JPS5938118B2 - 巻取装置 - Google Patents

巻取装置

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JPS5938118B2
JPS5938118B2 JP9649775A JP9649775A JPS5938118B2 JP S5938118 B2 JPS5938118 B2 JP S5938118B2 JP 9649775 A JP9649775 A JP 9649775A JP 9649775 A JP9649775 A JP 9649775A JP S5938118 B2 JPS5938118 B2 JP S5938118B2
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JP
Japan
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take
winding
lever
shaft
point
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JP9649775A
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English (en)
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JPS5220026A (en
Inventor
博美 獅子内
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Suwa Seikosha KK
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Suwa Seikosha KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、記録紙を巻取る為のプリンタの巻取装置に関
する。
本発明の目的は、調整が簡単で安価な巻取装置を供する
ことにある。
本発明の他の目的は、プリンタの回転動力を利用するこ
とにより電気的タイミングが不要である為、電気回路の
構成が容易であり、安価にできることにある。
本発明の更に他の目的は、瞬間的動作を行なう部分が皆
無な為、巻取装置全体の耐久性を著しく高めることがで
き、静かに、且つ円滑に巻取りを行なうことができるこ
とにある。
従来のプリンタの巻取装置の一実施例を、第1図を用い
て説明する。
まず、プランジャ1に電気的信号を加えて、プランジャ
軸2を吸引させプランジャ軸2と係合し、巻取爪5と逆
転止メ爪Tを有した巻取レバ3を、巻取1ノバ軸13を
支点として揺動させ、巻取爪5を巻取単車8に引掛け、
巻取レバ4のバネカによつて、巻取単車8を回転させ、
巻取単車8と固着した伝達ギア9とかみ合う巻取ギア1
0を有する巻取軸11を回転させ、記録紙12の巻取動
作を行なつていた。
このように記録紙12を巻取るには、プランジャ1に対
し少なくとも1回の電気的信号を印加することが必要な
為、電気回路内に巻取りを指示する電気的信号発生回路
が必要であつた。この回路は種々の動作と同期をとる必
要がある為構成が複雑で高価であつた。又、プランジャ
1に電気的信号れ切口わつて、プランジャ軸2を吸引し
た時に発生する、騒音もかなり大きかつた。更に巻取爪
5の移動量は、プランジャ1にプランジャ軸2が吸引さ
れる時の吸引ストロークで制限されてしまうので、巻取
単車8の爪位置によつては、記録紙12に最適な張力を
与えていることができず、記録紙12を、きれいに巻取
ることは不可能であつた。本発明は、この様な欠点を除
去したもので、本発明の一実施例を第2図及び第3図を
用いて説明する。
第2図は本発明の動作原理を説明する為の機構図である
第2図において、201は回転運動を行なうプリンタの
回転軸、202はプリンタの回転軸201と接触回転を
行ない、側面にカム203を有する回転体.204は一
端でカム203と接し、他端に爪軸206で係合された
爪207を有する巻取レバ、208はバネ.211は側
面に巻取軸214に回転動力を伝える伝達ギヤ212を
有する爪車、209は爪車211を一方向だけ回転可能
にする為の逆転止メである。第3図において、301は
フレーム、302は回転運動を行なうプリンタの回転軸
6303はプリンタの回転軸302と接触回転し、側面
にカム304,305を有する回転体、306,307
はそれぞれ一端でカム304,305と接し、他端に爪
軸308,309によつて係合された爪310,311
を有する巻取レバ、315は側面に巻取軸318に回転
動力を伝える伝達ギヤ316を有する爪車、319は記
録紙、320は紙送りローラ、321は紙押えローラで
ある。
第2図を用いて動作原理を説明する。
今、巻取レバ204とカム203との接点がカム203
の外周上で回転体202の回転中心から最短距離の点a
であつたと仮定し,巻取レバ204とカム203との接
点がa−?b→aの一回転の間について.動昨の説明を
行なう。
プリンタの回転軸201が矢印Aの方向へ回転すると、
側面にカム203を有する回転体202は矢印B方向に
回転する。ここでカム203が矢印Bの方向に回転する
と、巻取レバ204とカム203との接点は、aから回
転体の回転中心より最長距離の点bの方に移動する。そ
れに従がい巻取レバ204は矢印Cの方向にレバー軸2
05を中心として回動する。この時バネ208は巻取レ
バ204に爪軸206で係合されている爪207とフレ
ーム220との間に取付けられている為、巻取レバ20
4が矢印C方向に回動することにより、引張られ巻取レ
バ204を矢印Cと反対方向に回動させようとする力と
爪207を爪車211に押え付けようとする力が発生す
る。巻取レバ204とカム203の接点が点6まで達し
た時、巻取レバ204の矢印C方向への回動は終了する
。この時.巻取レバ204とカム203の接点が点aで
あつた時の爪207と爪車211の接点をdとし、巻取
レバ204とカム203の接点が点bであつた時の爪2
07と爪車211の接点をeとし、爪単207を逆転止
メ209により矢印D方向だけ回転可能な様に配置すれ
ば、巻取レバ204とカム203の接点がaからbまで
移動した時、爪207は、爪車211上の点dからeま
で移動することになる。更に、カム203が回転し巻取
レバ204とカム203との接点がbからaに移動する
と、巻取レバ204は矢印Cと反対方向にバネ208の
力で回動する。この時、爪207は爪車211を矢印D
方向に回転させることになる。爪車211が矢印D方向
に回転すると,爪車211の側面に固着した伝達ギヤ2
12により巻取軸214を矢印E方向に回転させる。記
録215を巻取軸214が矢印E方向に回転した時に巻
取られる様に巻取軸214に取付けておけば、巻取レバ
204とカム203の接点がbからaまで移動する時に
巻取軸214に記録紙215が巻取られる。本発明によ
る巻取装置は、前に説明したカム、巻取レバ6爪、爪軸
、バネを複数使用し、カムの位相をずらして,回転体に
固着されたことを特徴としている。
ここでは、説明を解り易くする為にカム,巻取レバ,爪
,爪軸,バネを2組使用した場合について第3図を用い
て説明する。回転体302の両側に固着したカム304
,305は互いに1800位相をずらしてある。
今、巻取レバ307がカム305により矢印H方向に回
動している時には、もう一方の巻取レバ306は矢印H
とは反対方向にバネ312により回動させられる。この
時、爪車315は爪310によつて引掛けられ矢印1方
向に回転をする。更に800回転体303が回転すると
,今度11巻取レバ306は矢印H方向に回動し、巻取
レバ307は矢印Hと反対方向に回動し、爪車315を
矢印1方向に回転させることになる。この様にカム30
4,305を互いに1800ずらせば爪車315は常時
爪310,311のいずれかに引掛けられ回転運動をす
る。又、この様にすることにより逆転止メ等も不要とな
る。今、紙送りローラ320と紙押えローラ321との
接触点から巻取軸318までの記録紙319にたるみの
ない場合には、記録紙319の張力による巻取軸318
が矢印K方向に回転することはできない為、爪車315
も,矢印方向に回転することはできず,又2つの爪31
0,311のどちらか一方により常にI方向に回転させ
られようとしている為、実際には7レーム301に固定
されたと同じ状態になる。
この時爪311が第2図でいう点dから点eに移動する
時であつたと仮定すると、他方の爪310は点eから点
dまで移動しようとするが、爪車315は固定状態であ
る為点eの位置で固定されてしまう。また、爪311が
移動して点eまで達し、更に回転体303が回転を続け
ると、爪311もまた第2図でいう点eから点dまで移
動しようとするが、爪車315が固定状態である為点e
で固定されてしまう。従つて紙送りローラ320と紙押
えローラ321との接触点から巻取軸318までの記録
紙319にたるみがない場合には、爪310,311は
それぞれ第2図でいう点eで固定となる。この場合、巻
取レバ306,307とカム304,305との接触は
第2図でいう点bだけであるので,プリンタの回転軸3
02にかかる負荷は巻取レバ304,305とカム30
4,305が接触した時の摩擦抵抗だけで考えてよく、
従つて非常に小さい。また、紙送りローラ320と紙押
えローラ321がそれぞれ矢印の方向に回転し、紙送り
ローラ320と紙押えローラ320との接触点から巻取
軸318までの間の記録紙319にわずかでも、たるみ
を生ずれば巻取軸318は、矢印K方向に回転可能とな
る為、爪車315も矢印方向に回転できる。この時爪3
10,311のどちらか一方に引掛けられ爪車315は
矢印1方向に回転するので巻取動作を行なうことになる
。この様に本発明による巻取装置の場合、プリンタの回
転軸302が回転さえしていれば、常に巻取動作番行な
うことが可能であり、又巻取動作を行なつていない待機
状態では記録紙319に対し常に最適の張力を与えるこ
とが可能である。
以上の如く、本巻取装置はプリンタの回転動力を利用し
ている為、巻取の為の電気信号を発生する回路が不要で
あるので回路構成が容易になり、かつ従来の巻取装置で
使用していた高価なプランジヤ、逆転止メ等が不要とな
り調整が簡単で、確実に、かつ静かに記録紙を巻取るこ
とができるのでプリンタの巻取装置としての価値を著し
く高めたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の巻取装置の機構図である。 1・・・・・・プンジヤ、2・・・・・・プランジヤ軸
、3・・・・・・巻取レバ、4・・・・・・巻取バネ、
5・・・・・・巻取爪、6・・・・・・巻取爪バネ、7
・・・・・・逆転止メ爪、8・・・・・・巻取爪車、9
・・・・・・伝達ギヤ、10・・・・・・巻取ギヤ、1
1・・・・・・巻取軸、12・・・・・・記録紙。 第2図は本発明の機構図である。 201・・・・・・プリンタの回転軸、202・・・・
・・回転体、203・・・・・・カム. 204・・・
・・・巻取レバ.205・・・・・・レバー軸、206
・・・・・・爪軸6207・・・・・・爪.208・・
・・・・バネ、209・・・・・・逆転止メS2lO・
・・・・・逆転止メバネ、211・・・・・・爪車、2
12・・・・・・伝達ギヤ、213・・・・・・爪車軸
、214・・・・・・巻取軸、215・・・・・記録紙
、216・・・・・・紙送りローラ,217・・・・・
・紙押えローラ。 第3図は、本発明における一実施例の斜視図である。 301・・・・・・フレーム、302・・・・・・プリ
ンタの回転軸、303・・・・・・回転体6304,3
05・・・・・・カム6306,307・・・・・・巻
取レバ.308,309・・・・・・爪軸、310,3
11・・・一・・爪、312,313・・・・・・バネ
、314・・・・・・バネ掛V3l5・・・・・・爪車
、316・・・・・・伝達ギヤ.317・・・・・・爪
車軸、318・・・・・・巻取軸, 319・・・・・
・記録紙、320・・・・・紙送りローラ. 321・
・・・・・紙押えローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録紙を巻取る為のプリンタ巻取装置に於てプリン
    タの回転軸の回転と連動し、側面に180度位相をずら
    せた2組のカムを有する回転体と、該回転体のカムに追
    随する如く回転自在に軸支され、一端に爪を回転自在に
    支持する2組の巻取レバーと、前記2組の爪とかみ合う
    爪車と、前記2組の爪を前記爪車に係合させ、前記爪車
    を回転させる方向に付勢するバネ部材と、前記爪車の回
    転力により記録紙を巻取る巻取軸とからなることを特徴
    とする巻取装置。
JP9649775A 1975-08-08 1975-08-08 巻取装置 Expired JPS5938118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9649775A JPS5938118B2 (ja) 1975-08-08 1975-08-08 巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9649775A JPS5938118B2 (ja) 1975-08-08 1975-08-08 巻取装置

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Publication Number Publication Date
JPS5220026A JPS5220026A (en) 1977-02-15
JPS5938118B2 true JPS5938118B2 (ja) 1984-09-13

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ID=14166718

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JP9649775A Expired JPS5938118B2 (ja) 1975-08-08 1975-08-08 巻取装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0217153Y2 (ja) * 1983-11-01 1990-05-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5593749A (en) * 1979-01-12 1980-07-16 Seiko Epson Corp Winder
JPS6188945U (ja) * 1984-11-17 1986-06-10

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JPH0217153Y2 (ja) * 1983-11-01 1990-05-14

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JPS5220026A (en) 1977-02-15

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