JPS5936716Y2 - フロ−ト式空気補給器 - Google Patents
フロ−ト式空気補給器Info
- Publication number
- JPS5936716Y2 JPS5936716Y2 JP2547379U JP2547379U JPS5936716Y2 JP S5936716 Y2 JPS5936716 Y2 JP S5936716Y2 JP 2547379 U JP2547379 U JP 2547379U JP 2547379 U JP2547379 U JP 2547379U JP S5936716 Y2 JPS5936716 Y2 JP S5936716Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air chamber
- pump
- float type
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、ポンプの容量に応じて空気補給量を調節できる
ようにしたフローI・式空気補給器に関する。
ようにしたフローI・式空気補給器に関する。
一般に家庭用のポンプは、圧力タンク内に水と空気を溜
めておき、蛇口を開いた時にこのタンク内の空気圧によ
って水を押出し、該タンク内の圧力が低下してきた時に
それを検出してポンプを運転するようにしている。
めておき、蛇口を開いた時にこのタンク内の空気圧によ
って水を押出し、該タンク内の圧力が低下してきた時に
それを検出してポンプを運転するようにしている。
而して前記タンク内に溜めておく空気が少いと水の押出
し力が弱く、また空気が多すぎると蛇口を開いた時に水
が飛沫になって噴出することがある。
し力が弱く、また空気が多すぎると蛇口を開いた時に水
が飛沫になって噴出することがある。
従ってこの圧力タンク内には最適量の空気を溜めておく
必要があるが、ポンプの能力や使用条件によってその最
適量が違うので、種々の容量の空気補給装置を用意して
おいて適宜選択する必要があった。
必要があるが、ポンプの能力や使用条件によってその最
適量が違うので、種々の容量の空気補給装置を用意して
おいて適宜選択する必要があった。
本案は、ポンプの運転中、フローI・弁を有する空気室
に空気を吸込み、ポンプの停止時にこの空気を所定部に
押出すものに於て、前記空気室を、互いに分離可能な上
ケースと下ケースを結合することによって形成すると共
に、前記空気室に、ポンプの容量に応じてこの室の内容
積を縮小する部材を収納すべく構成し、これにより、前
記空気室を簡単に開放できる様になり、この開放された
空気室に前記部材を適宜挿入してこの空気室の大きさを
自由に調節できる様になり、従って、一種類の空気補給
器を用意しておくだけで種々の容量のポンプに使用する
ことができる様になるものである。
に空気を吸込み、ポンプの停止時にこの空気を所定部に
押出すものに於て、前記空気室を、互いに分離可能な上
ケースと下ケースを結合することによって形成すると共
に、前記空気室に、ポンプの容量に応じてこの室の内容
積を縮小する部材を収納すべく構成し、これにより、前
記空気室を簡単に開放できる様になり、この開放された
空気室に前記部材を適宜挿入してこの空気室の大きさを
自由に調節できる様になり、従って、一種類の空気補給
器を用意しておくだけで種々の容量のポンプに使用する
ことができる様になるものである。
以下、本考案の一実施例を図に基いて説明すると、1は
空気補給器で、上ケース2と下ケース3とを螺合して作
った空気室4内に、ボール状のフロート弁5と、この空
気室の内容積を縮小するための円筒状の部材6を収納し
ている。
空気補給器で、上ケース2と下ケース3とを螺合して作
った空気室4内に、ボール状のフロート弁5と、この空
気室の内容積を縮小するための円筒状の部材6を収納し
ている。
この部材は水より比重の大きい物質でできており、使用
中に水に浮いて動くことのないようになっている。
中に水に浮いて動くことのないようになっている。
また前記下ケースの下端には、ポンプ吸込側への接続ロ
アを形成すると共に、該接続口の内側間「]縁には弁座
8を設け、下ケース3の内周面に螺合した弁座押え9に
よって固定している。
アを形成すると共に、該接続口の内側間「]縁には弁座
8を設け、下ケース3の内周面に螺合した弁座押え9に
よって固定している。
10は上ケース2と下ケース3との間に介在したバッキ
ングである。
ングである。
一方上ケース2の上端には空気取入口11を穿設すると
共に、該空気取入口に連通した上面凹所12内には、ス
プリング13とボール弁14とを収納している。
共に、該空気取入口に連通した上面凹所12内には、ス
プリング13とボール弁14とを収納している。
15は弁座で、前記上面凹所12の開口縁と、該上面凹
所に被せたキャップ16との間に挾んで固定されており
、この弁座に前記ボール弁14が当っている。
所に被せたキャップ16との間に挾んで固定されており
、この弁座に前記ボール弁14が当っている。
なお、前記キャップ16には吸気口17゜17が穿設さ
れている。
れている。
また前記空気室4の−L端角部には空気送出「]18が
突出形成されでおり、該送出口の先端拡開部にボール弁
19を収納すると共に、環状の落下防止板20で前記ボ
ール弁19が抜は落ちるのを防止している。
突出形成されでおり、該送出口の先端拡開部にボール弁
19を収納すると共に、環状の落下防止板20で前記ボ
ール弁19が抜は落ちるのを防止している。
以上の構成に於て、前記接続「」7はポンプの吸込側に
接続されているために、ポンプの停止中は空気室4内に
一定量の水が人っていて、そこにフロート弁5が鎖線で
示すように浮いているが、ポンプが起動すると、空気室
4内に入っていた水が前記ポンプ側に吸込まれるので、
この空気室4内が負圧になる。
接続されているために、ポンプの停止中は空気室4内に
一定量の水が人っていて、そこにフロート弁5が鎖線で
示すように浮いているが、ポンプが起動すると、空気室
4内に入っていた水が前記ポンプ側に吸込まれるので、
この空気室4内が負圧になる。
すると、前記スプリング13の力に抗してボール弁14
が引下げられ、吸気口17.17から」二面凹所12及
び空気取入「111を通して空気室4内に空気が取入れ
られる。
が引下げられ、吸気口17.17から」二面凹所12及
び空気取入「111を通して空気室4内に空気が取入れ
られる。
この時ボール弁19も空気室4側に吸引されて空気送出
口18を閉じるので、ポンプ内の水がこの空気送出口1
8を通しで空気室4内へ入ってくることはない。
口18を閉じるので、ポンプ内の水がこの空気送出口1
8を通しで空気室4内へ入ってくることはない。
この状態からポンプが停止すると、ポンプの吸込側の圧
力が高くなるので、このポンプ側の水が前記接続「]7
より空気室4内へ入り込み、この空気室内に溜っていた
空気を、送出1118よりポンプの圧力タンク内に押出
す。
力が高くなるので、このポンプ側の水が前記接続「]7
より空気室4内へ入り込み、この空気室内に溜っていた
空気を、送出1118よりポンプの圧力タンク内に押出
す。
この時スプリング13の力によってボール弁14が弁座
15に当っているので、吸気口17.17から空気が抜
けるようなことはない。
15に当っているので、吸気口17.17から空気が抜
けるようなことはない。
ここでポンプの容量に合わせて空気室4の大きさを決め
る必要があるが、この空気室を多少大きめに作っておい
て、空気室4を縮小する適当な大きさの部材6を挿入す
るようにすれば、空気室4の大きさをポンプ容量に合っ
たものにすることができる。
る必要があるが、この空気室を多少大きめに作っておい
て、空気室4を縮小する適当な大きさの部材6を挿入す
るようにすれば、空気室4の大きさをポンプ容量に合っ
たものにすることができる。
以上の如く本案は、空気室を、互いに分離可能な上ケー
スと下ケースとから形成したから、この空気室を簡単に
開放できる様になり、よって、この開放された空気室に
この空気室の大きさを縮小する部材6を適宜挿入するこ
とによりこの空気室の大きさを自由に調節することがで
き、従って、一種類の空気補給器を用意しておくだけで
、種々の容量のポンプに使用することができる。
スと下ケースとから形成したから、この空気室を簡単に
開放できる様になり、よって、この開放された空気室に
この空気室の大きさを縮小する部材6を適宜挿入するこ
とによりこの空気室の大きさを自由に調節することがで
き、従って、一種類の空気補給器を用意しておくだけで
、種々の容量のポンプに使用することができる。
また、前記部材6を円筒状に形成した場合には、フロー
ト弁5を支障なく円滑に上下動させることができ、かつ
市販の配管用パイプを切1新して使用することもできる
。
ト弁5を支障なく円滑に上下動させることができ、かつ
市販の配管用パイプを切1新して使用することもできる
。
また、前記部材6を水より比重の重い材質で形成した場
合には、前記部材が水に浮いてガタつくことを防止でき
る。
合には、前記部材が水に浮いてガタつくことを防止でき
る。
図面は本案空気補給器の縦l析面図。
5・・・・・・フロート弁、4・・・・・・空気室、6
・・・・・・部材、2・・・・・・上ケース、3・・・
・・・下ケース。
・・・・・・部材、2・・・・・・上ケース、3・・・
・・・下ケース。
Claims (1)
- 1.ポンプの運転中、フロート弁を有する空気室に空気
を吸込み、ポンプの停止時にこの空気を所定部に押出す
ものに於て、前記空気室を、互いに分離可能な上ケース
と下ケースを結合することによって形成すると共に、前
記空気室に、ポンプの容量に応じてこの室の内容積を縮
小する部材を収納してなるフロート式空気補給器。 2、空気室の内容積を縮小する部材を円筒状にしてなる
実用新案登録請求の範囲第1項記載のフロート式空気補
給器。 3、空気室の内容積を縮小する部材を水より比重の重い
材質で形成してなる実用新案登録請求の範囲第1項又は
第2項記載のフロート式空気補給器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2547379U JPS5936716Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 | フロ−ト式空気補給器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2547379U JPS5936716Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 | フロ−ト式空気補給器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55125984U JPS55125984U (ja) | 1980-09-06 |
JPS5936716Y2 true JPS5936716Y2 (ja) | 1984-10-09 |
Family
ID=28865907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2547379U Expired JPS5936716Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 | フロ−ト式空気補給器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936716Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-27 JP JP2547379U patent/JPS5936716Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55125984U (ja) | 1980-09-06 |
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