先端中心部には、ドライバビッ
ト(図示しない)を保持するための保持孔15が穿設さ
れて釦り、該保持孔15の内周壁面にはビットを係止す
るスチールボール16が突出状に設けられている。
このスチールボール16はスピンドル11の先端部外周
に嵌着されたC字状のばね板17によって保持されてい
る。
21はドライブシャフト100軸部に対し、ピン19と
長孔20とを介して同ドライブシャフト10の軸方向へ
移動可能に取付けられた円筒状のクラッチカムであって
、その先端面にはスピンドル11の爪14に対し係脱可
能に係合する爪22が形成されている。
24は、前記クラッチカム21をスピンドル11に向け
て附勢するコンプレッションスプリング23が内装され
た円筒状のアジャストスリーブであって、前記ドライブ
シャフト10の軸部外周側方に位置して前記ギヤー・ウ
ジフグ20ケース3内に移動可能に設けられている。
このアジャストスリーブ24のばね孔24A端面には、
コン7”Vツションスプリング23の一端(図では右端
)を支持する平坦なばね座25が一体に形成されて釦す
、コンプレッションスフリング23の一端を安定支持し
て、クラッチカム21に対し、同スプリング23の附勢
力を、片よることなく均等に与えている。
な釦、コンプレッションスフリング23の他端(図では
左端)は、クラッチカム21の内端面に形成された平坦
なばね座21AK対し圧接している。
26は、前記アジャストスリーブ24を軸方向へ移動さ
せてコンプレッションスプリング23の附勢力を加減す
る調整リングであって、ギヤー・ウジフ外周面ケース3
外周而に嵌合されるとともに、調整リング26の図示左
端面は座金28とOリング29とを介してフロントカバ
ー4の図示右端面に支持される一方、口調整リング26
の図示右端面は前記01Jング29の弾力によってギヤ
ー・ウジング2の前壁面2人に支持されて定位置回転可
能に装着されている。
また、前記Oリング290弾力によってフロントカバー
4の廻り止めがなされている。
さて、上記した調整リング26の内周壁面には、アジャ
ストスリーブ24の外周面に突設した連係ピン30の先
端部に係合する斜状の摺動溝27が凹設されている。
この摺動溝27のリード角は、調整リング26を、例え
ば1800の範囲内i/i:卦いて回転操作することに
よって、多種、多径の被締付けねじに対応する締付は調
整が行ない得るように積極的に大きく形成されている。
さらに、上記した摺動溝27の両端は第2図に示すよう
に調整リング26の両端面に開口しているが、摺動溝2
Tの両端を調整リング26の両端面に開口させることな
く同調整リング26の内周壁面に、例えば180°の範
囲1’l−いて凹設することもできる。
この場合、座金28は介装しなくともよい。
な訟、アジャストスリーブ24の連係ピン30はギヤー
・ウジング2のケース3外周面に貫設された長孔3Aに
対し移動可能に貫通している。
また、この長孔3Aの孔方向は、摺動溝27の溝壁面に
押されて移動される連係ピン30の動きを考慮して摺動
溝2Tの溝方向に直交して形成されて訃り、調整リング
260回転操作が無理なく行なえるとともに調整リング
26の不用意な回転を阻止している。
引き続いて上記したように構成された実施例の作用を説
明する。
まず、被締付けねじの最大締付はトルクに対応して、調
整リング26を所定方向へ所定角度回転させると、調整
リング26の摺動溝27の両溝壁面のうち、一方の溝壁
面に押されて移動する連係ピン30を介してアジャスト
スリーブ24が所定方向へ移動する。
そして、このアジャストスリー−7’24の移動によっ
てコンプレッションスプリング23の附勢力が加減され
る。
言うまでもなく、アジャストスリーブ24を第1図中左
方へ移動してコンプレッションスプリング23を圧縮ス
ると、同スプリング23の附勢力が大きくなる。
その後、スピンドル11に嵌着されたビット(図示しな
い)を、スプリング18の附勢力に抗して被締付けねじ
に対し押し付けると、スピンドル11は第1図中右方へ
移動して、同スピンドル11の爪14とクラッチカム2
1の爪22とが噛合う。
このため、ドライブシャフト100回転がスピンドル1
1に伝達され、同スピンドル11の回転によって被締付
ねじの締付けが行なわれる。
その後、被締付けねじに対するスピン、ドル11のトル
クが、所定値(被締付けねじの最大締付はトルク)に達
した時、クラッチカム21はコンプレッションスプリン
グ23の附勢力に打勝って図中右方へ断続的に逃げるた
め、ドライブシャフト100回転は、スピンドル11に
伝達されることがなく被締付けねじに対する締付は作用
が断たれて被締付けねじの締付けが終了する。
上記したように、本実施例にふ・いては、調整リング2
6を1800の範囲内に釦いて回転操作することによっ
て、多種、多径の被締付けねじに対応する締付は調整を
容易にかつ手早く行なうことができる。
すなわち、この考案は、ギヤ・・ウジングの前側に設け
られるドライブシャフトケースの先端部に対し取付けた
フロントカバー内に支承されたスピンドルが、所定のト
ルクに達した時に前記ドライブシャフトケース内に支承
されたドライブシャフトと前記スピンドルとを連繋する
クラッチ機構が外れるように構成されたスクリュードラ
イバに卦いて、前記ドライブシャフトの外周には前記ス
ピンドルの内端面に形成された爪に対し係脱可能に係合
する爪を備えたクラッチカムが軸方向へ移動可能に取付
けられ、このクラッチカムが前記スピンドルに向ケで附
勢スるためのコンプレッションスプリングを内嵌しかつ
底面にばね座を有する有底円筒状のアジャストスリーブ
が、前記ドライブシャフトの外周に対し移動可能に嵌装
され、さらに、前記コンプレッションスプリングの附勢
力を加減するための調整リングが前記ギヤ・・ウジング
の前面と前記フロントカバーの後面との間に釦いて前記
ドライブシャフトケースの外周面に定位置回転可能に嵌
装されるとともに、この調整リングの内孔面には前記ア
ジャストスリーブの外周面に凸設した連係ピンと係合し
て同スリーブを軸方向へ進退させるための斜状の摺動溝
が所定の溝深さで凹設されて前記連傾ピンと摺動溝との
摺動部分を前記調整リングの外周にて隠蔽する構成にし
たスクリュドライバーである。
したがって、調整リングをねじ手段によって軸方向へ進
退させるものと異なり、調整リングを、例えば1800
の範囲内に釦いて所定方向へ定位置回転させることによ
って、多種、多径の被締付けねじに対応する締付は調整
を容易にかつ手早く行なうことができるとともに、スク
リュードライバーの機長を可及的に短かくして小型、軽
量化を良好に図ることも可能となる。
特に、この考案は、アジャストスリーブが、底面にばね
座を有する有底円筒状をなし、このアジャストスリーブ
ニコンブレツションスプリングを内嵌することによって
、アジャストスリーブがコンプレッションスプリングの
ガイドを兼用することができ、コンプレッションスプリ
ングの伸縮が円滑になされる。
このため、コンプレッションスプリングのばね力をクラ
ッチカムに対し有効に作用させることができる。
しかも、調整リングの内孔面にはアジャストスリーブの
外周面に凸設した連係ピンと係合して同スリーブを軸方
向へ進退させるための斜状の摺動溝が所定の溝深さで凹
設されて連係ピンと摺動溝との摺動部分を前記調整リン
グの外周にて隠蔽する構成にしたから、調整リングの摺
動溝とアジャストスリーブの連係ピンとの摺動部分が外
部に露出することがなくて当該部分に対する塵埃等の侵
入を防止して、調整リングの回転操作を長期間に亘って
良好に維持することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はスクリ
ュードライバの要部を示す側断面図、第2図は要部を分
解して示す斜視図である。 1・・・・・・スクリュードライバ、2・・・・・・ギ
ヤー)ウジング、3・・・・・・ケース、4・・・・・
・フロントカバー5・・・・・・原動軸、10・・・・
・・ドライブシャフト、11・・・・・・スプリング、
14・・・・・・爪、18・・・・・・スプリング、1
9・・・・・・ピン、20・・・・・・長孔、21・・
・・・・クラッチカム、22・・・・・・爪、23・・
・・・・コンプレッションスプリング、24・・・・・
・アジャストスリーブ、26・・・・・・調整リング、
27・・・・・・摺動溝、29・・・・・・Oリング、
30・・・・・・連係ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ギヤハウジングの前側に設けられるドライブシャフトケ
    ースの先端部に対し取付けたフロントカバー内に支承さ
    れたスピンドルが、所定のトルクに達した時に前記ドラ
    イブシャフトケース内に支承されたドライブシャフトと
    前記スピンドルとを連繋するクラッチ機構が外れるよう
    に構成されたスクリュードライバにおいて、前記ドライ
    ブシャフトの外周には前記スピンドルの内端面に形成さ
    れた爪に対し係脱可能に係合する爪を備えたクラッチカ
    ムが軸方向へ移動可能に取付けられ、このクラッチカム
    を前記スピンドルに向けて附勢するためのコンプレッシ
    ョンスプリングを内嵌しかつ底面にばね座を有する有底
    円筒状のアジャストスリーブが、前記ドライブシャフト
    の外周に対し移動可能に嵌装され、さらに、前記コンプ
    レッションスフ” +7ングの附勢力を加減するための
    調整リングが前記ギヤー・ウジングの前面と前記フロン
    トカバーの後面との間において前記ドライブシャフトケ
    ースの外周面に定位置回転可能に嵌装されるとともに、
    この調整リングの内孔面には前記アジャストスリーブの
    外周面に曲設した連係ピンと係合して同スリーブを軸方
    向へ進退させるための斜状の摺動溝が所定の溝深さで凹
    設されて前記連係ピンと摺動溝との摺動部分を前記調整
    リングの外周にて隠蔽する構成にしたことを特徴とする
    スクリュードライバー。
JP3832879U 1979-03-24 1979-03-24 スクリユ−ドライバ Expired JPS5941024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3832879U JPS5941024Y2 (ja) 1979-03-24 1979-03-24 スクリユ−ドライバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3832879U JPS5941024Y2 (ja) 1979-03-24 1979-03-24 スクリユ−ドライバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55138076U JPS55138076U (ja) 1980-10-01
JPS5941024Y2 true JPS5941024Y2 (ja) 1984-11-24

Family

ID=28903078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3832879U Expired JPS5941024Y2 (ja) 1979-03-24 1979-03-24 スクリユ−ドライバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5941024Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55138076U (ja) 1980-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5778989A (en) Screw driving tool
US4458565A (en) Torque limiting power screwdriver
JPS6128477B2 (ja)
US5947210A (en) Power screwdriver
JPS6389267A (ja) 円板形工具用固定装置
JPH0536194B2 (ja)
US4243129A (en) Device for tightening a screw joint
JPS5834265B2 (ja) エヤ−ドライバ−のクラツチ式トルク制御装置
JPH0641811Y2 (ja) スクリュドライバ
JPH09303370A (ja) 偏心輪装置における偏心量調節装置
JPS5941024Y2 (ja) スクリユ−ドライバ
US3315540A (en) Handwheel for machine tools and the like
JPS6110932Y2 (ja)
JPH0120856Y2 (ja)
US3481553A (en) Camera shutter cocking and film advancing mechanism
JPS6243734Y2 (ja)
JPS5936377Y2 (ja) 空気回転工具のトルク調節操作装置
JPS6246544Y2 (ja)
JP2627159B2 (ja) 電動スクリュードライバにおけるクラッチ装置
JP3070708B2 (ja) 連続ねじ締付機
JPH0212053Y2 (ja)
JPS6216285Y2 (ja)
JPH0242631B2 (ja)
JPS6210023Y2 (ja)
JPH0448933Y2 (ja)