JPS6334499Y2 - - Google Patents

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JPS6334499Y2
JPS6334499Y2 JP710781U JP710781U JPS6334499Y2 JP S6334499 Y2 JPS6334499 Y2 JP S6334499Y2 JP 710781 U JP710781 U JP 710781U JP 710781 U JP710781 U JP 710781U JP S6334499 Y2 JPS6334499 Y2 JP S6334499Y2
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JP
Japan
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sensor
seedlings
planted
planting
seedling
Prior art date
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JP710781U
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JPS57119619U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は特に乗用の、主として後植え田植機に
おいて必要な欠株警報装置に関する考案である。
(ロ) 従来技術 植付部を走行装置の後部に装着した乗用田植機
は植付け後に車輪跡が残らない、植付け後の条間
を車輪が通過することがない等の利点を有するも
のの、オペレーターが前方を向いて運転している
間は、後方の植付部の状況を監視することが出来
ないので、苗マツトが無くなつたり、苗マツトの
出来具合いが悪くて欠株が発生しても、気付かず
そのまま進行して、長い距離にわたつて欠株が生
じてしまうという不具合いが有つたのである。
従来の欠株警報装置は、苗マツトが減少して無
くなつた場合には、苗継ぎ警報装置の如き装置が
設けられているが、その他の理由で欠株が生じた
場合、例えば苗マツトが途中で移動不能になつた
場合や、植付爪の作動不良等による欠株等の場合
には、この苗継ぎ警報装置による警報のみでは欠
株を感知することは出来なかつたのである。
真に欠株を感知する為には実際に植えつけされ
た苗を感知する必要があり、従来は苗が稚苗であ
り、センサーの接触に耐えられない等の理由で、
センサーによる植付後の苗への直接の感知は行わ
れていなかつたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的はこのような不具合いを解消すべ
く、1株の苗のみではセンサーの接触に耐えられ
ないので、2〜3株の植付苗の根本に接触させ
て、許容欠株異常の連続欠株を検出させようとす
るものである。
またこれと併せて、従来の欠株警報装置におい
ては1株の欠株が発生しても、直ぐに警報を発す
るべく構成していたのであるが、1株程度の欠株
がたまに発生した程度では、稲の発育の過程にお
いて欠株があることにより、逆に回りの株の良好
な発育を促し、結果的に収穫してみると収量的に
は、欠株の影響が表れ無い場合が多いのである。
故に本考案においては、1株または生育状態の良
い圃場においては2株程度の欠株は収量に影響し
ないので、無視して植付作業を続けることによ
り、作業能率を上げ、オペレーターの操作に煩わ
しさを与えないように構成したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
植付爪9近傍より後方へ2〜3株以上の植付苗
Aを同時に検出すべく、各植付苗Aに至る長いセ
ンサー12を突設し、許容欠株以上の連続欠株が
生じた際にのみセンサーが作動すべく構成したも
のである。
また、センサー12を、2〜3株以上の植付苗
Aに接触する長い棒状のセンサーとし、該センサ
ー12が許容欠株以上の連続欠株の発生に際し
て、スプリング20により植付苗Aとの接触位置
から揺動することにより、連続欠株を検出すべく
構成したものである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成と、併せて考案
の作用を説明すると。
第1図は乗用後植えの6条植え田植機である。
乗用田植機は走行装置と、植付部より構成され
ており、走行装置の後部に設けた3点リンク式作
業機装着装置により後部の植付部を上下回動可能
に支持構成している。
走行装置は幅狭の轍間距離を持つ前輪5,5と
幅広の轍間距離を持つ後輪10,10上にミツシ
ヨンケース等を置き、その上にエンジン及びボン
ネツト3と座席2、ステアリングハンドル1、予
備苗載台11等を配置している。
そして、本考案の欠株警報装置4の検出結果は
ボンネツト3のダツシユボード近辺に各条毎に表
示されている。
植付装置は6条分の苗載台6,6……6、3本
のフロート7,7,7と、3本のフロートの左右
に設けられた6組の植付爪9,9,9……9等を
主装置として形成されている。
第1図には植付部の平面図が図示されており、
第2図には本考案の植付部の側面図が図示されて
いる。
走行装置のミツシヨンケースの後面に突出した
PTO軸よりユニバーサルジヨイント18にて、
ベベルギヤボツクスへ動力が伝えられ、植付駆動
ミツシヨンケース14により伝達されて、苗載台
6を左右に摺動し、植付爪9を楕円軌道で回動さ
せ、苗取出板8より苗を掻き取つて土中へ植え付
けさせる。
植付駆動ミツシヨンケース14の前端より、苗
載台支持フレームを突出し、苗載台6の摺動を支
持し、ガードバンパー13をも、該植付駆動ミツ
シヨンケース14より支持している。15は植付
駆動ミツシヨンケース14の後部より突設したガ
ードバンパー支持金具である。17は植付駆動ミ
ツシヨンケース14とフロート7との間隙を調整
することにより、植付深さを調整する植付深さ調
整レバーである。
本考案の欠株警報装置4のセンサー12は植付
爪9の近傍の植付駆動ミツシヨンケース14又は
フロート7の後端等に設けたセンサー取付板16
にその枢支点12bを配置して設けられている。
第3図は2条分のセンサー12を示す平面図、
第4図は1条分のみ拡大したセンサー12の平面
図である。センサー12はセンサー取付板16の
枢支点12bにて枢支され、左右に回動可能に構
成され、弱いスプリング20にて、植付苗Aに沿
う方向に付勢されている。センサー取付板16に
は該スプリング0も枢支されており、更にリミツ
トスイツチ19が固設されている。センサー12
は欠株が無い時は植付苗Aにより、回動を阻止さ
れているのでリミツトスイツチ19に触れること
は無いが、2〜3株以上の欠株が生じると、セン
サー12の回動を阻止していた植付苗Aを無くな
るので、リミツトスイツチ19が入り欠株警報装
置4のランプが点灯したり、ブザーが鳴ることに
よりオペレーターに連続欠株の発生を知らせるの
である。21は電源及び電源スイツチ箱であり、
6条の各条毎のセンサー12,12……12が各
並列回路に組まれていて、それぞれの条毎に欠株
を警報すべく構成している。又、センサー12は
その長さを、延長杆12aにより延長することに
より調節可能としており、植付苗Aの2株A1,
A2に触れたり、3株又は4株A1,A2,A
3,A4に触れたり、その株数を調整可能として
いる。12′,12a′はセンサー12とセンサー
延長杆12aの回動時の位置を示す図面である。
スプリング20は苗を倒すことの無いような弱
いスプリングとし、延長杆12aの調節は苗の生
育状態や、苗の取り量によつて植付苗Aがセンサ
ー12を受け止めるにたりる剛性があるかどうか
により、その延長長さを決めるものとする。
実施例の説明において、主として乗用の後植田
植機について説明したが、これに限定されるもの
ではない。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1図に、従来の欠株警報装置においては1株
の欠株が発生しても、直ぐに警報を発するべく構
成していたのであるが、1株程度の欠株がたまに
発生した程度では、稲の発育の過程において欠株
がある為に、逆に回りの株の良好な発育を促し、
結果的に収穫してみると、収量的には欠株の影響
が表れ無い場合が多いのである。故に本考案にお
いては、1株または生育状態の良い圃場において
は2株程度の欠株は収量に影響しないので、〓許
容欠株〓として無視して田植作業を続けることに
より、作業能率を上げ、オペレーターの操作に煩
わしさを与えないように構成できたのである。
第2に、従来の欠株警報装置においては、実際
に植付けた後の植付苗Aを検出して、欠株を感知
するのではなく、苗載台6上の苗マツトの終了や
移動不能を感知して欠株警報装置としていたの
で、苗マツトの状態に異常がなくて、植付爪9の
異常等により発生する欠株は検出することが出来
なかつたのである。
これに対し本考案においては、センサー12を
2〜3株の植付苗Aに接触させることにより、直
接に植付苗Aの植付状態を検出することが出来る
ので、センサーの検出ミスが無くなつたのであ
る。即ち、1株の苗のみではセンサーの接触に耐
えられないのであるが、2〜3株の植付苗の根本
に接触させて検出させるべく構成したことによ
り、直接に植付苗Aの状態を検出することが可能
となつたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は乗用6条植え田植機の平面図、第2図
は本考案の植付部の側面図、第3図は2条のセン
サーを示す平面図、第4図は1条分のセンサーの
拡大図である。 A……植付苗、4……欠株警報装置、12……
センサー、12a……延長杆、12b……枢支
点、16……センサー取付板、19……リミツト
スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 植付爪9近傍より後方へ2〜3株以上の植付
    苗Aを同時に検出すべく、各植付苗Aに至る長
    いセンサー12を突設し、許容欠株以上の連続
    欠株が生じた際にのみセンサーが作動すべく構
    成したことを特徴とする田植機の連続欠株警報
    装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のセンサ
    ー12を、2〜3株以上の植付苗Aに接触する
    長い棒状のセンサーとし、該センサー12が許
    容欠株以上の連続欠株の発生に際して、スプリ
    ング20により植付苗Aとの接触位置から揺動
    することにより、連続欠株を検出すべく構成し
    たことを特徴とする田植機の連続欠株警報装
    置。
JP710781U 1981-01-20 1981-01-20 Expired JPS6334499Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP710781U JPS6334499Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP710781U JPS6334499Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57119619U JPS57119619U (ja) 1982-07-24
JPS6334499Y2 true JPS6334499Y2 (ja) 1988-09-13

Family

ID=29805367

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JP710781U Expired JPS6334499Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

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JPS57119619U (ja) 1982-07-24

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