JPS5940008A - 締め付け具 - Google Patents

締め付け具

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JPS5940008A
JPS5940008A JP15207682A JP15207682A JPS5940008A JP S5940008 A JPS5940008 A JP S5940008A JP 15207682 A JP15207682 A JP 15207682A JP 15207682 A JP15207682 A JP 15207682A JP S5940008 A JPS5940008 A JP S5940008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer chain
fluorine
segment
thermoplastic rubber
containing thermoplastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP15207682A
Other languages
English (en)
Inventor
友田 正康
正治 河内
宏幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd, Daikin Kogyo Co Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP15207682A priority Critical patent/JPS5940008A/ja
Publication of JPS5940008A publication Critical patent/JPS5940008A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フッ素熱可塑性ゴムよりなる弾性被覆層を設けた締め付
は具、たとえばボルト、ナツトおよびワッシャーに関す
る。
ボルト、ナツトおよびワッシャーなどの締め1・)け具
は、広範−囲の分野で用いられている基礎的な部品であ
る為、用途に応じて様々の要求を満す製品が望まれてい
る。たとえば、化学プラントや海上または海中構造物に
おいては特に耐蝕性コ・−)締め付は具か要求される。
また、高い構造物や海上構造物においては高速作業性が
要求される。
締め付は具に耐蝕性を付与するために、その表面にフッ
素樹脂を被覆することが提案されている(特開昭56−
15872号公報)。フッ素樹,指を被覆した場合、十
分なlliit fit性は得られるけれとも、フッ素
樹脂表面の優れた潤滑性のため締めはけトルク調節がか
えって困難であり、締め刊はトルクが小さくなりすぎて
締め付けた後、ゆるみ易いという欠点があり、さらには
秒置や作業時の衝撃による傷を受けやす(、傷か腐蝕を
促進するという欠点かあった。
この様な状況に鑑み、本発明者らは耐蝕性に優れ、しか
も摺動特性にも優れた締め付は具を開発すべ(研究を重
ねた結果、含フッ素熱可塑性コ仏よりなる弾性被覆層を
締め付は真表面に設ければ、締め付は具に耐蝕性を付与
でき、しかも適度の非粘着性および潤ト19性により締
め付けに要するトルクを軽減できるがフッ素樹脂のよう
に低くなりすぎることはないから締め付は時のトルク調
節が行いやすく、又締め付は後のゆるみの恐れがなく、
耐摩耗性により上記秒置や傷に対する抵抗性があること
を見い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、含フツ素熱可塑性ゴムより
なる弾性被覆層を設けたことを特徴とする締め付は具に
存する。
本発明において、締め付は具とはボルト、ナツトおよび
ワッシャーなどの様に溝造物基材を締め付けるために用
いられる部品を広く包含する意味で用いられる。、 本発明においては、被覆層は締めイ」け具全体に設ける
ことができるほか、ボルトやナツトの場合には、ネジ部
のみに、また逆にネジ部以外の部分のみに設けてもよい
本発明において含フツ素熱可塑性ゴムとは、比較的低温
(たとえは常温相む)では加硫したゴム弾性を有し、加
熱により塑性を示すコムをいう。
含フツ素熱可塑性ゴムは、好ましくは少なくとも1種の
エラストマー性ポリマー鎖セグメントおよび少なくとも
1種の非エラストマー性ポリマー鎖セグメントから成り
、そのうち少なくとも1つは含フツ素ポリマー鎖セグメ
ントである。特に、エラストマー性ポリマー鎖セグメン
トと非エラストマー性ポリマー鎖セグメントの重量比が
40〜95:5〜60であるものが好ましい。
含フツ素熱可塑性ゴムとして特に奸才しい具体例を示せ
ば2種または3種のポリマー鎖セグメントから成る連鎖
と、該連鎖の一端に存在するヨウ素原子ならびに該連鎖
の他端に存在するアイオダイド化合物から少くとも1個
のヨウ素原子を除いた残基から成り、 前記ポリマー鎖セグメントの1種(連鎖が2種のポリマ
ー鎖セグメントから成る場合)もしくは1種または2種
(連鎖が3種のポリマー鎖セグメントから成る場合)は
(1〕ビニリデンフルオライド/ヘキナフルオロプロピ
レンまたはペンタフルオロプロピレン/テトラフルオロ
エチレン(モル比45〜90:5〜50:o〜35)ポ
リマーおよo: T21 バーフルオロ(C1,、C3
アルキルビニルエーテル)/テトラフルオロエチレン/
ビニリデンフルオライド(モル比15〜75:o〜85
二〇〜85)ポリマーから選択された、分子量30,0
00〜1.20 Cl000 のエラストマー性ポリマ
ー鎖セグメントであり、 前記ポリマー鎖セグメントの残余は(3)ビニリデンフ
ルオライド/テトラフルオロエチレン(モル比0・−1
00:O〜100)ポリマーおよび(4)エチレン/テ
トラフルオロエチレン/ヘキサフルオプロピレ7,3+
3.3−トリフルオロプロピレン−1,2−1−リフル
オロメチル−3,3,3−トリフルオロプロピレン−1
またはパーフルオ”’1m”3アルキルヒ゛ニルエーテ
ル 0〜40:O〜30)ポリマーがら選択された、分子量
3,000〜400,000の非エラストマー性ポリマ
ー鎖セグメントであり、 エラストマi性ポリマー鎖セグメントと非エラストマー
性ポリマー鎖セグメントの重量比が40〜95:5〜6
oである、 含フツ素熱可塑性ゴムが挙げられる。
本発明で使用する代表的な含フッ素熱可塑性コムハ特開
昭53  3495号公報に記載されている。
含フツ素熱可塑性ゴムの典型的な構造はたとえば式: %式%) 〔式中、Qはアイオダイド化合物からヨウ素原子を除い
た残基、A’,B,・・・・・はそれぞれポリマー鎖セ
グメント(たヌ′シ、そのうちの少(とモ一つは含フツ
素ポリマー鎖セグメントである。〕、■は前記アイオダ
イド化合物から遊離したヨウ素原子、nはQの結合手の
数を表わす。〕で示され、基本的に、少(とも2種のポ
リマー鎖セグメントから成る連鎖と、その両末唱に結合
した、ヨウ素原子ならびにアイオダイド化合物から少(
とも1個のヨウ素原子を除いた残基を必須構成分として
成る。しかして、前記少くとも2種のポリマー鎖セグメ
ントは、それぞれ隣接するポリマー鎖セクメントとは互
いに異種のもの(たとえはそれを構成する七ツマ一単位
の構造や組成を異にするもの。)であり、それらのうち
の少くとも1種は含フツ素ポリマー鎖セグメントであり
、少くとも1種のハードセ、グメントお“よひ少くとも
1種のソフトセグメントからなる。好ましくは、各ポリ
マー鎖セグメントはそれぞれ分子量3,000以上では
あるが、その少くとも1種のポリマー鎖セグメントは分
子130,000以上を有するものであって、いわゆる
テロマー領域を除くものである。また、前記アイオダイ
ド化合物から少くともヨウ素原子を除いた残基は、該ア
イオダイド化合物に重合性二重結合か存在する場合には
、前記ポリマー鎖セグメントを構成するモノマーないし
は該アイオダイド化合物に由来する伺らかの置換分を有
しうるものである。これら含フッ素熱6■塑性ゴムは通
常0.001〜10重量係のヨウ素原子を含む。
本発明で使用する含フツ素熱可塑性コムは、一般に塗料
(粉体塗料を含む)として通常の塗装法により基材表面
に塗布または含浸され、暴利表面に弾性被覆層を形成す
ることかできる。
本発明において弾性被覆層の膜厚は、5μ以上であるこ
とか好ましい。その膜厚か5μ以下では基材表面全体に
ムラが生じて被覆されない部分か生じる危惧がある。こ
のようにして得られた本発明のフッ素ゴム塗膜は、フッ
素ゴム本来の性能たとえば耐熱性、耐候性、耐摩耗性、
耐油性、耐溶剤性および耐薬品性を有すると同時にそれ
自体の機械的性質にすくれており、さらにその表向(ζ
4度の潤滑性が付与される。従って、本発明の締め付は
具は十分な耐蝕性を有するとともに、高速作」二記加硫
剤に有機パーオキザイド化合物を用いるときは、通常多
官能性化合物を併用するのが望ましく、一般に官能基と
して(:ll2=CI−1−、CH2=Cl1−C11
2−、CF2=CI”−すどの1種または2種以上が例
示できる。
次に実施例および比較例を示し、本発明をれ体向に説明
する。
実施例1 ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロオロエチ
レン/′\キサフルオロプロピレン(モル比43 :4
9 +8)12重量部糖I月冨甥披宥ト雌銀銖旧」悟C
−+からなるαフッ素熱可塑性ゴム(融点226°C〕
から1tsK6301に阜拠して24°Cで厚さ2飄の
シートから4吋クンベルを打ちぬき、物性を測定した。
結果を次に示す。
100係モジュラス: 16に9[/mmz引張強さ 
    : 83 K9 f / mm2伸び    
   二650% 実施例2〜4および比較例1 第1表に示す含フッ素熱町塑(’l−jムのテーバ摩耗
試験を10100X100角フロツクを用いて行った。
また、比較の為、ポリテトラフルオロエチレンについて
同様の試験を行った。結果を第1表に示す。
第  1  表 注1)ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロピ
レン/テトラフルオロエチレン(モル比50:30:2
0)ポリマーセグメント85重fa%およびエチレン/
テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン(
モル比43:49:8)ポリマーセグメント15重量係
から成る含フツ素熱可塑性ゴム 2)Aの含フツ素熱可塑性ゴムにおいて前者のセグメン
ト25重量係および後者のセグメント25重f、t%で
ある含フツ素熱可塑性ゴム3)Aの含フツ素熱可塑性ゴ
ムにおいて後者のセグメントがポリビニリデンフルオラ
イドセグメントである含フツ素熱可塑性−Jム 特許出願人 ダイキン工業株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)含フツ素熱可塑性ゴムよりなる弾性被覆層を設け
    たことを特徴とする締め付は具。
  2. (2)含フツ素熱可塑性ゴムが少なくとも1種のエラス
    トマー性ポリマー鎖セグメントおよび少なくとも1種の
    非エラストマー性ポリマー鎖セグメントから成り、その
    うちの少なくとも1つは含フツ素ポリマー鎖セグメント
    である含フツ素熱可塑/、)liゴムである特許請求の
    範囲第1項記載の締め付は具。
  3. (3)  含フツ素熱可塑性ゴムが、エラストマー性ポ
    リマー鎖セグメント40〜95重量部および非エラスト
    マー性ポリマー鎖セグメント5〜60重量部から成る特
    許請求の範囲第2項記載の締め付は具。
  4. (4)含フツ素熱可塑性ゴムが、加硫剤を配合したもの
    である特許請求の範囲第1項記載の締め付は具。
JP15207682A 1982-08-31 1982-08-31 締め付け具 Pending JPS5940008A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04119210A (ja) * 1990-09-07 1992-04-20 Dowa Mining Co Ltd トルク管理用ステンレスボルト・ナットとその作製法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612730A (en) * 1979-07-11 1981-02-07 Fujitsu Ltd Electron beam exposure

Patent Citations (1)

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