JPS6140086Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140086Y2 JPS6140086Y2 JP5591180U JP5591180U JPS6140086Y2 JP S6140086 Y2 JPS6140086 Y2 JP S6140086Y2 JP 5591180 U JP5591180 U JP 5591180U JP 5591180 U JP5591180 U JP 5591180U JP S6140086 Y2 JPS6140086 Y2 JP S6140086Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling
- shaft
- seedling stand
- lever
- rice transplanter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims description 12
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 12
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 12
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、田植機、特に乗用田植機等の多条植
えに用いられる苗のせ台の苗なし警報装置に関す
る。
えに用いられる苗のせ台の苗なし警報装置に関す
る。
従来、苗なし警報装置は、苗のせ台の各条毎に
それぞれ、例えば8条植えであれば8個、6条植
えであれば6個のリミツトスイツチが設けられて
おり、このため、部品点数が多くなり、かつ配線
も複雑になつてコスト高になつていた。
それぞれ、例えば8条植えであれば8個、6条植
えであれば6個のリミツトスイツチが設けられて
おり、このため、部品点数が多くなり、かつ配線
も複雑になつてコスト高になつていた。
そこで、本考案は、苗のせ台の各区画にそれぞ
れ設けた苗なし感知レバーを、一方向クラツチ機
構を介してシヤフトに連結し、更に該シヤフトの
回動によりリミツトスイツチを作動するように構
成し、もつて1個のリミツトスイツチで苗のせ台
の全条の苗を検知できるようにした田植機におけ
る苗なし警報装置を提供することを目的とするも
のである。
れ設けた苗なし感知レバーを、一方向クラツチ機
構を介してシヤフトに連結し、更に該シヤフトの
回動によりリミツトスイツチを作動するように構
成し、もつて1個のリミツトスイツチで苗のせ台
の全条の苗を検知できるようにした田植機におけ
る苗なし警報装置を提供することを目的とするも
のである。
以下、図面に沿つて、本考案の実施例を説明す
る。
る。
乗用田植機1は、第1図に示すように、前輪2
及び後輪3により懸架されている走行機体5を有
しており、機体5にはエンジン6、運転席7及び
補助苗台9等が設置されている。更に、運転席7
前方の操作パネル10には苗なし警報ランプ11
が設けられており、また機体5の後方には植付装
置12が昇降自に装着されている。植付装置12
は6個の植付杆13及び6区画されている苗のせ
台15等よりなり、苗のせ台15の裏面中間部に
は第2図に示すように、各区画15a…全部に渡
つて延びているシヤフト16がブラケツト17,
17により回転自在に支持されている。シヤフト
16の略々中央部には、第4図及び第6図に示す
ように、レバー19が固着されていると共に比較
的弱いプリング20が巻回されている。レバー1
9は苗のせ台15に固設されている1個のリミツ
トスイツチ21の作動子21aに当接しており、
またスプリング20はレバー19を押下げて、ス
イツチ21を切る方向に付勢している。一方、第
2図、第3図及び第5図に示すように、苗のせ台
15の各区画15aにおける下方適宜な位置には
それぞれ開口22…が穿設されており、これら開
口22に臨むように苗なし感知レバー23…がシ
ヤフト16に回転自在に支持されている。レバー
23の基端には切欠溝23aが形成され、またシ
ヤフト16にピン25が固着されており、これら
切欠溝23aとピン25は係合して、レバー23
の横方向の動きを規制していると共に、レバー2
3からの一方向の回動のみをシヤフト16に伝達
する、いわゆる一方向クラツチ機構を構成してい
る。更に、これらレバー23部分において、シヤ
フト16には比較的強いスプリング26が巻回さ
れており、スプリング26はレバー23の先端部
を開口22から突出するように付勢している。な
お、第5図に示す27は苗のせ台15に載置され
ている苗である。
及び後輪3により懸架されている走行機体5を有
しており、機体5にはエンジン6、運転席7及び
補助苗台9等が設置されている。更に、運転席7
前方の操作パネル10には苗なし警報ランプ11
が設けられており、また機体5の後方には植付装
置12が昇降自に装着されている。植付装置12
は6個の植付杆13及び6区画されている苗のせ
台15等よりなり、苗のせ台15の裏面中間部に
は第2図に示すように、各区画15a…全部に渡
つて延びているシヤフト16がブラケツト17,
17により回転自在に支持されている。シヤフト
16の略々中央部には、第4図及び第6図に示す
ように、レバー19が固着されていると共に比較
的弱いプリング20が巻回されている。レバー1
9は苗のせ台15に固設されている1個のリミツ
トスイツチ21の作動子21aに当接しており、
またスプリング20はレバー19を押下げて、ス
イツチ21を切る方向に付勢している。一方、第
2図、第3図及び第5図に示すように、苗のせ台
15の各区画15aにおける下方適宜な位置には
それぞれ開口22…が穿設されており、これら開
口22に臨むように苗なし感知レバー23…がシ
ヤフト16に回転自在に支持されている。レバー
23の基端には切欠溝23aが形成され、またシ
ヤフト16にピン25が固着されており、これら
切欠溝23aとピン25は係合して、レバー23
の横方向の動きを規制していると共に、レバー2
3からの一方向の回動のみをシヤフト16に伝達
する、いわゆる一方向クラツチ機構を構成してい
る。更に、これらレバー23部分において、シヤ
フト16には比較的強いスプリング26が巻回さ
れており、スプリング26はレバー23の先端部
を開口22から突出するように付勢している。な
お、第5図に示す27は苗のせ台15に載置され
ている苗である。
本実施例は以上のような構成を有するので、苗
のせ台15上の苗は植付杆13により圃場に6条
づつ植付けられていく。今、第5図及び第6図に
示すように、苗のせ台15のすべての区画に苗が
充分ある場合、感知レバー23は苗27に押され
て開口22内に没入されており、シヤフト16は
ピン25が切欠溝23aの端に接するようにスプ
リング20に基づき回動されている。これによ
り、レバー19は第6図矢印方向に回動され、リ
ミツトスイツチ21の作動子21aを切位置に保
持している。植付作業が進むにつれ、苗のせ台1
5内のいずれか1区画の苗の残りが少なくなり、
開口22部分に苗がなくなると、第3図及び第4
図に示すように、感知レバー23は強いスプリン
グ26により回動されて開口22の上方に突出す
る。すると、スプリング26はスプリング20よ
りも強い弾発力を有しているので、レバー23の
切欠溝23aとピン25との係合によりシヤフト
16は回動され、従つてレバー19はスプリング
20に抗して第4図反矢印方向に回動され、第6
図に示すようにリミツトスイツチ21を入位置に
切換える。なおこの際、苗のせ台15の他の条に
おいては、シヤフト16と共にピン25も回動す
るが、ピン25が切欠溝23a内を摺動するだけ
で、何等感知レバー23に影響することなく、従
つてシヤフト16の回動は阻害されることはな
い。そして、スイツチ21の入切換えにより、操
作パネル10の警報ランプ11が点灯し、運転者
に苗のせ台15の苗がなくなつたことを知らせ
る。
のせ台15上の苗は植付杆13により圃場に6条
づつ植付けられていく。今、第5図及び第6図に
示すように、苗のせ台15のすべての区画に苗が
充分ある場合、感知レバー23は苗27に押され
て開口22内に没入されており、シヤフト16は
ピン25が切欠溝23aの端に接するようにスプ
リング20に基づき回動されている。これによ
り、レバー19は第6図矢印方向に回動され、リ
ミツトスイツチ21の作動子21aを切位置に保
持している。植付作業が進むにつれ、苗のせ台1
5内のいずれか1区画の苗の残りが少なくなり、
開口22部分に苗がなくなると、第3図及び第4
図に示すように、感知レバー23は強いスプリン
グ26により回動されて開口22の上方に突出す
る。すると、スプリング26はスプリング20よ
りも強い弾発力を有しているので、レバー23の
切欠溝23aとピン25との係合によりシヤフト
16は回動され、従つてレバー19はスプリング
20に抗して第4図反矢印方向に回動され、第6
図に示すようにリミツトスイツチ21を入位置に
切換える。なおこの際、苗のせ台15の他の条に
おいては、シヤフト16と共にピン25も回動す
るが、ピン25が切欠溝23a内を摺動するだけ
で、何等感知レバー23に影響することなく、従
つてシヤフト16の回動は阻害されることはな
い。そして、スイツチ21の入切換えにより、操
作パネル10の警報ランプ11が点灯し、運転者
に苗のせ台15の苗がなくなつたことを知らせ
る。
以上説明したように、本考案によれば、多条植
えの田植機1の苗のせ台15における苗なし警報
装置にかかわらず、1個のリミツトスイツチ21
で足り、部品点数及び配線が容易となる。また、
感知レバー23の切欠溝23aとピン25による
簡単な構成でありながら、単純な一方向クラツチ
機構を構成し、いずれか1個の感知レバー23が
作動すれば、他の感知レバー23に関係なくリミ
ツトスイツチ21を確実に作動でき、故障を生じ
ることなく、かつ設置スペースも僅かで足り、更
にシヤフト16の長さを変えるだけで、4〜8条
等のどのような田植機にも容易に設置することが
できる。
えの田植機1の苗のせ台15における苗なし警報
装置にかかわらず、1個のリミツトスイツチ21
で足り、部品点数及び配線が容易となる。また、
感知レバー23の切欠溝23aとピン25による
簡単な構成でありながら、単純な一方向クラツチ
機構を構成し、いずれか1個の感知レバー23が
作動すれば、他の感知レバー23に関係なくリミ
ツトスイツチ21を確実に作動でき、故障を生じ
ることなく、かつ設置スペースも僅かで足り、更
にシヤフト16の長さを変えるだけで、4〜8条
等のどのような田植機にも容易に設置することが
できる。
第1図は本考案を適用し得る乗用田植機を示す
側面図、第2図はその苗のせ台を示す底面図、第
3図は苗がない状態を示す第2図A−A線の断面
図、第4図は同B−B線の断面図、第5図は苗が
ある状態を示すA−A線の断面図、第6図は同B
−Bの断面図である。 1……田植機、15……苗のせ台、15a……
区画、16……シヤフト、21……リミツトスイ
ツチ、23……苗なし感知レバー、23a……切
欠溝、25……ピン、26……スプリング。
側面図、第2図はその苗のせ台を示す底面図、第
3図は苗がない状態を示す第2図A−A線の断面
図、第4図は同B−B線の断面図、第5図は苗が
ある状態を示すA−A線の断面図、第6図は同B
−Bの断面図である。 1……田植機、15……苗のせ台、15a……
区画、16……シヤフト、21……リミツトスイ
ツチ、23……苗なし感知レバー、23a……切
欠溝、25……ピン、26……スプリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 多数に区画された苗のせ台を有する多条植え
田植機において、該苗のせ台の各区画に渡つて
シヤフトを回転自在に支持し、また苗のせ台の
各区画にそれぞれ苗なし感知レバーを設け、シ
ヤフトと感知レバーを一方向クラツチ機構によ
り連結し、更にシヤフトの回動により作動する
リミツトスイツチを設けてなる田植機における
苗なし警報装置。 (2) 前記一方向クラツチ機構を、一方向に付勢さ
れている感知レバーとシヤフトに固着されたピ
ンとの係合により構成した実用新案登録請求の
範囲第1項記載の田植機における苗なし警報装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5591180U JPS6140086Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5591180U JPS6140086Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56158115U JPS56158115U (ja) | 1981-11-25 |
JPS6140086Y2 true JPS6140086Y2 (ja) | 1986-11-17 |
Family
ID=29650541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5591180U Expired JPS6140086Y2 (ja) | 1980-04-25 | 1980-04-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140086Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-25 JP JP5591180U patent/JPS6140086Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56158115U (ja) | 1981-11-25 |
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