JPS5937411B2 - 太陽熱集熱器 - Google Patents
太陽熱集熱器Info
- Publication number
- JPS5937411B2 JPS5937411B2 JP55097902A JP9790280A JPS5937411B2 JP S5937411 B2 JPS5937411 B2 JP S5937411B2 JP 55097902 A JP55097902 A JP 55097902A JP 9790280 A JP9790280 A JP 9790280A JP S5937411 B2 JPS5937411 B2 JP S5937411B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- plastic film
- heat collector
- collector
- solar heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S80/00—Details, accessories or component parts of solar heat collectors not provided for in groups F24S10/00-F24S70/00
- F24S80/50—Elements for transmitting incoming solar rays and preventing outgoing heat radiation; Transparent coverings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は太陽熱集熱器に関するもので、その目的とする
ところは、太陽光を透過させる透過体と集熱板との間の
空間を仕切る透明なプラスチックフィルムの取付は方法
を工夫することにより、その取付けが簡単に行なえ、し
かも対流損失を確実に抑えることができる太陽熱集熱器
を提供することにある。
ところは、太陽光を透過させる透過体と集熱板との間の
空間を仕切る透明なプラスチックフィルムの取付は方法
を工夫することにより、その取付けが簡単に行なえ、し
かも対流損失を確実に抑えることができる太陽熱集熱器
を提供することにある。
一般に太陽熱集熱器の熱出力は入射太陽エネルギーから
集熱板の熱損失を差し引いた量で表わされ、また集熱器
の効率は前記熱出力を集熱器の開口部面積に入射する太
陽エネルギーで除した商で表わされる。
集熱板の熱損失を差し引いた量で表わされ、また集熱器
の効率は前記熱出力を集熱器の開口部面積に入射する太
陽エネルギーで除した商で表わされる。
集熱板からの熱損失は放射損失、対流損失および伝導損
失よりなり、このうち、対流損失は主として透明カバー
と集熱板との間の空間で発生する。
失よりなり、このうち、対流損失は主として透明カバー
と集熱板との間の空間で発生する。
入射太陽エネルギーを吸収すると集熱板の温度は上昇す
るが、その上方に位置する透過体は外気と接しているた
め、透過体の温度は集熱板に比べて低く、そして集熱板
に接する部分で加熱された空気は上昇して低温の透過体
内面に達し、ここで冷却され、再び集熱板側へ下降する
。
るが、その上方に位置する透過体は外気と接しているた
め、透過体の温度は集熱板に比べて低く、そして集熱板
に接する部分で加熱された空気は上昇して低温の透過体
内面に達し、ここで冷却され、再び集熱板側へ下降する
。
このような集熱板と透過体との間の空間の対流に伴う熱
損失を抑制するために、従来はこの空間に透明な仕切板
を挿入し、上下二層ないしは数層に空間を分割すること
が行なわれていた。
損失を抑制するために、従来はこの空間に透明な仕切板
を挿入し、上下二層ないしは数層に空間を分割すること
が行なわれていた。
挿入する仕切板の材料としては、太陽放射に対する透過
率が大なるものが望ましいということで薄い透明なプラ
スチックフィルムが用いられていた。
率が大なるものが望ましいということで薄い透明なプラ
スチックフィルムが用いられていた。
しかしながら、この薄い透明なプラスチックフィルムを
たるまないように張力を加えながら均一に貼りつけるこ
とは困難であり、したがって従来は特別な枠を製作し、
その枠にプラスチックフィルムを一旦貼り付けた後、こ
の枠を集熱板と透過体との中間に取り付けるようにして
おり、またこの仕切板は例えば上下二層を完全に仕切る
ような構造でなければ対流損失抑制効果はないものと考
えられていた。
たるまないように張力を加えながら均一に貼りつけるこ
とは困難であり、したがって従来は特別な枠を製作し、
その枠にプラスチックフィルムを一旦貼り付けた後、こ
の枠を集熱板と透過体との中間に取り付けるようにして
おり、またこの仕切板は例えば上下二層を完全に仕切る
ような構造でなければ対流損失抑制効果はないものと考
えられていた。
したがって上記のように特別な枠にプラスチックフィル
ムを一旦貼り付けた後、この枠を集熱板と透過体との中
間に取り付けるようにした場合、枠の製作等にかなりの
時間と労力が費されることになり、その結果、コスト的
にも高くつくという欠点があった。
ムを一旦貼り付けた後、この枠を集熱板と透過体との中
間に取り付けるようにした場合、枠の製作等にかなりの
時間と労力が費されることになり、その結果、コスト的
にも高くつくという欠点があった。
本発明は上記従来の欠点を除去するためになされたもの
で、以下、本発明をその実施例を示す図面にもとづいて
説明する。
で、以下、本発明をその実施例を示す図面にもとづいて
説明する。
第１図において、１は箱状の外枠、２は太陽熱を吸収す
る集熱板で、この集熱板２はガラスウールよりなる断熱
材３と発泡ウレタンよりなる断熱材４を介して前記外枠
１内に配設されている。
る集熱板で、この集熱板２はガラスウールよりなる断熱
材３と発泡ウレタンよりなる断熱材４を介して前記外枠
１内に配設されている。
５は側部断熱材、６は集熱板２を空間７を隔てて覆う透
明なプラスチックフィルム、８は透明なプラスチックフ
ィルム６を空間９を隔てて覆う透過体で、この透過体８
および前記透明なプラスチックフィルム６は外枠１に挟
持固定されている。
明なプラスチックフィルム、８は透明なプラスチックフ
ィルム６を空間９を隔てて覆う透過体で、この透過体８
および前記透明なプラスチックフィルム６は外枠１に挟
持固定されている。
第２図は透明なプラスチックフィルム６と集熱器内の側
部断熱材５内面との関係を示す横断面図であり、集熱器
の内側面、すなわち側部断熱材５の内側面と、透明なプ
ラスチックフィルム６の相対する側方端部との間に間隙
ｄが存在することを示している。
部断熱材５内面との関係を示す横断面図であり、集熱器
の内側面、すなわち側部断熱材５の内側面と、透明なプ
ラスチックフィルム６の相対する側方端部との間に間隙
ｄが存在することを示している。
今、仮に集熱板２のｘ−ｘ’力方向巾をＡとした場合、
実験によれば、１００ Ａ＜ ｄなるときは、透明なプ
ラスチックフィルム６の側方端部付近において激しい対
流が生じるため、太陽熱集熱器の集熱効率は対流による
熱損失分だけ低下する。
実験によれば、１００ Ａ＜ ｄなるときは、透明なプ
ラスチックフィルム６の側方端部付近において激しい対
流が生じるため、太陽熱集熱器の集熱効率は対流による
熱損失分だけ低下する。
このとき、透明なプラスチックフィルム６の側方端部付
近の空間に煙を導入して観察したところ、対流現象によ
る激しい空気の渦が発生しているのが一人−２ 明確に認められた。
近の空間に煙を導入して観察したところ、対流現象によ
る激しい空気の渦が発生しているのが一人−２ 明確に認められた。
また ≦ｄ≦□人な１００ Ｚｏ。
るときには、太陽熱集熱器の対流による集熱効率の低下
分は半減し、かつ透明なプラスチックフィルム６の側方
端部付近の空間に煙を導入して観察したところ、わずか
の渦流が見られる程度であつた。
分は半減し、かつ透明なプラスチックフィルム６の側方
端部付近の空間に煙を導入して観察したところ、わずか
の渦流が見られる程度であつた。
そしてまたｄ＜−Ａ−一なるときには、太陽熱 ００
集熱器の対流による集熱効率の低下はほとんど認められ
ず、また煙の導入による観察実験でも渦流はほとんど認
められなかった。
ず、また煙の導入による観察実験でも渦流はほとんど認
められなかった。
ただし、太陽熱集熱器を水平に設置した場合には、第２
図のへ′方向またはＹＹ’方向がいかなる方位に向いて
いても支障はないが、太陽熱集熱器を傾斜面に設置する
場合には、ＹＹ’方向が上下方向となるように設置する
必要がある。
図のへ′方向またはＹＹ’方向がいかなる方位に向いて
いても支障はないが、太陽熱集熱器を傾斜面に設置する
場合には、ＹＹ’方向が上下方向となるように設置する
必要がある。
すなわち、透明なプラスチックフィルム６の相対する側
方端部と外枠１の側壁との間の間隙ｄを傾斜面設置の集
熱器の上下方向に設けると、例えｄ＜−４−な００ る場合でも、対流を生じ、集熱効率の低下を招く。
方端部と外枠１の側壁との間の間隙ｄを傾斜面設置の集
熱器の上下方向に設けると、例えｄ＜−４−な００ る場合でも、対流を生じ、集熱効率の低下を招く。
以上のような本発明によれば、透明なプラスチックフィ
ルムの相対する側方端部と外枠の側壁との間にそれぞれ
集熱板幅の百分の一以下の間隙をおいて、透明なプラス
チックフィルムを取り付けることにより、集熱効率の低
下を防止することができるため、透明なプラスチックフ
ィルムの裁断加工は余り精度を必要とせず、またその取
り付けも第２図のＹＹ’方向に張力を加えながら貼りつ
けるだけでよいため、従来の−ように２次元的に張力を
加えながら貼りつけるものに比べ、その取り付けは簡単
に行なえ、しかも対流損失を確実に抑えることができる
ため、集熱効率の低下もない等種種のすぐれた特長を有
するものである。
ルムの相対する側方端部と外枠の側壁との間にそれぞれ
集熱板幅の百分の一以下の間隙をおいて、透明なプラス
チックフィルムを取り付けることにより、集熱効率の低
下を防止することができるため、透明なプラスチックフ
ィルムの裁断加工は余り精度を必要とせず、またその取
り付けも第２図のＹＹ’方向に張力を加えながら貼りつ
けるだけでよいため、従来の−ように２次元的に張力を
加えながら貼りつけるものに比べ、その取り付けは簡単
に行なえ、しかも対流損失を確実に抑えることができる
ため、集熱効率の低下もない等種種のすぐれた特長を有
するものである。
第１図は本発明の一実施例を示す太陽熱集熱器の縦断面
図、第２図は同集熱器の横断面図である。 １・・・・・・外枠、２・・・・・・集熱板、６・・・
・・・透明なプラスチックフィルム、８・・・・・・透
過体。
図、第２図は同集熱器の横断面図である。 １・・・・・・外枠、２・・・・・・集熱板、６・・・
・・・透明なプラスチックフィルム、８・・・・・・透
過体。
Claims (1)
- １ 外枠内に配設され、かつ太陽熱を吸収する集熱板と
、太陽光を透過させる透過体と、この透過体と前記集熱
板との間の空間を仕切る透明なプラスチックフィルムと
を備え、前記プラスチックフィルムは、プラスチックフ
ィルムの相対する側方端部と外枠の側壁との間にそれぞ
れ集熱板幅の百分の一以下の間隙をおいて前記外枠に取
り付けたことを特徴とする太陽熱集熱器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55097902A JPS5937411B2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 太陽熱集熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55097902A JPS5937411B2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 太陽熱集熱器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5723756A JPS5723756A (en) | 1982-02-08 |
| JPS5937411B2 true JPS5937411B2 (ja) | 1984-09-10 |
Family
ID=14204656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55097902A Expired JPS5937411B2 (ja) | 1980-07-16 | 1980-07-16 | 太陽熱集熱器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5937411B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0633511U (ja) * | 1991-03-18 | 1994-05-06 | 株式会社ムラオ | 装身具用連結具 |
-
1980
- 1980-07-16 JP JP55097902A patent/JPS5937411B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0633511U (ja) * | 1991-03-18 | 1994-05-06 | 株式会社ムラオ | 装身具用連結具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5723756A (en) | 1982-02-08 |
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