JPS5937348A - 防振ゴムマウント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防振ゴムマウン１−に係シ、特に高周波振動と
共に、低周波振動に対しても有効な減衰特性を発揮する
一方、そのような特性がその軸心方向と共に、該軸心方
向に直角な方向などにおいても効果的に発揮され得るよ
うにした防振コ゛ムマウントに関するものである。

従来から、自動車のボディマウント乃至はキャーＩマウ
：ｉｌ−，テンションロッド乃至ハヌｌ−ラツＩ〜バー
のクッション（ブツシュ）等の防振コ゛ムマウント（防
振支持体）として、ゴムブロックを２個の取付金具の間
に介在させた構造のものが用いられているが、高周波域
での振動騒音を低減するために動バネ定数の低いゴムを
使用すると、ゴムの損失係数が小さいため減衰係数が小
さくなり、それ故防振ゴムマウントに要請される特性を
充分に満たし得なかったのである。けだし、かかる防振
ゴムマウントには、高周波域での騒音を低減するための
低動バネ特性を備えると共に、低周波域での振動を低減
するための高減衰特性を備えるべきことが要求されるか
らである。

一方、かかる要求に応するために、ゴムの弾性と流体の
流通抵抗を利用した構造の弾性支持体が特開昭５３−５
３７６号公報等により提案されている。この流体入りの
弾性支持体は、ゴムの弾性による減衰作用と共に、別個
に形成された二つの室間を連通せしめる小孔部を流体が
通過することで低周波振動に対する減衰特性をもたせる
ようにしたものであり、これによって一応は低動バネ特
性、高減衰特性が満たされ得たのであるが、その構造」
二から減衰特性が一方向に限定され、それとは直角な方
向等における振動に対しては、減衰効果が不充分となる
大ぎな問題があったのである。

このため、かかる流体入り弾性支持体を用いて直角な２
方向における減衰効果を発揮させるには、その２個を１
組として用い、そしてそれらを傾斜して配置させる等の
工夫が必要となシ、このことがその取付性を困難ならし
めていたのであシ、またその減衰効果も未だ不充分なも
のであったのである。特に、ボディマウントやストラッ
トパーのクッション等の軸心方向に主荷重を受けるよう
に取り付けられるゴムマウントでは、その軸心に列して
直角な方向における振動に対しても有効な振動減衰作用
が要請されているが、従来の如き流体人シマウント乃至
はブツシュをそのまま適用することは困難であったので
ある。

ここにおいて、本発明は、かかる事情に鑑みて為された
ものであって、その主たる目的とするところまた、本発
明の他の目的は、ゴムの弾性による減衰作用と共に、二
つの室間における流体媒体の流動抵抗を利用して高周波
域で低動バネ特性を得５一 つつ、低周波域で高減衰特性を達成せしめる一方そのよ
うな性能を直角な２方向等の多方向において発揮し得る
ようにした防振ゴムマウントを提供することにある。

そして、これらの目的を達成するため、本発明にあって
は、（ａ）所定の取付軸が挿通せしめられて軸心方向に
主荷重を受けるように取シ付けられる円環状のゴム弾性
体と、（ｂ）該ゴム弾性体内に設けられ、軸心回りに略
同一円周上に位置する複数の独立した内側ポケット部と
、（Ｃ）該ゴム弾性体内において該内側ポケット部より
も径方向外側に位置し且つ周方向に該内側ポケット部に
対して交互に位置するように軸心回りに略同一円周上に
配置された、周壁の一部が薄肉とされて内容積が変化し
得るようにされた複数の独立した外側ポケット部と、（
ｄ）前記ゴム弾性体の軸心方向の一端面に固着された内
側プレート部材と、（ｅ）該内側プレート部材の外側に
位置するように重ね合わされた外側プレート部材と、（
ｆ）該外側プレート部材の前記内側プレー１一部材側の
面に設けられた、前記ゴム弾性　６　− 体の軸心を中心とする所定幅の円環状の凹所と、前記各
内側ポケット部及び各外側ポケット部をそれぞれ前記内
側プレート部材を通って該凹所に連通せしめる連通部と
を含む連通機構と、（ｇ）前記内側ポケッＩ一部及び外
側ポケット部にそれぞれ封入された所定の非圧縮性流体
とを、含むように防振ゴムマウントを構成したのである
。

従って、かかる構成の防振ゴムマウン１〜によれば、ゴ
ム弾性体内において周方向に２列に設けられた内側ポケ
ット部と外側ポケット部とが、その端部に配された内側
、外側プレート部材に形成される連通機構を介して、相
互に連通せしめられているために、該ゴム弾性体の動バ
ネ定数を低くすれば、高周波域の振動騒音に対して効果
的な低減作用をもたらすのであり、一方低周波域の振動
に対しては、かかる２種のポケット部間における流　。

体の流通抵抗によって効果的な減衰作用が発揮され得る
こととなり、以て高周波域及び低周波域における有効な
防振効果が達成され得たのである。

また、このような防振効果は、ゴム弾性体の軸心方向並
びにそれに直角な方向においても効果的に発揮され得る
ものであるが、特にその軸心方向や該軸心に所定の角度
をもって加わるこじり変位が生じた場合には、２種のポ
ケット部のうちの一つ、即ち外側のポケット部がその周
壁の一部が薄肉とされて内容積が変化せしめられ易くさ
れているために、該内側のポケッｌ〜部から該外側のポ
ケット部に流体の移動が可能となり、以て効果的な軸心
方向の変位やこじシ変位が吸収され、これによって有効
な減衰効果が達成され得ることとなったのである。

状 を下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明に係る幾つかの実施例を図面に基づいて詳細に説明す
ることとする。

先ず、第１図乃至第３図には、本発明に係る防振ゴムマ
ウントたるボデイマウン１−の１例が示されているが、
そこにおいてボディマウントは、円環状のゴムブロック
２と、該ゴムブロック２の軸心方向の一端面に固着せし
められた内側プレート４と、該内側プレート４の外側に
重ね合わされる中間プレート６及び最外側の外側プレー
ト８と、前記ゴムブロック２の他方の端部に被冠せしめ
られるキャップ形金具１０とからなり、またそれらが組
み付けられて第１図に示す状態において、それらの中心
部を貫通するように所定の取付軸（図示せず）が挿通せ
しめられて軸心方向に主荷重を受けるように取シ付けら
れるようになっている。

より具体的には、ゴムブロック２は、第１図及び第２図
に示されるように、その内部に略同一円周上に位置する
３個の独立した円弧状の内側ポケット部１２と、該内側
ポケット部１２の外側に位置し、且つ該内側ポケット部
１２に対して周方向に交互に位置するように、軸心回り
にほぼ同一円周上に配置された３個の独立した円弧状の
外側ポケット部１４’に有している。そして、これら内
側及び外側のポケット部１２．１４はそれぞれゴムブロ
ック２の端面において開口しているのである。

また、ゴムブロック２の外周部近くに位置する外側ポケ
ット部１４の外側壁は、薄肉壁１６として設けられてお
シ、且つ外側のポケット部１４の底９　一 部においてゴムブロック部分が切シ欠かれて凹部１８と
され、これによってかかる薄肉壁１６が該外側ポケット
部１４の底部にまで延”びて薄肉の底部を形成すると共
に、該底部がポケット部１４の内方に凹陥した形状とさ
れ、これによって該外側ポケット部１４内に流体が流れ
込むことによってその内容積が容易に変化（増大）し得
るように構成されているのである。

また、かかるゴムブロック２の内側ポケット部１２及び
外側ポケット部１４の開口する側の端面には、金属製の
内側プレート４が加硫接着等の手段によって固着せしめ
られており、且つ前記内側ポケット部１２及び外側ポケ
ット部Ｉ４に臨む部分、換言すればそれらの開口部に相
当する部分がそれぞれ円弧状の窓部２０として形成され
ている。

そして、該内側プレート４の中心孔の周シに筒状部２２
が立設されている。また、該内側プレート４の外周縁か
らボルト孔２４を有する取付部２６が延出させられてい
る。

そして、該内側プレート４の外側に重ね合わさ−ｌ〇− れる中間プレー１−６及び更にその外側の外側プレー１
８は、何れも金属製のものであって、第１図及び第３図
に示される如茂構造を有している。即ち、中間プレート
６は中心部に通孔を有する円環状のものであって、前記
内側グレー１−４の窓部２０に対応する部分に貫通孔２
８が設けられている。

この貫通孔２８は６個有り、そのうちの３個が同一円周
上に位置し、残りの３個がそれよりも外側の同一円周上
に位置するように配置されている。

なお、この中間プレー１−６の周縁部にも前記内側プレ
ート４と同様にボルト孔３０を有する数例部３２が一体
的に設けられている。また、外側プレート８は、その中
心部の通孔の周シに同心的に所定幅、即ち外側ポケット
部１４のすべてが内接する円の半径から、内側ポケット
部１２のすべてが外接する円の半径を減じた値に大略等
しい幅を有に延出した取付部３６には、取付用のボ／ｌ
／　ｌ−３８が立役、固定されている。

従って、かかる外側プレー１−８の取付ポ／Ｌ’　ｌ−
３８に中間プレート６のボルト孔３０及び内側プレート
４のポル１一孔２４を順次挿通せしめ、ナラ１−４０に
て締め付けることによって内側プレート４゜中間プレー
ト６、外側プレート８が一体的に固定せしめられ、また
ゴムブロック２とも一体とされるのである。そして、こ
のような各プレートの数例操作を水、ポリアルキレング
リコール、シリコーン油や低分子量重合体などの非圧縮
性流体中において行なうことにより、内側ポケット部１
２や外側ポケット部１４内に、かかる非圧縮性流体が同
時に充填せしめられることとなるのである。なお、この
ような中間プレート６、外側プレート８の取付けを完了
した後、内側プレート４の通孔周縁に立設された筒状部
２２の端部を外側にかしめ該中間プレート６及び外側プ
レート８の通孔縁部を締め例けるようにすることによっ
て、それらプレートの合わせ面からの流体の漏れが効果
的に阻１にされ、以て有効な液密状態が確保されるので
ある。

また、キャップ形金具１０はその周縁部が立上り緑４２
とされ、さらにその立上り緑４２の端部が、底部に平行
なフランジ部４４として外方に延出せしめられている。

なお、かかるキャップ形金具１０の中心部には、ゴムブ
ロック２の挿通孔に対応する通孔４６が形成されている
。そして、このようなキャップ型金具１０は、第１図に
示されルヨウに、ゴムブロック２の前記内側プレート４
゜中間プレート６、外側プレート８の取シ付けられる側
とは反対側の端部に被冠せしめられ、所定の数例部材４
８等に取り付けるようにされることとなる。

そして、かかる構造のボディマウント５０は、その取付
けに際しては、その２個が１組として用いられ、第４図
に示される如くボディ側部材５２とフレーム側部材５４
との間に介在せしめられることとなるのである。即ち、
本発明に従うポデイマウン１−５０の２個がそれらのキ
ャップ形金具１０側を対向させて且つそれらキャップ形
金具１０゜１０間にフレーム側部材５４を挾持せしめる
一方１３− ボデイ側部月５２が一方のボデイマウン１−５０の外側
プレート８面に当接せしめられた状態において該ボディ
側部材５２、二つのボディマウント５０．５（ｌ押通せ
しめた取付ボルト５６を設け、該取付ボルト５６とナツ
ト５８によってそれらを締め付けることによって、かか
るボディ側部材５２とフレーム側部材５４の防振支持が
達成されるのである。なお、６０（ｌ−ｊニスリーブ、
６２はワッシャである。

ところで、このようなボディマウントにあっては、ゴム
弾性体の内部に形成された内側ポケット部１２と外側ポ
ケット部１４とが内側プレート４の窓部２０．中間プレ
ー１−６の貫通孔２８．そして外側プレート８の凹所３
４を介して連通せしめられているところから、その軸心
方向に加わる低周波振動やこれに直角な方向等に同様な
振動が加わ−ても、かかる連通機構を介して所定の非圧
縮性流体が二つのポケツ１一部１２．１４間において効
果的に移動せしめられるようになシ、以てその流通抵抗
により効果的な減衰作用が発揮され得る１４− のである。このため、ゴムブロック２のゴム＋Ｊ　Ｉ＋
としては、目的とする高周波域の振動騒音を有効に低減
せしめ得るものを選択すれば足り、これによって高周波
域での動バネ定数を低くすることが可能となったのであ
る。

因みに、第５図には、軸心方向に荷重が加わる前のボデ
ィマウントの状態と、そのような荷重が加わった後のボ
デイマウン１−の状態が模式的に示されておシ、そこに
は外側のポケツ１一部１４の変形、膨張によって内側ポ
ケット部１２から外側ポケット部１４に非圧縮性流体が
移動する状態が如実に示されている。即ち、ボディマウ
ントに加わる軸心方向の荷重によってゴムブロック２が
変形してその内部に存在する内側ポケット部１２を収縮
せしめ、そこに収容されている非圧縮性流体を内側プレ
ート４の窓部２０．中間プレー１−６の貫通孔２８を通
じて外側プレート８の凹所３４内に流出せしめる。一方
、外側のポケット部１４は、ゴムブロック２の変形の影
響をある程度は受けるが、その周壁（１６）が薄肉とさ
れているところから、前記内側ポケット部１２から流出
された非圧縮性流体の流出圧力を凹所３４９貫通孔２８
゜そして窓部２０を介して受けることとなるためにその
圧力によって膨らまされ、これによってその内容積が増
大せしめられるのである。このポケット部１４の底部薄
肉部に形成された凹陥部は、かかるポケット部１４の膨
大に対して効果的である。

そして、このようにして内側ポケット部１２から外側ポ
ケット部１４に凹所３４を介して非圧縮性流体が流通せ
しめられることにより、その流通抵抗によって、低周波
域の振動が効果的に減衰せしめられ得るのである。

また、軸心方向に直角な方向の振動に対しては従来の流
体人シマウントと同様に、荷重の加わる方向によりその
荷重の作用する部分に近い方のポケツ１一部から他方の
ポケット部へ流体が移動するととにより、効果的な低周
波域での振動減衰が図られ得るが、特に本実施例の如く
キャップ形金具１０をゴムブロック２に被冠せしめるこ
とによって軸心方向に直角な方向の荷重が有効にゴムプ
ロツＩり２に作用せしめられ、以て一方のボケツ１一部
から他方のポケット部への流体の移動も効果的に為され
得て、目的とする振動減衰効果のより一層の向上を図る
ことができる利点がある。

さらに、かかる構成のボディマウントにあっては、第６
図に示される如ぎ軸心に対して角度：０を為すこじり変
位が加わった場合にあっても、ゴムブロック２の変形に
よって内側ポケット部１２の有効な変形が生じ、その変
形によって押し出される非圧縮性流体が連通部（２０，
２８）及び凹所３４を介して外側のポケット部１４内に
流れ込むようになるので、目的とする振動減衰作用は有
効に発揮され得るのである。

なお、上例にあっては、キャップ形金具１（１単純なハ
ツト形形状として構成したのであるが、その他第７図に
示されるように、キャップ形金具６４の立上シ縁６６の
端部を段付ぎ部６８と為し、かかる段付と部６８が、ゴ
ムブロック２に荷重が作用したときにおける外側ポケッ
ト部１４の受は部として機能するようにすることも可能
である。

１７− また、ゴムブロック２内に設けられる内側及び外側のポ
ケット部の数にあっても、前例の如くそれぞれ３個乃至
はそれ以上の個数で配置せしめ得る他、第８図に示され
るように、それぞれ２個のポケット部の組み合せであっ
ても何等差し支えないのである。

以上、本発明にかかる防振ゴムマウントについて各種の
態様を説明してきたが、本発明がかかる例示の態様のみ
に限定されるのでは決してなく、本発明の趣旨を逸脱し
な−限シにおいて、本発明には種々なる変更、修正等を
加えることができることは言うまでもないところである
。

例えば、前例の構造は、ポケット部１２及び１４がゴム
ブロック２との同時加硫成形によって内側プレート４に
加硫接着して形成される点において有利であるが、また
かかる内側プレート４と中間プレート６とを一体として
構成することも可能である。また、本発明に係る防振ゴ
ムマウントは上例の如くキャップ形金具を被冠せしめる
ことによって、より優れた効果を発揮するものであるが
１８− そのようなキャップ形金具を被冠せしめない場合にあっ
ても適用することが可能である。さらに、本発明に係る
防振ゴムマウントは、前例の如くボディマウントとして
用いられる場合において、特に優れた効果を発揮するも
のであるが、その他テンションロッドのクッション等と
して用いることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従う防振ゴムマウントの１例に係るボ
ディマウントの縦断面図であり、第２図は第１図におけ
るＩｔ−ＩＩ断面図であり、第３図はその分解斜視図で
あシ、第４図はそのようなボディマウントヲ用いた自動
車車体への組付は状態を示す断面図である。第５図は本
発明に従うボディマウントの軸心方向における荷重時の
変形の推移を説明するための断面図であり、第６図はこ
じシ変位が加わった場合における変形状態を説明する断
面図であり、第７図は本発明の他の実施例に係るボディ
マウントの縦断面図であり、第８図は更に本発明の他の
実施例に係るボディマウントの第２図に相当する断面図
である。 ２：ゴムブロック　　　４：内側プレート６：中間プレ
ート　　　　８：外側プレー１−１０：キャップ形金具
　　１２：内側ポケット部１４：外側ポケット部　　１
６：薄肉壁１８：四部　　　　　　　２０：窓部 ２８：貫通孔　　　　　３４：凹所 ４２：立上り縁　　　　４４：フランジ部５０：ボデイ
マウン１−５２：ボデイ側部材５４：フレーム側部利　
　５６：取付ボ／ｌ／　１−５８：ナラｌ−６０ニスリ
ーブ 出願人　　東河ゴム工業株式会社 第１図 第３図 ６ 、ｋ−１０ ４４４２１８ ４ ３２、／　　　　　　　２６ ４ｉ１８ ０６　　　′ ０　。 ２８θ　　　２８ ノ播費 ス４ 第７図 第８図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）所定の取付軸が挿通せしめられて軸心方向に主荷
   重を受けるように取り付けられる円環状のゴム弾性体と
   、 該ゴム弾性体内に設けられ、軸心回りに略同一円周上に
   位置する複数の独立した内側ポケット部と、 該ゴム弾性体内において該内側ポケット部よりも径方向
   外側に位置し且つ周方向に該内側ポケット部に対して交
   互に位置するように軸心回シに略同一円周上に配置され
   た、周壁の一部が薄肉とされて内容積が変化し得るよう
   にされた複数の独立した外側ポケット部と、 前記ゴム弾性体の軸心方向の一端面に固着された内側プ
   レート部材と、 該内側プレート部利の外側に位置するように重ね合わさ
   れた外側プレート部材と、 該外側プレート部材の前記内側プレー１一部材側の面に
   設けられた、前記ゴム弾性体の軸心を中心とする所定幅
   の円環状の凹所と、前記各内側ポケット部及び各外側ポ
   ケット部をそれぞれ前記内側プレート部月を通って該凹
   所に連通せしめる連通部とを含む連通機構と、 前記内側ポケット部及び外側ポケット部にそれぞれ封入
   された所定の非圧縮性流体とを、含むことを特徴とする
   防振ゴムマウント。
2. （２）前記内側プレート部材と前記外側プレート部制と
   の間に中間プレート部利が介装され、それら３枚のプレ
   ーｌ一部財が液密に固定されると共に、該内側プレー１
   一部月の前記内側ポケット部及び外側ポデット部に臨む
   部分がそれぞれ窓部として切り抜かれ、且つ該それぞれ
   の窓部に対応する前記中間プレート部拐部分に、前記外
   側プレート部材に設けられた凹所に通じる所定大きさの
   貫通孔が形成されている特許請求の範囲第１項記載の防
   振ゴムマウント。
3. （３）前記ゴム弾性体の前記内側、外側プレート部材が
   設けられる側とは反対側の端部に、周縁部が立上り緑と
   されたキャップ形金具が被冠せしめられる特許請求の範
   囲第１項または第２項記載の防振ゴムマウン１−０
4. （４）前記防振ゴムマウントが、ボディマウントである
   特許請求の範囲第１項乃至第３項の何れかに記載の防振
   ゴムマウンＩ−。