JPS593932A - シリコン酸化膜中の電子捕獲中心を除去する方法 - Google Patents
シリコン酸化膜中の電子捕獲中心を除去する方法Info
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- JPS593932A JPS593932A JP57110639A JP11063982A JPS593932A JP S593932 A JPS593932 A JP S593932A JP 57110639 A JP57110639 A JP 57110639A JP 11063982 A JP11063982 A JP 11063982A JP S593932 A JPS593932 A JP S593932A
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- electron capture
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L21/00—Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
- H01L21/02104—Forming layers
- H01L21/02107—Forming insulating materials on a substrate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(1)発明の分野
本発明は、シリコンの熱酸化膜、よシ詳しく述べるなら
ば、チョラルスキー法(以下CZ法と呼ぶ)で作ったシ
リコン単結晶の基板の熱酸化膜の品質改善に関するもの
である。
ば、チョラルスキー法(以下CZ法と呼ぶ)で作ったシ
リコン単結晶の基板の熱酸化膜の品質改善に関するもの
である。
本発明°は、MOS (metal oxlde se
mlcorductor )電界効果トランジスタ(F
ET)のf−)酸化膜の形成に適用される。
mlcorductor )電界効果トランジスタ(F
ET)のf−)酸化膜の形成に適用される。
(2)技術の背景
一般にシリコン単結晶はCZ法又はVZ法(浮遊帯法)
で作られておシ、近年はCZ法によるシリコン単結晶の
ほうが多く使用されている。とのC2法によるシリコン
単結晶を熱酸化して酸化膜(5tO2膜)を形成したと
きに、この熱酸化膜中には異なる捕獲断面積を有する3
種類の電子捕獲中心(traps)が形成されている。
で作られておシ、近年はCZ法によるシリコン単結晶の
ほうが多く使用されている。とのC2法によるシリコン
単結晶を熱酸化して酸化膜(5tO2膜)を形成したと
きに、この熱酸化膜中には異なる捕獲断面積を有する3
種類の電子捕獲中心(traps)が形成されている。
捕獲断面積としては10 〜10−”cm” 、 1O
−18iおよびx□−19〜16 10−20crn”であって、10 〜10 副3
については酸化膜中の水分がその形成要因あることがわ
かっている。(例えば、F、J、 Fe1g1 et
al : Theaffects of water
on oxlde and Interfacetra
pped charge g*naratlon in
thermal 8102fi1ms 、 J、 A
ppl、 Phys、 52(9)、 Septem
ber1981、pp、5665〜5682.参照)こ
れらの電子捕獲中心によってトランジスタ動作中の電子
捕獲によりMOS )ランジスタのしきい値電圧の変化
が生じ、特にyDs )ランジスタのr−)酸化膜にお
いて問題となる。
−18iおよびx□−19〜16 10−20crn”であって、10 〜10 副3
については酸化膜中の水分がその形成要因あることがわ
かっている。(例えば、F、J、 Fe1g1 et
al : Theaffects of water
on oxlde and Interfacetra
pped charge g*naratlon in
thermal 8102fi1ms 、 J、 A
ppl、 Phys、 52(9)、 Septem
ber1981、pp、5665〜5682.参照)こ
れらの電子捕獲中心によってトランジスタ動作中の電子
捕獲によりMOS )ランジスタのしきい値電圧の変化
が生じ、特にyDs )ランジスタのr−)酸化膜にお
いて問題となる。
(:1)従来技術の問題点
10−16〜17−17cIn2の捕獲断面積の電子捕
獲中心は、酸化雰囲気中の水分を極力除去することによ
って除去することができる。しかしながら、10− ’
8cm2の捕獲断面積の電子捕獲中心の除去は形成要
因が十分に解明されていないこともあって行なわれてい
ない。
獲中心は、酸化雰囲気中の水分を極力除去することによ
って除去することができる。しかしながら、10− ’
8cm2の捕獲断面積の電子捕獲中心の除去は形成要
因が十分に解明されていないこともあって行なわれてい
ない。
(4)発明の目的
本発明の目的は、10−”8crn”の捕獲断面積の電
子捕獲中心をCZ法シリコン結晶基板の熱酸化膜中から
ほとんどないし完全に除去することである。
子捕獲中心をCZ法シリコン結晶基板の熱酸化膜中から
ほとんどないし完全に除去することである。
本発明の別の目的は、耐圧低下を防止し、デバイス特注
を向上させたMOSトランノスタを提供することである
。
を向上させたMOSトランノスタを提供することである
。
(5)発明の祷成
上述した目的が、CZ法によって作られたシリコン単結
晶の基板を熱酸化して二酸化シリコン膜を形成した後で
、この二酸化ンリコン膜上に多結晶/リコン膜を形成し
、そして高温熱酸化処理を施こすことからなる/リコン
酸化膜中の電子捕獲中心を除去方法によって達成される
。
晶の基板を熱酸化して二酸化シリコン膜を形成した後で
、この二酸化ンリコン膜上に多結晶/リコン膜を形成し
、そして高温熱酸化処理を施こすことからなる/リコン
酸化膜中の電子捕獲中心を除去方法によって達成される
。
(6)発明の実施態様
本発明を実験および実施態様によって詳しく説明する。
実験
CZ法によって作られたシリコン単結晶から切出したシ
リコンウェハを用意した。このシリコンウェハを乾燥酸
素雰囲気中で1000℃の温度にて40分間熱酸化して
350X厚さの二酸化シリコン(5IO2)膜を形成し
た。次に、このニ酸化シリコン膜上にCVD (che
mloal vapor dsposltlon)法に
よって多結晶シリコン膜を厚さ4000Xで形成した。
リコンウェハを用意した。このシリコンウェハを乾燥酸
素雰囲気中で1000℃の温度にて40分間熱酸化して
350X厚さの二酸化シリコン(5IO2)膜を形成し
た。次に、このニ酸化シリコン膜上にCVD (che
mloal vapor dsposltlon)法に
よって多結晶シリコン膜を厚さ4000Xで形成した。
そして、乾燥酸素雰囲気中で1200℃の温度で10分
間の高温熱処理を施こした。この熱処理によって多結晶
シリコン膜の表面部が熱酸化されて厚さ1000Xの二
酸化シリコン(S+O2)膜が生じた。この表面にある
二酸化シリコン膜をエツチング除去して多結晶シリコン
膜を表出し、この多結晶シリコン膜とシリコンウェハと
の間に電圧をかけてフラットパント(電圧(flatb
and voltage :)のずれ(fihlft
)Δv2Bを調べた。
間の高温熱処理を施こした。この熱処理によって多結晶
シリコン膜の表面部が熱酸化されて厚さ1000Xの二
酸化シリコン(S+O2)膜が生じた。この表面にある
二酸化シリコン膜をエツチング除去して多結晶シリコン
膜を表出し、この多結晶シリコン膜とシリコンウェハと
の間に電圧をかけてフラットパント(電圧(flatb
and voltage :)のずれ(fihlft
)Δv2Bを調べた。
この結果を第1図の線Aにて示しだ。
比較例として、上述したように多結晶シリコン膜を形成
したところで、高温熱処理を施こさない状態でこの多結
晶シリコン膜とシリコンウェハ・との間に電圧をかけて
フラットバンド電圧のずれを調べた。この結果を第1図
の線Bにて示した。
したところで、高温熱処理を施こさない状態でこの多結
晶シリコン膜とシリコンウェハ・との間に電圧をかけて
フラットバンド電圧のずれを調べた。この結果を第1図
の線Bにて示した。
第1図から本発明の方法に従うとフラット・々ンド電位
のずれが比較例である従来方法よりもはるかに小さいこ
とがわかる。また第1図の線Aと線Bを比較した時iB
は電子流[10/cm2でフラットバンド電圧のずれが
飽和する成分と、全く飽和しない成分の和であることが
わかり、線Aではその飽和する成分がほぼ完全に除去さ
れているととがわかる。こうして、本発明の方法に従え
ば、l Q −” 8cm2の電子捕獲中心を、はぼ完
全に除去できることがわかる。
のずれが比較例である従来方法よりもはるかに小さいこ
とがわかる。また第1図の線Aと線Bを比較した時iB
は電子流[10/cm2でフラットバンド電圧のずれが
飽和する成分と、全く飽和しない成分の和であることが
わかり、線Aではその飽和する成分がほぼ完全に除去さ
れているととがわかる。こうして、本発明の方法に従え
ば、l Q −” 8cm2の電子捕獲中心を、はぼ完
全に除去できることがわかる。
実施例
本発明の方法を用いてMOS FET を次のように
して製造することができる。
して製造することができる。
CZ法シリコン単結晶から切出し71j 7 ’/ −
’ /ソエハ基板を用意し、熱酸化して二酸化ンリコン
膜をf−)酸化膜として形成する。この熱酸化は100
0℃乾燥酸素雰囲気中で30〜60分間行なわれる。こ
の?−)酸化膜上にf−上電極となる多結晶シリコン膜
をCVD法によって形成する。
’ /ソエハ基板を用意し、熱酸化して二酸化ンリコン
膜をf−)酸化膜として形成する。この熱酸化は100
0℃乾燥酸素雰囲気中で30〜60分間行なわれる。こ
の?−)酸化膜上にf−上電極となる多結晶シリコン膜
をCVD法によって形成する。
場合によっては多結晶シリコン膜に抵抗値を下げるため
にドープ処理を行なうこともある。次に、本発明に従っ
て高温熱酸化処理を、乾燥酸素雰囲気中にて1100〜
1200℃の温度で5〜20分間の熱処理として行なう
。この高温熱処理によってff−ト酸化膜中の不純物を
多結晶シリコン膜中にブラタリングすることができる。
にドープ処理を行なうこともある。次に、本発明に従っ
て高温熱酸化処理を、乾燥酸素雰囲気中にて1100〜
1200℃の温度で5〜20分間の熱処理として行なう
。この高温熱処理によってff−ト酸化膜中の不純物を
多結晶シリコン膜中にブラタリングすることができる。
また、この高温熱処理によって多結晶シリコン膜の表面
部が酸化されて二酸化シリコン膜となるが、これをエツ
チング除去する。次に、フォトエツチング法によって多
結晶シリコン膜をパターニングして所定形状のf−)電
極とする。以下、通常の工程に従ってソースおよびドレ
イン領域の形成、絶縁膜の形成および配線の形成によっ
てMOS FETを完成させる。
部が酸化されて二酸化シリコン膜となるが、これをエツ
チング除去する。次に、フォトエツチング法によって多
結晶シリコン膜をパターニングして所定形状のf−)電
極とする。以下、通常の工程に従ってソースおよびドレ
イン領域の形成、絶縁膜の形成および配線の形成によっ
てMOS FETを完成させる。
このよう(こしてMOS FETを製造することによっ
てしきい値電圧の長期的安定性、Gatai縁耐圧の安
定性などの特性が優れたものが得られる。
てしきい値電圧の長期的安定性、Gatai縁耐圧の安
定性などの特性が優れたものが得られる。
第1図はMOSダイオード構造での電子流量とフラット
バンドのずれとの関係を表わす図である。 線A・・・本発明 緋B・・・比較例 特許出願人 富士通株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士西舘和之 弁理士 内 1)幸 男 弁理士 山 口 昭 之
バンドのずれとの関係を表わす図である。 線A・・・本発明 緋B・・・比較例 特許出願人 富士通株式会社 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 弁理士西舘和之 弁理士 内 1)幸 男 弁理士 山 口 昭 之
Claims (1)
- 1、チョクラルスキー法によって作られたシリコン単結
晶の基板を熱酸化して二酸化シリコン膜を形成した後で
、この二酸化シリコン膜上に多結晶シリコン膜を形成し
、そして高温熱酸化処理を施こすことからなるシリコン
酸化膜中の電子捕獲中心を除去する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57110639A JPS593932A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | シリコン酸化膜中の電子捕獲中心を除去する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57110639A JPS593932A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | シリコン酸化膜中の電子捕獲中心を除去する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS593932A true JPS593932A (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=14540814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57110639A Pending JPS593932A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | シリコン酸化膜中の電子捕獲中心を除去する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593932A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5123994A (en) * | 1989-05-30 | 1992-06-23 | Motorola, Inc. | Ramped oxide formation method |
-
1982
- 1982-06-29 JP JP57110639A patent/JPS593932A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5123994A (en) * | 1989-05-30 | 1992-06-23 | Motorola, Inc. | Ramped oxide formation method |
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