JPS5937297B2 - ライナ−付容器蓋及びその製法 - Google Patents

ライナ−付容器蓋及びその製法

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JPS5937297B2
JPS5937297B2 JP56106252A JP10625281A JPS5937297B2 JP S5937297 B2 JPS5937297 B2 JP S5937297B2 JP 56106252 A JP56106252 A JP 56106252A JP 10625281 A JP10625281 A JP 10625281A JP S5937297 B2 JPS5937297 B2 JP S5937297B2
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fatty acid
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    • B65D53/00Sealing or packing elements; Sealings formed by liquid or plastics material
    • B65D53/06Sealings formed by liquid or plastic material
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ライナー付容器蓋及びその製法に関し、より
詳細には密封性能、開封性及び衛生的特性に優れたライ
ナー付容器蓋及びその製法に関する。
王冠、キヤツプ等の容器蓋においては、ピンロ等の容器
口部との密封を確実にするために、何等かの密封剤を設
ける必要がある。
塩化ビニル系樹脂粒子を可塑剤中に分散させたプラスチ
ゾルは、流動性のある状態で任意の形状の容器蓋に適用
可能であり、加熱ゲル化により容易に密封用ライナーと
なり、しかもジスク状パツキングのようにパツキングを
打抜いて一枚ずつ容器蓋に施こすという面倒な操作が不
要であるため、容器蓋のライナー形成材として広く使用
されている。容器蓋ライナー形成材としてのプラスチゾ
ルにおいては、従来ジオクチルアジペート等のアジピン
酸エステル系、或いはジオクチルフタレート、ジブチル
フタレート等のフタル酸エステル系可塑剤が広く使用さ
れているが、これらの可塑剤による内容食品への好まし
くない影響が問題とされており、これに代わるプラスチ
ゾルの開発が大いに望まれている。
本発明者等は、炭素数6乃至24で炭素数が偶数の飽和
乃至不飽和脂肪酸成分の少なくとも1種と、酢酸乃至は
酪酸成分の少なくとも1種とから誘導されるグリセリン
の混合脂肪酸エステルに、塩化ビニル系樹脂粒子を分散
させて、容器蓋ライナー形成用のプラスチゾルとして使
用すると、この混合脂肪酸エステルは、塩化ビニル系樹
脂粒子に対して優れた分散作用及び分散安定作用を有す
る分散媒となるばかりではなく、このプラスチゾルから
形成される密封用ライナーは、可塑性及び滑性に優れて
おり、かくして密封性能、開封性及び衛生的特性に優れ
たライナー付容器蓋が得られることを見出した。
即ち、本発明の目的は、密封性能、開封性及び衛生的特
性の組合せに優れた塩化ビニル系樹脂ライナーを備えた
容器蓋及びその製法を提供するにある。
本発明の他の目的は、可塑剤、滑剤及び分散剤としての
作用を有するグリセリンの混合脂肪酸エステルを配合し
たプラスチゾルをライナー形成材とした容器蓋及びその
製法を提供するにある。
本発明によれば、塩化ビニル系樹脂から成る密封用ライ
ナーを備えた容器蓋において、前記ライナーは、下記式 式中、R1、R2及びR3の少なくとも1個は炭素数6
乃至24で炭素数が偶数の飽和乃至不飽和脂肪酸に由来
するアシル基であり、R1、R2及びR3の少なくとも
1個は酢酸または酪酸に由来するアシル基であり、R1
、R2及びR3の1個は水素原子であつてもよいものと
する、で表わされる混合脂肪酸エステルを、塩化ビニル
系樹脂100重量部当り35乃至200重量部の量で含
有する組成物から成ることを特徴とするライナー付容器
蓋が提供される。
本発明によれば更に、前記式のグリセリンの混合脂肪酸
エステル35乃至200重量部に塩化ビニル系樹脂粒子
100重量部を配合して成るプラスチゾルを、容器蓋の
内側に施こし、施こしたブ;−7≦り3νしT,μm1
111/i イニノユ、 4シ台仁L=卜Y}Lから成
るライナー付容器蓋の製法が提供される。
本発明を以下に詳細に説明する。本発明に用いるグリセ
リンの混合脂肪酸エステルは、食品添加物として認めら
れている乳化剤の内、グリセリン脂肪酸エステルに属す
るものであるが、このグリセリンの混合脂肪酸エステル
と塩化ビニル系樹脂との組成物、特にプラスチゾル組成
物を容器蓋の密封用ライナーとしての用途に用いること
は本発明前全く未知のことである。
本発明に用いるグリセリンの混合脂肪酸エステルぱ、グ
リセリン骨格に結合した高級脂肪酸エステル基と酢酸乃
至酪酸の低級脂肪酸エステル基との両方を備えていると
いう化学構造上の特徴を有している。この化学構造に関
連して、本発明に使用するグリセリンの混合脂肪酸エス
テルは、従来密封用ライナーに使用されているジオクチ
ルアジペートやジオクチルフタレート(DOP)に匹敵
する可塑剤としての作用を有し、密封用ライナーに必要
な可圧縮性、弾性、柔軟性、クツシヨン性、ガス遮断性
(ガスバリヤー性)を塩化ビニル系樹脂ライナーに付与
し得ると共に、塩什ビニル系樹脂ライナーに滑性を付与
し、容器蓋に易開封性を付与することが可能となる。即
ち、合成樹脂ライナーを備えた容器蓋を、ピン詰製品の
密封に用いた場合、このピン詰製品の開封時の回動トル
ク、即ち開栓トルクが異状に増加するという問題がある
。この原因は、正確には不明であるが、ピン詰製品の保
存中にライナー表面の滑性が次第に低下すること、及び
ライナーと密封用ライナーとの接触部分に飲料中の糖類
等に基ずく固形の固着物質(シユガ一・セメント)が析
出すること等がその原因と考えられる。この問題は王冠
の場合にも、開封時にピンロとライナーとの間に滑りが
ないと、ピンロ自体が破損するというトラブルとなつて
現われる。本発明に用いるグリセリンの混合脂肪酸エス
テルは、前述した通り、塩化ビニル系樹脂に対して優れ
た可塑性を示すばかりではなく、これを配合した塩化ビ
ニル系樹脂ライナーは、永続的な活性持続作用を示し、
ピン詰製品の蓋の開栓トルクの上昇傾向を従来のものに
比して著しく少ないレベルに抑制することが可能となる
。また、本発明で規定したグリセリンの混合脂肪酸エス
テルは、上述した化学構造に帰因して水に不溶性である
と共に、飲料等により抽出される傾向も著しく小さく、
内容物のフレーバ一(香味)保持及び衛生的特性の点で
も顕著に優れている。
更に、このグリセリンの混合脂肪酸エステルは、食品添
加物として認められていることから、内容飲料等に混入
しても保健上安全であるという付加的な利点がある。更
にまた、このグリセリンの混合脂肪酸エステルは可塑剤
としての作用を示す液体であることから、前述したグリ
セリンの混合脂肪酸エステルと塩化ビニル系樹脂粒子と
を、ライナー形成用のプラスチゾルとして使用すること
により、予想外の多くの利点が達成される。
即ち、このグリセリンの脂肪酸エステルは食品添加用の
乳化剤乃至は界面活性剤として認められている通り、分
散作用に優れたものであり、これを用いたプラスチゾル
は際立つて優れた分散安定性を示す。のみならず、最も
重要なことには、このグリセリン混合脂肪酸エステルを
配合したプラスチゾルは、同一配合量で比較して、DO
P等を配合した公知のプラスチゾル組成物に比して粘度
が低い範囲に抑制されていて、流動性に極めて優れてお
り、ノズルから容器蓋へのプラスチゾルの注入及び容器
蓋内でのプラスチゾルの塗布乃至は展延が極めて容易に
行えるという作業上の利点を有する。
更に、本発明で使用するプラスチゾルは、粘度の経時変
化が、従来のライナー形成用プラスチゾルに比較して著
しく小さく、貯蔵安定性(ポツトライフ)や作業性の点
で顕著な利点を有する。下記第1表は、本発明で規定し
た可塑剤(ジアセチルモノラウリルグリセリド)及び公
知のDOPを塩化ビニル系樹脂100重量部当り60重
量部の量で配合したプラスチゾルを、30℃で保存した
ときの経過日数と動粘度(B型粘度計、センチポイズ)
との関係を示す。一の形成に用いると更に付加的な利点
が達成される。
即ち、従来のライナー形成用発泡性プラスチゾルは、発
泡ライナー比重の発泡温度依存性が極めて大であり、従
つて所望とする比重(発泡倍率)のライナーを得るため
には、厳密な温度制御が必要となり、また比重の一定な
発泡ライナーを形成させることが困難であるという問題
がある。これに対して、本発明で規定したプラスチゾル
に発泡剤を含有させ、これを発泡ライナーの形成に使用
すると、発泡ライナー比重の温度依存性がよりゆるやか
となり、比重の一定な発泡ライナーを厳密な温度制御な
しに製造することが可能となる。本発明において、高級
脂肪酸成分としては、カプロン酸、力フリル酸、力プリ
ン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、アラキン酸、ベヘニン酸、リグノセリン酸、
オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エルシン酸等
の単独又は2種以上の組合せが使用される。高級脂肪酸
としては、例えば大豆油脂肪酸、牛脂脂肪酸、アン油脂
肪酸、パーム油脂肪酸等の混合脂肪酸も好適に使用され
る。低級脂肪酸成分としては、酢酸、酪酸もしくはこれ
らの組合せが使用される。本発明に用いるグリセリンの
混合脂肪酸エステルは、下記式式中、R1、R2及びR
3の少なくとも1個は前述した高級脂肪酸に由来するア
シル基であり、R1、R2及びR3の少なくとも1個は
酢酸または酪酸に由来するアシル基であり、R1、R2
及びR3の1個は水素原子であつてもよいものとする、
で表わされる化学構造を有する。
その好適な例は、ジアセチルモノラウリルグリセリド、
ジアセチルステアリルグリセリド、ジアセチルパルミチ
ルグリセリド、ジラグチルモノラウリルグリセリド、モ
ノラグチルモノラウリルグリセリド等である。2個のア
セチル基と1個の高級脂肪酸アシル基とを有するグリセ
リンエステルが本発明の目的に最も好都合である。
これらのグリセリンの混合エステルは、常法に従いグリ
セリンと対応する脂肪酸とのエステル化により容易に得
られる。
脂肪酸は遊離の酸の形で反応に用いても、また酸ハライ
ド乃至は酸無水物の形で反応に用いてもよい。本発明に
おいて、塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニルの単独
重合体の他、塩化ビニルと少量の共単量体、例えば酢酸
ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル、ブタジエンとの共重合体も
使用できる。
これらの塩化ビニル系樹脂の平均重合度は、特に制限は
なく、−般に500乃至3000のものが好都合である
。これらの塩化ビニル系樹脂は、乳化重合法による粒径
の比較的微細なものでも、懸濁重合法による粒径の比較
的粗大なものでも、或いはこれらの混合物でも本発明の
目的に使用できる。本発明においては、塩化ビニル系樹
脂100重量部当り前述したグリセリンの混合脂肪酸エ
ステルを35乃至200重量部、特に50乃至150重
量部の量で使用することも重要である。
即ち、混合脂肪酸エステルの量が上記範囲よりも少ない
ときには、本発明の前述した利点を達成することが困難
となり、また上記範囲よりも多いときには、ライナー樹
脂組成物が過度に柔軟となつたり、機械的強度が低下し
すぎるので、本発明の目的に適さなくなる。本発明に用
いるライナー形成用の塩化ビニル系樹脂組成物には、任
意成分として、安定剤、充填剤、顔料、発泡剤等のそれ
自体公知の配合剤を公知の処方に従つて配合することが
できる。
また、本発明の精神を逸脱しない範囲で、それ自体公知
の他の可塑剤や滑剤を配合することも何等差支えない。
例えば、安定剤としては、金属石鹸系安定剤、有機錫系
安定剤、有機リン酸エステル系安定剤が、充填剤として
は、炭酸カルシウム、微粉シリカ、炭酸マグネシウム、
タルク、焼成りレイ等が、顔料としてはチタン白、カー
ボンブラツク等が、発泡剤としては、アゾジカーボンア
ミド、4・4−オキシビス(ベンゼンスルホニル)ヒド
ラジド等が使用される。組合せで使用できる他の可塑剤
としては、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油等の
エポキシ系可塑剤、ポリプロピレンセバテート等のポリ
エステル系可塑剤等が、また滑剤としては、マイクロク
リスタリンワツクス、パラフインワツクス、ポリエチレ
ンワツクス、シリコーン油、脂肪酸アミド系可塑剤等が
挙げられる。本発明において、ライナー形成用の塩化ビ
ニル系樹脂組成物は、プラスチゾルの形で使用するのが
特に好適である。即ち、グリセリンの混合脂肪酸エステ
ルを分散媒とし、これに塩化ビニル系樹脂粒子を、必要
により上述した配合剤と共に分散させることにより、ラ
イナー形成用のプラスチゾルが容易に得られる。グリセ
リンの混合脂肪酸エステルの内、高級脂肪酸の炭素数が
18以上と.高くなり、しかも飽和脂肪酸である場合に
は、常温で固体乃至ワツクス状のものもあるが、この場
合にもエステルをその融点以上に加熱することにより、
容易にライナー形成用のプラスチゾルとすることができ
る。好適なプラスチゾル組成物の処方を以下に示す。
既に前述した如く、本発明に用いるプラスチゾル組成物
は、公知のプラスチゾルに比して比較的低い粘度を示す
。或る目的、即ちスピニング等により形成されるライナ
ー形状への形態保持性を持たせるためには、プラスチゾ
ルの粘度を高くすることが望ましい場合もある。かかる
目的には、本発明で用いるグリセリンの混合脂肪酸エス
テル当り10乃至60重量%、特に25乃至50重量%
の他の可塑剤、特にエポキシ系可塑剤或いはポリエステ
ル可塑剤を併用し、粘度調節を行うのがよい〜 プラスチゾルは、容器蓋殻体を回転させ、ノズルで殻体
内に注入することにより、容器口との間に密封が必要と
される部分に施こす。
勿論、必要あれば、加熱された押型でプラスチゾルを押
圧して所定のライナー形状としてもよい。容器蓋殻体に
施されたプラスチゾルを、次いで加熱して、ゲル化、必
要により発泡を行わせて未発泡乃至発泡のライナーとす
る。
発泡ライナーとする場合には、その見掛比重を0.4乃
至1.2の範囲とするのが望ましい。
容器蓋殻体の製造は、塗装金属素材をそれ自体公知の手
段、例えば打抜プレス成形及びスコア加工に賦すことに
より容易に行うことができる。容器蓋殻体を形成する金
属素材としては、シート状乃至は箔状の表面未処理鋼(
ブラツクプレート)、表面処理鋼、アルミニウム等の軽
金属が使用される。
表面処理鋼としては、鋼基質上に、リン酸処理、クロム
酸処理等の化学処理;電解クロム酸処理等の化成処理:
電解スズメツキ、電解亜鉛メツキ、電解クロムメツキ等
の電解メツキ処理;溶融アルミニウムメツキ処理、溶融
錫メツキ処理等の溶融メツキ処理を行つたものが挙げら
れる。これらの金属素材の少なくとも蓋内面となる面は
保護塗料で塗装する。塗料の適当な例は、熱硬化性樹脂
塗料、例えば、フエノールーホルムアルデヒド樹脂、フ
ラン−ホルムアルデヒド樹脂、キシレン−ホルムアルデ
ヒド樹脂、ケトン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素ホルム
アルデヒド樹脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ア
ルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
ビスマレイミド樹脂、トリアリルシアヌレート樹脂、熱
硬化型アクリル樹脂、シリコーン樹脂、油性樹脂、或い
は熱可塑性樹脂塗料、例えば塩化ビニル一酢酸ビニル共
重合体、塩化くニル一酢酸ビニル共重合体部分ケン化物
、塩化ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビニル−マレ
イン酸一酢酸ビニル共重合体、アクリル重合体、飽和ポ
リエステル樹脂等である。これらの脂肪塗料は単独でも
2種以上の組合せでも使用される。これらの塗料は、ラ
イナーを構成する軟質樹脂に対して熱接着を有するもの
が好ましく、ライナー構成樹脂が塩化ビニル系樹脂から
成つている場合には、塩化ビニル系樹脂分乃至はアクリ
ル系樹脂分を含有する塗料が特に好適である。
プラスチゾルの施用量は、これが発泡或いは未発泡であ
るか、或いはライナー形状等によつても相違するが、一
般に密封部に0.3乃至4m11Lの厚みで施こすのが
よい。
プラスチゾルのゲル化は、160乃至280℃の温度で
10秒乃至3分間の加熱で行うのがよい。本発明のライ
ナー付容器蓋は、勿論塩化ビニル系樹脂とグリセリン混
合脂肪酸エステルとを含有する組成物を混練し、この混
練組成物を容器蓋殻体中にペレツト、プリフオーム等の
形に押出し、これをプランシャー等で型押しすることに
よつても製造でき、この場合にも前述した利点の多くの
ものが達成されることが理解されるべきである。
更に、この組成物を容器外において、パツキング等の形
に成形し、殻体に接着剤を用いて接着させたり、或いは
殻体に熱接着させることも可能である。本発明を次の例
で説明する。
実施例 1 厚さ0.23〜のブリキ板に下塗り剤としてエポキシフ
エノール系塗料、ライナー材との接着用塗料としてビニ
ルフエノール系塗料を160℃乃至220℃の温度範囲
で各々10分間順次焼付乾燥し、上記塗料を塗布した方
が内面側となるようにキヤツプサイズ径52〜のキャツ
プを打抜き、螺条成形を加えてスクリユーキヤツプシエ
ルを作成した。
できたスクリユーキヤツプシエルに本発明の組成をもつ
ライナー材(塩化ビニル樹脂100重量部、可塑剤とし
てアセチル化グリセリン脂肪酸(ラウリン酸)エステル
73重量臥滑剤としてパラフインワツクス1.5重量部
、発泡剤としてアゾジカーボンアマイド0.4重量部、
充填剤として酸化チタン5重量部、安定剤3.5重量部
)及び比較例としてのライナー材(本発明に使用してい
る可塑剤のかわりにジオクチルフタレート73重量部を
使用した以外は本発明のライナー組成と同様の組成をも
つ)をプラスチゾルにしそれぞれ1.22づつリング状
に施こした後、直ちにガスオーブンにて220℃1分間
の焼付処理を施こし本発明及び比較例のキャツプを作成
し、以下の開栓トルク試験及び密封性能試験を行つた。
その結果を下記に示す。◎ 開栓トルク試験及び密封性
能試験 容量200CCのガラス壜に100℃の熱湯をヘツドス
ペースが10CCとなるように充填し、本発明及び比較
例のキャツプを251<g礪の締トルクによりキヤツピ
イングし、1日、2週間、1ケ月後の2℃及び40℃の
放置条件における開栓トルク値及び密封性能(真空度)
の経時変化をそれぞれn=10づつ測定した。
その結果を第2表に示す。実施例 2厚さ0.2411
のブリキ板に下塗り剤としてエポキシフエノール系塗料
を塗布し、ライナー材との接着塗料としてアクリル系塗
料を160℃乃至220℃の温度範囲で各々10分間、
順次焼付乾燥し、上記塗料が内面となるようにキヤツプ
サイズ径42mmのキヤツプを打抜き、螺条成形を加え
てスクリユーキヤツプシエルに成形した。
このシエルに本発明の組成を持つライナー材(塩化ビニ
ル樹脂100重量部、可塑剤としてアセチル化グリセリ
ン脂肪酸(ラウリン酸)エステル40重量部及びエポキ
シ化大豆油40重量部、滑剤としてオレイン酸アマイド
1重量部、発泡剤としてアゾジカーボンアミド0.5重
量部、充填剤として酸化チタン1重量部、安定剤として
2重量音艮及び比較例としてライナー材(本発明に使用
している可塑剤のかわりにジオクチルフタレート80重
量部を使用した以外は本発明のライナー組成と同様の組
成をもつ)をプラスチゾルにしそれ、ぞれ1.07づつ
リング状に施こした後、直ちにガスオーブンにて220
℃1分間の焼付処理を施こし本発明及び比較例のスクリ
ユーキヤツプを作成し、以下の開栓トルク試験及び密封
性能試験を行つた。◎ 開栓トルク試験及び密封性能試
験キヤツピイングの締めトルクを20k9CrfLにし
た以外は実施例1と同様の方法により測定した。
その結果を第3表に示す。開栓トルク試験(ト 実施例 3 厚さ0.25〜のアルミ板(JIS5OOO番)に下塗
り剤としてエポキシフエノール系塗料、ライナー材との
接着塗料としてアクリル系塗料を160℃乃至220℃
の温度範囲で各々10分間順次焼付乾燥し、上記塗料が
内面となるようにキヤツプサイズ径38〜のキャツプを
打抜き、口ーリング成型を行いP.Pキヤツプシエルを
作成した。
できたP.Pキヤツプシエルに本発明の組成をもつライ
ナー材(塩化ビニル樹脂100重量音艮可塑剤としてア
セチル化グリセリン脂肪酸(ラウリン酸)エステル65
重量部、滑剤としてエルカ酸アマイド0.7重量音艮充
填剤として酸化チタン1重量音艮安定剤2重量部及び比
較例としてのライナー材(本発明に使用している可塑剤
のかわりにジオクチルフタレート65重量部を使用した
以外は本発明のライナー組成と同様の組成をもつ)をプ
ラスチゾルにし、それぞれ0.8?づつスピンライニン
グ法によりP.Pキャツプシエル内底面全面に施こした
後、直ちにガスオーブンにて220℃1分間の焼付処理
を施こし、本発明及び比較例のP.Pキヤツプを作成し
、以下の開栓トルク試験及び密封性能試験を行つた。そ
の結果を下記に示す。◎ 開栓トルク試験及び密封性能
試験 容量11のガラス壜に3.7V01(15℃に於て)の
ガス容量を持つコーラ飲料を4℃11充填し、本発明及
び比較例のP.Pキヤツプをヘツド圧330k9/BO
ttleでロールオンシーリングし、1日、2週間、1
ケ月間後の2℃及び40℃の放置条件における開栓トル
ク値及び密封性能(持続耐圧)の経時変化をそれぞれn
−10づつ測定した。
その結果を第4表に示す。実施例 4 塗料を塗布しないこと以外は実施例1と同様の方法で作
成したスクリユーキャツブシエルに本発明及び比較例の
組成をもつライナー材をプラスチゾルにし、それぞれ1
.2?づつリング状に施こした後、直ちに下記の焼付温
度別にガスオーブンにて1分間焼付処理を施こし、本発
明及び比較例のキャツプを作成した。
できたキヤツプからライナー材を剥離し、それぞれのラ
イナーの焼付温度に於ける発泡安定度を測定するためn
−5づつの比重を測定した。その結果を第5表に示す。
実施例 5 本発明として塩化ビニル100重量部、可塑剤としてア
セチル化グリセリン脂肪酸エステル60重量部、充填剤
として酸化チタン2重量部、発泡剤としてアゾジカーボ
ンアミド1重量部、滑剤としてオレイン酸アマイド0.
5重量部、シリコーンオイル3重量部、安定剤2重量部
の組成をもつ塩化ビニルゾルを作成し、比較例として上
記可塑剤のかわりにジオクチルフタレートに代えた他は
同一の組成とした塩化ビニルゾルを作成した。
できた各々の塩化ビニルゾルを板厚0.25瓢キヤツプ
径38〜のP.Pキヤツブシエル内面にスピンライニン
グ法により塩化ビニル0.82を全面ライニングし、た
だちにガスオーブンにて230℃1分間の焼付乾燥を施
こした後室温にて1週間エージングを行い、できたP.
Pキヤツプのシユガーセメントの影響を見るために開栓
トルク試験を以下の方法で行つた。コーラ液を11容量
の壜に充填し、壜口部にコーラ液を付着させヘツド圧3
30kg/BOttleでシーリングし、シュガーセメ
ント形成を容易にするため湿度20%とし放置条件を変
えてその経時変化を調べた。尚、比較例のうちシリコン
を除いたものを比較例2とした。その結果を下記に示す
。実施例 6 厚さ0.24m7!Lのアルミ板(JIS5O52)に
両面にエボキシ系サイズニスを塗布し、各々180℃に
て10分間焼付けた後、さらに片面にビニル系塗料を反
対面を塩化ビニル樹脂接着塗料としてアクリル系塗料を
180℃、190℃にて各々10分間焼付けたのち、ア
クリル塗料を内面となるように38能Ppキヤツプ(直
径38m7!L1高さ18mm)に成形した。
この得られたキャツプを高周波加熱装置で加熱し、塩化
ビニル樹脂100部に対し可塑剤としてアセチル化グリ
セリン脂肪酸エステル60部、安定剤としてカルシウム
ジンクステアレート2部、着色剤(チタン白)1部に入
れたものを混練しペレツト状に成形し、これを押出機よ
り押出し回転刃で切断された溶融樹脂粒(0.7ク)を
加熱キャツプ殻の内側中央部に投入し、直ちに押し型で
押圧してライナー形状を成形し、ライナー付キヤツプを
作成した。
尚、比較例の可塑剤としてDOPを使用した。尚、DO
Pの方には滑剤としてオレイン酸アマイドを1部添加し
た。ライナーのエージングとして室温にて1週間放置し
た。得られたキヤツプの開栓トルクを調べるために次の
テストを行つた。
1000rn1容量を有する壜に、濃硫酸(98%)4
0.52を7.51の水に薄めて作つた希硫酸950m
1を入れ次に紙に包んだ炭酸水素ナトリウム10クを溶
液に触れないように壜に入れて供試キャツプを施栓して
から完全に炭酸水素ナトリウムを溶解させる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル系樹脂から成る密封用ライナーを備えた
    容器蓋において、前記ライナーは、下記式▲数式、化学
    式、表等があります▼式中、R^1、R^2及びR^3
    の少なくとも1個は炭素数6乃至24で炭素数が偶数の
    飽和乃至不飽和脂肪酸に由来するアシル基であり、R^
    1、R^2及びR^3の少なくとも1個は酢酸または酪
    酸に由来するアシル基であり、R^1、R^2及びR^
    3の1個は水素原子であつてもよいものとする、で表わ
    される混合脂肪酸エステルを、塩化ビニル系樹脂100
    重量部当り35乃至200重量部の量で含有する組成物
    から成ることを特徴とするライナー付容器蓋。 2 前記グリセリンの混合脂肪酸エステルがジアセチル
    の高級脂肪酸グリセリドである特許請求の範囲第1項記
    載の容器蓋。 3 前記グリセリンの混合脂肪酸エステルは、塩化ビニ
    ル系樹脂100重量部当り50乃至150重量部の量で
    存在する特許請求の範囲第1項記載の容器蓋。 4 前記ライナーは、グリセリンの混合脂肪酸エステル
    中に塩化ビニル系樹脂を分散させたプラスチゾルから形
    成されている特許請求の範囲第1項記載の容器蓋。 5 前記プラスチゾルは、下記処方 塩化ビニル系樹脂100重量部 可塑剤50〜150〃 発泡剤0〜2〃 安定剤0.5〜4〃 滑剤1〜5〃 充填剤1〜10〃 顔料0〜5〃 を有する特許請求の範囲第4項記載の容器蓋。 6 前記ライナーは、グリセリンの混合脂肪酸エステル
    当り10乃至60重量%のエポキシ系可塑剤或いはポリ
    エステル系可塑剤を含有する特許請求の範囲第1項記載
    の容器蓋。 7 前記ライナーは見掛比重が0.4乃至1.2となる
    ように発泡されている特許請求の範囲第1項記載の容器
    蓋。 8 下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R^1、R^2及びR^3の少なくとも1個は炭
    素数6乃至24で炭素数が偶数の飽和乃至不飽和脂肪酸
    に由来するアシル基であり、R^1、R^2及びR^3
    の少なくとも1個は酢酸または酪酸に由来するアシル基
    であり、R^1、R^2及びR^3の1個は水素原子で
    あつてもよいものとする、で表わされるグリセリンの混
    合脂肪酸エステル35乃至200重量部に塩化ビニル系
    樹脂粒子100重量部を配合して成るプラスチゾルを、
    容器蓋の内側に施こし、施こしたプラスチゾルをゲル化
    してライナー形態とすることから成るライナー付容器蓋
    の製法。
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