JPS5939323B2 - トラクタの後車軸ケ−ス - Google Patents

トラクタの後車軸ケ−ス

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Publication number
JPS5939323B2
JPS5939323B2 JP2750875A JP2750875A JPS5939323B2 JP S5939323 B2 JPS5939323 B2 JP S5939323B2 JP 2750875 A JP2750875 A JP 2750875A JP 2750875 A JP2750875 A JP 2750875A JP S5939323 B2 JPS5939323 B2 JP S5939323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear axle
axle case
cylindrical portion
divided bodies
sheet metal
Prior art date
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Expired
Application number
JP2750875A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51102827A (ja
Inventor
一成 信朝
卓穂 尾村
誠一 池上
雅英 押条
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2750875A priority Critical patent/JPS5939323B2/ja
Priority to US05/619,492 priority patent/US4003444A/en
Priority to FR7600412A priority patent/FR2302880A1/fr
Publication of JPS51102827A publication Critical patent/JPS51102827A/ja
Publication of JPS5939323B2 publication Critical patent/JPS5939323B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトラクタの後車軸ケースの改良に関しフェンダ
−等の付設を容易にすると共に、後車軸ケース自体の製
作も容易にしたものである。
従来一般に採用されていた後車軸ケースは鋳造物であっ
たが、製作コストその他の点で最近では板金材により構
成した所謂板金製後車軸ケースが使用されるようになっ
てきた。
この板金製のものは、鋳造製のものに比較して製作が非
常に簡単で、しかも製作コストも安く強度も大である等
の点で優れた利点がある反面、例えば円筒形の場合、フ
ェンダ−等の取付部がないので、他のものを付設する等
の方法を採らなければならず、従って後車軸ケースを他
の部材の支持構造体として利用する場合には、特別な取
付台等を別設しなければならないので、上記のような利
点は大きく半減されてしまうことになる。
本発明は従来の斯かる欠点を解消したものであって、そ
の第1の特徴とするところは、円筒部と角筒部とを備え
た板金製後車軸ケースであって、角筒部の少なくとも2
個の角部が円筒部の外径に接しかつその部分が軸心方向
の接合面となる周方向複数個の分割体を構成し、この複
数個の分割体の各接合面を突合わせて軸心方向に溶接し
た点にあり、第2の特徴とするところは、円筒部と角筒
部とを備えた板金製後車軸ケースであって、角筒部の少
なくとも2個の偏平面が円筒部の外径に接しかつその部
分が軸心方向の接合面となる周方向複数個の分割体を構
成し、この複数個の分割体の各接合面を突合わせて軸心
方向に溶接した点にある0 以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第1
図において、1はトラクタ機体の一部を構成するミッシ
ョンケース、2はこれに内蔵されたデフ装置、3はその
デフヨーク軸、4はブレーキケース、5は板金製のブレ
ーキカバーである06は板金製とされた後車軸ケースで
、その内端はブレーキケース5に溶接され、また外端は
終減速装置7を内蔵する終減速ケース8の内側分割体9
に溶接されている。
終減速ケース8は後輪バブ10を有する後車軸11を保
持し、その後輪バブ10には後輪13のディスク14が
ボルト結合されている。
15はフェンダ−である。前記板金製の後車軸ケース6
は長手方向両端に真円状とされた円筒部16.17を有
すると共に、その中間部に正四角形状の角筒部18を有
し、次のように構成されている。
即ち第2図及び第3図に示すように、角筒部18は断面
正方形状であって、その4個の角部19・・・が円筒部
16,17の外径に接する構造とし、その互いに対向す
る2つの角部19が軸心方向の接合面20となるように
円方向に2分割して上下2個の分割体21を構成し、こ
の2個の分割体21を上下より突合わせ、その対応する
各接合面20を軸心方向に溶接して成る。
従って製作時には、単位面積の板金材を用意し、その長
手方向両端が円弧に彎曲し、かつ中間部にハの字形の2
つの偏平面22ができるように前記板金材をプレス成形
して1個の分割体21とし、これを周方向両端の接合面
20が突合わさるように対向させて2個セットし、然る
後に2個の分割体21の接合面20を軸心方向に溶接す
れば良いので、各分割体21はプレス成形により製作で
き、またその接合面20は自動溶接が可能になる。
このようにして製作された後車軸ケース6は、両端部に
真円状の円筒部16.17を有しているので、ブレーキ
カバー5及び終減速ケース8に対しても自動溶接により
接合することが可能である。
またフェンダ−8は角筒部18の上側の2つの偏平面2
2を利用して直接取付ければ良いので、取付が非常に簡
単であり、取付状態も強固となる。
更に後車軸ケース6は両端の円筒部16.17に対して
中間の角筒部18か細くなっているので、この角筒部1
8の撓みによって各円筒部16゜17の溶接部分の集中
荷重を大巾に軽減できる。
なお上記図例では角筒部18を断面正方形状としたが、
菱形、三角形その他の形状としても良い。
また角筒部18が円筒部16.17の外径に接する構造
以外の構造とすることも可能である。
例えば第4図に示す如く角筒部18の各偏平面22が円
筒部16.17の外径に接するように構成しても良い。
但しこの場合は、対向す1偏平面22の巾方向中央部、
即ち円筒部16,17に対しC接する部分が接合面20
となるように各分割体21を構成する必要がある。
例えば後車軸ケース6をブレーキカバー5、或いは直接
ミッションケース1の外側面にボルト等によって結合す
る場合は、その内端側の円筒部16は必ずしも必要では
なく、内端まで角筒部18を延長しても良いことは云う
までもない。
以上実施例に詳述したように本発明後車軸ケースは、板
金製とし、かつ円筒部と角筒部とを備えた構成であるか
ら、後車軸ケースを他の部材(例えばフェンダ−等)の
支持構造体として利用する場合、その角筒部の偏平面を
直接利用して取付けることが可能となり、その取付が非
常に簡単である。
更に、第1発明では角筒部の少なくとも2個の角度が、
また第2発明では角筒部の少なくとも2個の偏平面が夫
々円筒部の外径に接するようにする一方、その接する部
分が軸心方向の接合面となる周方向複数個の分割体を構
成し、その複数個の分割体の各接合面を突合わせて軸心
方向に溶接したものであるため、簡単な金型を用い、板
金材をプレス成形して分割体を製作し、然る後に接合面
を自動溶接すれば良く〈従って円筒部と角筒部とを備え
た構造であるにも拘らず、製作が非常に容易であり、安
価に製作できる。
また角部が円筒部に接する第1発明は、円筒部に対して
角筒部が小さくなるものに、偏平面が円筒部に接する第
2発明は、円筒部に対して角筒部が大となるものに夫々
適し、目的に合った後軸ケースを夫々製作できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施能様を例示し、第1図は第1実施例
を示すトラクタの一部切欠背面図、第2図はその後車軸
ケースの分解斜視図、第3図は同断面図、第4図は他の
実施例を示す断面図である。 1・・・・・・トラクタ機体、3・・・・・・デフヨー
ク軸、6・・・・・・後車軸ケース、8・・・・・・終
減速ケース、13・・・・・・後輪、15・・・・・・
フェンダ−116,17・・・・・・円筒部、18・・
・・・・角筒部、19・・・・・・角部、20・・・・
・・接合面、21・・・・・・分割体、22・・・・・
・偏平面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒部と角筒部とを備えた板金製後車軸ケースであ
    って、角筒部の少なくとも2個の角部が円筒部の外径に
    接しかつその部分が軸心方向の接合面となる周方向複数
    個の分割体を構成し、この複数個の分割体の各接合面を
    突合わせて軸心方向に溶接したことを特徴とするトラク
    タの後車軸ケース0 2 円筒部と角筒部とを備えた板金製後車軸ケースであ
    って、角筒部の少なくとも2個の偏平面が円筒部の外径
    に接しかつその部分が軸心方向の接合面となる周方向複
    数個の分割体を構成し、この複数個の分割体の各接合面
    を突合わせて軸心方向に溶接したことを特徴とするトラ
    クタの後車軸ケース。
JP2750875A 1975-03-04 1975-03-04 トラクタの後車軸ケ−ス Expired JPS5939323B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2750875A JPS5939323B2 (ja) 1975-03-04 1975-03-04 トラクタの後車軸ケ−ス
US05/619,492 US4003444A (en) 1975-03-04 1975-10-03 Construction for uniting the brake case cover, rear wheel axle case and terminal speed reduction unit case of tractor
FR7600412A FR2302880A1 (fr) 1975-03-04 1976-01-09 Structure integree d'elements de frein, de pont arriere et de reducteur de vitesse, notamment pour tracteurs

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2750875A JPS5939323B2 (ja) 1975-03-04 1975-03-04 トラクタの後車軸ケ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51102827A JPS51102827A (ja) 1976-09-10
JPS5939323B2 true JPS5939323B2 (ja) 1984-09-22

Family

ID=12223064

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JP2750875A Expired JPS5939323B2 (ja) 1975-03-04 1975-03-04 トラクタの後車軸ケ−ス

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Publication number Publication date
JPS51102827A (ja) 1976-09-10

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