JP2695567B2 - 田植機 - Google Patents

田植機

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JP2695567B2
JP2695567B2 JP8584592A JP8584592A JP2695567B2 JP 2695567 B2 JP2695567 B2 JP 2695567B2 JP 8584592 A JP8584592 A JP 8584592A JP 8584592 A JP8584592 A JP 8584592A JP 2695567 B2 JP2695567 B2 JP 2695567B2
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seedling
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秀昭 溝田
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗のせ台における各条
苗載置部の夫々に載置苗が所定量以下になったことを検
出する苗切れ検出センサを備えるとともに、各植付け条
毎に施肥を行う施肥装置に、各条施肥部における貯溜肥
料の量が所定量以下になったことを検出する肥料切れ検
出センサと、肥料繰り出し途中で肥料が詰まったことを
検出する詰まり検出センサを備え、これらの検出結果に
基づいて、操縦者に知らせるための警報発生手段を備え
てある田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記田植機において、従来では、例えば
実開昭62−74510号公報に開示されるように、機
体操縦部の操縦者に見やすい箇所に、苗切れ表示警報ラ
ンプ及び肥料詰まり表示警報ランプを配設し、いずれか
の条でこれらの事象が検出されると、その発生した事象
に対応する警報ランプを点灯させて操縦者に警告するよ
う構成するとともに、苗のせ台の上端部に各条毎に警報
ランプを設けて、いずれの条で苗切れが発生したかを示
すよう構成したものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
造によると、肥料切れや肥料詰まりが発生したことを各
条毎に対応して表示しようとすると、条毎の警報ランプ
が各条毎に3個づつ必要になり、警報ランプの数が多く
なり構造が複雑になる欠点があるとともに、各条毎に3
個づつ警報ランプを配置する構造では、どの条において
上記したような事象が発生したかを判断することはでき
るけれども、多くのランプが存在するためにどのような
事象が発生したのかを容易に判別しにくく、その後の対
処を誤り無駄な時間を費やす等のおそれがあり、作業能
率の面で改善すべき点があった。特に、植付け条数の多
い場合には上記弊害が顕著となっていた。本発明は上記
不具合点を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、冒
頭に記載した田植機において、前記各検出センサによる
検出状態がいずれの植付け条において発生したかを表示
する異常発生条表示部と、前記各検出センサに対応した
表示を行う検出項目表示部とを備えて前記警報発生手段
を構成し、前記検出項目表示部における各項目表示具を
順次的に表示作動するべく作動タイミングを設定し、か
つ、前記異常発生条表示部において、夫々の検出項目の
表示と同期させて対応する異常発生条を対応表示させる
よう作動タイミングを設定して駆動させる警報発生制御
手段を備えてある点にある。
【0005】
【作用】例えば、所定の条Aで苗切れが発生し、他の条
Bで肥料切れが発生し、他の別の条Cで肥料詰まりが発
生した場合を想定すると、検出項目表示部における苗切
れ用表示具が作動するとともに、異常発生条表示部にお
ける条Aに対応する箇所が同期して作動する第1の警報
状態と、検出項目表示部における肥料切れ用表示具が作
動するとともに、異常発生条表示部における条Bに対応
する箇所が同期して作動する第2の警報状態と、検出項
目表示部における肥料詰まり用表示具が作動するととも
に、異常発生条表示部における条Cに対応する箇所が同
期して作動する第3の警報状態の夫々の状態が順次的に
繰り返して作動するよう制御されることとなる。このよ
うに警報が行われると、いずれの事象がどの条で発生し
たのかを容易に判別することができる。しかも、検出項
目表示部における各項目表示具は項目数に対応する個数
で済み、異常発生条表示部も最大で植付け条数分だけで
済むので、マトリクス状に多数の警報手段を設ける必要
が無く、部品点数が削減できる。
【0006】
【発明の効果】従って、合理的構造改良によって、複数
の植付け条毎に各別に発生する苗切れ等の複数の事象
を、いずれの条でどのような事象が発生したのかを容易
に且つ正確に判断できるものとなるとともに、構造の簡
素化が可能なものを提供できるに到った。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図4
に乗用型田植機を示している。この田植機は乗用型走行
機体の後部にリンク機構1を介して昇降自在に苗植付装
置2を連結して構成してある。苗植付装置2は、植付け
用マット苗を載置して左右一定ピッチで往復横移動する
苗のせ台3、苗のせ台3の下端部から一株づつ苗を取り
出して圃場に植付ける植付機構4、接地フロート5等を
備えるとともに、後方側に施肥装置6を連結して8条植
え形式に構成してある。図3に示すように、前記施肥装
置6は、上部に配置され粉粒状の肥料を貯溜するホッパ
ー7の下端部から連通する状態で繰り出し機構8を設
け、この繰り出し機構8から所定量づつ繰り出される肥
料を流下パイプ9を介して圃場面まで流下案内するよう
構成し、接地フロート5に取付けられた作溝器10によ
り圃場面上に形成された案内溝内に肥料を埋め込み供給
するよう構成してある。前記ホッパー7は2条毎に連通
する状態に構成され、前記各繰り出し機構8、流下パイ
プ9及び作溝器10は各条毎に配備されている。繰り出
し機構8はケース内に外周面に肥料入り込み用凹部を形
成した繰り出しロール11を、植付機構4における回転
ケース4aの回転駆動に伴って連動して所定ピッチで回
動駆動して、肥料を所定量づつ流下案内するよう構成し
てある。前記苗のせ台3の各条苗載置部3aには、載置
されているマット苗が植付け作動に伴って消費され残り
少なくなった場合、そのことを検出する苗切れ検出セン
サ12を各条毎に配備してあり、前記各肥料貯溜ホッパ
ー7内には貯溜肥料が残り少なくなったことを検出する
肥料切れ検出センサ13を配設してある。又、前記各流
下パイプ9の流下案内途中部には肥料詰まりが発生した
ことを検出する肥料詰まり検出センサ14を配設してあ
る。そして、機体操縦部パネル15に上記したような各
検出センサ12,13,14の検出結果に基づいてこの
ような事象が発生したことを機体操縦者に警告するため
の警報発生手段を備えてある。そして、各検出センサ1
2,13,14による検出状態がいずれの植付け条にお
いて発生したかを表示する異常発生条表示部16と、前
記各検出センサ12,13,14に対応した表示を行う
検出項目表示部17とを備えて前記警報発生手段を構成
してある。詳述すると、図2に示すように、操縦部パネ
ル15に、苗切れが発生した場合に点灯する項目表示具
の一つとしての苗切れ警告ランプ18、肥料切れが発生
した場合に点灯する項目表示具の一つとしての肥料切れ
警告ランプ19、肥料詰まりが発生した場合に点灯する
項目表示具の一つとしての肥料詰まり警告ランプ20の
夫々を配設して検出項目表示部17を構成し、上記した
ような事象がいずれの条で発生したかを夫々2条毎に表
示する4個の条表示ランプ21,22,23,24を配
備して前記異常発生条表示部16を構成してある。又、
上記したいずれかの事象が発生した場合に警報音を発生
する警報ブザーBZを設けてある。前記警報ブザーBZ
の近傍には、当該警報ブザーBZの警報音発生形態を各
種に変更させるための3個のスイッチを設けてある。つ
まり、長短切換スイッチSW1は警報ブザーBZの作動
時における鳴動時間を長く〔例えば8秒間〕する状態と
短く〔例えば4秒間〕する状態に切り換え操作するため
のものであり、大小切換スイッチSW2は音量の大小を
変更させるためのものであって、入切スイッチSW3は
警報音を発する状態と作動を解除する状態とに切り換え
るためのものである。又、各スイッチにおける設定状態
は、夫々に隣接して設けられるスイッチランプの点灯非
点灯により判断できるようにしてある。つまり、長短切
換スイッチSW1が長時間動作状態で第1スイッチラン
プ25が点灯し、大小切換スイッチSW2が大音量状態
に設定されているとき第2スイッチランプ26が点灯
し、入切スイッチSW3が入り作動状態で第3スイッチ
ランプ27が点灯するよう構成し、他の設定状態におい
ては各スイッチランプ25,26,27が消灯するよう
構成してある。又、エンジン始動用キースイッチの始動
操作時には、すべてのスイッチランプ25,26,27
が点灯する状態に自動的にリセットされるよう構成して
ある。前記警報ブザーBZは路上走行時のクラクション
替わりに用いることができるよう構成してある。即ち、
上記したような作動状態にかかわらず、前記入切スイッ
チSW3を所定時間以上操作し続けると、その操作以後
は、入切スイッチSW3を押している間は最大音量で鳴
動を続けるよう切り換える。そして、前記検出項目表示
部17における苗切れ警告ランプ18、肥料切れ警告ラ
ンプ19及び肥料詰まり警告ランプ20の夫々を順次的
に表示作動するべく作動タイミングを設定し、かつ、前
記異常発生条表示部16において、夫々の検出項目の表
示と同期させて対応する異常発生条を対応表示させるよ
う作動タイミングを設定して駆動させる警報発生制御手
段Aを備えてある。つまり、図1に示すように、上記各
検出センサ群の検出結果がマイクロコンピュータを備え
た制御装置28に与えられ、この制御装置28により、
前記各警告ランプ18〜20、各条表示ランプ21〜2
4及び警報ブザーBZを駆動制御するよう構成し、前記
警報発生制御手段Aは制御装置28に制御プログラム形
式で備えられ、制御装置28は次にように制御を実行す
る。いずれかの検出センサ12〜14が検出状態にな
り、制御装置28がそのことを検出すると、警報ブザー
BZを作動させるとともに、検出された事象に対応する
警告ランプ18〜20と当該事象が発生した条に対応す
る条表示ランプ21〜24とを同期させて点滅点灯させ
るのである。そして、複数の事象がほぼ同時に発生した
場合、あるいは複数の条で同時に発生したような場合に
は、最初に、苗切れ警報ランプ18と苗切れが発生した
条に対応する条表示ランプとを所定時間だけ同時に点滅
点灯させ、その所定時間経過後、肥料切れ警報ランプ1
9と肥料切れが発生した条に対応する条表示ランプとを
所定時間だけ同時に点滅点灯させる。又、その所定時間
経過後、肥料詰まり警報ランプ20と肥料詰まりが発生
した条に対応する条表ランプとを所定時間だけ同時に点
滅点灯させる。そして、以降、この順番でこのような表
示形態を繰り返すことで、どのような事象がどの条で発
生したのかを正確に判別することができるのである。
【0008】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御ブロック図
【図2】操縦部パネルの平面図
【図3】田植機後部の側面図
【図4】田植機の全体側面図
【符号の説明】
3 苗のせ台 3a 各条苗載置部 6 施肥装置 12 苗切れ検出センサ 13 肥料切れ検出センサ 14 詰まり検出センサ 16 異常発生条表示部 17 検出項目表示部 18,18,20 項目表示具 A 警報発生制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗のせ台(3)における各条苗載置部
    (3a)の夫々に載置苗が所定量以下になったことを検
    出する苗切れ検出センサ(12)を備えるとともに、各
    植付け条毎に施肥を行う施肥装置(6)に、各条施肥部
    における貯溜肥料の量が所定量以下になったことを検出
    する肥料切れ検出センサ(13)と、肥料繰り出し途中
    で肥料が詰まったことを検出する詰まり検出センサ(1
    4)を備え、これらの検出結果に基づいて、操縦者に知
    らせるための警報発生手段を備えてある田植機であっ
    て、前記各検出センサ(12),(13),(14)に
    よる検出状態がいずれの植付け条において発生したかを
    表示する異常発生条表示部(16)と、前記各検出セン
    サ(12),(13),(14)に対応した表示を行う
    検出項目表示部(17)とを備えて前記警報発生手段を
    構成し、前記検出項目表示部(17)における各項目表
    示具(18),(19),(20)を順次的に表示作動
    するべく作動タイミングを設定し、かつ、前記異常発生
    条表示部(16)において、夫々の検出項目の表示と同
    期させて対応する異常発生条を対応表示させるよう作動
    タイミングを設定して駆動させる警報発生制御手段
    (A)を備えてある田植機。
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