JPH0513133Y2 - - Google Patents

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JPH0513133Y2
JPH0513133Y2 JP1982017348U JP1734882U JPH0513133Y2 JP H0513133 Y2 JPH0513133 Y2 JP H0513133Y2 JP 1982017348 U JP1982017348 U JP 1982017348U JP 1734882 U JP1734882 U JP 1734882U JP H0513133 Y2 JPH0513133 Y2 JP H0513133Y2
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seedling
planting
clutch
lever
detection switch
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JP1982017348U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は田植機における苗切れ報知装置に関す
るもので、報知器を一つしか使用しないのにかか
わらず、多条植え用植付部における一部の条を使
用しない場合においても、使用する条についての
苗切れを確実に報知し得るようにしたものであ
る。
ところで、走行機体の後部に植付部を連結した
構成の田植機においては、該植付部における苗の
せ台上の苗量を運転席から直接確認することがで
きないため、苗のせ台に苗量が一定以下に減少し
た際にブザーやランプ等の報知器を作動させる苗
量検知スイツチが装着されるのである。然るに従
来においては、上記スイツチは苗のせ台における
一条づつに区切られた各苗おき部毎に、即ち当該
田植機の植付条数と同数個具備されるのである
が、該スチツチが閉じた際に作動する報知器は全
条共通のものが一個装備されるだけであり、その
ため畦際植え等に際して例えば6条用苗のせ台の
うちの4条についてのみ使用する場合等に、使用
しない条についての苗おき部には苗を載置しない
のが通例であるから、当該苗おき部におけるスイ
ツチが閉じた状態となつて報知器が不必要に作動
するのであり、またこのような状態においては、
使用している条についての苗が減少してスイツチ
が閉じても、報知器が既に作動状態にあるため運
転者がこれを確認することができないのである。
また、従来のこの種田植機にあつては、各条での
苗植作業を停止する場合、操縦者がいちいち座席
から降りて植付部の後方にまわつて操作しなけれ
ばならないといつた不便を有しているのである。
本考案はこのような問題点に対処するもので、
植付部における植付条数と同数の植付装置につい
てこれらを一個づつ又は複数個を一組みとして選
択的に作動させる複数の各条クラツチが装備され
た田植機において、該クラツチの接続時に閉じる
作動検知スイツチを各クラツチ毎に具備すると共
に、各作動検知スイツチと苗のせ台の各苗おき部
に装着された苗量検知スイツチを夫々対応させて
直列に接続し、且つこれらのスイツチにより構成
されるスイツチ回路を単一個として設けた報知器
の作動用電気回路に設置することにより、上記作
動検知スイツチ及び苗量検知スイツチの両者が閉
じた条についてのみ報知器を作動させるようにな
し、これにより一部の条を使用しない場合に、そ
の条については苗量が零又は一定量以下であつて
も報知器が作動しないようにして、使用している
条についての苗切れを確実い報知し得るようにし
たものである。
以下これを図に示す実施例により説明すると、
第1図において1は田植機の機体で、該機体は走
行装置として左右一対の前輪2及び後輪3を有す
ると共に、上部は座席4、操向ハンドル5等を配
備した運転部6とされ、且つ該機体の前部ボンネ
ツト7内にエンジンが搭載されている。8は該機
体の後部に昇降用リンク機構9を介して連結され
た植付部で、該部は機体側から入力軸10を介し
て動力が導入される駆動装置11、該装置により
作動せしめられる植付条数と同数の植付装置1
2、同じく該駆動装置により左右に往復動せしめ
られる苗のせ台13、及びこれらを植付泥面上に
保持するフロート14等により構成されていると
共に、上記駆動装置11から各植付装置12に至
る駆動経路には各植付装置を選択的に作動させる
各条クラツチ(図示せず)が設置され、その断接
用レバー15が苗のせ台13を裏面がわから支持
させる支持フレーム16に固設したレバーケース
17から座席4がわに向けて突出せしめられてい
る。ここで、該実施例においては第2図に示すよ
うに植付部8は6条植え用とされ、これに伴つて
植付装置12が6個装備され且つ苗のせ台13が
6つの苗おき部13aに区切られていると共に、
上記6個の植付装置12は2個づつを一組として
3組装備され、図示しない駆動経路上の各条クラ
ツチ及び上記レバー15が3個装備されている。
18は上記苗のせ台13の下端寄り所定位置に各
苗おき部13a毎に(該実施例においては6個)
装備された苗量検知スイツチで、第3図に示すよ
う苗のせ台13の裏面に取付部材19を介して固
設されていると共に、その押圧片18aが苗のせ
台に形成された開口部13bから表面に弾発的に
露出せしめられ、鎖線で示すように該押圧片が苗
Aによつて押圧されている状態においてはスイツ
チが開いているが、実線で示すように苗量が減少
して押圧片が突出するとスイツチが閉じるように
なされている。また、第2図においては20は上
記レバーケース17内の上面がわに各条クラツチ
レバー15の夫々について(該実施例においては
3個)具備された作動検知スイツチで、第4図に
鎖線で示すようにレバー15が上方のクラツチ遮
断位置にある場合に押圧片20aが押圧されてス
イツチが開き、該レバーが下方のクラツチ接続位
置にある場合にスイツチが閉じるようになされて
いる。然して第5図に示すように上記6個の苗量
検知スイツチ18は植付装置12と同様に並列に
接続された2個を一組として3組に分けられ、そ
の各組と3個の作動検知スイツチ20の対応する
ものが直列に接続されていると共に、その直列に
接続された3つの回路を並列に接続して構成され
るスイツチ回路21が電源22及び単一の報知器
23を含む報知器作動用電気回路24に設置され
ている。ここで、該実施例においては報知器23
として第1図に示すセンターマーカー25の先端
に装着されたランプが用いられている。
上記の構成によれば、通常の田植作業において
植付部8の全条を使用する場合は、各植付装置1
2を作動させるべく3個の各条クラツチ用レバー
15がクラツチ接続位置にセツトされることによ
り作動検知スイツチ20が全て閉じられた状態に
あり、従つてこの状態で苗のせ台13の各苗おき
部13aにおける苗量検知スイツチ18が一つで
も苗量の減少により閉じられると第5図の電気回
路24は直ちに導通状態となり、報知器23が作
動するのである。然して畦際植え等に際して例え
ば第2図に示す第1,2番目の苗おき部13a′,
13a″には苗を載置しないものとすると、これに
対応する1番目のレバー15′がクラツチ遮断位
置にセツトされることにより、3個の作動検知ス
イツチ20のうちの該当するスイツチ20′か開
くことになり、そのため上記第1,2番目の苗お
き部13a′,13a″における苗量検知スイツチ1
8′,18″が閉じるにも拘らず、これらのスイツ
チを介しては回路24が導通しないことになり、
これにより報知器23の不必要な作動が防止さ
れ、使用している条、即ち作動検知スイツチ20
が閉じている条についての苗量検知スイツチ18
が閉じた際に初めて報知器が作動することになる
のである。
尚、上記の実施例は2個の植付装置12を一組
として各組毎に一個の各条クラツチを装備する場
合の例であるが、各植付装置の全てに夫々各条ク
ラツチを装備する場合は、該クラツチ用レバー及
び作動検知スイツチが苗量検知スイツチと同様に
植付条数と同数個具備されることになり、その場
合は第6図に示すように報知器43の作動用電気
回路44におけるスイツチ回路41は、対応する
各作動検知スイツチ40と苗量検知スイツチ38
が一個づつ直列に接続されることになるのであ
る。
以上のように本考案は、座席を有する走行機体
の後部に昇降用リンク機構を介して植付部を設け
しめ、さらに植付条数と同様の植付装置を夫々、
又は複数個を一組として選択的に作動させる複数
の各条クラツチが装備された田植機において、苗
のせ台の裏面がわの位置に、上記各条クラツチの
クラツチ用レバーを設けたレバーケース内におけ
る上面がわへ上記クラツチ用レバーに直接接当し
て作動する検知スイツチを各クラツチ毎に具備す
ると共に、苗のせ台における各苗おき部に夫々苗
量検知スイツチを備え、且つ対応する各作動検知
スイツチと苗量検知スイツチを直列に接続してな
るスイツチ回路を単一個として設けた報知器の作
動用電気回路に設置する構成としたから、各条ク
ラツチが接続されている条について苗量が一定量
以下に減少した場合にのみ報知器が作動すること
になり、これにより畦際植え等に際して植付部の
一部の苗おき部に苗を載置しない場合に不必要に
報知器が作動することが防止され、使用されてい
る条の苗量が減少した場合にのみ報知器が作動す
ることになつて、苗切れを的確に報知しうるので
ある。また本考案では、前記各条クラツチの入、
切の操作は、植付部を上昇させることにより操縦
者が座席に座つたまま各条クラツチ用レバーを効
率よく操作することができるのであり、さらに、
前記作動検知スイツチは、苗のせ台の裏面部がわ
の位置に設けた各条クラツチ用レバーにおけるレ
バーケース上面がわに設けしめているので、上記
検知スイツチに雨水や洗浄水等がかかりにくくな
り、たとえレバーケースに雨水などが多少かかる
ことがあつても排水性がよく、このため耐久性に
秀れ、かつ確実な検知が行える報知装置を提供し
うる効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す田植機の側面
図、第2図は該実施例における植付部の平面図、
第3,4図は夫々第2図−線、−線で切
断した要部拡大縦断側面図、第5図は該実施例の
電気回路図、第6図は他の実施例の電気回路図で
ある。 12……植付装置、13……苗のせ台、13a
……苗おき部、15……各条クラツチ用レバー、
18,38……苗量検知スイツチ、20,40…
…作動検知スイツチ、21,41……スイツチ回
路、23,43……報知器、24,44……報知
器作動用電気回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席を有する走行機体の後部に昇降用リンク機
    構を介して植付部を設けしめ、さらに植付条数と
    同数の植付装置を一個づつ又は複数個を一組とし
    て選択的に作動させる複数の各条クラツチが装備
    された田植機において、前記座席がわに向けて突
    出させた各条クラツチ用レバーを苗のせ台の裏面
    部がわの位置に設け、かつこの各条クラツチ用レ
    バーを設けたレバーケース内の上面がわへ上記各
    条クラツチ用レバーに直接接当して該クラツチの
    接続時に閉じる作動検知スイツチを各クラツチ毎
    に具備すると共に、苗のせ台における植付条数と
    同数の各苗おき部に苗量が一定量以下の場合に閉
    じる苗量検知スイツチを夫々備え、且つ上記各作
    動検知スイツチと各苗量検知スイツチの対応する
    ものを夫々直列に接続してなるスイツチ回路を単
    一として設けた報知器の作動用電気回路に設置し
    たことを特徴とする田植機の苗切れ報知装置。
JP1734882U 1982-02-10 1982-02-10 田植機の苗切れ報知装置 Granted JPS58121515U (ja)

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JPS58121515U JPS58121515U (ja) 1983-08-18
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