JPS5939510Y2 - 自走ノズル装置 - Google Patents

自走ノズル装置

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JPS5939510Y2
JPS5939510Y2 JP6431781U JP6431781U JPS5939510Y2 JP S5939510 Y2 JPS5939510 Y2 JP S5939510Y2 JP 6431781 U JP6431781 U JP 6431781U JP 6431781 U JP6431781 U JP 6431781U JP S5939510 Y2 JPS5939510 Y2 JP S5939510Y2
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JP
Japan
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pipe
nozzle
nozzles
water
nozzle device
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Expired
Application number
JP6431781U
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JPS57177585U (ja
Inventor
博 佐藤
武雄 高橋
Original Assignee
東北ライニング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば水道管に付着した錆層を除去するノズ
ル装置に適用して好適な自走ノズル装置の改良に関する
通常、上水道に使用される金属管は長年の使用により管
内面に錆層が付着し、これが年々成長して通水面積を減
少せしめ、給水容量の低下に伴う出水不良、消火栓等の
機能低下を生じ、また赤水等の水質の低下等種々の弊害
を生ずる。
このような場合に行なう水道管等の更新方法は、管自体
の布設替えがあるが、交通頻繁な道路下に埋設されてい
る管が多いため、施工にあたり交通障害となり、多額の
工事費を伴い簡単に行ない得ない欠点がある。
そのため、管の内面に付着した錆層を除去して合成樹脂
によりライニングする工法がある。
この工法は第1図に示す如く、まず一定に延長した工区
を定め、その両端の水道管1を小穴掘露出して切断し、
クリーニング車2から引出したノズルスクレーバ3を管
1の内部に挿入し、高圧水を供給することにより、第2
図に示す如く、ノズルスクレーバ3よりの噴出方向が後
方であるため、自走しなから錆層4を剥離しで除去する
ことになる。
この作業を数回繰返して行なうのであるが、実際には水
の噴出力のみでは管1の地肌と錆層4との境界部分に付
着した錆層が完全に除去されないことが多い。
そのため仕上げ工程として、第1図Bに示す如く、クリ
ーニング車2の耐圧ホース5に接続したカッタ装置6を
管1の遠い位置まで挿入し、カッタ装置6の高速回転に
より、クリーニング車2側へ後退させつつ管1の内面に
付着した錆層を除いて地肌を露出させる作業が付加され
ることとなる。
第3図はその詳細を示しでいるが、耐圧ホース5より供
給された高圧水はタービン7で機械運動に変換され、タ
ービン7の回転軸に接続されたカッタ8が高速回転する
ことにより、カッタ研磨片が内周方向に開き、管1の内
面と接触研磨する。
しかし上記仕上工事を付加することは、実際にはカッタ
8の回転により金属同士が高速摩擦と打衝撃を生ずるた
め、管1を地肌を傷め、場合によっては管母材に衝撃亀
裂を生ぜしめて管の強度を低下させることになり、また
この方法は、凹状に侵食した管内孔食部の完全研摩が極
めて困難な欠点を有する。
また管同士の接続凹部にカッタ研磨片が落込みを生じ、
その結果、作業を中断して当該落込み箇所の地盤を掘削
切断して正常化しなければならず、作業工数が大幅に増
加することが避けられない欠点がある。
本考案はかかる欠点に鑑み、管の内面を傷ることなく管
内に付着した錆層をほとんど安全かつ完全に剥離除去し
、ライニング工程上必須要件とする塗面の完全清浄に役
立つことを主たる目的とし、しかも上記の如きカッタ装
置を使用して行なう仕上工事を必要とせず作業工数を大
幅に低減することができるこの種ノズル装置を提案する
ものである。
以下本考案の一実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第4図は本考案の一例を示す図である。
クリーニング車10より耐圧ホース11が延長され、ホ
ース11の先端にノズル装置12が取付けられている。
ノズル装置12は第5図に示す如く、ジヨイント13に
より耐圧ホース11と接続され、高圧水導入孔14がら
進行方向(図中矢印A)と反対方向に噴出するように円
錐テーパ面に複数のノズル15が取外し可能に設けられ
る。
ノズル15の傾斜角θは45°前後が適当であるが、ノ
ズル装置12全体の重量、水圧力、管16の内径により
最も効率良い角度を選択することができる。
ノズル15は、ノズル15の先端と管16の内面との間
隔1をできるだけ小にするため、管径により長さの異な
る数種のノズルを適宜交換することができるように、螺
合構造としている。
ノズル15から噴出する水圧は距離の2乗に反比例する
からである。
そしてノズル15がら噴射によって形戊される円錐面に
ほぼ平行する円錐テーパ状のガイド17がノズル15の
後方に位置している。
すなわちガイド17は、本体18に嵌合する円筒部と、
この円筒部から一体に形戊した円錐テーパ面と、このテ
ーパ面と円筒部とを補強する補強部材17aが接合して
いるものである。
そしてガイド17の固定を確実にするため、本体18に
螺合しているジヨイント13の鍔によって本体18に押
し付けるようにしている。
尚、負圧の強弱を調整するため、噴射圧の強弱の調整の
他に、ガイド17の円錐面とノズル15の水平方向の間
隔を変更すなわち円筒部の長さを長短に変更するように
槽底することができる。
ガイド17もノズル15と同様に管16の内面との間隔
1′ を適当に調整するため、数種の大きさのガイド1
7が交換される。
第4図において、管清浄の当初は、ノズル装置12は図
中左側にあるが、高圧水の供給により図中右側に自走す
ることは従来と同じである。
但し、管16の右端から研磨材圧送率20によって研磨
材21が供給される。
レズル15からの噴出水は管16の内面に勢いよくあた
り、錆層22を剥離除去するが、このときノズル装置1
2の進行側(第5図中A)は反対側(第5図中B)より
負圧となる。
そのため管16内に供給され分布している研磨材21は
、放射状に複数配置したノズル15からの圧力水の噴射
によって各ノズル15の先端付近の空気が吸引されるこ
とによる負圧箇所が発生すると共に、各ノズル15の間
にもノズル15の先端付近はどではないが研磨材21を
誘引するに必要な負圧が生ずるため、ガイド17に沿っ
て勢いよく吸引され、ガイド17の周端付近で噴出水と
混合して管16の内面側に衝突する。
その結果、管16の地肌に付着していた錆層22及び管
16内に侵食した孔食部に付着した錆層は、粒状研磨材
21を含む噴出水の衝撃圧力によってほとんど除去され
ることになる。
研磨材21は圧力水噴射により生ずる負圧部に向ってく
る空気流に混入して上述のように自動的に吸引されるが
、管清浄作業の初期段階では、必要に応じ圧送率20に
よりノズル装置12付近まで補助的に搬送しておくこと
ができる。
尚、上述例は水道管に適用した例につき説明したが、粉
体、油等と流体一般用配管についても適用し得、また管
の材質も鋳鉄管、鋼鉄管、硬質合或樹脂管等種々の管に
適用し得る。
更に高圧水の供給に替えで高圧空気等の流体を使用する
ことができる。
以上述べた如く本考案によれば、複数のノズルから圧力
水の噴出により自走するノズル装置において、上記複数
のノズルは取り外し可能に円錐テーパ面上に設けられ、
かつ上記の進行方向の反対方向に上記複数のノズルとほ
ぼ平行する粒状研摩材を誘導する円錐テーパ状のガイド
を取り外し可能に設け、被洗浄管の内壁と上記ノズル及
びガイドとの間隔を上記被洗浄管への噴射圧を最大に保
つように設定したので、 上記ガイドの前方に分布せしめた粒状研磨材が各ノズル
間の負圧部分に勢いよく吸引され、上記ガイドに案内さ
れて上記ノズル先端側へ吸引されることになる。
従って研磨材が圧力流体と共に混合されて管内面に噴射
されるため、管内面に付着していた錆層はほとんど除去
されることになる。
殊に管内面の境界部分に付着していた錆層も簡単に除去
し得る。
その結果、従来の如きカッタ装置による仕上げ作業を不
要とすることができ、よって全体としての管の清浄作業
は大幅に簡素化することができる。
また従来のカッタ装置を用いることによる管内面に生ず
る傷の発生はほとんどなく管の寿命を大幅に長くするこ
とができる。
また本考案によれば、管内面とノズル先端との間をでき
るだけ小に設定して効率良く研磨材を噴射し得るように
するため、上記ノズル及びガイドを取外し可能に横取す
ることにより、管の太さ、錆層の付着量に応じて適切な
大きさのものと交換することができ、高圧流体の噴射能
力を最大限に発揮することができる。
更に本考案によれば、管内に付着した錆層の除去のみな
らず、管内面に塗着せしめたライニング材の残屑部の剥
離除去にも適用することができるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図A、 Bは従来の管の清浄方法の説明に供する
図、第2図はノズルスクレーパの作用を示す図、第3図
はカッタの作用を示す閃、第4図は本考案の使用態様の
説明に供する図、第5図は本考案装置の詳細構造を示す
断面図である。 12・・・・・ノズル装置、15・・・・・・ノズル、
16・・・・・・管、17・・・・・・ガイド、21・
・・・・・粒状研磨材、22・・・・・・錆層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のノズルから圧力水の噴出により自走するノズル装
    置においで、上記複数のノズルは取り外し可能に円錐テ
    ーパ面上に設けられ、かつ上記ノズルの進行方向の反対
    方向に上記複数のノズルとほぼ平行する粒状研摩材を誘
    導する円錐テーパ状のガイドを取り外し可能に設け、被
    洗浄管の内壁と上記ノズル及びガイドとの間隔を上記被
    洗浄管への噴射圧を最大に保つようにしたことを特徴と
    する自走ノズル装置。
JP6431781U 1981-04-30 1981-04-30 自走ノズル装置 Expired JPS5939510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6431781U JPS5939510Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 自走ノズル装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6431781U JPS5939510Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 自走ノズル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57177585U JPS57177585U (ja) 1982-11-10
JPS5939510Y2 true JPS5939510Y2 (ja) 1984-11-05

Family

ID=29860391

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6431781U Expired JPS5939510Y2 (ja) 1981-04-30 1981-04-30 自走ノズル装置

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JPS57177585U (ja) 1982-11-10

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