JPS5936751Y2 - ばね掛金具 - Google Patents
ばね掛金具Info
- Publication number
- JPS5936751Y2 JPS5936751Y2 JP1904282U JP1904282U JPS5936751Y2 JP S5936751 Y2 JPS5936751 Y2 JP S5936751Y2 JP 1904282 U JP1904282 U JP 1904282U JP 1904282 U JP1904282 U JP 1904282U JP S5936751 Y2 JPS5936751 Y2 JP S5936751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter cylindrical
- cylindrical portion
- spring hook
- spring
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は適宜装置において用いられるばねの遊端部側を
引掛けておくためのばね掛金具に関する。
引掛けておくためのばね掛金具に関する。
一般にこの種のばね掛金具は、棒状部材を切削加工して
形成されるもので、例えば第4図に示される如く小径軸
部11と、該軸部11に段部13を介して続く大径軸部
12とから戊るばね掛金具1において、前記小径軸部1
1の先端部にカシメ部16を形成する一方、前記大径軸
部11の遊端部側外周にばね掛は用の環状凹溝15を形
成し、斯く形成したばね掛金具1を、適宜装置の被取付
部3に形成した取付孔31に前記小径軸部11を差込み
、かつこの小径軸部11の先端カシメ部16をカシメる
ことにより取付けて、前記ばね2の遊端部を大径軸部1
2の環状凹溝15に引掛けるごとくしているが、このよ
うに取付作業時にカシメの如き加工作業を行なうことは
、この取付作業にとって非常に煩雑で手間を必要とする
ことになり、また前記した如き構造のばね掛金具にあっ
ては、その製作が煩雑で手間を要し、かつ流れ作業によ
る連続加工の実施が困難で、コスト的にも不利であるな
どの問題があった。
形成されるもので、例えば第4図に示される如く小径軸
部11と、該軸部11に段部13を介して続く大径軸部
12とから戊るばね掛金具1において、前記小径軸部1
1の先端部にカシメ部16を形成する一方、前記大径軸
部11の遊端部側外周にばね掛は用の環状凹溝15を形
成し、斯く形成したばね掛金具1を、適宜装置の被取付
部3に形成した取付孔31に前記小径軸部11を差込み
、かつこの小径軸部11の先端カシメ部16をカシメる
ことにより取付けて、前記ばね2の遊端部を大径軸部1
2の環状凹溝15に引掛けるごとくしているが、このよ
うに取付作業時にカシメの如き加工作業を行なうことは
、この取付作業にとって非常に煩雑で手間を必要とする
ことになり、また前記した如き構造のばね掛金具にあっ
ては、その製作が煩雑で手間を要し、かつ流れ作業によ
る連続加工の実施が困難で、コスト的にも不利であるな
どの問題があった。
本考案は斯かる問題点を解決すべく考案したもので、そ
の目的は適宜装置における被取付部への取付けが極めて
簡単にかつ迅速に行なえ、しがもその取付けが不用意に
外れたり、ガタ付いたりすることなく確実に行なえ、そ
の上製作が簡単容易でコストダウンを計り得るばね掛金
具を提供するにある。
の目的は適宜装置における被取付部への取付けが極めて
簡単にかつ迅速に行なえ、しがもその取付けが不用意に
外れたり、ガタ付いたりすることなく確実に行なえ、そ
の上製作が簡単容易でコストダウンを計り得るばね掛金
具を提供するにある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図において附号1で全体的に示す本考案の段部13aを
有する方形状の弾性部材1aを巻回して、小径の筒部1
1と、該筒部11に段部13 aを介して大径の筒部1
2とを一体に形成すると共に、前記板材12の巻回両側
端間に所定の隙間を残して、小径筒部11から大径筒部
12に亘って軸方向に延びるスリット14を形成して、
この各筒部11.12をスリット14をして弾性的に縮
径可能ならしめる一方、前記大径筒部12の遊端部近く
にばね掛は用の環状凹溝15を形成して戊るものである
。
有する方形状の弾性部材1aを巻回して、小径の筒部1
1と、該筒部11に段部13 aを介して大径の筒部1
2とを一体に形成すると共に、前記板材12の巻回両側
端間に所定の隙間を残して、小径筒部11から大径筒部
12に亘って軸方向に延びるスリット14を形成して、
この各筒部11.12をスリット14をして弾性的に縮
径可能ならしめる一方、前記大径筒部12の遊端部近く
にばね掛は用の環状凹溝15を形成して戊るものである
。
しかして本考案のばね掛金具1は、第2図に示す如く弾
性を有する方形状の板材1aを用い、該板材1aに所定
幅の薄肉部11 aと、該薄肉部11aに段部13aを
介して続く厚肉部12 aと、この厚肉部12 a上で
前記段部13 aと同方向に延びる凹溝15 aをプレ
ス加工或は圧延加工などにより形成し、斯く形成した板
材1aを、前記薄肉部11aが小径筒部11に、厚肉部
12aが大径筒部12になるよう筒状に巻回し、かつこ
の板材1aの巻回両端部間に所定の隙間を残して、該隙
間をスリット14と威すことにより形成することができ
るのである。
性を有する方形状の板材1aを用い、該板材1aに所定
幅の薄肉部11 aと、該薄肉部11aに段部13aを
介して続く厚肉部12 aと、この厚肉部12 a上で
前記段部13 aと同方向に延びる凹溝15 aをプレ
ス加工或は圧延加工などにより形成し、斯く形成した板
材1aを、前記薄肉部11aが小径筒部11に、厚肉部
12aが大径筒部12になるよう筒状に巻回し、かつこ
の板材1aの巻回両端部間に所定の隙間を残して、該隙
間をスリット14と威すことにより形成することができ
るのである。
尚、実施例では方形状の弾性板材1aをして段部13a
を介する両部11 a、 12 aの厚さを異ならしめ
たが、方形状の弾性板材12の厚さを一定にしたまま段
部13aを形成してもよい。
を介する両部11 a、 12 aの厚さを異ならしめ
たが、方形状の弾性板材12の厚さを一定にしたまま段
部13aを形成してもよい。
本考案のばね掛金具1は以上の都く構成するもので、適
宜装置におけるばね2を引掛けるべく威す場合には、第
3図に示す如くこの装置の被取付部3に形成した取付孔
31に、ばね掛金具1における小径筒部11をスリット
14をして弾性的に縮径させた状態で差込むのであって
、これにより前記小径筒部11がその弾性復元力をして
取付孔31内に確実に維持され、ばね掛金具1が被取付
部3から不用意に外れたり、ガタ付いたりするようなこ
とがなく、シかも大径筒部12の差込側端面を被取付部
3壁面に密着せしめて、前記大径筒部12の支持強度を
増大でき、従って前記ばね2の遊端部をばね掛金具1に
おける大径筒部11の環状凹溝15に引掛けることかで
゛きるので゛ある。
宜装置におけるばね2を引掛けるべく威す場合には、第
3図に示す如くこの装置の被取付部3に形成した取付孔
31に、ばね掛金具1における小径筒部11をスリット
14をして弾性的に縮径させた状態で差込むのであって
、これにより前記小径筒部11がその弾性復元力をして
取付孔31内に確実に維持され、ばね掛金具1が被取付
部3から不用意に外れたり、ガタ付いたりするようなこ
とがなく、シかも大径筒部12の差込側端面を被取付部
3壁面に密着せしめて、前記大径筒部12の支持強度を
増大でき、従って前記ばね2の遊端部をばね掛金具1に
おける大径筒部11の環状凹溝15に引掛けることかで
゛きるので゛ある。
以上説明した如く本考案によるばね掛金具は、被取付部
の取付孔に小径筒部を差込むだけで取付けることができ
、従来の如く取付けに当ってカシメなどの加工作業を必
要とせず、従ってばね掛金具の取付けを極めて簡単容易
にかつ迅速に行なわせ得るに至ったのである。
の取付孔に小径筒部を差込むだけで取付けることができ
、従来の如く取付けに当ってカシメなどの加工作業を必
要とせず、従ってばね掛金具の取付けを極めて簡単容易
にかつ迅速に行なわせ得るに至ったのである。
しかもその取付状態は、小径筒部の弾性復元力をして維
持させ得るので、この小径筒部が取付孔から不用意に外
れたり、また取付孔内でガタ付いたりするようなことが
なく、従ってばね掛金具の取付けを極めて確実に行なわ
せ得るし、また小径筒部と大径筒部とを介する段部を被
取付部壁面に密着させ得るので、小径筒部を該小径筒部
の所定長さに亘って被取付部の取付孔に差込め、前記差
込部の差込み加減を調整する手間を省け、かつ大径筒部
の引張り荷重に対する支持強度を増大させて、前記大径
筒部の外周に形成する環状の凹溝でばねの遊端部を確実
に支持することができるのである。
持させ得るので、この小径筒部が取付孔から不用意に外
れたり、また取付孔内でガタ付いたりするようなことが
なく、従ってばね掛金具の取付けを極めて確実に行なわ
せ得るし、また小径筒部と大径筒部とを介する段部を被
取付部壁面に密着させ得るので、小径筒部を該小径筒部
の所定長さに亘って被取付部の取付孔に差込め、前記差
込部の差込み加減を調整する手間を省け、かつ大径筒部
の引張り荷重に対する支持強度を増大させて、前記大径
筒部の外周に形成する環状の凹溝でばねの遊端部を確実
に支持することができるのである。
また本考案のばね掛金具は段部を有する方形状の弾性部
材を用い、該板材を巻回するだけで小径筒部と大径筒部
とを一体に形成することができ、その製作が極めて簡単
容易であり、かつ本体を中空状に形成したから材料を無
駄なく最小限で済ますことができ、その上流れ作業によ
る連続加工が可能でコストダウンを計り得るのである。
材を用い、該板材を巻回するだけで小径筒部と大径筒部
とを一体に形成することができ、その製作が極めて簡単
容易であり、かつ本体を中空状に形成したから材料を無
駄なく最小限で済ますことができ、その上流れ作業によ
る連続加工が可能でコストダウンを計り得るのである。
第1図は本考案のばね掛金具を示す斜視図、第2図は本
考案ばね掛金具の素材を示す斜視図、第3図は本考案ば
ね掛金具の使用状態図、第4図は従来品の使用状態図で
ある。 1・・・・・・ばね掛金具、11・・・・・・小径筒部
、12・・・・・・大径筒部、13・・・・・・段部、
14・・・・・・スリット、15・・・・・・環状凹溝
。
考案ばね掛金具の素材を示す斜視図、第3図は本考案ば
ね掛金具の使用状態図、第4図は従来品の使用状態図で
ある。 1・・・・・・ばね掛金具、11・・・・・・小径筒部
、12・・・・・・大径筒部、13・・・・・・段部、
14・・・・・・スリット、15・・・・・・環状凹溝
。
Claims (1)
- 段部を有する方形状の弾性板材を巻回して、小径筒部と
、該筒部に前記段部を介して続く大径筒部とを一体に形
成すると共に、前記板材の巻回両側端間に所定の隙間を
残してスリットを形成する一方、前記大径筒部の外周に
環状の凹溝を形成してばねの遊端部を引掛けるべく威す
と共に、前記小径筒部の縮径により被取付部に取付ける
べく威したことを特徴とするばね掛金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1904282U JPS5936751Y2 (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | ばね掛金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1904282U JPS5936751Y2 (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | ばね掛金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58122041U JPS58122041U (ja) | 1983-08-19 |
| JPS5936751Y2 true JPS5936751Y2 (ja) | 1984-10-11 |
Family
ID=30031278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1904282U Expired JPS5936751Y2 (ja) | 1982-02-13 | 1982-02-13 | ばね掛金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936751Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59153735U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | いすゞ自動車株式会社 | テンシヨンスプリングの取付装置 |
-
1982
- 1982-02-13 JP JP1904282U patent/JPS5936751Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58122041U (ja) | 1983-08-19 |
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