JPS5939213A - 田植機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は田植機に関するもので、詳しくは、田植機の
苗植付クラッチの断、続状態を検出してこれを警告する
警告装置に関するものである。

従来、田植機の苗タンクには収容する苗量が一定量以下
になるとこれを検出して操縦者にこれを警告する警告装
置が設けられ、この警告装置を苗植付クラッチが続状態
にあるときのみ作動させて警告装置の誤作動を起させな
いように構成するものはあった。

しかし、このような従来の技術では、苗植付は作業ｒ１
枕地近くで苗植付クラッチを断に操作したの′ち旋回操
作して再び苗植付は作業を開始するとき、油圧装置の切
替レバーやマーカーの切替レバー等の各種の操作を行わ
なければならず、このため、苗植付クラッチを続状態に
切替えるのを忘れることがあった。ところが、この切替
え忘れを何ら警告装置で警告されない為に旋−回後に苗
植付けが行なわれないまま機体が前進して連続欠株が発
生する欠点があった。

この発明は、従来から設けられている苗減少量を警告す
る警告装置をそのまま使用して構成を複雑化しないで前
記゛の従来装置のもつ欠点を解消することを目的とする
。

この目的達成のために、この発明は、品タンク０１）に
収容される苗量が一定量以下に減少するとこれを検出す
る苗量検出器Ｑ１）と苗植付クラッチの断、続状態のう
ちその断状態が検出できるクラッチ位置検出器翰とを有
し、前記両検出器Ｑυ、（２）の検出動作によって共同
して警告する適宜な警告装置翰を設けてなる田植機の構
成とした。

この発明の一実施例を図面に基づいて詳述すると、（１
）は牽引車体で、左右一対の前輪（２）、（２）と後輪
（３）、（３）とが装着されているフレーム（４）ｌ側
前部にボンネット（５）で覆われた状態でエンジンを搭
載し、後方上部に操縦座席（６）を設け、その前側に操
縦ハンド／Ｉ／　（７）を設けたものである。（８）は
予備苗タンクで、操縦座席（６）の左右両側に設けられ
ている。

（９）は田植装置で、植付ミッションケースを兼ねた植
付部フレーム０１の前側上部に左右に往復横移動するよ
う支架された苗タンク（１υを設け、後側部に苗植付は
上下運動するように取付けられた苗植付杆０のを設け、
更に、下部には、土壌面を整地する整地フロートα葎、
α→を設けている。

θＱは昇降リンク機構で、前記牽引車体（１）に基部が
枢着され、後部にローリングヒツチ枠００を介して前記
田植装置（９）を連結している。

０ηは油圧シリンダー装置で、前記昇降リンク機構０→
を作動して田植装置（９）を上下作動するものである。

（ト）は前記植付ミッションケース内に設けられている
苗植付クラッチを断、続操作する植付クラッチレバ−で
、矢印（イ）方向へ回動操作するとクラッチが続となシ
、反矢印（イ）方向では断となるよう構成している。

０Ｉは油圧切替レバーで、前記油圧シリンダー装置ａ１
）の作動を制御する油圧切替パルプ（イ）を切替える為
のものである。尚、該パルプ（１）はｌ′１１１記フロ
ー）　Ｑｌによっても自動的に切替えられて苗植付は作
業状態では該フロート０３の接地圧が適正に保持される
ように設けられている。

Ｑｌ）は苗量検出器で、苗タンクＱυ（図例では左右に
４個並設されている）の底板部に突出状態に弾持される
アクチュエータ（２１ａ）と、このアクチュエータ（２
１ａ）が下方へ押込まれるとＯＦＦとなシ、底板上面へ
突出するとＯＮするように連接のマイクロスイッチ（２
１５）とからなっている。

（イ）はクラッチ位置検出器で、図例では、前記植付ク
ラッチレバ−α枠を矢印（イ）方向へ回動操作するとき
Ｂ接点型のマイクロスイッチ（２２ａ）がこのレバーに
接当してＯＦＦとなり、反矢印（イ）方向へ回動操作さ
せるとＯＮになるよう構成されている。

翰は警告装置で、牽引車体（１）のボンネット（５）の
前側位に突出する状態とボンネット（５）の上面に倒し
得る状態とに切替えできる回動アーム（ハ）の上端に設
けられる照準器（社）を色付きの透明カプセルとなし、
このカプセル内にランプ（ホ）を挿入して、このランプ
の点滅により警告するようにしたものである。尚、この
警告装置は図例に限るものでなくブザーであってもよい
。

嬶は線引きマーカで、田植装置ｒ９）の左右両側に上下
回動操作のできるアームの先端に設けられ、下動させる
と植付は圃場の土壌面に接当して線引きし、このマーカ
（イ）は線引き位置に牽引車体（１）を旋回後に照準器
（ハ）を合せると旋回前に植付けた外側の苗植付は列と
旋回後に植付けられる内側の苗植付は列との間隔が所定
の適当な条間に保持できるよう設定されている。

翰はマーカ操作レバーを示す。翰はメインクラッチレバ
−１に）はチェンジレバーを示す。

第４図に示した電気回路は、前記警告装置−と苗量検、
出器（２ｕとクラッチ位置検出器（イ）との配線関係を
示したもので、０υはバッテリー、０→はメインスイッ
チ、（至）はフラシャーユニットを示し、クラッチ位置
検出器（２）のマイクロスイッチ（２２ａ）は苗量検出
器３ａの各マイクロスイッチ（２１’）と並列に設けら
れている。しかし、必ずしも図例のようにこの両スイッ
チ（２２ａ）と（２１ｂ）とを並列結線する必要はなく
直列に結線してもよい。

また、前記メインスイッチ０埠は主クラッチを断、続す
ることに連動して、該主クラッチを続とするときにＯＮ
シ、断とするときにＯＦＦにするようにしてもよい。

次に上側の作用を説明する。まず、苗植付は作業にあた
って、予備苗タンク（８）及び田植装置（９）側の苗タ
ンク０υに苗を収容したのち、８］植装置（９）を下降
して次工程で植付ける側のマーカ■を下動したのち、エ
ンジンから各部を伝動する。そして、主クラッチ及び苗
植付クラッチを各クラッチレバー翰及び（至）で続にす
る。このとき、第４図の電気回路についてはメインスイ
ッチ０２はＯＮ、苗量検出器Ｑ心のマイクロスイッチ（
２１ｂ）は０ＦＦ１　クラッチ位置検出器（イ）のマイ
クロスイッチ（２２ａ）はＯＦＦに保持され、警告装置
（転）のランプは点灯しない。

一方、牽引車体（１）は前進し、Ｈ」植装置（９）側は
、左右に往復横移動する苗タンク０］）から苗植月桂α
′４が一株分づつ苗を分割して整地フロートθ→、０４
１で整地される土壌面に植付けて行く。

このとき、マーカー（イ）は、米櫃地側の土壌面へ線引
きする。

このようにして、苗植付は作業中、苗タンク０１）中の
苗が次第に減少してきて、苗補給時期に至不と、この苗
タンクαυの底板部に設けられていたアクチュエータ（
２１ａ）が突出し、そのマイクロスイッチ（２１”）が
ＯＮする。したがって、第４図中の警告装置翰のランプ
が点滅を開始し、操縦者は照準器′（ハ）内で点ぺする
ランプに気（＝１いて、メインクラッチを断し、植付は
作業を一時中止して、予備苗タンク（８）中の苗を苗切
れした苗タンク０１）へ供給する。

そして供給が終ると、警告装置（２）のランプが消える
ので、再び植付は作業を開始するとよい。

次に、畦畔部に達して旋回するときは、植付クラッチレ
バ−（ｌＥ９で苗植付クラッチを断としたのち油圧シリ
ンダー装置αηを介して［（−１ａ’ｉ装置ｔ９）を上
昇して旋回し、その後に田植装置（９）を下降して、マ
ーカー（ロ）の左右の切替えを行い、再び１古植伺クラ
ツチを続に操作しながら照準器（ハ）がマーカー（イ）
で印した線に合致しているかを確かめながら旋回後の苗
植付は作業を再開する。

このとき、植付クラッチレバ−（至）を反矢印（イ）方
向へ操作してクラッチを断にすると同時にマイクロスイ
ッチ（２２ａ）がＯＮするから警告装置＠のランプは点
滅し、旋回中は警告を発し続ける。

そして、苗植付は作業を再開してもランプが点滅すると
きは、植付クラッチレバ−０印の入れ忘れであり、操縦
者はすぐにこの操作ミスに気付くことになる。

以上、この発明は前記の構成としたから、従来から設け
られている苗量が減少したときこれを警告する警告装置
を利用して苗植付クラッチの入れ忘れも警告できる構成
であるから極めてその構成が簡単化できると共に、旋回
時に、苗植付クラッチの入れ忘れが起らないから旋回後
の作業で連続して欠株が発生することを防止できる作用
効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示しだもので、第１図は側
面図、第２図はその平面図、第３図は要部の側断面図、
第４図は電気回路図である。 図中記号、０υは苗タンク、＠１）は苗量検出器、（２
）はクラッチ位置検出器、（ホ）は警告装置を示す。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井関昌孝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 苗タンク（１υに収容される苗量が一定量以下に減少す
   るとこれを検出する苗量検出器（２］）と醒植付クラッ
   チの断、続状態のうちその断状態が検出できるクラッチ
   位置検出器（イ）とを有し、前記両検出器（２＋）、（
   イ）の検出動作によって共同して警告する適宜な警告装
   置（ハ）を設けてなる田植機。