JPS5937589B2 - トランジスタ回路装置 - Google Patents
トランジスタ回路装置Info
- Publication number
- JPS5937589B2 JPS5937589B2 JP50025350A JP2535075A JPS5937589B2 JP S5937589 B2 JPS5937589 B2 JP S5937589B2 JP 50025350 A JP50025350 A JP 50025350A JP 2535075 A JP2535075 A JP 2535075A JP S5937589 B2 JPS5937589 B2 JP S5937589B2
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- JP
- Japan
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- transistor
- region
- drain
- input terminal
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- Electronic Switches (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は絶縁ゲート型電界効果トランジスタを用いた
トランジスタ回路、とくに好ましくは集積回路装置の保
護回路に関するものである。
トランジスタ回路、とくに好ましくは集積回路装置の保
護回路に関するものである。
絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(IGFET)を用
いたトランジスタ回路は集積回路を大規模高密度化する
ことにより高信頼、高性能化されている。この工GFE
Tは静電界で動作するが、外界からの静電界の影響で絶
縁ゲート膜が破損する欠陥があり、この絶縁破壊に関す
る対処がトランジスタ回路における信頼性の主要な問題
点である。従来、IGFETの保護回路としては入力端
子をドライバトランジスタの制御電極に結合すると共に
、他のIGFETのドレインに結合し、この他のIGF
ETのゲートおよびソースを電源の低電位端子(GND
)に結合するトランジスタ回路が用いられて来た。
いたトランジスタ回路は集積回路を大規模高密度化する
ことにより高信頼、高性能化されている。この工GFE
Tは静電界で動作するが、外界からの静電界の影響で絶
縁ゲート膜が破損する欠陥があり、この絶縁破壊に関す
る対処がトランジスタ回路における信頼性の主要な問題
点である。従来、IGFETの保護回路としては入力端
子をドライバトランジスタの制御電極に結合すると共に
、他のIGFETのドレインに結合し、この他のIGF
ETのゲートおよびソースを電源の低電位端子(GND
)に結合するトランジスタ回路が用いられて来た。
しかし乍らこのトランジスタ回路は入力端子に対し、ド
ライバトランジスタの制御電極容量と共に保護トランジ
スタのドレイン容量が並列結合するため入力性能が低く
なる。これを解決するためのドライバトランジスタの制
御電極と入力端子ともにドレインおよびソースを結合す
る伝達用IGFETを用いることが行なわれるが、この
回路方法では伝達用IGFETの高ドレイン電圧領域に
おける負性特性で伝達用IGFETのゲート絶縁膜壊が
しばしば生じる。この発明の目的は、入力性能が高く且
つ保護効・果の確実なトランジスタ回路装置を提供する
ことにある。
ライバトランジスタの制御電極容量と共に保護トランジ
スタのドレイン容量が並列結合するため入力性能が低く
なる。これを解決するためのドライバトランジスタの制
御電極と入力端子ともにドレインおよびソースを結合す
る伝達用IGFETを用いることが行なわれるが、この
回路方法では伝達用IGFETの高ドレイン電圧領域に
おける負性特性で伝達用IGFETのゲート絶縁膜壊が
しばしば生じる。この発明の目的は、入力性能が高く且
つ保護効・果の確実なトランジスタ回路装置を提供する
ことにある。
この発明によれば、入力端子への入力信号を制御電極に
受けるドライバトランジスタと前記入力端子とにドレイ
ンおよびソースが結合する伝達用ノ トランジスタを介
在せしめたトランジスタ回路において、前記電界効果ト
ランジスタはドレイン、ソース間のチャンネル領域にド
レインおよびソースと同一導電領域を有するトランジス
タ回路装置が得られる。
受けるドライバトランジスタと前記入力端子とにドレイ
ンおよびソースが結合する伝達用ノ トランジスタを介
在せしめたトランジスタ回路において、前記電界効果ト
ランジスタはドレイン、ソース間のチャンネル領域にド
レインおよびソースと同一導電領域を有するトランジス
タ回路装置が得られる。
この発明のトランジスタ回路装置は、伝達用IGFET
のチャンネル領域に回路接続のない浮遊の導電型領域が
設けられ、この領域が高ドレイン電圧領域で高電位とな
つて負性特性を抑止するため伝達用IGFETのゲート
絶縁破壊を防止す0 ることができる。
のチャンネル領域に回路接続のない浮遊の導電型領域が
設けられ、この領域が高ドレイン電圧領域で高電位とな
つて負性特性を抑止するため伝達用IGFETのゲート
絶縁破壊を防止す0 ることができる。
次にこの発明の実施例につき図を用いて説明する。
第1図はこの発明の一実施例の回路を示し、破線で囲ま
れた集積回路と、この集積回路の外部回5路への入力端
子inを含めてある。
れた集積回路と、この集積回路の外部回5路への入力端
子inを含めてある。
入力端子inからの入力信号は伝達用IGFETQTを
通してドライバ用IGFETQDのゲート電極に到達す
る。伝達用1GFETQTはドレインおよびソースが入
力端子1nとドライバ用1GFETQDのゲート電極に
接続し、ゲート電極が集積回路内のタイミング信号線A
Eに接続し、且つドレイン、ソース間のチヤンネル領域
中にドレイン、ソースと同一導電型領域の浮遊領域Fを
有する。したがつてIGFETQTはドレイン浮遊領域
Fとの間の第1トランジスタQT,−と、浮遊領域Fと
ソースとの間の第2トランジスタQT2との総合トラン
ジスタである。浮遊領域Fは他の回路との配線接続を持
たず、単にチヤンネル領域中の浮遊島であり、基本SB
との間に浮遊容量Csを有する。この浮遊容量Csは保
護効果を高めるためドライバ用1GFETのゲート電極
と基体SBとの間の寄生容量CGに比して小さく設計さ
れる。この実施例ではCG==1PF,CSく0.1P
Fである。第2図は第1図の実施例の集積回路を示し、
P型シリコン単結晶基体1の表面に不活性領域の寄生ト
ランジスタ効果を抑える高濃度P型領域2と活性領域の
N型領域3,4,5を有する。各N型領域3,4,5の
間には中間のN型領域4で二つに分割されたチヤンネル
領域があり、それぞれのチヤンネル領域上に約750A
0)SiO2の絶縁ゲート膜6,7を介して多結晶シリ
コンのゲート電極8,9があり、このゲート電極8,9
は共に配線AEに結合して伝達用1GFETQTのゲー
ト電極を成す。即ち、伝達用1GFETQTは入力端子
への配線10に導出されるN型領域3とドライバ用1G
FETQDのゲート電極11に導電結合するN型領域5
との間のチヤンネル領域を二分割する浮遊領域としての
N型領域4を有するシリコンゲート型NチヤンネルMO
Sトランジスタである。第1図および第2図に示したこ
の発明の一実施例によれば、入力端子への外界からの静
電界接触時に、ドライバ用1GFETのゲート容量C。
通してドライバ用IGFETQDのゲート電極に到達す
る。伝達用1GFETQTはドレインおよびソースが入
力端子1nとドライバ用1GFETQDのゲート電極に
接続し、ゲート電極が集積回路内のタイミング信号線A
Eに接続し、且つドレイン、ソース間のチヤンネル領域
中にドレイン、ソースと同一導電型領域の浮遊領域Fを
有する。したがつてIGFETQTはドレイン浮遊領域
Fとの間の第1トランジスタQT,−と、浮遊領域Fと
ソースとの間の第2トランジスタQT2との総合トラン
ジスタである。浮遊領域Fは他の回路との配線接続を持
たず、単にチヤンネル領域中の浮遊島であり、基本SB
との間に浮遊容量Csを有する。この浮遊容量Csは保
護効果を高めるためドライバ用1GFETのゲート電極
と基体SBとの間の寄生容量CGに比して小さく設計さ
れる。この実施例ではCG==1PF,CSく0.1P
Fである。第2図は第1図の実施例の集積回路を示し、
P型シリコン単結晶基体1の表面に不活性領域の寄生ト
ランジスタ効果を抑える高濃度P型領域2と活性領域の
N型領域3,4,5を有する。各N型領域3,4,5の
間には中間のN型領域4で二つに分割されたチヤンネル
領域があり、それぞれのチヤンネル領域上に約750A
0)SiO2の絶縁ゲート膜6,7を介して多結晶シリ
コンのゲート電極8,9があり、このゲート電極8,9
は共に配線AEに結合して伝達用1GFETQTのゲー
ト電極を成す。即ち、伝達用1GFETQTは入力端子
への配線10に導出されるN型領域3とドライバ用1G
FETQDのゲート電極11に導電結合するN型領域5
との間のチヤンネル領域を二分割する浮遊領域としての
N型領域4を有するシリコンゲート型NチヤンネルMO
Sトランジスタである。第1図および第2図に示したこ
の発明の一実施例によれば、入力端子への外界からの静
電界接触時に、ドライバ用1GFETのゲート容量C。
を通じてN型領域3,5およびP型シリコン単結晶基体
1が形成するNPN型バイポーラトランジスタ効果の発
生が、浮遊領域のN型領域4の小さな寄生容量Csを通
じての過渡現象が先行して起りこのN型領域4の電位上
昇で入力側のN型領域3への過剰電流を防止すると同時
に抑えられる。したがつて従来の大容量CGによる過剰
電流効果は小容量Csで防止され、ゲート絶縁膜破壊に
よる信来性は完全に防止される。信号用の配線AEはこ
の集積回路の活性時に外部回路と結合せしめる内部信号
であり、信号発生時には二分割されたチヤンネル領域の
チヤンネル誘起で入力信号はドライバ用1GFETを駆
動する。上にこの発明の実施例を説明したが、この発明
は各トランジスタがPチヤンネル型の場合にも適用され
、集積回路のみならず単にトランジスタ回路にも効用さ
れる。
1が形成するNPN型バイポーラトランジスタ効果の発
生が、浮遊領域のN型領域4の小さな寄生容量Csを通
じての過渡現象が先行して起りこのN型領域4の電位上
昇で入力側のN型領域3への過剰電流を防止すると同時
に抑えられる。したがつて従来の大容量CGによる過剰
電流効果は小容量Csで防止され、ゲート絶縁膜破壊に
よる信来性は完全に防止される。信号用の配線AEはこ
の集積回路の活性時に外部回路と結合せしめる内部信号
であり、信号発生時には二分割されたチヤンネル領域の
チヤンネル誘起で入力信号はドライバ用1GFETを駆
動する。上にこの発明の実施例を説明したが、この発明
は各トランジスタがPチヤンネル型の場合にも適用され
、集積回路のみならず単にトランジスタ回路にも効用さ
れる。
伝達用1GFETの二分割されたチヤンネル領域上の絶
縁ゲート膜厚は必要に応じて入力端子側を厚くして安全
性を高めることができるドライバ用トランジスタはIG
FETに限らず接合型のような他の活性素子を用いるこ
とができる。
縁ゲート膜厚は必要に応じて入力端子側を厚くして安全
性を高めることができるドライバ用トランジスタはIG
FETに限らず接合型のような他の活性素子を用いるこ
とができる。
第1図はこの発明の一実施例の回路図、第2図はこの発
明の一実施例の集積回路の断面図であり、図中、Inは
入力端子、QTは伝達用GFETl喝はドライバ用CF
ET.Fは浮遊領域を示す。
明の一実施例の集積回路の断面図であり、図中、Inは
入力端子、QTは伝達用GFETl喝はドライバ用CF
ET.Fは浮遊領域を示す。
Claims (1)
- 1 入力端子への入力信号を制御電極に受けるドライバ
トランジスタと前記入力端子と前記ドライバトランジス
タの制御電極間にドレインおよびソースが結合する伝達
用の絶縁ゲート型電界効果トランジスタを介在せしめた
トランジスタ回路において、前記電界効果トランジスタ
はドレイン、ソース間のチャンネル領域にドレインおよ
びソースと同一導電型領域を有することを特徴とするト
ランジスタ回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50025350A JPS5937589B2 (ja) | 1975-02-28 | 1975-02-28 | トランジスタ回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50025350A JPS5937589B2 (ja) | 1975-02-28 | 1975-02-28 | トランジスタ回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5199979A JPS5199979A (ja) | 1976-09-03 |
JPS5937589B2 true JPS5937589B2 (ja) | 1984-09-11 |
Family
ID=12163410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50025350A Expired JPS5937589B2 (ja) | 1975-02-28 | 1975-02-28 | トランジスタ回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937589B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54100275A (en) * | 1978-01-24 | 1979-08-07 | Seiko Epson Corp | Mos-type integrated circuit device |
JPS55157192A (en) * | 1979-05-25 | 1980-12-06 | Hitachi Ltd | Mis input circuit |
US9211059B2 (en) | 2007-06-19 | 2015-12-15 | Minimally Invasive Devices, Inc. | Systems and methods for optimizing and maintaining visualization of a surgical field during the use of surgical scopes |
-
1975
- 1975-02-28 JP JP50025350A patent/JPS5937589B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5199979A (ja) | 1976-09-03 |
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