JPS5937866B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS5937866B2
JPS5937866B2 JP10290277A JP10290277A JPS5937866B2 JP S5937866 B2 JPS5937866 B2 JP S5937866B2 JP 10290277 A JP10290277 A JP 10290277A JP 10290277 A JP10290277 A JP 10290277A JP S5937866 B2 JPS5937866 B2 JP S5937866B2
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JP
Japan
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semiconductor
semiconductor layer
region
junction
layer
Prior art date
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Expired
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JP10290277A
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English (en)
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JPS5436189A (en
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三樹生 別所
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS5436189A publication Critical patent/JPS5436189A/ja
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  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は半導体装置に係り、特に電界効果トランジス
タ的効果をバイポーラトランジスタに持ち込んで電流の
対温度安定を計つた半導体装置に関するものである。
第1図は従来のバイポーラトランジスタの一般的な構造
を示す断面図で、図において1は比較的高不純物濃度の
コレクタ層(コレクタn+形層)、2はコレクタ低不純
物濃度層(コレクタn−形層)、3はベースp形層、4
はエミッタn+形領域、5はコレクタ電極、6はエミッ
タ電極、Tはベース電極で、コレクタn−形層2とベー
スp形層3との間には第1の接合J1が、ベースp形層
3とエミッタn+形層との間には第2の接合J2が形成
されている。
この構増は極めて広く用いられているもので、改めてそ
の動作の説明の要はないのであろう。ところで、このト
ランジスタはエミッタn+形領域4とベースp形層3と
の間の第2の接合J2を順方向にバイアスすることによ
つて主電流制御が行われている。従つて、接合温度が上
昇すると主電流が増加するという正の温度係数をもっの
で、電流集中が生じ、熱暴走のため破壊するおそれがあ
つた。この発明はこのような点に鑑みてなされたもので
、バイポーラトランジスタのコレクタ低不純物濃度層に
コレクタ層と導電形の異る半導体領域を例えばメツシユ
状もしくはストライプ状に設け、電界効果トランジスタ
的な効果を生ぜしめることによつて主電流を制限し、温
度上昇による電流集中を防ぎ熱暴走のおそれのない半導
体装置を提供せんとするものである。
第2図はこの発明の第1の実施例の構成を示す断面図で
、コレクタn一形層2のベースp形層3に接する部分の
エミツタn+形領域4に対向しない個所にコレクタn一
層2との間に第3の接合J3を有するp形半導体領域8
が設けられており、エミツタn+形領域4とベースp形
層3とコレクタn一形層2とでバイポーラ・トランジス
タを構成するとともに、コレクタn一形層2とp形半導
体領域8とコレクタn+形層1とで接合形電界効果トラ
ンジスタを構成している。
従つて、第2図に示す実施例装置は第3図に等価回路を
示すようにバイポーラ・トランジスタと接合形電界効果
トランジスタとの直列接続体と等価である。
そして、この装置の電圧・電流特性は第4図に示すよう
にバイポーラトランジスタのそれと同様であるが、主電
流の対温度特性には負の温度係数をもたせ得る点が、単
なるバイポーラトランジスタの場合と異なる。第4図に
示した領域1は飽和領域で、エミツタベース接合J2お
よびベース・コレクタ接合J1がともに十分順バイアス
されているので、コレクタn一形層2のp形半導体領域
8で挟まれた部分まで伝導度変調されており、従つて接
合形電界効果トランジスタの制御作用はほとんどないと
考えてよい。
従つて、動作はバイポーラトランジスタの場合と同様で
、オン電圧も低い。領域は活性領域で第1の接合J1が
十分逆バイアスされているので、コレクタn一形層2の
p形半導体領域8で挟まれた部分は空乏層化している。
この状態は第3図の等価回路でいうと、接合形電界効果
トランジスタのゲート・ソース間バイアスをバイポーラ
トランジスタのベース・コレクタ間電圧で制御している
こととなり、駆動はバイポーラトランジスタと同様で、
特性は接合形電界効果トランジスタの特性を示している
。第2の接合J2を順方向バイアスするのは、ベース・
コレクタ間電圧を変化させるためであつて、主電流を直
接制御するためではない。すなわち、主電流はこのバイ
ポーラトランジスタのベース・コレクタ間電圧をゲート
・ソース間バイアスとする接合形電界効果トランジスタ
によつて制御されることになり、従つて接合温度が上昇
すれば主電流が減少する負の温度係数を示す。領域はし
や断領域で、バイポーラトランジスタはオフ状態にあり
、接合形電界効果トランジスタの電圧増幅率をμとする
と(1+μ)VO]X)の耐圧を示す。
従つて、バイポーラトランジスタのコレクタ・エミツタ
間耐圧V。IX)は所要耐圧の1/(1+μ)でよくな
り、バイポーラトランジスタの周波数特性を良くするこ
とが容易になる。第5図および第6図はそれぞれこの発
明の第2および第3の実施例の構成を示す断面図である
。いずれも、p形半導体領域8のベースp形層3内に在
る部分の形状が異るのみで、本質的には第2図に示した
第1の実施例と同様である。第7図はこの発明の第4の
実施例の構成を示す断面図で、この実施例ではp形半導
体層8はコレクタn一層2内に埋め込まれているが、装
置の端部にこのp形半導体層8の引出し電極9が設けら
れ、この電極9は導線10によつてペース電極7に接続
されており、動作の点では、これも第2図に示した第1
の実施例と変るところはない。
各実施例とも、エミツタn+領域4とp形半導体領域8
をストライブ状とし、互いに重ならぬように間隙に対応
する位置に配置してあるので電流路は妨害されることな
く、制御効率も良好である。なお、上記各実施例とも特
定の導電形構成について述べたが、p形領域をn形領域
に、n形領域をp形領域とした構成でもよいことは自明
である。以上詳述したように、この発明ではバイポーラ
トランジスタのコレクタ低不純物濃度層にコレクタ層と
導電形の異る半導体領域を設け、これをベース層と接続
したので、電界効果トランジスタ的効果を生じ、主電流
の温度係数を負ならしめ熱暴走のおそれのない安定した
破壊耐量一杯まで使用可能な半導体装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のバイポーラトランジスタの一般的な構造
を示す断面図、第2図はこの発明の第1の実施例の構成
を示す断面図、第3図はこの第1の実施例の等価回路図
、第4図はその電圧・電流特性図、第5図、第6図およ
び第7図はそれぞれこの発明の第2、第3および第4の
実施例を示す断面図である。 図において、1は第1の半導体層(コレクタn]形層)
、2は第2の半導体層(コレクタo一形層)、3は第3
の半導体層(ベースp形層)、4は第4の半導体領域(
エミツタn+領域)、8は第5の半導体領域(p形半導
体領域)、7は第3の半導体層の電極、9は第5の半導
体領域の電極、10は導線、J,,J2およびJ3はそ
れぞれ第1、第2および第3の接合である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の導電形を有し不純物濃度が比較的高い第1の
    半導体層、この第1の半導体層上に形成され第1の導電
    形を有する低不純物濃度の第2の半導体層、この第2の
    半導体層との間に第1の接合を形成するように隣接して
    設けられ第2の導電形を有する第3の半導体層、この第
    3の半導体層に隣接して設けられ第1の導電形を有し不
    純物濃度が高くかつ上記第3の半導体層との間に第2の
    接合を形成するとともに上記第1の半導体層との間に主
    電流が流れる第4の半導体領域、第2の導電形を有し上
    記第2の半導体層内に上記第2の半導体層との間に第3
    の接合を形成するように設けられた第5の半導体領域、
    及びこの第5の半導体領域と上記第3の半導体層とを後
    続する導電路を備え、上記第2の接合への順方向バイア
    ス電圧によつて上記主電流を制御し、上記第1および第
    3の接合への逆方向バイアスによつて上記主電流を制限
    するようにした半導体装置。 2 第5の半導体領域を第3の半導体層に接して第2の
    半導体層内に形成した特許請求の範囲第1項記載の半導
    体装置。 3 第5の半導体領域を第2の半導体層の内部に埋設し
    、上記第5の半導体領域と第3の半導体層とにそれぞれ
    設けられた電極間を外部で接続した特許請求の範囲第1
    項記載の半導体装置。 4 第5の半導体領域を複数本のストライプ状に形成し
    た特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
    の半導体装置。 5 第5の半導体領域を実質的に等間隔な複数本のスト
    ライプ状に形成した特許請求の範囲第4項記載の半導体
    装置。 6 第4の半導体領域を各ストライプ状の第5の半導体
    領域の間隙に対応する位置に設けた特許請求の範囲第4
    項もしくは第5項記載の半導体装置。 7 第5の半導体領域をメッシュ状に形成した特許請求
    の範囲第1項ないし第3項のいずいれかに記載の半導体
    装置。
JP10290277A 1977-08-26 1977-08-26 半導体装置 Expired JPS5937866B2 (ja)

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JPS5436189A JPS5436189A (en) 1979-03-16
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Family

ID=14339781

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS568873A (en) * 1979-07-04 1981-01-29 Pioneer Electronic Corp Bipolar transistor
JPS5837957A (ja) * 1981-08-29 1983-03-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体装置
GB2129764B (en) * 1982-08-20 1986-07-02 Dainippon Ink & Chemicals Apparatus and method for the manufacture of fibre-reinforced cylindrical products
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JP4596749B2 (ja) * 2003-05-29 2010-12-15 三洋電機株式会社 半導体装置およびその製造方法

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