JPS5939315B2 - 熱可塑性合成樹脂製バンドの印刷・エンボス加工装置 - Google Patents

熱可塑性合成樹脂製バンドの印刷・エンボス加工装置

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JPS5939315B2
JPS5939315B2 JP52038398A JP3839877A JPS5939315B2 JP S5939315 B2 JPS5939315 B2 JP S5939315B2 JP 52038398 A JP52038398 A JP 52038398A JP 3839877 A JP3839877 A JP 3839877A JP S5939315 B2 JPS5939315 B2 JP S5939315B2
Authority
JP
Japan
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printing
band
roller
embossing
synthetic resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP52038398A
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English (en)
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JPS53123221A (en
Inventor
徳光 中ノ瀬
英徳 花見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimazu Seisakusho KK
Original Assignee
Shimazu Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Shimazu Seisakusho KK filed Critical Shimazu Seisakusho KK
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Publication of JPS53123221A publication Critical patent/JPS53123221A/ja
Publication of JPS5939315B2 publication Critical patent/JPS5939315B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表面平滑な熱可塑性合成樹脂製バンドに会社
名等の所望の印刷を付す時及びその印刷後に、、バンド
の表裏両面に凹凸形成を行なう時においても、該バンド
を印刷用インクで汚さないようにし、かつ、バンドに付
した印刷が荷造り作業中、或いは外の物との接触により
ー部剥げ落ちたとしても、判読不能となることがないよ
うにした熱可塑性合成樹脂製バンドの印刷・エンボス加
工装置に関する。
従来、印刷を付した荷造り用等の合成樹脂製バンドとし
ては、熔融押出法により表面平滑なバンドを形成し、そ
の上に印刷を付したものが多用されてきた。
しかし、この表面平滑な合成樹脂製バンドは、パット1
体に欠陥が見られたと同じに、平滑バンドに印刷を付す
ることに関して欠点が経験されている。即ち、一般にこ
の種のバンドを製造するに当たり、押出成型後長手方向
に約6〜7倍に延伸するのであるが、この際に長手方向
にミセル分子配列が生じ、この結果長手方向に縦割れ現
象が起こり、また表面平滑性の故にバンドの結線時に滑
りが生じるといラ欠陥の他に、平滑な表面に印刷すると
荷造り作業中等に印刷が剥げたり、或いは不鮮明になつ
てしまラといラ大きな欠点があつた。上記欠点のラち、
縦割れ現象を防止するものとして、凹凸を有する2本の
エンボスローラーによリバンドを圧縮してバンドの表面
に凹凸をつけると同時に、合成樹脂内のミセル分子配列
を撹乱し、もつて前記縦割れを防止する技術(エンボス
加工)が知られている。
しかしながら、このようにして形成した表面凹凸状のバ
ンドに印刷すると、前記表面平滑なバンドの場合と同様
に荷造り作業中に作業員の手に触れたり、被梱抱物に接
触すると剥げ易いという欠点が依然として未解決のまま
残されていたのである。本発明の目的は、表面平滑な熱
可塑性合成樹脂製バンドに付した会社名等の印刷を付す
時及びその印刷後に、バンドの表裏両面に凹凸形成を行
なう時においても、該バンドを印刷用インクで汚さない
ようにし、かつ、バンドに付した印刷が、荷造り作業中
、或いは外の物との接触により一部剥げ落ちたとしても
、判読不能となることがない上記従来の欠点を解消した
熱可塑性合成樹脂製バンドの印刷・エンボス加工装置を
提供せんとするものであり、その要旨とする所は、イン
ク溜上に位置させた、表面に印刷文字等の印刷部を形成
する印刷ローラーと、該印刷ローラーの印刷部を押圧す
る押えローラー間に、該押えローラーの幅よりも、その
幅を大とした表面平滑な熱可塑性合成樹脂製バンドを通
して表面に印刷を付するとともに、印刷を付したバンド
を、印刷が乾く一定の距離をおいて位置した中継ローラ
ーを介してから、表面に凹凸を有する2個のエンボスロ
ーラー間に通し、該印刷を付したバンドの表裏両面に凹
凸を形成し、かつ、前記印刷ローラーと、エンボスロー
ラーを同一の駆動装置により回転させることである。
以下、添付した図面により本発明の実施例を詳述すると
次の通りである。1は機枠2a上部に取付き、且印刷用
インクを入れるインク溜、3は表面3′に印刷文字等の
印刷部4を形成した印刷ローラー、5は該印刷ローラー
3の印刷部4を上方より押圧するゴム製等の押えローラ
ーであり、該印刷ローラー3と押えローラー5をインク
溜1上に設置して印刷装置部6を構成する。
押えローラー5のローラ幅aは、後述するバンド9の幅
a′よりも2割程度小幅の物を使用する。上記した印刷
装置部6は、第2図に示す如くのグラビア印刷法を使用
したものであるが、フレキソ印刷法等他の印刷法を使用
してもよいこと勿論である。21はドクター、22は印
刷ローラー3を回転軸23に取付けるためのナツト、2
4は押えローラー5の取付けボルトであり、該ナツト2
2、ボルト24を取り外すことにより、用途に応じて印
刷ローラー3と押えローラー5を交換することができる
7a,7bは、バンド供給装置8から供給される表面平
滑な熱可塑性合成樹脂製バンド9を印刷ローラー3と、
押えローラー5の間に導く案内ローラーであり、該バン
ド9は印刷ローラー3の印刷部4上で所望の印刷Aが付
される。
7c民印刷されたバンド9′を印刷装置6の後方に位置
する(第1図参照)バンド供給装置8の上部に取付けた
中継ローラー10に導く案内ローラーであり、該案内ロ
ーラー7cと中継ローラー10の表面7c′,10牡、
印刷を付したバンド9′の裏面9b、即ち、非印刷面に
当接するように位置させている。
7dは、中継ローラー10から印刷されたバンド9′を
、前記印刷装置部6の前方に位置する(第1図参照)機
枠2b上部に取付く、表面1V,11a′に凹凸12,
12/を形成した上下一対のエンボスローラー11,1
1aよりなるエンボス装置部13に導く案内ローラーで
あり、該エンボスローラー11,11aにより印刷を付
したバンド9′の両面9a,9bに凹凸14,14′を
形成する(エンボス加工)。
該エンボスローラー11,11aの形状は、第3図A,
Bに示す如く表面1V,11a吟体に凹凸12,12′
を形成したものや(第3図A)、一部に平滑面20を形
成したもの(第3図B)が適している。7eは、両面9
a,9bに凹凸14,14′を形成したバンド9〃をバ
ンド捲き取り装置(図示するを省略)に導く案内ローラ
ーである。
15&丸印刷ローラー3が取付く機枠2aと、エンボス
ローラー11が取付く機枠2bを載せる機台であり、両
機枠2a,2bを近接させて該機台15上に位置させる
16はモーター等の駆動装置であり、前記印刷ローラー
3とエンボスローラー11aを、ベルト17a,17b
を介して該駆動装置16により同一方向に同速回転させ
るものである。
18a,18bはテンシヨンアーム、19a,19bは
テンシヨンローラ一である。
次に本発明の装置の作動につき概説すれば、バンド供給
装置8から供給される表面平滑な熱可塑性合成樹脂製バ
ンド9を、案内ローラー7A,7bを介して印刷ローラ
ー3と押えローラー5の間に通し、該バンド9の表面9
aに印刷Aを付する(第2図参照)。
このとき、バンド9を押圧する押えローラー5の幅aが
、該バンド9の幅a′よりも2割程度狭いものを使用す
るために、印刷用インクでバンド9の表面9aを汚さな
いものである。即ち、もし、押えローラー5の幅aが、
バンド9の幅より広い幅を有する時には、印刷ローラ一
3の表面3/の印刷部4以外の部分に付いた印刷用イン
クをドクター21で落す場合に、該ドクター21ではね
た印刷用インクが、ローラー5の左右両端に付くと、該
ローラー5の中心部の方に印刷用インクが流れてきてバ
ンド9の表面9aを汚してしまう虞があるが、本発明に
おいては前述したように、バンド9を押圧する押えロー
ラー5の幅aがバンド9の幅a′よりも小さい幅とした
ので、印刷用インクでバンド9の表面9aを汚さないも
のである。さらに、前記押えローラー5を使用したこと
により印刷部4上のバンド9の横ずれ等を防止し、確実
に押圧することができる。次に、印刷Aを付したバンド
9′を案内ローラー7cを介して中継ローラー10に通
し、反転させ、次に案内ローラー7dを介してエンポス
ローラ一11,11a間に通し、該印刷Aを付したバン
ド9俵裏の両面9a,9bに凹凸14,14′を形成し
(第3図A,B参照)、次に、印刷A及び凹凸14,1
4′を形成したバンドシを、案内ローラー7eを介して
バンド捲き取り装置(図示するを省略)に送るものであ
る。いま仮りに表面平滑なバンド9に印刷Aを付した後
、すぐさまエンボスローラー11,11a間に通して両
面9a,9bに凹凸14,14′を形成したとすると、
印刷用インクが例え即乾性のものであつたとしても完全
に乾いておらず、エンポスローラ一11,11aに印刷
用インクが付着し、バンド9′を汚すおそれがあるが、
本発明印刷装置部6の後方上部には、印刷用インクが乾
く一定の距離をもたせて位置した乾燥迂回用の中継ロー
ラー10及び案内ローラー7cを用い、しかも、該中継
ローラー10及び案内ローラー7cの表面10′,7c
′を印刷Aを付したバンド9′の裏面9b、即ち、非印
刷面に当接するように取付けてあるため、印刷用インク
が他に付着する心配がなく、完全に乾いた状態でエンポ
スローラ一11,11a間に通すことができる。
したがつて、該エンボスローラー11,11aに印刷用
インクが付着してバンド9′を汚す虞が全くない。この
ように印刷を付したバンド9′に凹凸14,14′を形
成すると、第4図に示す如く、凹凸14,1C部及び側
壁14〃に印刷Aを付したのと同様になり、文字等の印
刷Aが変形することはない。
以上説明したように本発明の装置は、表面平滑な熱可塑
性合成樹脂製バンドに会社名等の所望の印刷を付す時及
びその印刷後に、バンドの表裏両面に凹凸形成を行なう
時においても、該バンドを印刷用インクで汚さないよう
にしたものであり、また、印刷用インクをバンドの凹凸
部及び凹部の側壁に印刷したと同様になるため、摩擦ま
たは作業員の手など外の物に直接接触することがないか
ら、たとえ凸部に印刷された部分が摩擦などにより消え
ることがあつても、凹部及び側壁に印刷された部分が消
えず、そのまま鮮明な状態を維持することができ、印刷
文字等が判読不能になるということがない。さらに、印
刷ローラーとエンボスローラーを同一の駆動装置で回転
させているので、回転の違いによるバンドのたるみや、
展張してバンドが切れることもない等、種々の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本装置の正面図
、第2図は印刷装置部を示す斜視図、第3図A,Bはエ
ンボス装置部を示す斜視図、第4図は印刷を付したバン
ドの両面に凹凸を形成した状態を示す一部拡大縦断正面
図である。 1・・・インク溜、3・・・印刷ローラー 3′・・・
表面、4・・・印刷部、5・・・押えローラー、6・・
・印刷装置部、9・・・表面平滑な熱可塑性合成樹脂製
バンド、9′・・・印刷Aを付したバンド、9a・・・
バンド9の表面、9b・・・バンド9の裏面、10・・
・中継ローラ、11,11a・・・エンボスローラー、
1V,11a′・・・エンボスローラー11,11aの
表面、12,12/・・・凹凸、13・・・エンボス装
置部、14,14′・・・バンド9′の表裏両面9a,
9bの凹凸、A・・・印刷、a・・・押えローラー5の
幅、a′・・・バンド9の幅、16・・・駆動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 インク溜上に、表面に印刷文字等の印刷部を形成し
    た印刷ローラーを設け、該印刷ローラーの印刷部上面に
    バンド幅より小幅のローラー幅を有する押えローラーを
    押圧設置して印刷装置部を構成し、該印刷装置部の後方
    上部に乾燥迂回用となる中継ローラーを設けるとともに
    、前記印刷装置部の前方に、表面に凹凸を有するエンボ
    スローラーを設置したエンボス装置部を配し、前記印刷
    装置部に、表面平滑な熱可塑性合成樹脂製バンドを挿通
    して表面に印刷を付するとともに、該バンドを、中継ロ
    ーラーを介して反転させエンボス装置部に案内して、前
    記印刷を付したバンドの表裏両面に凹凸を形成し、且印
    刷ローラーとエンボスローラーを同一の駆動装置より同
    期回転させてなることを特徴とする熱可塑性合成樹脂製
    バンドの印刷・エンボス加工装置。
JP52038398A 1977-04-04 1977-04-04 熱可塑性合成樹脂製バンドの印刷・エンボス加工装置 Expired JPS5939315B2 (ja)

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JPS53123221A JPS53123221A (en) 1978-10-27
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63208465A (ja) * 1987-02-25 1988-08-29 Toshiba Silicone Co Ltd 低硬度シリコ−ンゴムロ−ル
JPH01115666U (ja) * 1988-01-27 1989-08-03

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937466A (ja) * 1972-08-10 1974-04-08

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JPH01115666U (ja) * 1988-01-27 1989-08-03

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