JPS5940817Y2 - 装飾用チエ−ン - Google Patents

装飾用チエ−ン

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Publication number
JPS5940817Y2
JPS5940817Y2 JP6347782U JP6347782U JPS5940817Y2 JP S5940817 Y2 JPS5940817 Y2 JP S5940817Y2 JP 6347782 U JP6347782 U JP 6347782U JP 6347782 U JP6347782 U JP 6347782U JP S5940817 Y2 JPS5940817 Y2 JP S5940817Y2
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JP
Japan
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rod
mold
groove
hole
territory
Prior art date
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Expired
Application number
JP6347782U
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English (en)
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JPS58166712U (ja
Inventor
稔 田中
Original Assignee
株式会社田中宝飾
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田中宝飾 filed Critical 株式会社田中宝飾
Priority to JP6347782U priority Critical patent/JPS5940817Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は手造り風の、表面趣きに独特の癖を有する装
飾用チェーンの提供、就中ロストワックス手法による成
形、連設に最適なチェーン構造の開示に係わるものであ
る。
而して従前に於けるこの種のチェーン構造物である領土
は一般的に金属製の割型等に対する鋳込み成形による提
供を主としていたものであることより、先ず金型の作成
費用が製品コストに大きく影響すると共に特殊な形状の
領土の成形は、当然のことながら型抜きができる範囲内
までのものとされ、又製品表面に於ける凹凸形状、質量
感等の作出には自ずと限界を有したものである。
又、か\る金型成形に於いては取付はピン等の細長桿状
部分あるいは肉薄突出プレート面等の作成に際して往々
にして、これ等の狭い金型空隙あるいは細い金型空隙に
対して鋳込湯が充分に充填されず鋳込み途中に於いて冷
却されず、巣等を誘起し、又鋳込後に於ける引けも特に
顕著なものとして生じ、成形特性を著しく損じたもので
ある。
本考案に係るチェーンに使用される装飾用の領土は、か
\る従前例に於ける不都合に鑑み特に案出されたもので
あって、従前成形手法に代えてロストワックス手法によ
る成形を採用し、ロストワックス手法に最適な領土形状
として、領土の成形と、成形された領土の簡便な組付け
を可能としたものである。
即ち、チェーンを構成する領土形状を、ロストワックス
手法をもって成形提供され得るものとして、特異な形状
、表面形状ないしは表面質感を呈するものとして、チェ
ーンの装飾的機能を高めると共に成形品に占める型代償
却コストを特に割安なものとなし、低コストによる多種
少量生産とを可能としたものである。
又、領土相互の連接に際して、領土の一部を逐一割切し
、あるいは折曲げ、又はロウヅケ等することなく容易に
、しかも格別の熟練を要することなく効率的な領土の接
続処理をなし得たものである。
本考案に係るチェーンは、かSる緒特性の合目的々な奏
効を期すものとして、その構成の要旨を割設された一側
端部の割溝1内に於ける一方の端面上に係合桿2を一体
的に立設し、且つ他側端部に該桿2の挿通係合孔3を開
設するようにしてなる任意複数個の装飾用領土a・・・
aを、該領土aに於ける孔3に、次順位の領土に於げる
桿2を順次挿通する如く連設せしめるようになすと共に
前記割溝1に於げる桿2の立設面に対向する割溝端部を
該立設桿2頂端面方向に押圧して該割溝1に於ける開口
を桿2をもって閉塞するようにした点に置き、以下の具
体的な実施例と、これに伴う相当の設計変更を予定した
ものである。
以下本考案に係る装飾用チェーンの典型的な一実施例を
添附の図面について説明するに、ロストワックス手法を
もって作成提供される装飾用領土aは、基本的に装飾の
中心とされる本体4部分と、この本体4の両側端妃設げ
られる係合部分とよりなり、本体4部分の形状、表面特
性等は目的とする装飾機能と、ロストワックスの成形機
能とを総合的に勘案して適宜決定されたものである。
次いで本体4の両側端部の一方の割溝1を開設し、この
開設割溝1の開口端部1aの内面に桿2を一体的に立設
し、又他方端部3aに孔3を開設したものである。
尚、桿2の立上り幅は孔3の開設端部3aが緩かに介装
されるに充分な立上り寸法を有するものとし、又桿2を
もって区分される割溝1内の空隙も同様に桿2を孔3に
嵌挿した際に、該孔3の介装端部3aが該空隙内に於い
て自在に回動し得る程度以上の広さを有するように成形
したものである。
尚又、本体4は外観に比し相対的に使用金属の素材量を
少なくする意図より、先の割溝1面より本体1の内奥に
向けて中空状とすることが予定され、本体4の肉薄化を
期したものである。
か\る構造よりなる領土aは、孔3の端部3aを桿2と
端部1b間の間隙を介して割溝1内に挿入し、桿2に孔
3を被嵌せしめた後、端部1bを抑圧変形して、端部3
aの介装間隙を閉塞するようにしたものである。
尚、これ等の組付けに於いては接合した桿2と、端部1
bとをロウヅケ、スポットその他の適宜の手法をもって
溶接する等して止着し、又は他の実施例に於けるように
端部1bに桿2の挿通孔5を開設して、挿通した桿2端
を孔5に於いてカシメづげ、あるいはカシメ溶着し又は
カシメ焼入レヲなすようにして夫々の目的とする繋着強
度を出すようにしたものである。
尚、又装飾用領土aに於げる割溝1の開設方向、桿2の
立設方向、孔3の開設方向等は特に限定を受げないもの
とし、第1図に於いて示されるように同一の成形々状を
有する領土a・・・aの連続としてチェーンを成形する
場合と、第3図に於いて示されるように異なる形状の領
土a′・・・a′の交互連接をもってチェーンを成形す
る場合その他の相当の形状変更が予定されたものである
か\る構成よりなる領土aは、その構造的特性よりして
ロストワックス手法をもって提供されたものであり、こ
れを以下説明するに、先ずマザーと称される銀製の原型
10を用意し、これを型11内に設置してシリコンゴム
を充填、硬化してゴム型12を成形し、これを切割って
原型10を取除いた後、再度型合せし、この型12内に
ロストワックスを充填してワックス型13を作成したも
のである。
かくして成形された型13をツIJ−14に取付けて型
15内に起立して石膏材を充填、硬化せしめて、ワック
ス型13に相当する鋳込空隙を有する石膏型16を作成
したものである。
か\る石膏型16に対し、目的とする地金の湯を鋳込み
、充分に凝結した後に該型16を破壊して製品17を取
り出すと共にライナ一部分より鎖玉a部分を切り離して
目的とする製品を得たものであって、これに適宜研磨そ
の他の表面処理を施すようにしたものである。
本考案に係る装飾用領土aは叙上に於げる特長ある構成
、就中ロストワックス手法による成形からもたらされる
多種構造上の特性よりして前記緒特性の合目的々な奏効
を期し得たものである。
即ち、成形される装飾用領土aは、割溝1の開口面に桿
2を一体的に立設し、しかも孔3の開設方向を随意的な
ものとして組付は性と、組付は仕上りチェーンの多様化
を期したものであるが、かかる特異な形状は、金型等の
型抜き構造では不可能とされたものである。
又、領土aに於ける端部1a、1b、3a等を特に肉薄
状のものとし、更に桿2を細径桿状としたものであるが
、か\る特異な流入湯量の少ない空隙に対する鋳込み成
形を、熱伝導率の低い石膏型16の使用をもって可能と
し、肉薄端部、桿等の確実、容易な成形を約束したもの
である。
更に、叙上ロストワックス手法に於いては石膏型16を
破砕して成形品を取出すようにしたことよりして、成形
品内奥部を空隙状とし、あるいは成形品表面に独特な粗
さを出し、又は質量感を出す等の表面工夫が特に容易と
されたものである。
叙上に於けるように本考案に係るチェーンは、従前チェ
ーン構造に比し、成形作業手間が大幅に割愛されると共
に成形コストの大幅な削減が可能とされ、同時に多量少
量の趣きの異なる成形品の提供をも可能とし、特に手造
り調のチェーンの量産提供を約束したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る領土の典型例を示す斜視図、第2
図並びに第3図は他の実施例を示す斜視図、第4図〜第
9図は領土の成形工程を示す一部断面図並びに斜視図で
ある。 冑、図中、1・・・割溝、2・・・桿、3・・・孔、4
・・・本体、5・・・孔、10・・・原型、11・・・
型、12・・・ゴム型、13・・・ワックス型、14・
・・ツリー、15・・・型、16・・・石膏型、17・
・・製品、a・・・領土な示したものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (L) 割設された一側端部の割溝1内に於ける一方
    の端面上に係合桿2を一体的に立設し、且つ他側端部に
    該桿2の挿通係合孔3を開設するようにしてなる任意複
    数個の装飾用領土a・・・aを、該領土aに於げる孔3
    に、次順位の領土に於げる桿2を順次挿通する如く連設
    せしめるようになすと共に前記割溝1に於げる桿2の立
    設面に対向する割溝端部を該立設桿2頂端面方向に押圧
    して該割溝1に於ける開口を桿2をもって閉塞するよう
    にしたことを特徴とする装飾用チェーン。 (2)前記桿2を割溝1に於ける該桿2の立設対向端面
    にカシメづけるようにしたことを特徴とする請求 ーン。 (3)前記桿2を割溝1に於げる該桿2の立設対向端面
    に溶着するようにしたことを特徴とする登録請求の範囲
    第一項記載に係る装飾用チェーン。
JP6347782U 1982-04-30 1982-04-30 装飾用チエ−ン Expired JPS5940817Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6347782U JPS5940817Y2 (ja) 1982-04-30 1982-04-30 装飾用チエ−ン

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JP6347782U JPS5940817Y2 (ja) 1982-04-30 1982-04-30 装飾用チエ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58166712U JPS58166712U (ja) 1983-11-07
JPS5940817Y2 true JPS5940817Y2 (ja) 1984-11-21

Family

ID=30073580

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JP6347782U Expired JPS5940817Y2 (ja) 1982-04-30 1982-04-30 装飾用チエ−ン

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