JPS5939340Y2 - 磁気テ−プカ−トリツジにおけるハブへのテ−プクランプ構造 - Google Patents

磁気テ−プカ−トリツジにおけるハブへのテ−プクランプ構造

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Publication number
JPS5939340Y2
JPS5939340Y2 JP14541279U JP14541279U JPS5939340Y2 JP S5939340 Y2 JPS5939340 Y2 JP S5939340Y2 JP 14541279 U JP14541279 U JP 14541279U JP 14541279 U JP14541279 U JP 14541279U JP S5939340 Y2 JPS5939340 Y2 JP S5939340Y2
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JP
Japan
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fitting hole
piece
hole
clamp piece
clamp
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JP14541279U
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JPS5664579U (ja
Inventor
成雄 佐々木
修 山本
Original Assignee
日立マクセル株式会社
三晶技研株式会社
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Publication date
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Priority to US06/198,647 priority patent/US4290562A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各種の磁気テープカートリッジに内装され
る一部に磁気テープの端部を係止連結する手段に改良を
加えたものである。
従来一般に、・・プの外周面一箇所に嵌合穴を前後幅方
向に亘って凹設形成し、該嵌合穴に磁気テープの端部を
はさんで弾性変形可能なプラスチック製のクランプピー
スを一部弾性変形させて押込み嵌合することにより、磁
気テープの端部を嵌合穴とクランプピースとの間で圧着
係止している。
かかるテープクランプ構造のものに釦いては。
通常、クランプピースの先端部が弾性変形して嵌合穴の
内奥部に抜止め状に圧着するようになって釦り、ピース
先端部の弾性変形がピース外衣面に斗で及びがちであっ
た。
そのため、ハブ外周面と同一曲率に形成したピース外表
面の曲率が変化したり、ピース外表面と・・ブ外周面と
の間に段差を生じ、−・ブ全体の真円度が確保できず、
これに巻いた磁気テープ層に巻き不整が生じる原因とな
っていた。
オたクランプピースを嵌合穴に強引に嵌合するタイプで
は嵌合大側にも弾性変形を生じ、クランプピースと嵌合
穴の開口縁との間に大きなギャップが発生し、このギャ
ップがテープ巻き不整を更に増長させていた。
この考案は、かかる事実に着目して、クランプピースを
部分的に無理なく弾性変形させてハブの嵌合穴に極めて
容易に案内嵌合できるようにしたうえで、嵌合穴でクラ
ンプピースこれ自体の抜止め及び磁気テープの端部の圧
着係止を有効確実に行なうことを第1の目的とする。
更に、この考案は、嵌合穴内におけるクランプピースの
部分的な弾性変形がピース外表面に一切波及しない構造
として、ピース外表面をハブ外周面と同一曲率に維持し
、ピース外表面とハブ外周面との間に段差を生せしめず
、かつクランプピースと嵌合穴の開口縁との間にギャッ
プの生じることも可及的に防止することを第2の目的と
するものである。
以下、その詳細を図面にしたがって説明する。
第1図は標準仕様のフィリップス型磁気テープカートリ
ッジを例示しており、これの本体ケース1は上下のプラ
スチック製ケース1a、1bを蓋合わせ状にねじ結合し
てなり、その中央部の左右にある各駆動軸挿入孔2,2
上にポリアセタール樹脂製の・・ブ3,3を可回転に内
装し、これら名・・ブ3,3に磁気テープ40両端が係
止されて巻回されている。
この磁気テープ4は、一方の供給側−ブ3から繰出され
て、本体ケース1の前面に開口せる消去ヘッド挿入口5
、録音再生用磁気ヘッド挿入口6、ピンチローラ挿入口
1を順に走行して他方の巻取側−ヘブ3に巻取られる。
第2図に釦いて、磁気テープ4の端部(通常はリーダー
テープ部分)は、各ハブ3に弾性変形可能なプラスチッ
ク製のクランプピース9を介して係止連結されるが、こ
れら−・ブ3及びクランプピース9の形状はつぎのよう
になっている。
斗ず、ハブ3には、その外周面一箇所に嵌合穴10が前
後幅方向に亘って凹設形成されている。
この嵌合穴10は、その穴深さ方向の中間部が、左右内
側面に形成した突出部11.11に上り幅狭に形成され
ており、該幅狭部10aより外側の入口部10bの左右
内側面13.13が段付面14.14を有する外拡がり
状に形成され、前記幅狭部10aより奥側の内奥部10
cの左右内側面15.15が内拡がり状に凹曲形成され
ていもクランプピース9は、ハブ3と同一材質のポリア
セタール樹脂又はポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂などからなる成形品であり、その嵌入方向の中間部9
aが嵌合穴10の幅狭部10aより小幅にくびれでおり
、該中間部9aより外側の板部9bの外表面S1を−・
ブ3の外周面S2と同一曲率に形成するとともに、該中
間部9aの内側の板部9cを左右に突出形成し、該内側
板9cの左右突出端に突起状の弾性圧着片9d、9dを
前後方向に亘って斜め上向きに遅出形成してなる。
なお、図中符号16は嵌合穴10の内底面17の中央に
前後幅方向に亘って形成した凹条溝であって、クランプ
ピース9の内側板9cの先端中央に突出するゲート跡が
該凹条溝16に対向する。
つまり、との凹条溝16の介在によってフランツピース
9側のゲート跡によって磁気テープ4が傷つけらたてピ
ース嵌合時に切断するなどのおそれをなくすためのもの
である。
いま、上記の形状としたー・ブ3の嵌合穴10にクラン
プピース9を磁気テープ4の端部をはさんで嵌合すると
、第3図に示す状態から第4図に示す状態になる。
クランプピース9において弾性変形するのは、先端側の
弾性圧着片9d、9dのみである。
つ捷り、ピース嵌合時に両弾性圧着片9d、9dは、嵌
合穴10の突出部11.11に当って内側板部9cとの
連設部を屈曲支点にして中間くびれ部9a側に寄るよう
弾性変形し、完全に嵌合した状態で嵌合穴10の内奥部
10cの左右内側面15.15に弾性復元力をもって圧
着する。
したがって、磁気テープ4の端部は、主に嵌合穴10の
内奥部10cの左右内則面15.15とクランプピース
9の弾性圧着片9d、9dとの間で強く圧着挾持され、
嵌合穴10の入口部10bの左右内側面13.13とク
ランプピース9の外測板部9bの左右外側面20.20
との間で弱く挾持されることになる。
そして、クランプピース9の弾性圧着片9d、9dは左
右横幅方向に部分的に弾性変形するものであるうえに、
この弾性変形に逃げ場があるので、弾性圧着片9d、9
dの弾性変形がクランプピース9の外側板部9bに寸で
波及することがない。
な卦、第5図及び第6図は、本考案の別実施例を示して
おり、これではクランプピース9の中間部9aに貫通孔
18を前後方向に亘って貫通形成し、該貫通孔18の介
在によって前記弾性圧着片9d、9dの弾性変形力を更
に吸収し、外側板部9bに一層及びにくくするとともに
、ピースこれ自体の肉厚の差を全体に亘って可及的に少
なくし、成形冷却時における不均一な収縮変形、いわゆ
るヒケを少なくし、もってとくに外側板部9bの成形精
度を向上させるようにしたものである。
以上説明したように、この考案によれば、クランプピー
ス9の内側板部9cの左右にある弾性圧着片9d、9d
が前記内側板部9cとの連設部を屈曲支点にして部分的
に横幅方向に弾性変形してクランプピース9がハブ3の
嵌合穴10に嵌合するものであるから、該ピース9の嵌
合が極めて容易にかつスムーズに行なえる。
したがって、ピース嵌合時に嵌合穴10の内部に引込斗
れる磁気テープ4の端部がピース外面と嵌合穴内向との
摩擦で局部的に引伸ばされて切断する、といったトラブ
ルもなくせる。
にもかかわらず、クランプピース9は完全に嵌合した状
態下で、前記弾性圧着片9d、9dが嵌合穴10の内拡
がり状内実部10cの左右内側面15.15に弾性的に
圧着するので、ピースこれ自体の抜止め及び磁気テープ
4の圧着挾持は有効確実に行なえる。
それに、クランプピース90弾性圧着片9d。
9dは左右横幅方向への弾性変形であるうえに、該ピー
ス9の中間部9aは嵌合穴10の中間幅狭部10aより
小幅に設定して両者9a、10a間に空隙19が生じる
ようにし、該中間部9aに変形が及んでも逃げ場がある
構造としたので、前記弾性圧着片9d、9dの弾性変形
が内側板9c、中間部9aを経て外側板部9bにまで波
及することはない。
したがって、クランプピース9の外1則板部9bを正確
に寸法設定しておきさえすれば、該外側板部9bを嵌合
穴10の外側入口部10bの段付面14 、14に正確
に位置決めして受止め支持でき、ピース外表面S1をハ
ブ外周面S2と同一曲率に維持できる。
ピース外表面S1がハブ外周面S2から突出したり、凹
入したりして両者S1.82間に段差の生じることもな
い。
斗た、外側板部9bの左右外側面20.20と、嵌合穴
10の開口縁との間にギャップの生じることも、可及的
に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が対象とする磁気テープカートリッジの
一例を示す、上ケースを切欠いた平面図である。 第2図は・ヘブへのテープクランプ構造を示す分解斜視
図、第3図は同じくその分解平面図、第4図はその組付
状態を示す平面図である。 第5図及び第6図は本考案の別実施例を示すものであっ
て、第5図はテープクランプ構造を示す分解平面図、第
6図はその組付状態を示す平面図である。 3・・・・・ブ、4・・・磁気テープ、9・・・クラン
プピース、9a・・・クランプピースの中間部、9b・
・・クランプピースの外側板部、9c・・・クランプピ
ースの先端部、9d・・・クランプピースの弾性圧着片
、10・・・嵌合穴、10a・・・嵌合穴の中間幅狭部
、10b・・・嵌合穴の外側入口部、10c・・・嵌合
穴の内奥部11・・・突出部、13・・・嵌合穴の入口
部の内側面、14・・・段付面、15・・・嵌合穴の内
奥部の内側面、16・・・凹条溝、1γ・・嵌合穴の内
底面、18・・・貫通孔、19・・・空隙、20・・・
クランプピースの外側板部の外側面、Sl・・・クラン
プピースの外表面、Sl・・・ハブの外周面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) プラスチック製の・・ブ3の外周面一箇所に
    凹設形成した嵌合穴10と、該嵌合穴10に嵌着される
    弾性変形可能なプラスチック製のランフピース9との両
    者間に、磁気テープ4の端部を圧着係止するについて、 (イ)嵌合穴10は、その穴深さ方向の中間を幅狭に形
    成し、m狭部10aより外側の入口部10bの左右内側
    面13.13を段付面に形成するとともに、該幅狭部1
    0aより内奥部10cの左右内側面15.15を内拡が
    り状に形成したこと、 (ロ) クランプピース9は、その嵌入方向の中間部9
    aが嵌合穴10の幅狭部10aより小幅に形成されてお
    り、該中間部9aの外側の板部9bの外表面Sl を・
    ・プ3の外周面S2とほぼ同一曲率に形成するとともに
    、該中間部9aの内側の板部9Cの左右両端に弾性圧着
    片9d、9dを上向きに連出形成したこと。 (ハ) クラブピース9は、その弾性圧着片9d。 9d前記内側板部9cとの連接部を屈曲支点にして横幅
    方向に弾性変形し嵌合穴10に嵌合する形状釦よび外形
    寸法に設定されていること に) クランプピース9の外側板部9bは、嵌合穴10
    の外側入口部10bに嵌合して、該入口部10bの段付
    内側面13.13に受止め支持されること。 (ホ) クランプピース9の内側板部9cは、嵌合穴1
    0の内奥部10cに嵌入して、該内奥部10 cの内拡
    がり状内側面15.15に前記弾性圧着片9d、9dが
    弾性的に圧着するとと、 を特徴とする磁気テープカートリッジにおけるーブへの
    テープクランプ構造。
  2. (2) クランプピース9の中間部9aに、貫通孔1
    8が前後幅方向に亘って貫通形成されている実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のテープクランプ構造。
JP14541279U 1979-10-20 1979-10-20 磁気テ−プカ−トリツジにおけるハブへのテ−プクランプ構造 Expired JPS5939340Y2 (ja)

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