JP4985688B2 - 乗用型田植機 - Google Patents

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Description

この発明は、乗用型走行車体に田植装置を装着した乗用型田植機に関するものであり、詳しくは、田植装置を所定の姿勢に制御するローリング制御手段を設けた乗用型田植機の技術分野に属する。
この種の従来技術としては、田植機の植付け部を所定の姿勢に制御するローリング制御手段を設けた乗用型田植機がある(特許文献1参照)。
特開平7−135810号公報(第1頁、図4)
併し乍ら、上記のローリング制御手段のローリング制御機構は、植付け部を姿勢変更するモータとギヤが機体の左右中心位置にあり、ローリング制御機構の組付けやメンテナンス作業が困難であ
また、苗植装置が左右中央位置に戻ってきた際にローリング制御を停止させる機構がないと共に、苗植装置が大幅にローリングしたときにローリング制御を停止させる機構が無いので、苗植装置が圃場面に適正に接地せず、苗の植付精度が低下する問題がある。
上記課題を解決するために、次のような技術的手段を講じた。
すなわち、乗用型走行車体(1)に昇降リンク機構(23)を介して昇降自在で且つローリング軸(26)を介してローリング自在に苗植装置(25)を装着し、ローリング軸(26)を昇降リンク機構(23)の後端部に設けた縦枠(27)に設け、苗植装置(25)には植付伝動ケース(29)と苗載台(30)と苗植付け具(31)とセンターフロート(32)とサイドフロート(33)とを設け、センターフロート(32)の上下位置検出に基づいてソレノイド油圧バルブ(52)を制御して苗植装置(25)の上下位置を制御する昇降制御手段を設け、乗用型走行車体(1)若しくは苗植装置(25)の左右傾斜を検出する水平センサー(64)による検出に基づいて昇降リンク機構(23)と苗植装置(25)との間に設けたローリング制御機構(59)を作動させて苗植装置(25)を所定の姿勢に制御するローリング制御手段を設けた乗用型田植機において、該ローリング制御機構(59)は、縦枠(27)の上部に支持板(27a)を固定して設け、該支持板(27a)の機体左右中心から左右一側方に偏った位置に電動モータ(60)を正逆転自在に設け、該電動モータ(60)小径の駆動歯車(61a)を設け、該駆動歯車(61a)に噛合する大径の従動歯車(61b)を回動軸(61c)を介して支持板(27a)に回動自在に設け前記駆動歯車(61a)と従動歯車(61b)とを機体左右中心から左右一側方に偏った位置で噛み合わせ、前記従動歯車(61b)にローリング駆動ピン(61d)を固定して設け、前記支持板(27a)に枢支軸(61e)を介して回動アーム(62)を回動自在に設け、該回動アーム(62)に形成した長孔(62a)に前記ローリング駆動ピン(61d)を嵌合させると共に、前記回動アーム(62)と苗植装置(25)の左右支持部材(29a)との間に左右引張バネ(63)を設け前記回動アーム(62)が左右最大回動位置であることを検出する第1センサー(68)を設けて構成したことを特徴とする乗用型田植機とした。
従って、機体支持板(27a)の左右中心から左右一側方に偏った位置に設けた電動モータ(60)や駆動歯車(61a)や従動歯車(61b)を点検や修理する際には、作業者は電動モータ(60)や駆動歯車(61a)と従動歯車(61b)との噛合位置が機体の左右中心から左右一側方に偏った側から容易に点検や修理作業が行えるので、その作業性が向上する
また、電動モータ(60)や駆動歯車(61a)や従動歯車(61b)を機体から取外したり組み付けたりする作業も、電動モータ(60)や駆動歯車(61a)と従動歯車(61b)との噛合位置が機体の左右中心から左右一側方に偏った側から容易に行えてその作業効率が良い。
然も、ローリング制御機構(59)の構造が簡潔なものとなり、軽量で安価な機械を得ることができる。
更に、回動アーム(62)の回動位置を検出する第1センサー(68)を設けたことにより、回動アーム(62)が左右最大回動したときにそれ以上のローリング制御を停止させることができる。
請求項2記載の発明は、前記回動軸(61c)に作動検出体(66)を回動自在に設け、該作動検出体(66)に凸部(66a)を設け、前記従動歯車(61b)に円弧状の長孔(61b”)を形成し、該円弧状の長孔(61b”)に従動歯車(61b)と作動検出体(66)とを固定する螺子(67)を貫通させて設け、前記従動歯車(61b)と作動検出体(66)とが一体回動して回動アーム(62)が左右中央位置になると前記凸部(66a)を検出して回動アーム(62)を停止させる第2センサー(65)を設け、前記従動歯車(61b)の外周部に前記第1センサー(68)が当接する凹部(68a)を形成し、該凹部(68a)の最終端の凸部に前記第1センサー(68)が接触すると前記従動歯車(61b)の回動を停止させる構成としたことを特徴とする請求項1記載の乗用型田植機とした。
従って、従動歯車(61b)に形成した円弧状の長孔(61b”)に従動歯車(61b)と作動検出体(66)とを固定する螺子(67)を貫通させて設けたことにより、螺子(67)を緩めると検出回転体(66)の位置を回転調節することができ、回動アーム(62)を左右中央位置で確実に停止させることができる。
また、従動歯車(61b)と作動検出体(66)とが一体回転して回動アーム(62)が左右中央位置になると凸部(66a)を検出して回動アーム(62)の回動を停止させる第2センサー(65)を設けたことにより、ローリング制御が停止したときに苗植装置(25)を圃場面に適正に接地した状態とすることができる。
そして、第1センサー(68)が従動歯車(61b)の凹部(68a)の最終端の凸部に接触すると、従動歯車(61b)の回動を停止させる構成としたことにより、苗植装置(25)が左右最大回動位置を超えてローリングすることを防止できる。
よって、機体支持板(27a)の左右中心から左右一側方に偏った位置に設けた電動モータ(60)や駆動歯車(61a)や従動歯車(61b)を点検や修理する際には、作業者は電動モータ(60)や駆動歯車(61a)と従動歯車(61b)との噛合位置が機体の左右中心から左右一側方に偏った側から容易に点検や修理作業が行えるので、その作業性が向上する
また、電動モータ(60)や駆動歯車(61a)や従動歯車(61b)を機体から取外したり組み付けたりする作業も、電動モータ(60)や駆動歯車(61a)と従動歯車(61b)との噛合位置が機体の左右中心から左右一側方に偏った側から容易に行えてその作業効率が良い。従って、簡潔な構成で従来例の課題を解消することができる。
然も、ローリング制御機構(59)の構造が簡潔なものとなり、軽量で安価な機械を得ることができる。従って、ローリング制御手段が簡潔でありながら、従来例の課題を適正に解消することができる。
更に、回動アーム(62)の回動位置を検出する第1センサー(68)を設けたことにより、回動アーム(62)が左右最大回動したときにそれ以上のローリング制御を停止させることができるので、苗植装置(25)が左右最大回動位置を超えてローリングすることが防止され、苗の植付精度が向上する。
請求項2記載の発明の効果は、請求項1記載の発明の効果に加えて、従動歯車(61b)と作動検出体(66)を固定する螺子を設けたことにより、螺子(67)を緩めると検出回転体(66)の位置を回転調節することができるので、回動アーム(62)が左右中央位置で確実に停止するため、苗植装置(25)が圃場面に適正に接地した状態となり、苗の植付精度が向上する。
また、回動アーム(62)の回動が左右中央位置になると自動的に停止することにより、苗植装置(25)を圃場面に適正に接地した状態とすることができるので、苗の植付精度が向上する。
さらに、第1センサー(68)が従動歯車(61b)の凹部(68a)の最終端の凸部に接触すると、従動歯車(61b)の回動を停止させる構成としたことにより、苗植装置(25)が左右最大回動位置を超えてローリングすることを防止できるので、苗の植付精度が向上する。
乗用型田植機の全体側面図である。 乗用型田植機の全体平面図である。 植付装置の正面図である。 制御系のブロック回路図である。 ローリング作動機構部の拡大背面図である。 ローリング作動機構部の拡大側面図である。 他の例を示すローリング作動機構部の作用説明用拡大図である。
この発明の実施の一形態として、乗用型農作業機の一種である6条植え乗用型田植機を図面に基づき詳細に説明する。1は乗用型走行車体であって、左右フレーム2・2と該左右フレーム2・2の後部を連結する横フレーム3とで構成される機体の後部上面にエンジン4を搭載し、左右フレーム2・2の前部には走行ミッションケース5を固設している。そして、この走行ミッションケース5には、エンジン4の回転駆動力が変速されるHST変速装置と前輪デフ装置と後輪デフ装置とが内蔵されているおり、HST変速装置は、変速レバー6にて、後進と中立と前進(圃場内で植付け作業をする植付速・路上等で早く移動する為の移動速)とに変速操作される。
7・7は左右フロントアクスルケースであって、前記走行ミッションケース5の前輪デフ装置より左右駆動軸を介して動力が伝動されるように構成されている。9・9は操向自在の左右駆動前輪であって、左右フロントアクスルケース7・7の下部に嵌合され操縦ハンドル10にて回動される操向ケース11・11に軸架されており、操縦ハンドル10を回すと左右操向ケース11・11が縦軸回りに回動し左右駆動前輪9・9が向きを変えるように構成されている。
15・15は左右後輪駆動ケースであって連結枠で一体に連結されており、該連結枠が横フレーム3にローリング軸にてローリング自在に設けられており、その左右両側部に軸架された左右駆動後輪18・18が上下揺動できるように構成されている。19・19は、走行ミッションケース5の後輪デフ装置から左右後輪駆動ケース15・15に動力を伝える伝動軸である。
そして、後輪駆動ケース15内部の伝動機構中には左右駆動後輪18・18に対する左右サイドクラッチと左右サイドブレーキとが内蔵されており、エンジン4の前方に設けられた左右クラッチペダル20・20の踏込操作により該左右サイドクラッチが切れ且つ左右サイドブレーキが利くように構成されている。即ち、左右クラッチペダル20・20の踏込操作をした側の駆動後輪18・18の駆動が停止されブレーキが利くようになっている。
21はFRPにて成型された車体カバーであって、エンジン4の周囲を覆うエンジンカバー部21aと、前記エンジン4の前方及び左右側方に設けられたステップ21bと、ハンドルポストカバー21cと、エンジン4の後方に設けられた後輪フェンダーを兼ねたステップ21dとにより構成されており、左右フレーム2・2上に固定されている。22は操縦座席で、前記車体カバー21のエンジンカバー部21a上面に設置固定されている。
23は上部リンク23aと下部リンク23bとにより構成される昇降リンク機構であって、上部リンク23aと下部リンク23bの基端部は左右フレーム2・2の後部に固着された支持フレーム24に各々枢着され、後端部は後述の苗植装置25をローリング自在に支持するローリング軸26が設けられた縦枠27に枢着されている。
28は油圧シリンダーであって、シリンダーの基部が左右フレーム2・2に枢着され、そのピストンの後端が上部リンク23aと一体の揺動アーム23cに枢着されている。苗植装置25は、前記縦枠27のローリング軸26にローリング自在に装着されたフレームを兼ねる植付伝動ケース29と、該植付伝動ケース29に設けられた左右支持部材29a・29aに支持されて機体左右方向に往復動する苗載台30と、植付伝動ケース29の後端部に装着され前記苗載台30の下端より1株分ずつの苗を分割して圃場に植え付ける6つの苗植付け具31…と、植付伝動ケース29の下部にその後部が枢支されてその前部が上下揺動自在に装着された整地体であるセンターフロート32・左右サイドフロート33・33等にて構成されている。左右サイドフロート33・33は、各々左右駆動後輪18・18の後方に配置されており、該左右駆動後輪18・18にて掻き乱された圃場を整地すると共に苗植付け具31にて苗が植付けられる圃場の前方を整地すべく設けられている。そして、苗載台30は、6つの苗載置部が左右方向に並列して設けられている。
また、走行車体1の前部左右両側には、補給用の苗を載せておく予備苗載台38,38が機体よりも側方に張り出す位置と内側に収納した位置とに回動可能に設けられている。
40は施肥装置であって、前記支持フレーム24の上端部に固着されており、施肥タンク41…と、該各施肥タンク41…の下部に装着され施肥タンク41内の粒状肥料を一定量ずつ繰り出す肥料繰出装置42…と、該肥料繰出装置42にて繰り出された肥料を案内する透明の施肥パイプ43…と、センターフロート32・左右サイドフロート33・33に固着され苗植付け位置側方の圃場に施肥溝を掘り施肥パイプ43にて案内された粒状肥料を該施肥溝内に落下案内する作溝器44…とにより構成されている。尚、45は肥料繰出装置42…を駆動する駆動機構であって、左右フレーム2・2上に固設の施肥駆動ケ−ス46により回転動力が伝達される。そして、施肥駆動ケ−ス46には走行ミッションケース5より駆動軸47にて動力が伝達されるように構成されている。
48は両端にユニバーサルジョイントを有するPTO伝動軸であって、施肥駆動ケース46の動力を苗植装置25の植付伝動ケース29に伝達すべく設けている。49は圃場に対する苗植装置25の位置を検出するセンサーとしてのセンターフロートセンサーであって、センターフロート32前部の上下位置を検出するポテンショメータにより構成され、センターフロート32の前部上面とリンク50により連携されている。そして、センターフロートセンサー49のセンターフロート32前部の上下位置検出に基づいて、制御装置51の昇降制御手段によりソレノイド油圧バルブ52を制御して油圧シリンダー28にて苗植装置25の上下位置を制御するように構成されている。尚、センターフロート32の前部はバネ50aにより下方に向けて付勢されている。
即ち、センターフロート32が泥面に接地した状態でその前部が外力にて適正範囲以上に持ち上げられた時には油圧ポンプ53にて走行ミッションケ−ス5内から汲み出された圧油を油圧シリンダー28に送り込んでピストンを突出させ昇降リンク機構23を上動させて苗植装置25を所定位置まで上昇せしめ、また、センターフロート32の前部が適正範囲以上に下がった時には油圧シリンダー28内の圧油を走行ミッションケ−ス5内に戻して昇降リンク機構23を下動させて苗植装置25を所定位置まで下降せしめ、そして、センターフロート32の前部が適正範囲にあるとき(苗植装置25が適正な所定位置にある時)には油圧シリンダー28内の圧油の出入りを止めて苗植装置25を一定位置に保持せしめるべく設けられている。
54は車体カバー21より突出して操縦座席22の右側方に設けられた昇降レバーであって、該昇降レバー54を操作することにより、制御装置51のPTOクラッチ作動手段にて走行ミッションケ−ス5から後方に向けて設けられた駆動軸47を駆動回転する動力を断接するPTOクラッチを作動させて施肥装置40及び苗植装置25への動力を入切操作できるように構成されていると共に、制御装置51の昇降制御手段にてソレノイド油圧バルブ52を作動させて手動にて苗植装置25を上下動できるように構成されている。
即ち、昇降レバー54を前方に倒して「自動位置」にすると、PTOクラッチが入り施肥装置40及び苗植装置25が駆動され且つソレノイド油圧バルブ52がセンターフロート32の上下動にて切換えられる自動制御状態となる。逆に、昇降レバー54を後方に引いて「上昇位置」にすると、PTOクラッチが切れ施肥装置40及び苗植装置25の作動が停止し且つソレノイド油圧バルブ52が強制的に苗植装置25を上昇する側に切換えられ、苗植装置25が上昇される。そして、昇降レバー54をその操作ストロークの中間位置の「固定位置」にすると、PTOクラッチが切れ施肥装置40及び苗植装置25の作動が停止し且つソレノイド油圧バルブ52が油圧シリンダー28内の圧油の出入りを止めて苗植装置25を一定位置に保持せしめる位置に切換えられ、苗植装置25が昇降レバー54を「固定位置」に操作したときの位置に保持され苗植装置25は上昇も下降もしない。また、昇降レバー54を「下げ位置」にすると、PTOクラッチが切れ施肥装置40及び苗植装置25の作動が停止し且つソレノイド油圧バルブ52がセンターフロート32の上下動にて切換えられる自動制御状態となる。
55は操縦ハンドル10の下方に配置されたフィンガーレバーであって、該フィンガーレバー55を上下方向に操作するとポテンショメータにより構成されるフィンガーレバースイッチ56が作動されて、制御装置51のPTOクラッチ作動手段により、走行ミッションケ−ス5内に設けられた駆動軸47を駆動回転する動力を断接するPTOクラッチを操作して施肥装置40及び苗植装置25への動力を入切操作できるように構成されていると共に、制御装置51の昇降制御手段により、ソレノイド油圧バルブ52を操作して手動にて苗植装置25を上下動できるように構成されている。
即ち、フィンガーレバー55を「上」に操作すると、PTOクラッチが切れ施肥装置40及び苗植装置25の作動が停止し且つソレノイド油圧バルブ52が強制的に苗植装置25を上昇する側に切換えられる。そして、フィンガーレバー55を「上」に操作した後に、フィンガーレバー55を「下」に1回操作すると、ソレノイド油圧バルブ52がセンターフロート32の上下動にて切換えられる自動制御状態となり、苗植装置25が上昇された状態であればセンターフロート32が接地して適正姿勢になるまで苗植装置25は下降する。更にもう一回、フィンガーレバー55を「下」に操作すると、ソレノイド油圧バルブ52がセンターフロート32の上下動にて切換えられる自動制御状態のままで、PTOクラッチが入り施肥装置40及び苗植装置25が駆動される。以降、フィンガーレバー55を「下」に操作する度に、ソレノイド油圧バルブ52がセンターフロート32の上下動にて切換えられる自動制御状態のままで、PTOクラッチが入りと切りに交互に切り換えられる。
57は制御装置51の昇降制御手段の昇降制御感度を設定する感度設定器であり、前記センターフロート32の上下動の量をセンターフロートセンサー49で検出し、その検出情報によって油圧シリンダー28のソレノイド油圧バルブ52を切換え操作する昇降制御手段の昇降制御を行う上でのセンターフロートセンサー49の基準位置を調節することで、昇降制御の感度を調節する一般的なものである。
即ち、仮に感度設定器57を標準の「5」の位置から鈍感側「7」に操作すると、センターフロートセンサー49の基準位置が「5」位置から少し上がった「7」位置に変更される。すると、センターフロート32の姿勢が標準の「5」のときの姿勢よりも上向きになって接地面積が減少し、かつ、バネ50aがより圧縮されて基準位置での付勢力が増すので、田面の起伏に追従し難い状態となり、昇降制御感度が鈍感側に調節される。逆に、感度設定器57を標準の「5」の位置から敏感側「3」に操作すると、センターフロートセンサー49の基準位置が「5」位置から少し下がった「3」位置に変更される。すると、センターフロート32の姿勢が下向きになって接地面積が増加し、かつ、バネ50aの付勢力が減るので、田面の起伏に追従し易い状態となり、昇降制御感度が敏感側に調節される。
次に、ローリング制御機構59について説明する。60は縦枠27の上部に溶接固定された支持板27aにボルトにて固設された電動モータであって、該電動モータ60の回転駆動軸61の先端に小径の駆動歯車61aが正逆回転駆動されるように装着されている。そして、電動モータ60は、機体背面視で縦枠27の右側に偏った位置に配置して固定されており、電動モータ60のメンテナンス(電動モータ60が機体に取付けられたままでの修理や点検)が容易に機体右側方位置から行えて、その作業性が良い。また、電動モータ60を機体から取外したり組み付けたりする作業も、機体右側方から容易に行えてその作業効率が良い。
一方、支持板27aには大径の従動歯車61bが回動軸61cにて回動自在に枢支され、電動モータ60の回転駆動軸61の先端に設けられた駆動歯車61aに噛合っており、従動歯車61bは電動モータ60の回転駆動を減速して回転する構成となっている。そして、従動歯車61bにローリング駆動ピン61dの基端部が溶接固定されており、その先端部は、支持板27aに枢支軸61eにて回動自在に設けられた回動アーム62の長孔62aに嵌合している。
そして、回動アーム62の揺動先端部には、左右引張バネ63・63の一端が係合し、左右引張バネ63・63の他端は前記苗植装置25の植付伝動ケース29に設けられた左右支持部材29a・29aに係合している。よって、電動モータ60の回転駆動軸61の正逆転によって、回動アーム62がイ−ロ方向に揺動し、バネ63・63を介して苗植装置25を乗用型走行車体1に対してローリング作動できるようにしてある。
64は植付伝動ケース29の上部の機体左右方向中央位置に設けられた水平センサーであって、苗植装置25の水平に対する左右傾斜を電気信号の変動として検出し、機体正面視で水平時に3Vの電圧を出力し、右傾斜するほど出力電圧は5Vまで大きくなり、逆に、左傾斜するほど出力電圧は0Vまで小さくなる。そして、制御装置51のローリング制御手段にてこの水平センサー64の出力電圧に応じて電動モータ60を正逆転制御して苗植装置25を水平に制御するようになっている。
65は回動アーム62が左右中央位置で停止するために従動歯車61bの位置を検出する為のセンサー(第2センサー)であって、従動歯車61bと同一軸心に装着された検出作動体66の凸部66a(従動歯車61bの最大径部61b’と同じ円弧形状となっている)によりON作動して、回動アーム62が左右中央位置であることを検出できるようになっている。そして、検出作動体66は従動歯車61bに対して回動軸61c回りに回動調節できるようになっており、即ち、従動歯車61bに設けた円弧状の長孔61b”に螺子67を貫通して、該螺子67を検出作動体66に締め付けて、従動歯車61bと検出作動体66とが一体回転するように構成されている。従って、螺子67を緩めて従動歯車61bに対して検出作動体66の位置を回転調節することにより、センサー65が回動アーム62が左右中央位置であることを正確に検出できるようにできる。尚、このセンサー65が回動アーム62が左右中央位置であることの検出は、ローリング制御を停止する等の各種制御に用いている。
68は回動アーム62が左右最大揺動位置で停止するために従動歯車61bの位置を検出する為のセンサー(第1センサー)であって、その検出接当子が従動歯車61bの外周に形成された凹部68aに接当しており、回動アーム62が左右最大揺動位置まで揺動した時に凹部68aの最終端である凸部になる部位によりON作動して、回動アーム62が左右最大揺動位置であることを検出できるようになっている。尚、このセンサー68が回動アーム62が左右最大揺動位置であることを検出した時には、それ以上に左右方向にローリング制御されることが停止される。
ところが、乗用型田植機においては、苗植装置25の苗載台30が左右に往復移動して苗植付け作業が行なわれる為に、苗載台30が中央部に位置する時と右端に位置する時と左端に位置する時とでは、苗植装置25の重心が左右に大きく変動する為に、ローリング制御機構による制御が適正に行ない難い不都合があるので、支持板27aの先端部には、補正用左右引張バネ69・69の一端が係合し、補正用左右引張バネ69・69の他端は前記苗植装置25の苗載台30に係合している。よって、苗載台30が左端付近及び右端付近に移動しているときは苗載台30の重みで、苗植装置25の苗載台30が移動している側が下がりぎみになろうとするが、苗載台30が移動して下がりぎみになろうとする側を引き上げる方向に補正用左右引張バネ69・69が作用して、苗載台30の左右移動によるローリング制御の不安定さを解消できて、ローリング制御が適正に行なえ、良好な苗植付け作業ができる。
上記の実施例では、苗植装置25側に水平センサー64を設けた例を示したが、乗用型走行車体1側に水平センサー64を設けて、乗用型走行車体1の傾斜を検出して、苗植装置25が左右水平状態になるように従来一般的に行われている同様の制御手段にて制御しても良い。また、上記の実施例では、ローリング制御機構59は昇降リンク機構23側に設けた例を示したが、逆に、同様のローリング制御機構59を苗植装置25側に設けても良い。
尚、70はセンターマスコットであって、機体の前端部に設けられており、次工程の機体の中心位置を示す線を圃場面に引く一般的な左右線引きマーカ71・71にて前工程で引かれた線に操縦者が合わせて直進する為の一般的なものである。
次に、図7に示す他の例について説明する。
前記の実施例では、水平センサー64で苗植装置25の水平に対する左右傾斜を検出し、ローリング制御機構のアクチュエータとして電動モータ60を用いて、苗植装置25を水平に制御する例を示したが、以下の実施例では、左右サイドフロート33・33の上下揺動作動にて苗植装置25の圃場面に対する左右傾斜を検出し、ローリング制御機構のアクチュエータとして油圧シリンダー72を用いて苗植装置25を水平に制御する例を示す。以下に、詳細に説明する。
72は油圧シリンダーであって、縦枠27の上部に溶接固定された支持板27aに回動支軸73にて回動自在に装着されており、そのピストン74は機体左右方向に出退動するように構成されている。そして、ピストン74の先端は、苗植装置25の植付伝動ケース29に設けられた左右支持部材29a・29aを連結するフレーム75に固定されている。従って、油圧シリンダー72のピストン74が機体左右方向に出退動することにより、苗植装置25をローリング軸26回りにローリング作動させることができる構成となっている。
76は油圧バルブであって、油圧シリンダー72の上部に一体に構成されており、左右両側にその油路切り替え用のバルブスプール77の左右端部が突出して設けられている。
78・78は左右切替体であって、油圧シリンダー72や油圧バルブ76と一体に回動する取付け板79に回動軸80・80にて各々回動自在に取付けられ、各々の下端部がバルブスプール77の左右端部に接当している。そして、各左右切替体78・78の回動軸80・80と下端部との間の中途部には各々連係ワイヤ81・81の一端が連結されている。この各連係ワイヤ81・81の他端は、前記左右サイドフロート33・33の回動軸82・82回りの上下揺動にて上下動するアーム83・83に各々融通スプリング84・84を介して連係されている。尚、左右切替体78・78の上端部間には引張スプリング85が設けられていて、左右切替体78・78の片方がバルブスプール77の片側を押した時に他方の切替体78がバルブスプール77の他方から離れる方向に引張スプリング85が作用して、バルブスプール77の切替え作動がスムーズに行えるようになって、ローリング制御が適正に行える。
従って、耕盤の左右傾斜等で機体が左右に傾斜した時、例えば、苗植装置25の右側が下がる方向に傾斜すると、右サイドフロート33の前部が上動して右連係ワイヤ81が引かれて、バルブスプール77の左側端を押して油圧バルブ76を切替えてピストン74が退入する方向に作動する。すると、ピストン74が苗植装置25の左右中心よりも右側のフレーム75部を引くので、苗植装置25は右側が上がる方向に右サイドフロート33が適正位置になるまでローリング制御されて、苗植装置25は圃場面に対して適正に接地した状態となり、適正な苗植付け作業が行える。逆に、苗植装置25の左側が下がる方向に傾斜すると、左サイドフロート33の前部が上動して左連係ワイヤ81が引かれて、バルブスプール77の右側端を押して油圧バルブ76を切替えてピストン74が進出する方向に作動する。すると、ピストン74が苗植装置25の左右中心よりも右側のフレーム75部を押すので、苗植装置25は左側が上がる方向に左サイドフロート33が適正位置になるまでローリング制御されて、苗植装置25は圃場面に対して適正に接地した状態となる。
このように、左右サイドフロート33・33の上下揺動作動にて連係ワイヤ81・81を介して油圧バルブ76を切替えて油圧シリンダー72を作動させてローリング制御を行う構成にすると、簡潔な機械的な構成でローリング制御が行えて、生産コストが安価でありながら性能の良いローリング制御が行える。
尚、油圧バルブ76を、バルブスプール77の移動量が少ない時(左右サイドフロート33・33の上下動の移動量が小さくて、バルブスプール77を少ししか押さない時)は、油圧シリンダー72作動油量が少なくて、バルブスプール77の移動量が多い時(左右サイドフロート33・33の上下動の移動量が大きくて、バルブスプール77を大きく押す時)は、油圧シリンダー72作動油量が多くなるような構成にすると、左右サイドフロート33・33の上下揺動作動が小さく頻繁に動く時に生じるローリング制御のハンチング作動が防止できて適正な制御が行えると共に、耕盤の大きな変化による急激な傾きには応答性良くローリング制御が行えて、より適正な苗の植付け作業が行える。
更に、苗植付け時に左右サイドフロート33・33が通常に上下動する量よりも大きく移動した場合に、その大きな移動を検出するセンサーを設けて、該センサーの左右サイドフロート33・33が通常に上下動する量よりも大きく移動したことの検出により(耕盤の凹凸ではなくて、圃場表面の泥面が大きく乱れている為に、左右サイドフロート33・33が通常に上下動する量よりも大きく移動する)、油圧シリンダー72への油量を少なくしてやると、圃場表面の大きく乱れている泥面に起因するローリング制御が鈍感になるので、左右サイドフロート33・33は圃場表面の大きく乱れている泥面を良好に整地して整地性が良くなり、適正な苗の植付け作業が行える。
1 乗用型走行車体
23 昇降リンク機構
25 苗植装置
26 ローリング軸
27 縦枠
27a 支持板
29 植付伝動ケース
29a 左右支持部材
30 苗載台
31 苗植付け具
32 センターフロート
33 サイドフロート
51 制御装置
52 ソレノイド油圧バルブ
59 ローリング制御機構
60 電動モータ
61a 駆動歯車
61b 従動歯車
61b” 円弧状の長孔
61c 回動軸
61d ローリング駆動ピン
61e 枢支軸
62 回動アーム
62a 長孔
63 左右引張バネ
64 水平センサー
65 センサー(第2センサー)
66 作動検出体
66a 凸部
67 螺子
68 センサー(第1センサー)
68a 凹部

Claims (2)

  1. 乗用型走行車体(1)に昇降リンク機構(23)を介して昇降自在で且つローリング軸(26)を介してローリング自在に苗植装置(25)を装着し、ローリング軸(26)を昇降リンク機構(23)の後端部に設けた縦枠(27)に設け、苗植装置(25)には植付伝動ケース(29)と苗載台(30)と苗植付け具(31)とセンターフロート(32)とサイドフロート(33)とを設け、センターフロート(32)の上下位置検出に基づいてソレノイド油圧バルブ(52)を制御して苗植装置(25)の上下位置を制御する昇降制御手段を設け、乗用型走行車体(1)若しくは苗植装置(25)の左右傾斜を検出する水平センサー(64)による検出に基づいて昇降リンク機構(23)と苗植装置(25)との間に設けたローリング制御機構(59)を作動させて苗植装置(25)を所定の姿勢に制御するローリング制御手段を設けた乗用型田植機において、
    該ローリング制御機構(59)は、縦枠(27)の上部に支持板(27a)を固定して設け、該支持板(27a)の機体左右中心から左右一側方に偏った位置に電動モータ(60)を正逆転自在に設け、該電動モータ(60)小径の駆動歯車(61a)を設け、該駆動歯車(61a)に噛合する大径の従動歯車(61b)を回動軸(61c)を介して支持板(27a)に回動自在に設け前記駆動歯車(61a)と従動歯車(61b)とを機体左右中心から左右一側方に偏った位置で噛み合わせ、前記従動歯車(61b)にローリング駆動ピン(61d)を固定して設け、前記支持板(27a)に枢支軸(61e)を介して回動アーム(62)を回動自在に設け、該回動アーム(62)に形成した長孔(62a)に前記ローリング駆動ピン(61d)を嵌合させると共に、
    前記回動アーム(62)と苗植装置(25)の左右支持部材(29a)との間に左右引張バネ(63)を設け前記回動アーム(62)が左右最大回動位置であることを検出する第1センサー(68)を設けて構成したことを特徴とする乗用型田植機。
  2. 前記回動軸(61c)に作動検出体(66)を回動自在に設け、該作動検出体(66)に凸部(66a)を設け、前記従動歯車(61b)に円弧状の長孔(61b”)を形成し、該円弧状の長孔(61b”)に従動歯車(61b)と作動検出体(66)とを固定する螺子(67)を貫通させて設け、
    前記従動歯車(61b)と作動検出体(66)とが一体回動して回動アーム(62)が左右中央位置になると前記凸部(66a)を検出して回動アーム(62)を停止させる第2センサー(65)を設け、
    前記従動歯車(61b)の外周部に前記第1センサー(68)が当接する凹部(68a)を形成し、該凹部(68a)の最終端の凸部に前記第1センサー(68)が接触すると前記従動歯車(61b)の回動を停止させる構成としたことを特徴とする請求項1記載の乗用型田植機。
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