JPH0711A - 作業車の警報装置 - Google Patents

作業車の警報装置

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Publication number
JPH0711A
JPH0711A JP14726093A JP14726093A JPH0711A JP H0711 A JPH0711 A JP H0711A JP 14726093 A JP14726093 A JP 14726093A JP 14726093 A JP14726093 A JP 14726093A JP H0711 A JPH0711 A JP H0711A
Authority
JP
Japan
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alarm
work
abnormality
planting
fertilizer
Prior art date
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Pending
Application number
JP14726093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Mizota
秀昭 溝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0711A publication Critical patent/JPH0711A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業中に異常警報が発せられたときにどのよ
うな異常であるかを容易に認識できるようにする。 【構成】 作業走行に伴って消費される消費材が貯溜搭
載され、作業装置3に対する操作指令用各種操作具を備
えた作業車の警報装置において、前記消費材の貯溜作業
状況に異常がある場合と、前記各種操作具が所定操作位
置に操作されていない場合との夫々における警報作動内
容が異なる状態で警報作動する警報手段を備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、乗用型田植機
等の作業車の警報装置に関し、詳しくは、作業走行に伴
って消費される消費材が貯溜搭載され、作業装置に対す
る操作指令用各種操作具を備えた作業車の警報装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車として例えば乗用型田植機の
警報装置において、従来では、例えば消費材としての植
付け用載置苗や施肥用の貯溜肥料等の貯溜残量が残り少
なくなった場合、又は、植付け作業に際して作業装置を
駆動させるための作業クラッチが入り操作されていなか
ったり、部分条植え用の各条クラッチ操作レバー等の操
作具が作用姿勢に設定されていない場合等には、機体操
縦部に設けた警報ブザーが間欠的に鳴動して、機体操縦
者に異常を知らせるよう構成され、総ての異常に対して
常に一定のブザー音を発生するよう構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造においては、異常警報の警報内容が各事象において総
て同じであることから、作業中に警報が発せられた場
合、どの箇所において異常が発生しているかの判別が出
来ないために、警報が発せられる毎に消費材の貯溜量の
確認と各種操作具の操作状況の確認を行うこととなり、
特に、機体操縦部からそのまま視認することができない
場合には、機体から離れて確認する等の煩わしさがあ
り、作業性が低下する欠点があり、改善の余地があっ
た。本発明は上記不具合点を解消することを目的として
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1発明の特徴構成は、
冒頭に記載した作業車の警報装置において、前記消費材
の貯溜作業状況に異常がある場合と、前記各種操作具が
所定操作位置に操作されていない場合との夫々における
警報作動内容が異なる状態で警報作動する警報手段を備
えてある点にある。
【0005】第2発明の特徴構成は、前記警報手段の警
報作動のうち、特定の消費材に対する警報のみを停止さ
せる警報停止手段を備えてある点にある。
【0006】
【作用】第1発明の特徴構成によると、例えば消費材
〔例えば、載置苗や肥料等〕の残量が少なくなった場
合、あるいは、詰まりが生じた場合等、貯溜作業状況に
異常がある場合に発せられる警報内容と、各種操作具
〔例えば、作業クラッチや各条クラッチレバー等〕が所
定操作位置に操作されていない場合に発せられる警報内
容とが異なるので、警報が発せられたときに操縦者がど
のような異常であるかを即座に認識することができ、そ
の後の対応を迅速に行うことができる。
【0007】第2発明の特徴構成によると、特定の消費
材、例えば肥料等の使用しないことがある消費材に対す
る警報作動だけを停止させることができて、このような
消費材を使用しない場合に、作業状況に異常は無いにも
かかわらず常時警報を発するといった弊害を防止でき、
その他の異常、例えば各種操作具の操作忘れ等に対して
は有効に警報作動が行われる。
【0008】
【発明の効果】従って、第1発明の特徴構成によると、
作業走行中に警報が発せられたときに、どのような異常
であるかを容易に判別ができて、その後の対応が迅速に
行え、作業能率が向上するものとなった。
【0009】第2発明の特徴構成によると、作業形態に
よっては使用しない消費材がある場合であっても、作業
に支承のある異常だけに対して確実に警報作動させるこ
とができるものとなった。
【0010】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図3
に作業車の一例である乗用型田植機を示している。この
田植機は、乗用型走行機体1の後部にリンク機構2を介
して苗植付装置3〔作業装置の一例〕を昇降自在に連結
して、機体を走行させながら苗の植付け作業を行うよう
構成してある。
【0011】前記苗植付装置3は、植付け用苗を載置し
て往復横移動する苗のせ台4、苗のせ台4の下端部から
一株づつ植付け用苗を取り出して圃場に植付ける植付機
構5、圃場面を整地する整地フロート6等を備えるとと
もに、走行機体側の動力が植付クラッチ7及び伝動軸8
を介して供給され、植付伝動ケース9を介して各植付機
構5及び苗のせ台横送り機構等に動力を伝えるよう伝動
系を構成してある。尚、各条の植付機構5のうち一部の
条だけのものの駆動を停止自在な各条クラッチ10を植
付伝動ケース9内に備え、苗のせ台4の裏面側に備えた
各条クラッチレバー11を操作することでクラッチ入り
切り操作できるよう構成してある。この苗植付装置3の
左右横側には次回植付け作業用圃場面に走行指標を描く
ための線引きマーカ12を出退自在に配備し、各線引き
マーカ12の出し入れ用操作レバー13は機体操縦部に
備えてある。前記植付クラッチ7は苗植付装置3の昇降
操作用レバー14の操作に伴って図示しない電動モータ
とリンクにより入り切り操作されるよう構成してある。
【0012】苗植付装置3の後部には、植付け作業を同
時に側条施肥を行う施肥装置15を備え、この施肥装置
15は肥料貯溜タンク16から、植付機構5の動力に連
動して作動する肥料繰出し機構17によって所定量づつ
肥料が繰出され、流下パイプ18を介して作溝器19に
より圃場面に作成された溝内に肥料を供給するよう構成
してある。
【0013】そして、この田植機には、植付け作業に際
して各部の異常を検出する異常検出手段を備え、この異
常検出に基づいて警報を発するよう構成してある。詳述
すると、苗のせ台4には載置苗が残り少なくなったこと
を検出する苗切れセンサ20を備え、肥料貯溜タンク1
6内には貯溜肥料が残り少なくなったことを検出する肥
料切れセンサ21を備え、肥料流下経路内には肥料の詰
まりが生じたことを検出する肥料詰まりセンサ22を備
えてある。このように苗や肥料等作業の進行に伴って消
費されるものに関する異常検出系を消費材系の異常を称
する。又、植付クラッチ7が入り操作状態になっていな
いことを検出する植付クラッチセンサ23と、各条クラ
ッチ10がクラッチ入り状態になっていないことを検出
する各条クラッチセンサ24と、左右いずれの線引きマ
ーカ12も突出作用姿勢になっていないことを検出する
マーカ出し忘れセンサ25の夫々を適宜箇所に備えてあ
る。このように人為操作に対する操作忘れ異常検出系を
操作系の異常と称する。
【0014】前記消費材の貯溜作業状況に異常がある場
合と、前記各種操作具が所定操作位置に操作されていな
い場合との夫々における警報作動内容が異なる状態で警
報作動する警報手段Aを備えてある。つまり、図1に示
すように、前記各センサ類の出力は制御装置26に入力
され、制御装置26は機体操縦部に配設した警報ブザー
B及び警報ランプLを駆動制御するよう構成してあり、
制御装置26、警報ブザーB及び警報ランプLにより上
記警報手段Aを構成し、制御装置26は、以下のように
制御を実行する。尚、このような施肥装置付き田植機に
おいて、施肥作業を行わない場合に、肥料関係の異常に
対する警報作動を停止させる警報停止スイッチSW〔警
報停止手段の一例〕を備えてある。
【0015】図2に示すように、警報停止スイッチSW
がオン操作されていれば、オン操作されている間は肥料
切れ及び肥料詰まりに対する警報作動を停止させるよう
制御する〔ステップ1,2〕。そして、いずれかの異常
検出センサが検出されると、消費材系のみの異常である
か否かが判断され、消費材系のみの異常であれば、0.
5秒周期で且つ1/2デューティ比で間欠的に警報ブザ
ーBと警報ランプLを所定期間だけ警報作動させる〔ス
テップ3〜5〕。尚、このとき、警報停止スイッチSW
がオン操作されているときは、苗切れ異常だけに対応す
ることになる。操作系のみの異常であれば、1秒周期で
且つ1/2デューティ比で間欠的に警報ブザーBと警報
ランプLを所定期間だけ警報作動させる〔ステップ6,
7〕。又、消費材系と操作系の両系統に異常が発生して
いるときは、上記2種類の警報モードが交互に現出する
よう警報作動させる〔ステップ8,9〕。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御ブロック図
【図2】制御フローチャート
【図3】田植機の側面図
【符号の説明】
3 作業装置 A 警報手段 SW 警報停止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業走行に伴って消費される消費材が貯
    溜搭載され、作業装置(3)に対する操作指令用各種操
    作具を備えた作業車の警報装置であって、前記消費材の
    貯溜作業状況に異常がある場合と、前記各種操作具が所
    定操作位置に操作されていない場合との夫々における警
    報作動内容が異なる状態で警報作動する警報手段(A)
    を備えてある作業車の警報装置。
  2. 【請求項2】 前記警報手段(A)の警報作動のうち、
    特定の消費材に対する警報のみを停止させる警報停止手
    段(SW)を備えてある請求項1に記載の作業車の警報
    装置。
JP14726093A 1993-06-18 1993-06-18 作業車の警報装置 Pending JPH0711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14726093A JPH0711A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 作業車の警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14726093A JPH0711A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 作業車の警報装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0711A true JPH0711A (ja) 1995-01-06

Family

ID=15426212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14726093A Pending JPH0711A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 作業車の警報装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0711A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014221010A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 三菱農機株式会社 移植機
JP2015174646A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 株式会社クボタ 作業機

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