JPS5939872Y2 - 農機における潤滑装置 - Google Patents

農機における潤滑装置

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Publication number
JPS5939872Y2
JPS5939872Y2 JP8515177U JP8515177U JPS5939872Y2 JP S5939872 Y2 JPS5939872 Y2 JP S5939872Y2 JP 8515177 U JP8515177 U JP 8515177U JP 8515177 U JP8515177 U JP 8515177U JP S5939872 Y2 JPS5939872 Y2 JP S5939872Y2
Authority
JP
Japan
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valve
oil
hydraulic actuator
circuit
agricultural machinery
Prior art date
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Expired
Application number
JP8515177U
Other languages
English (en)
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JPS5411844U (ja
Inventor
照男 南
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、農機に装備された作動装置における潤滑箇所
に、潤滑油を供給する装置に関する。
この種の供給装置として、本考案者は、作業装置駆動用
の油圧アクチュエータからの戻り油を、所望装置の潤滑
箇所に導く第1状態とタンクに戻す第24大態とに切換
可能な弁を設け、この弁を適時切換操作して潤滑油を供
給する構造を提案したが、これによれば、既設の油圧ア
クチュエータからの戻り油を合理的に利用するが故に、
潤滑油供給用の特別な油圧アクチュエータを設ける必要
がなく、全体構造の低廉化を図り得るものとなる。
本考案は、上記利点を活かした形態を維持し、且つ、前
記弁の切換操作の簡略化を図り、扱い易いものにせんと
したものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
図は、クローラ走行装置1及び脱穀装置2等かからなる
本機の前部に伝動ケースを兼ねた支持フレーム3を介し
て刈取部4が連結装備されたコンバインを示し、進行に
伴い以下に述べる如く植立茎稈を刈取処理すべく構成さ
れている。
すなわち、前部引起し装置5にて植立茎稈を立姿勢に引
起し、株元端を刈取装置6にて切断するとともに、刈取
茎稈を、穂先係止搬送装置7と、突起付きチェーン8a
に挟持レール8bを対向配置してなる株元挟持搬送装置
8との協働で後方へ搬送し、前記脱穀装置12のフィー
ドチェーン9へ受渡すべく構成されている。
前記支持フレーム3と本機との間には、単動型油圧シリ
ンダ10が介在されており、このシリンダ10を、第2
図に示す如く、3位置切換弁11の操作にて伸縮作動さ
せるに伴に前記刈取部4を昇降させるべく構成されてい
る。
つまり、シリンダ10ヘポンプPからの圧油を供給して
強制伸長させるに伴い刈取部4を上昇させ、シリンダ1
0をタンクと連通した短縮可能な状態に切換えるに伴い
刈取部4を自重下降させ、更に、切換弁11を中立位置
にしてシリンダ10を油圧ロックするに伴い刈取部4を
固定保持させるように構成されている。
又、前記株元挟持搬送装置8における突起付きチェーン
8aに潤滑油を供給すべく、以下に述べる潤滑装置が構
成されている。
すなわち、前記切換弁11の排油側ポー)aと前記チェ
ーン8aに臨設した注油ノズル12とが接続されるとと
もに、この接続回路中には、前記切換弁11からの油を
ノズル12へ導く第1状態と、タンクに戻す第2状態と
に切換えられ、且つ第2状態側へ弾性付勢される2位置
切換弁13が介在されている。
そして、2位置切換弁13を第2状態に切換えるに伴い
前記油圧シリンダ10の短縮作動時(換言すれば刈取部
4の下降時)に、このシリンダ10からの戻り油が、ノ
ズル12より突起付きチェーン8aに向けて供給される
ように構成されている。
次に、前記両切換弁11.13の操作構造について説明
する。
すなわち、前記本機に装備した操縦座席14(第1図参
照)の近くには、第3図に示す如く、前後並びに横揺動
自在な揺動レバー15が装備されている。
このレバー15は、案内枠16に形成された直線状第1
案内径路A1とL字状に屈曲した第2案内状径路A2と
に沿って操作自在に構成されるとともに、前記油圧シリ
ンダ10の作動状態を切換える3位置切換弁11と連繋
されている。
又、前記レバー15の横側部には、レバー15と同一軸
心周りで回動する回動部材17が設けられている。
この回動部材17は、前記2位置切換弁13と連繋され
るとともに、前記レバー15が第2案内径路A2に沿っ
て操作される時に、このレバー15に接当される突片1
7aを有している。
そして、前記レバー15を第1案内径路A1に沿って、
中立位置Nから前方へ操作するに伴い刈取部4を下降さ
せ、後方へ操作するに伴い刈取部4を上昇させるべく構
成されるとともに、前記レバー15を中立位置Nから第
2案内径路A2に沿って前方へ操作するに伴い、前記刈
取部4を下降させるとともにこれと同時に前記切換弁1
3を第2状態に切換えるべく構成されている。
又、本案を実施するに、前記弁13として電磁式のもの
を用い、電気制御形式にて実施してもよい。
以上が本考案の実施例である。
実施例で説明したように、本考案の構成上の特徴は、作
業装置を駆動させる油圧アクチュエータの戻り油回路に
、戻り油をタンクに戻す回路から、所望装置の潤滑箇所
に導く回路に切換える弁を介装するとともに、前記油圧
アクチュエータの作動制御弁の操作具に対して、同一操
作内容のアクチュエータ作動操作経路を2つ設け、その
一方の操作経路に、前記操作具で接当操作される、前記
切換弁の操作具を配置しである点にあり、この構成であ
ると次の効果を得られる。
すなわち、油圧アクチュエータからの戻り油を合理的に
利用することによって、全体構造の低廉化を図り得るの
であり、又、油圧アクチュエータの作動状態を切換える
ための操作と関連して潤滑油の供給弁も操作することが
できるから、この弁のみを特別に操作する必要がなくな
って扱い易いものとなった。
しかも、アクチュエータの操作具の経路を選択するだけ
で、潤滑油の供給と非供給とを簡単に切換えることがで
き、多量の潤滑油を必要としない箇所への潤滑にも便利
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農機における潤滑装置の実施例を示
し、第1図Bコンバインの概略側面図、第2図は潤滑装
置の概略図、第3図は操作具装着部分を示す斜視図であ
る。 10・・・・・・油圧アクチュエータ、13・・・・・
・弁、15・・・・・・操作具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作業装置を駆動させる油圧アクチュエータ10の戻り油
    回路に、戻り油を゛タンクに戻す回路から、所望装置の
    潤滑箇所に導く回路に切換える弁13を介装するととも
    に、前記油圧アクチュエータ10の作動制御弁11の操
    作具15に対して、同一操作内容のアクチュエータ作動
    操作経路を2つ設け、その一方の操作経路に、前記操作
    具15で接当操作される前記切換弁13の操作具17を
    配置しである農機における潤滑装置。
JP8515177U 1977-06-27 1977-06-27 農機における潤滑装置 Expired JPS5939872Y2 (ja)

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JP8515177U JPS5939872Y2 (ja) 1977-06-27 1977-06-27 農機における潤滑装置

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JP8515177U JPS5939872Y2 (ja) 1977-06-27 1977-06-27 農機における潤滑装置

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Publication Number Publication Date
JPS5411844U JPS5411844U (ja) 1979-01-25
JPS5939872Y2 true JPS5939872Y2 (ja) 1984-11-09

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ID=29008507

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JP8515177U Expired JPS5939872Y2 (ja) 1977-06-27 1977-06-27 農機における潤滑装置

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