JPH0458291B2 - - Google Patents

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JPH0458291B2
JPH0458291B2 JP60100165A JP10016585A JPH0458291B2 JP H0458291 B2 JPH0458291 B2 JP H0458291B2 JP 60100165 A JP60100165 A JP 60100165A JP 10016585 A JP10016585 A JP 10016585A JP H0458291 B2 JPH0458291 B2 JP H0458291B2
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JP
Japan
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planting
seedling
seedlings
planting clutch
state
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60100165A
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English (en)
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JPS61260806A (ja
Inventor
Hiroto Kimura
Yoshio Watanabe
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マツト状苗を載置する苗のせ台、及
び植付けクラツチの操作で駆動が断続される植付
アームを備えた苗植付装置を、走行機体に昇降自
在に連結した田植機に関し、詳しくは、欠株の発
生を低減する技術に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、上記のように構成された田植機として
は、例えば、実開昭57−54218号公報に示される
ものが存在し、この従来例では苗タンクの苗を感
知する手段、苗植付装置の下降状態を感知する手
段、植付クラツチを入り状態を感知する手段を備
えることにより、苗タンクに苗が無くなつた場
合、苗植付装置の下降状態が感知されない場合、
植付クラツチが切り状態にある場合の何れかの状
態が感知されると、エンジンの停止、警報装置の
作動等の警報作動を行うよう構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、田植作業について考えるに、冒頭に記
したように走行機体に対して苗植付装置が昇降自
在に取付けられている田植機で苗の補給を行う場
合には、苗植付装置を下降させた状態で機体の走
行を停止させると共に、植付クラツチを切り操作
して、下降状態のままの苗植付装置に苗供給を行
う操作が普通である。
しかし、この苗補給後には、苗植付装置が下降
状態にあるので、作業者は機体を走行させるだけ
で植付作業を行える、と錯覚しやすく、苗補給後
に植付クラツチの入り操作を忘れて機体を走行さ
せ、欠株を発生させることも多くの改善の余地が
ある。
尚、この不都合は前述した従来例で解消される
ものの、この従来例では、苗タンクに苗が無くな
つた場合、苗植付装置の下降状態が感知されてい
ない場合、植付クラツチが切り状態にある場合の
何れかの状態が感知されると、エンジンの停止、
警報装置の作動等の警報作動を行うよう構成され
ることから、作業途中で苗補給の目的で植付クラ
ツチを切り操作した場合等、誤りのない状態で苗
補給を行つていても警報作動が行われことから、
この警報が煩わしい面もある。
本発明の目的は冒頭に記したように、苗のせ
台、及び、植付けクラツチの操作で駆動が断続さ
れる植付アームを備えた苗植付装置を、走行機体
に昇降自在に連結した田植機において、作業時に
は誤操作を正しく認識させて欠株を生じ難くする
点にある。
〔課題を解決する手段〕
本発明の特徴は冒頭に記したように、苗のせ
台、及び、植付けクラツチの操作で駆動が断続さ
れる植付アームを備えた苗植付装置を、走行機体
に昇降自在に連結した田植機において、前記苗の
せ台に載置苗が一定以上残つていることを検出す
る機構を設けると共に、前記苗植付装置の下降状
態を検出する機構、前記機体の走行を検出する機
構、前記植付クラツチの切り状態を検出する機構
を設け、これら4つの機構が同時に検出状態にあ
るときのみ植付クラツチの入り操作を要請するよ
う作動する報知装置を備えてある点にあり、その
作用、及び、効果は次の通りである。
〔作用〕
上記特徴によると、例えば、苗の補給直後に植
付クラツチの入り操作を忘れて機体の走行を開始
した場合には、植付クラツチの切り状態を検出す
る機構が、この状態を検出することにより、報知
装置が作動する結果、作業者に植付クラツチが切
り状態にあることを認識させるものとなる。
つまり、本発明では、4つの検出機構を備える
ものの、この機構のうち機体の走行を検出するも
のが検出状態にある状態で、他の3つの機構が検
出状態にある場合にのみ、報知装置が作動するこ
とから、機体の走行を停止してどのような操作を
行つても報知装置は作動せず、又、植付クラツチ
の切り操作で機体の走行を開始した場合のよう
に、機体の走行開始時に誤操作を検出した場合に
のみ、報知装置が作動するので、前述した従来例
のように、作業途中で苗補給の目的で植付クラツ
チを切り操作した場合のように、誤りのない状態
で苗補給を行つていても警報作動が行われる等の
煩わしい面が無く、しかも、誤操作があれば作業
再会時に確実に認識できるのである。
〔発明の効果〕
従つて、苗補給時に報知装置が作動する煩わし
さを感ずる不都合が無く、しかも、苗補給の後に
機体の走行を再会した際に植付クラツチを誤操作
があれば確実に、この状態を報知して欠株を生じ
難くする田上機が構成構成できたのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図に示すように、前後の車輪1,1で走行
する機体2の後部に、油圧シリンダ3で昇降する
リンク機構4を介して5条用の苗植付装置Aを連
結し、田植機を構成する。
前記苗植付装置Aを、機体2からの伝動軸5で
駆動される伝動ケース6、マツト状苗Wを載置す
る苗のせ台7、5つの植付アーム8…3つの整地
フロート9…で構成すると共に、第2図に示すよ
うに中央のフロート9の接地圧変化に基づいて苗
植付装置Aを図面の凹凸に追従させて昇降制御が
行えるよう、該フロート9の前部に設けたリンク
10と前記油圧シリンダ3に対する制御バルブ1
1の操作機構Bとをワイヤ12を介して連係して
ある。そして、この操作機構Bには、機体2に備
えたミツシヨンケース13に内装した植付クラツ
チ14の断続を行う植付クラツチレバー15を連
係してある。
即ち、植付クラツチレバー15と植付クラツチ
14の操作アーム14aとは、リンク16、ロツ
ド17、コイルバネ18を介して連動連結してあ
り、該レバー15を操作域(ON)、操作域
(OFF)に設定することで植付クラツチ14が
夫々、入り状態、切り状態に設定される。又、前
記レバー15を操作域(AUTO)に設定すると、
苗植付装置Aを自動昇降させ、又、Mに設定する
と、苗植付装置Aが、そのレベルを維持し、位置
(UP)に設定すると、苗植付装置Aを強制上昇さ
せるよう、該レバー15と前記操作機構Bとを連
係してある。
従つて、苗植付作業時には植付クラツチレバー
15を位置(DOWN)に設定し、又、機体2の
走行を停止させて、苗Wを補給する場合等には、
レバー15を位置Nに設定して、苗植付装置Aの
自動昇降状態を維持させる。
尚、走行機体2の中央部にはステアリングハン
ドル19、運転座席20を備えた、搭載運転部C
を形成してあり、前記植付クラツチレバー15は
運転座席20の側方に配設してある。そして、こ
のレバー15を切り操作すると、前記伝動軸5へ
の駆動が断たれる。
当該田植機では、作業中に於て、苗Wを補給し
た直後に、植付クラツチ14が切られていること
を作業者が忘れて作業を開始した場合に植付クラ
ツチの入り操作を要請するよう作動する報知装置
を備えている。
つまり、第1図に示すように、苗のせ台7の各
条の裏面には、苗Wが一定以上残つている場合に
は苗Wの重量で押圧され切り状態になるリミツト
スイツチ20…を設け、機体フレーム22に前記
リンク機構4が下降状態にある場合に、リンク機
構4に設けたアーム23が押圧して入り操作する
リミツトスイツチ24を設け、前記車輪1の車軸
1aにギヤ25を設けると共に、このギヤ25の
回転を検出するピツクアツプコイル26、このコ
イル26からの信号を単位時間計数する装置27
で成る走行検出センサ28を設け、植付クラツチ
レバー15を切り域(OFF)に設定した場合に、
このレバー15と離間することで入り操作される
リミツトスイツチ29を機体2に設け、又、
ANDゲート30からの出力信号で作動するメツ
セージ発生装置31を機体2に設け、このAND
ゲート30には前記リミツトスイツチ21,2
4,29、センサ28からの出力信号が入力され
るよう構成してある。
尚、苗のせ台7に設けたスイツチ21とAND
ゲート30との間には信号を反転させるNOTゲ
ート32を介装してある。そして、メツセージ発
生装置31は、人の言葉で「植付クラツチを入れ
て下さい」等の音声をスピーカ33を介して発す
るよう、メモリー、D/A変換器等を内蔵してあ
る。
〔別実施例〕
本発明は、上記実施例以外に例えば、機体の走
行を検出する機構を、主クラツチが入り状態にあ
ることを検出するスイツチと、変換レバーが前進
位置に操作されていることを検出スイツチとのア
ンド条件となることで検出するよう構成しても良
く、他の機構も様々に実施可能である。又、報知
装置は「植付クラツチを入れて下さい」等の文字
を透明板に描いておき、ランプ点灯で、この文字
を浮き上がらせるよう作動する構造に構成しても
良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る田植機の実施例を示し、第
1図は報知装置と検出機構との連係を示す電気回
路図、第2図は植付クラツチの操作系等を示す斜
視図、第3図は田植機の全体側面図である。 2……走行機体、7……苗のせ台、8……植付
アーム、14……植付クラツチ、21……苗検出
機構、24……下降検出機構、28……走行検出
機構、29……クラツチ切り検出機構、31……
報知装置、A……苗植付装置、W……載置苗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 マツト状苗Wを載置する苗のせ台7、及び植
    付けクラツチ14の操作で駆動が断続される植付
    アーム8を備えた苗植付装置Aを、走行機体2に
    昇降自在に連結した田植機であつて、前記苗のせ
    台7に載置苗Wが一定以上残つていることを検出
    する機構21を設けると共に、前記苗植付装置A
    の下降状態を検出する機構24、前記機体2の走
    行を検出する機構28、前記植付クラツチ14の
    切り状態を検出する機構29を設け、これら4つ
    の機構21,24,28,29が同時に検出状態
    にあるときのみ植付クラツチ14の入り操作を要
    請するよう作動する報知装置31を備えてある田
    植機。 2 前記報知装置31が植付クラツチ14の入り
    操作を要請するメツセージを発するよう構成した
    ものである特許請求の範囲第1項に記載の田植
    機。
JP10016585A 1985-05-11 1985-05-11 田植機 Granted JPS61260806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016585A JPS61260806A (ja) 1985-05-11 1985-05-11 田植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016585A JPS61260806A (ja) 1985-05-11 1985-05-11 田植機

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Publication Number Publication Date
JPS61260806A JPS61260806A (ja) 1986-11-19
JPH0458291B2 true JPH0458291B2 (ja) 1992-09-17

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JP10016585A Granted JPS61260806A (ja) 1985-05-11 1985-05-11 田植機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4805588B2 (ja) * 2005-02-24 2011-11-02 ヤンマー株式会社 田植機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754218B2 (ja) * 1978-08-07 1982-11-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754218U (ja) * 1980-09-12 1982-03-30

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JPS5754218B2 (ja) * 1978-08-07 1982-11-17

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JPS61260806A (ja) 1986-11-19

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