JPS5937797Y2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPS5937797Y2
JPS5937797Y2 JP10400579U JP10400579U JPS5937797Y2 JP S5937797 Y2 JPS5937797 Y2 JP S5937797Y2 JP 10400579 U JP10400579 U JP 10400579U JP 10400579 U JP10400579 U JP 10400579U JP S5937797 Y2 JPS5937797 Y2 JP S5937797Y2
Authority
JP
Japan
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roller
liquid
rollers
offset
pair
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Expired
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JP10400579U
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English (en)
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JPS5622546U (ja
Inventor
友洋 青木
Original Assignee
キヤノン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトナー像支持材をローラ一対で定着処理する装
置、特にローラ一対の少なくとも一方のローラーにオフ
セット防止液を塗布するようにした定着装置の改良に関
する。
電子写真法等により形成されたシート状の粉体(トナー
)像を定着する装置のひとつとして、互いに圧接して回
転するローラー間にシートを通過する装置、いわゆるロ
ーラ一定着装置が知られている。
当該定着装置は粉体像の迅速かつ確実な定着が行なえる
反面、オフセット現象が発生するという欠点を併せ持っ
てお・す、オフセット防止手段が必要となる。
従来オフセット防止手段としては、シリコンオイル等の
離型性の良いオイルを定着ローラーへ塗布するものが一
般的である。
具体的に言えば、上記ローラ一対の内一般にトナー像面
が圧接される側のローラー、又はこのローラーにオフセ
ット防止液を塗布する為のローラーに、シリコーンオイ
ル等のオフセット防止液を含浸させたフェルト、スポン
ジ、或いは布等の導液性部材を当接させ、これによって
上記ローラーに液を供給するようになっている。
而して上記導液性部材をローラーに押圧させる手段とし
ては一般に薄板ばねが広く使用されているが、一般的な
電子写真複写機等で上記ローラー間に通紙されろ紙サイ
ズを考慮すると、該薄板ばねのローラー長手方向につい
ての巾は300mm〜400mmのものとなり、加工製
作上反り、捩れなどを生じて前記導液部材をローラーの
表面に均一に当接せしめることは難しく、ローラー表面
上にオフセット防止液のムラを生じ、それが為オフセッ
トやトナー像支持紙の液汚れの原因となる。
本考案は上記の欠点を解決すべく提示されたものである
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の適用できる定着装置の一例の側面図で
ある。
図にお・いてヒーター1を内蔵した定着ローラー2はそ
の表面にテフロン層又はシリコンゴム層を形成している
定着ローラー2には加圧ローラー3が圧接していて、両
ローラーは矢印方向に回転する。
これによってトナー像支持材は両ローラーに挟持搬送さ
れ、像はヒータ1の熱で溶融してその支持材に定着する
尚、支持材のトナー像面は定着ローラー2に圧接される
そしてオフセット防止の為、この定着ローラー2には表
面にシリコンゴム層を有する塗布ローラー4が当接して
矢印方向に回転しており、該塗布ローラー4の表面には
容器6に収容されたオフセット防止液としてのシリコン
オイル8を毛細管作用により汲み上げて伝送する耐熱、
耐油性の布やスポンジまたはフェルト(例えばノメック
ス:商品名)等の導液部材5が当接している。
オイル8は部材5によって塗布ローラー4に塗布され、
次にこのローラー4の回転に従って定着ローラー2の表
面に塗布される。
而してこの導液部材は抑圧手段7によってローラー4に
弾性的に当接せしめられている。
本考案は特にこの押圧手段7の改良に係るものである。
第2図に本考案の一実施例の要部を示す。
図において91乃至95は夫々ステンレススチール等で
構成された薄板ばねである。
このばね9□乃至95はローラー4の長手方向に沿って
配列され、夫々支板10に固定された状態で導液部材5
をローラー長手方向に沿ってこのローラー4に押し付け
ている。
各板ばね91乃至95のローラーの長手方向に関する巾
が従来のものに比して小なるが為に、反り、捩れ等の度
合が小さく、そのばね力の範囲内で充分に素材の変形を
吸収し、均一に部材5を塗布ローラー4に当接すること
が可能である。
第3図にもうひとつの実施例の要部を示すと、薄板ばね
11はローラー長手方向についての金山を5等分するよ
うな位置に巾0.5mm〜1mmのスリット111′乃
至114′が設けられており、これによって全体として
は1枚の板ばねの、導液部材5に圧接してこの部材5を
ローラー4に押し当てる部分が、5つの領域に分割され
ている。
第3図のばね11は基部116を支板10に固定して第
2図と同様に使用され、第2図と同様の効果を挙げる。
上記したようなスリットは、エツチング加工、またはプ
レス加工等により容易に加工できる。
尚、第3図の実施例は1枚のばね材に櫛歯状に導液部材
5を押圧する部分を設けたものであるが、部材5を押圧
する部分は複数の部分に分割されているので、斯様な装
置も、第2図装置と同様、ローラー長手方向に複数の板
ばねを配列したと見ることにする。
以上の実施例では導液部材5と定着ローラー2との間に
1本の塗布ローラーを介在させただけであるが、複数本
の順に当接せしめられたローラーを介在させてもよく、
或いは導液部材5を直接定着ローラー2に当接させても
よい。
いずれにせよ本考案によれば定着ローラーにオフセット
防止液を極めて均一に塗布できるから、オフセットやト
ナー像支持材のローラーへの巻き付き、或いは同支持体
のオフセット防止液による汚れを簡単に防止できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の適用できる定着装置例、第2図は本考
案の一実施例、第3図は本考案の他の実施例、を夫々説
明する為の図にして、2は定着ローラー、4は塗布ロー
ラ、5は導液部材、8はシリコーンオイル、9□乃至9
5は板ばね、11□乃至115は板ばねの分割領域であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トナー像支持体を挟持搬送して定着処理をするローラ対
    と、該ローラ対の内少くとも一方のローラに直接又は塗
    布ローラを介してオフセット防止液を塗布するオフセッ
    ト防止手段と、を有する定着装置において、 上記オフセット防止手段は、オフセット防止液を含有し
    オフセット防止液を上記ローラ対の一方のローラ又は塗
    布ローラの長手方向にわたってオフセット防止液を供給
    する導液部材と、この導液部材を上記ローラ対の一方の
    ローラ又は塗布ローラに押圧するためにローラ長手方向
    に配列された複数の板ばねと、を有することを特徴とす
    る定着装置。
JP10400579U 1979-07-27 1979-07-27 定着装置 Expired JPS5937797Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10400579U JPS5937797Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 定着装置

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Publication Number Publication Date
JPS5622546U JPS5622546U (ja) 1981-02-28
JPS5937797Y2 true JPS5937797Y2 (ja) 1984-10-19

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ID=29336703

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