JPH06202517A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH06202517A
JPH06202517A JP34832192A JP34832192A JPH06202517A JP H06202517 A JPH06202517 A JP H06202517A JP 34832192 A JP34832192 A JP 34832192A JP 34832192 A JP34832192 A JP 34832192A JP H06202517 A JPH06202517 A JP H06202517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
metering
roller
rubber
leaf spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP34832192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiteru Okuda
幸輝 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP34832192A priority Critical patent/JPH06202517A/ja
Publication of JPH06202517A publication Critical patent/JPH06202517A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒートローラ方式の定着装置において、用紙
への離型用シリコンオイルの付着及び定着ローラ表面へ
のトナーのオフセットを防止する。 【構成】 板バネブレード11aの先端部にメータリン
グゴム11bを接着してメータリングブレード11を構
成し、板バネブレード11aを撓ませて、メータリング
ゴム11bを定着ローラ1に圧接する。板バネブレード
11aの撓みに対する復元力がメータリングゴム11b
のヒートローラ1に対する圧接力であり、その圧接力を
適切値となるように設定して、離型用オイルのメータリ
ングを行なう。 【効果】 メータリングブレード11のブレード11a
は板バネ製なので、定着ローラ1に対するメータリング
ブレード11の圧接力はローラ巾方向において均一に発
生し、圧接力分布のバラツキがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、プリンタ等の画
像形成装置の定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置にお
いて、ヒーターを内蔵させた定着ローラとプレッシャー
ローラとを圧接させ、両ローラ間に未定着のトナー像を
転写した用紙を通過させ、熱と圧力とにより未定着トナ
ー像の定着を行なう、ヒートローラ方式の定着装置は周
知である。従来のヒートローラ方式の定着装置において
は、シリコンオイル等の離型用オイルを定着ローラの表
面に塗布して、定着ローラの表面を保護すると共に用紙
が定着ローラの表面に付着して巻き付いたりすることを
防止していた。
【0003】図1及び図2は、従来のヒートローラ方式
の定着装置の一例を示すものである。図1に示すよう
に、メータリングブレード4は加圧ホルダー5にビス7
で固定され、加圧ホルダー5はその両端を、図示しない
定着ユニットのフレームに形成された支持軸8により支
持されている。そして、加圧ホルダー5の両端に加圧用
スプリング6が取り付けられ、加圧用スプリング6の一
端は定着ユニットのフレームに取り付けられている。
【0004】図2に示すように、加圧ホルダー5は支持
軸8を中心として回動可能であり、加圧ホルダー5の上
部に取り付けられた加圧用スプリング6の作用により、
メータリングブレード4は定着ローラ1に圧接されてい
る。一方、離型用シリコンオイルを含んだ塗布フェルト
3から塗布ローラ2を介して定着ローラ1にシリコンオ
イルが供給され、メータリングブレード4を用いて定着
ローラ1の表面に塗布されたシリコンオイルを均一な薄
膜に形成している。
【0005】図3に示すように、メータリングブレード
4は金属板4aにメータリングゴム4bを接着したもの
である。前述したように、金属板4aは加圧ホルダー5
にビス止めされ、メータリングゴム4bは定着ローラ1
の表面に接してシリコンオイルをメータリングする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の定着装置に
おいて、メータリングブレード4を定着ローラ1に圧接
させている加圧用スプリング6の作用は、メータリング
ブレード4を保持する加圧ホルダー5の両端部に作用す
るため、メータリングブレード4と定着ローラ1とのロ
ーラ巾方向における圧接力分布は中央部において低い値
を示すこととなる。また、図4に示すように、定着ロー
ラ1の外径は、図示しない加圧ローラとの定着部におけ
る用紙のシワ発生を防ぐため、両端部より中央部の外径
を小さくしてあるので、メータリングブレード4と定着
ローラ1とのローラ巾方向の圧接力は、その中央部にお
いてますます小さくなる傾向にある。従って、ローラ巾
方向中央部での定着ローラ1の表面におけるシリコンオ
イルのメータリングが不完全となり、その部分のシリコ
ンオイル量が過多となるので、その状態で用紙が定着部
を通過すると用紙にシリコンオイルが付着してしまうこ
とになる。また、ローラ巾方向中央部でのシリコンオイ
ルのメータリングを良好にするため、加圧ホルダー5の
両端部に作用する加圧用スプリング6の加圧力を大きく
することは、ローラ巾方向両端部における定着ローラ1
とメータリングブレード4との圧接力が過多となり、定
着ローラ1の両端部の表面のシリコンオイルが極端に少
なくなる可能性があり、定着ローラ表面へ用紙上のトナ
ーがオフセットする恐れが有る。
【0007】このように、上記の定着装置では、定着ロ
ーラ1とメータリングブレード4とのローラ巾方向にお
ける圧接力分布のバラツキにより、用紙へのシリコンオ
イルの付着や、定着ローラ1の表面へトナーがオフセッ
トされるという問題がある。
【0008】本発明の課題は、従来の定着装置におけ
る、前述の用紙へシリコンオイルが付着するという問題
及び定着ローラ表面へトナーがオフセットされるという
問題を解決することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、ヒートローラに塗布される離型用オイルをメータ
リングするためのメータリングブレードを板バネ製ブレ
ードとメータリング用ゴムとで構成し、該板バネ製ブレ
ードに撓みを発生させて該メータリング用ゴムを前記ヒ
ートローラに圧接し、該板バネ製ブレードの撓みによる
該メータリング用ゴムの前記ヒートローラに対する圧接
力を、離型用オイルのメータリングに必要な適切値とな
るように設定することにより解決される。
【0010】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、前記板バネ製ブレードの一辺を複数に分割して鍵
盤状となし、該板バネ製ブレードの複数に分割された鍵
盤状部分の先端部に前記メータリング用ゴムを取り付け
てメータリングブレードを構成することを提案する。
【0011】
【作用】メータリングブレードを板バネ製ブレードとメ
ータリング用ゴムとで構成し、その板バネ製ブレードに
撓みを発生させてメータリング用ゴムをヒートローラに
圧接する。板バネ製ブレードの撓みに対する復元力がメ
ータリング用ゴムのヒートローラに対する圧接力であ
り、その圧接力を適切値となるように設定して、離型用
オイルのメータリングを行なう。
【0012】また、板バネ製ブレードの一辺を複数に分
割して鍵盤状となし、その鍵盤状部分の先端部にメータ
リング用ゴムを取り付けてメータリングブレードを構成
する。それによって、複数に分割された鍵盤状部分がそ
れぞれ個別にメータリング用ゴムのヒートローラに対す
る圧接力を発生する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図5は、本発明実施例の定着装置のメータ
リングブレードを示す側面図である。図5に示すよう
に、メータリングブレード11は板バネブレード11a
の先端にメータリングゴム11bを接着したものであ
る。
【0015】図6に示すように、メータリングブレード
11はユニットフレームのステー12に、押え板13と
共にビス17により固定され、その先端部のメータリン
グゴム11bが定着ローラ1に圧接されている。このと
き、メータリングブレード11は、その板バネブレード
11aが撓むようにしてステー12により保持されてい
る。ところで、板バネブレード11aは板バネ材なの
で、撓みが与えられれば元に戻ろうとする復元力が働
く。本実施例の定着装置においては、定着ローラ1とメ
ータリングブレード11との圧接力は、板バネブレード
11aの撓みに対する復元力であり、この復元力すなわ
ち圧接力はローラ巾方向において均一に発生されるもの
である。従って、前述した、金属板のメータリングブレ
ードを保持する加圧ホルダーの両端部に圧接力を作用さ
せる従来の定着装置のようなローラ巾方向の圧接力分布
のバラツキがないので、板バネブレード11aの撓みを
適切に与えて、メータリングブレード11の定着ローラ
1に対する圧接力を、定着ローラ1表面のシリコンオイ
ルのメータリングに必要な適切な値にすることで、用紙
へのシリコンオイルの付着を防止しながら、同時に定着
ローラ1表面へのトナーのオフセットを防止することが
できる。
【0016】また、図7に示すように、メータリングブ
レード11の板バネブレード11aは、その長手方向
(ローラ巾方向)の片側全域に渡って櫛状の切れ込み1
4が入れられ、鍵盤状になっている。そのため、板バネ
ブレード11aの撓みに対する復元力は、それぞれの鍵
盤状部分11cが個別に発生することになる。そして、
この鍵盤状部分11cの先端部にメータリングゴム11
bが接着されてメータリングブレード11を構成してい
る。従って、図4に示したような定着ローラのローラ巾
方向における外径の変化が有ったとしても、定着ローラ
の外径に沿って、各鍵盤状部分11cの復元力すなわち
圧接力が個別に発生してメータリングゴム11bを定着
ローラに向けて加圧するので、定着ローラに対するメー
タリングブレード11の圧接力をローラ巾方向の全域に
渡って均一とすることができる。よって、板バネブレー
ド11aの撓みを適切に与えて、メータリングブレード
11の定着ローラ1に対する圧接力を、定着ローラ1表
面のシリコンオイルのメータリングに必要な適切な値に
してやれば、定着ローラ1のローラ巾方向における外径
の変化が有ったとしても、用紙へのシリコンオイルの付
着を防止しながら、同時に定着ローラ1表面へのトナー
のオフセットを防止することができる。
【0017】なお、15及び16はメータリングブレー
ド11を前述のユニットフレームのステー12にビス止
めするための穴である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の定着装置
によれば、定着ローラとメータリングブレードとのロー
ラ巾方向の圧接力分布のバラツキがないので、定着ロー
ラに対するメータリングブレードの圧接力をローラ巾方
向の全域に渡って適切な値にすることができ、用紙への
シリコンオイルの付着を防止しながら、同時に定着ロー
ラ表面へのトナーのオフセットを防止することができ
る。
【0019】請求項2の構成により、定着ローラのロー
ラ巾方向における外径の変化が有ったとしても、定着ロ
ーラに対するメータリングブレードの圧接力をローラ巾
方向の全域に渡って適切な値にすることができ、用紙へ
のシリコンオイルの付着を防止しながら、同時に定着ロ
ーラ表面へのトナーのオフセットを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来の定着装置の一例を示す平面図であ
る。
【図2】図2は、図1に示す定着装置の側面図である。
【図3】図3は、図1及び図2に示す定着装置のメータ
リングブレードの構成を説明する側面図である。
【図4】図4はローラ巾方向における外径の変化を有す
る定着ローラを示す平面図である。
【図5】図5は本発明により構成したメータリングブレ
ードを示す側面図である。
【図6】図6は本発明の定着装置の実施例を示す側面図
である。
【図7】図7は、図5に示すメータリングブレードの平
面図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 塗布ローラ 3 塗布フェルト 11 メータリングブレード 11a 板バネブレード 11b メータリングゴム 11c 鍵盤状部分 12 ユニットフレームのステー 14 切れ込み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型用オイルを用いるヒートローラ方式
    の定着装置において、前記ヒートローラに塗布される離
    型用オイルをメータリングするためのメータリングブレ
    ードを板バネ製ブレードとメータリング用ゴムとで構成
    し、該板バネ製ブレードに撓みを発生させて該メータリ
    ング用ゴムを前記ヒートローラに圧接し、該板バネ製ブ
    レードの撓みによる該メータリング用ゴムの前記ヒート
    ローラに対する圧接力を、離型用オイルのメータリング
    に必要な適切値となるように設定してあることを特徴と
    する定着装置。
  2. 【請求項2】 前記板バネ製ブレードの一辺を複数に分
    割して鍵盤状となし、該板バネ製ブレードの複数に分割
    された鍵盤状部分の先端部に前記メータリング用ゴムを
    取り付けてメータリングブレードを構成することを特徴
    とする、請求項1に記載の定着装置。
JP34832192A 1992-12-28 1992-12-28 定着装置 Pending JPH06202517A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34832192A JPH06202517A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 定着装置

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JP34832192A JPH06202517A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 定着装置

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JPH06202517A true JPH06202517A (ja) 1994-07-22

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ID=18396250

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JP34832192A Pending JPH06202517A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 定着装置

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JP (1) JPH06202517A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6921064B2 (en) * 2003-12-22 2005-07-26 Xerox Corporation Metering blade suspension system
EP2086692A1 (de) * 2006-10-27 2009-08-12 Khs Ag Beleimungsvorrichtung
JP2011194350A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Dainippon Printing Co Ltd 塗工量を調整するブレード装置

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