JPS5936621B2 - 新規なカルボスチリル誘導体 - Google Patents

新規なカルボスチリル誘導体

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JPS5936621B2
JPS5936621B2 JP51058040A JP5804076A JPS5936621B2 JP S5936621 B2 JPS5936621 B2 JP S5936621B2 JP 51058040 A JP51058040 A JP 51058040A JP 5804076 A JP5804076 A JP 5804076A JP S5936621 B2 JPS5936621 B2 JP S5936621B2
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JP
Japan
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acid
hydroxy
hydroxybutyl
isopropylamino
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Application number
JP51058040A
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JPS535175A (en
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司郎 吉崎
和央 「ばん」野
広 石川
量之 中川
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP51058040A priority Critical patent/JPS5936621B2/ja
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Publication of JPS5936621B2 publication Critical patent/JPS5936621B2/ja
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なカルボスチリル誘導体に関する。
本発明のカルボスチリル誘導体は、一般式〔式中R_1
、R_2及びR_3は同一又は相異なつて水素原子又は
低級アルキル基を示す。
Y_、及びY_2は同一又は相異なつて水素原子、ハロ
ゲン原子、ニトロ基、アミノ基、水酸基、スルホン酸基
、シアノ基、低級アルキル基、トリフロロメチル基又は
カルボキシル基を示す。ただしY_、、Y_2は共に水
素原子であつて杜なちない。また3・4位の点線は飽和
若しくは二重結合を示す。〕で表わされるカルボスチリ
ル誘導体である。本明細書中“低級アルキル基”なる語
は炭素数1〜4の直鎖若しくは分枝のアルキル基を示し
、その代表的なものとしてメチル基、エチル基、n一プ
ロピル基、ISO−プロピル基、n−ブチル基、Ter
t−ブチル基、Sec−ブチル基等を例示できる。
本発明化合物は新規化合物であり、β−アドレナリン作
働神径刺激作用、抗痙れん作用、降圧作用、脱コレステ
ロール作用、消炎作用、冠拡張作用、抗アレルギ一作用
、抗パーキンソン氏病作用、利尿作用、制ガン作用、抗
ビールス作用等を有し、医薬品として有用である。本発
明の化合物として具体的には7ースルホ一8−ヒドロキ
シ−5−(2−イソプロピルアミノー1−ヒドロキシブ
チル)一カルボスチリル、7ークロル一8−ヒドロキシ
−5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシブチ
ル)一カルボスチリル、7ープロム一8−ヒドロキシ−
5−(2イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシブチル)
一3・4−ジヒドロカルボスチリル、7ーフロルー8−
ヒドロキシ−5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒド
ロキシプロピノ(へ)一カルボスチリル、6・7ージク
ロル一8−ヒドロキシ−5−(2一イソプロピルアミノ
一1−ヒドロキシブチノレ)−カルボスチリル、6−ク
ロルーJメ[フロル一8エトキシ一5−(2−Tert−
ブチルアミノ−1ヒドロキシブチル)−3・4−ジヒド
ロカルボスチリル、7ーシアノ一8−イソプロポキシ一
5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシペンチ
ル)一カルボスチリル、7ーニトロ一8−ブトキシ一5
−(2−ブチルアミノ−1−ヒドロキシエチル)−3・
4−ジヒドロカルボスチリル、7ーアミノ一8−ヒドロ
キシ−5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシ
ブチル)−3・4−ジヒドロカルボスチリル、7・8−
ジヒドロキシ−5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒ
ドロキシブチル)一カルボスチリル、6・7ージアミノ
一8−ヒドロキシ−5−(2−Tert−ブチルアミノ
−1−ヒドロキシブチル)一カルポスチリル、6・7ー
ジアミノ一8−ヒドロキシ−5−(2ーイソプロピルア
ミノ−1−ヒドロキシエチル)3・4−ジヒドロカルボ
スチリル、6−アミノJメ[クロル一8−ヒドロキシ−5
−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシブチル)
一カルボスチリル、7ートリフロロメチル一8−ヒドロ
キシ−5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシ
ブチル)一カルボスチリル、7ーエチル一8−ヒドロキ
シ−5−(2−Tert−ブチルアミノ1−ヒドロキシ
ブチル)−3・4−ジヒドロカルボスチリル、7ーカル
ボキシ一8−ヒドロキシ5−(2−イソプロピルアミノ
−1−ヒドロキシブチル)一カルボスチリル、6・7・
8−トリヒドロキシ−5−(2−イソプロピルアミノ−
1一ヒドロキシブチル)一カルボスチリル等を挙げるこ
とができる。
更に本発明に於ては之等化合物の薬理的に許容される無
機または有機の塩も包含する。
斯かる塩を形成される無機酸としては例えば塩酸、臭化
水素酸、ヨウ化水素酸等の・・ロゲン化水素酸、硫酸、
硝酸、チオシアン酸、リン酸等を、有機酸としては例え
ば酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、乳酸、ピルビン
酸、シユウ酸、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマ
ル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、桂皮酸
、マソデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、
ヒドロキシエタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸
、サリチル酸、p−アミノサリチル酸、2−フエノキシ
安息香酸、2−アセトキシ安息香酸等を例示できる。ま
た無機アルカリ性化合物としては例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水酸化バリウム
、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等のアルカリ
金属またはアルカリ土類金属の水酸化物のほか該金属の
アルコキシド、炭酸塩、カルボン酸塩を挙げることがで
き、有機のアルカリ性化合物としては一級、二級若しく
は三級のアミン類(例えばエチルアミン、ジエチルアミ
ン、トリエチルアミン等)を例示できる。本発明の化合
物は錠剤、カプセル剤、水溶液、油性液、水性若しくは
油性懸濁液、乳剤、注射用水性若しくは油性の溶液若し
くは懸濁液または分散可能な粉末の形態で投与すること
ができる。
一般式〔1〕で表わされる化合物はいずれも例えば一般
式〔式中R1、R2、R3及び3・4位の点線は上記に
同じ〕で表わされる公知の5−(2−アルキルアミノ−
1−ヒドロキシアルキル)カルボスチリル誘導体を出発
原料として製造し得る。
即ち式〔1〕で表わされる化合物中6位及び/又は7位
がノ叩ゲン原子である化合物は式〔〕の化合物をハロゲ
ン化することにより製造される。
この・・ロゲン化反応では酢酸、四塩化炭素、メチレン
クロライド、エチレンクロライド、クロロホルム、ピリ
ジン等の溶媒中式〔〕の化合物に塩素、臭素、沃素、N
−ブロムコハク酸イミド、Nクロロコハク酸イミド等の
ハロゲン化剤を反応させればよい。ハロゲン化剤の使用
量は式〔〕の化合物1モルに対して通常等モル〜大過剰
量、好ましくは等モル〜3倍モルであり、反応温度は通
常−50〜80℃、好ましくは−10〜室温であり反応
時間は通常1〜24時間である。式〔1〕で表わされる
化合物中6什及び/又は7位がニトロ基である化合物は
式〔〕の化合物をニトロ化することにより製造される。
このニト口化反応では式〔〕の化合物に無溶媒若しくは
酢酸、無水酢酸、硫酸等の溶媒中、発煙硝酸、濃硝酸、
混酸(硫酸、発煙硫酸、リン酸又は無水酢酸と硝酸)、
アルカリ金属硫酸塩と硫酸、アセチルニトレート、ベン
ゾイルニトレート等の有機酸と硝酸との無水物、あるい
は四酸化窒素、硝酸と硝酸水銀、アセトンシアノヒドリ
ンのニトレート、アルキルニトレートと硫酸又はポリリ
ン酸等のニトロ化剤を反応させればよい。式〔1〕で表
わされる化合物中6位及び/又は7位がスルホン酸基で
ある化合物は式〔〕の化合物をスルホン化することによ
り製造される。
このスルホン化反応では式〔〕の化合物に無溶媒下無水
硫酸、発煙硫酸、濃硫酸、無水硫酸・アミンコンプレツ
クス、無水硫酸・エーテルコンプレツクス(アミンおよ
びエーテルとしてはピリジン、トリエチルアミン、ジオ
キサン、ビス(2−クロルエチル)エーテルが例示でき
る。)スルフアミン酸、クロロスルホン酸、亜硫酸又は
亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸カリウム等の亜硫酸塩等
のスルホン化剤を反応させればよい。スルホン化剤の使
用量は式〔〕の化合物1モルに対して通常等モル〜大過
剰量、好ましくは大過剰量であり、反応温度は通常−5
0〜200℃、好ましくは20〜100℃であり、反応
時間は通常1〜24時間である。式〔1〕で表わされる
化合物中6位及び/又は7位がアミノ基である化合物は
上記で得られた6位及び/又は7位がニトロ基である化
合物を還元することにより製造される。
この還元反応は水、酢酸、メタノール、エタノール、エ
ーテル、ジオキサン等の溶媒中パラジウム黒、パラジウ
ム炭素、酸化白金、白金黒、ラネーニツケル等の触媒の
存在下に通常常温常圧下で接触還元するかあるいは通常
の鉄、亜鉛若しくは錫と酸(例えばギ酸、酢酸、塩酸、
リン酸、硫酸等)、鉄、硫酸第一鉄、亜鉛若しくは錫と
アルカリ(アルカリとしては、例えばアルカリ金属水酸
化物、アルカリ金属炭酸塩、アンモニア等)、硫化物、
亜二チオン酸ナトリウム、亜硫酸塩等により容易に行な
われる。接触還元による方法では6位及び/又は7位が
ニトロ基である化合物に対して5〜20%重量の触媒が
用いられる。式〔1〕で表わされる化合物中6位及び/
又は7位がハロゲン原子、ニトロ基、ヒドロキシ基又は
シアノ基である化合物は、上記で得られた6位及び/又
は7位がアミノ基である化合物につきジアゾ化反応を経
由するサンドーマイヤ一反応を行なうことにより製造さ
れる。
例えば、6位及び/又は7位がアミノ基である化合物(
アミノカルボスチリル誘導体)を水溶液中亜硫酸ソーダ
と塩酸若しくは硫酸を用いて−30℃〜室温でジアゾ化
する。アミノカルボスチリル誘導体1モルに対して通常
等モル〜大過剰量、好ましくは等モル〜1.5倍モルの
塩化第一銅、臭化第一銅、ヨウ化カリ、臭素、テトラフ
ルオロボロンヒドリド等を反応させることにより6位及
び/又は7位がハロゲン原子である化合物が得られる。
またこのジアゾニウム塩に過剰量の40〜50%硫酸を
用い50〜180℃で反応させることにより6位及び/
又は7位がヒドロキシ基である化合物が得られ、アミノ
カルボスチリル誘導体1モルに対して通常等モル〜大過
剰量、好ましくは等モル〜1.5倍モルのシアン化第一
銅を用いO℃〜室温で反応させることにより6位及び/
又は7位がシアノ基である化合物が得られる。式〔1〕
で表わされる化合物中6位及び/又は7位がカルボキシ
ル基である化合物は、上記で得られた6位及び/又は7
位がシアノ基である化合物を通常の方法で加水分解する
ことにより製造される。
本反応に使用される触媒は加水分解反応に慣用の触媒が
用いられ、その具体例としては水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化バリウムなどの塩基性化合物、硫酸
、硝酸、塩酸、リン酸などの鉱酸、p−トシル酸、エタ
ンスルホン酸などの有機スルホン酸等が挙げられる。本
反応は一般には、溶媒中で行なわね使用される溶媒とし
ては加水分解反応に慣用の溶媒がいずれも使用され、そ
の具体例としては水、メタノール、エタノール、プロパ
ノール、ブタノール、エチレングリコール等のアルコー
ル類、ジオキサン、工・チルエーテル、モノグライムな
どのエーテル類、酢酸、プロピオン酸などの脂肪酸を例
示できる。本反応の反応温度は一般に室温〜200℃、
好ましくは50〜150℃で行なわれ、反応時間は3〜
30時間である。式〔1〕で表わされる化合物中6位及
び/又は7位が低級アルキル基又はトリフロロメチル基
である化合物、上記で得られた6位及び/又は7位がハ
ロゲン原子である化合物につきフイテイツヒあるいはグ
リニヤール反応を行なうことにより製造される。
例えばグリニヤール反応では6位及び/又は7位がハロ
ゲン原子である化合物を予めマグネシウムとエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサン等の不活性溶媒中で常
法により反応させてマグネシウムハライド誘導体とした
後、メチルブロマイド、エチルブロマイド、ブチルヨー
ド、イソプロピルブロマイド等のアルキルハライドおよ
びメチルp−トルエンスルホネート、エチルベンゼンス
ルホネート、プロピルp−トルエンスルホネート、トリ
フロロメチルp−トルエンスルホネート.等のアルキル
スルホネートを反応させる。本反応は00〜100℃、
好ましくは室温〜50℃で通常1〜3時間で行なわれる
。マグネシウム、アルキルハライド及びアルキルスルホ
ネートの使用量は6位及び/又は7位がハロゲン原子で
ある化合物1モルに対して通常等モル〜1.5倍モルで
ある。一般式〔1〕で表わされる化合物で上記以外の化
合物は、上記反応の適当な組合せにより製造される。
本発明化合物は反応系より通常公知の方法により容易に
単離できる。
例えば反応終了後、溶剤を留去、あるいは希釈、抽出等
の操作を施し得られた残渣、抽出物を再結晶法、カラム
クロマトグラフイ一、薄層クロマトグラフイ一等により
容易に目的物を単離することができる。本発明において
、光学異性体も当然に包含する。
本発明のカルボスチリル誘導体がβ−アドレナリン作動
神経興奮作用を有すため、以下に掲げるカルボスチリル
誘導体にも同様の作用が期待される。即ち斯かる化合物
としては一般式〔式中R1は水素原子、低級アルキル基
、アルアルキル基又は低級アルケニル基を示す。
R2は水素原子又は低級アルキル基を示す。R3はアル
キル基、置換基を有し若しくは有しないアルアルキル基
又はフエノキシアルキル基を示す。R4は水素原子、低
級アルキル基、アルアルキル基又は低級アルカノイル基
を示す。Y1及びY2は同一又は相異なつて低級アルキ
ルアミノ基、低級アルカノイルアミド基、アリール若し
くはアルキルスルホンアミド基、低級アルコキシ基、ア
ルアルキルオキシ基、アシルオキシ基、イソニトリル基
、カルバモイル基、N一低級アルキルカルバモイル基、
アリール若しくはアルキルスルホニルオキシ基、アリー
ル若しくはアルキルスルホニル基又は低級アルコキシカ
ルボニル基を示す。ただしY1、Y2は共に水素原子で
あつてはならない。また3・4位の点線は飽和若しくは
二重結合を示す。〕で表わされるカルボスチリル誘導体
を例示でき、更に詳しく具体的化合物を掲げると、7ー
エトキシカルボニル一8−ベンジルオキシ−1−エチル
5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシブチル
)一カルボスチリル、7ープロピルアミノ一8−ベンゾ
イルオキシ−5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒド
ロキシブチル)一カルボスチリル、7一(p−トルエン
スルホンアミド)−6−フロル−5−(2−イソプロピ
ルアミノ−1−ヒドロキシブチル)−8−ヒドロキシ−
3・4ジヒドロカルボスチリル、6−カルバモイル−8
一ブチリルオキシ一5−(2−イソプロピルアミノ−1
−ヒドロキシブチル)一カルボスチリル、7一(N−N
−ジエチルカルバモイル)−5−(2−イソプロピルア
ミノ−1−ヒドロキシブチル)−8−ヒドロキシ−3・
4−ジヒドロカルボスチリル、6−エタンスルホンアミ
ド−5−(2tert−ブチルアミノ−1−ヒドロキシ
ブチル)−8−ヒドロキシ−カルボスチリル 7ーアセ
トアミド一5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒドロ
キシブチル)−3・4−ジヒドロカルボスチリル、7・
8−ジエトキシ−5−(2−イソプロピルアミノ−1−
ヒドロキシブチル)一カルボスチリル、7・8−メチレ
ンジオキシ−1−アリル−5−(2−イソプロピルアミ
ノ−1−ヒドロキシブチル)−3・4−ジヒドロカルボ
スチリル、7一(3・4−ジメトキシフエネチル)オキ
シ一5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシブ
チル)−8−ヒドロキシ−3−4−ジヒドロカルボスチ
リル、7ーイソニトリル一8−エトキシカルボニルオキ
シ−5−(2−Tert−ブチルアミノ−1−ヒドロキ
シブチル)一カルボスチリル、7ーブチリルオキシ一8
−フエネチルオキシ一5(2−イソプロピルアミノ−1
−ヒドロキシブチル)−3・4−ジヒドロカルボスチリ
ル等を例示できる。次に本発明化合物につき薬埋試験を
行なつた結果を示す。
A摘出モルモツト気管支試験 雄ハートレイ系モルモツト(体重450〜600y)よ
り気管を摘出し、コンスタンチンの方法〔J.W,CO
nstantine−、J.Pharm.Pharma
cOl.、17、384(1965)〕に従いスパイラ
ルに切つた。
標本を36℃、95%二酸化炭素−5%酸素ガスを通気
したロツク液(食塩154ミリモル、塩化カリウム5.
6ミリモル、塩化カルシウム2.2ミリモル、炭酸水素
ナトリウム2.4ミリモル、デキストロース5.6ミリ
モル)30m1組織浴中に懸垂し、最低負荷張力を2y
に保ち、等長的に圧トランスデユーサ一(三栄側器、4
5072型)により測定した。α一受容体をプロツクす
る為、アセチルコリン(10−57/WLl)によつて
収縮前にフエントールアミン(3×10−67/MOl
5d溶液を加えた。バン ロスムの方法〔J.M.Va
nROssum.、Arch.nt.PharmacO
dyn.Tl)Er.、V』良R299(1963)〕
に従い累積的に組織液中に試験薬物を投与した。
反応はイソプロテレノールにより生ずる弛緩の最大反応
を100%としたパーセント変化により表示されている
。試験薬物のED5O値を求めイソプロテレノールの値
と比較した。対照化合物としてイソプロテレノール及び
サルブタモールを用いた。B.摘出モルモツト心房試験 上記試験Aと同装置により行なう。
最低負荷張力を17にとり、自発的な収縮の回数を測定
する。試験薬物は徐々に用量を増し、単発投与により反
応を測定する。各投与間で少なくとも5回洗浄し、平衡
にさせたのち次の投与を行なつた。試験薬物のED25
値を求めイソプロテレノールの値と比較した。対照化合
物としてイソプロテレノール及びゾルプタモールを用い
た。上記A及びBの試験を第1表に掲げる化合物につい
て行ない、その結果を第2表に示す。第2表に於いてI
sOED5O及びIsOED25はそれぞれ対照物質イ
ソプロテレノールのED5OlED25である。抗アレ
ルギ一(抗ヒスタミン)作用試験 一般にアレルギ一反応とぱ、生体内に異種蛋白質(抗原
)とり込まれたり、生成すると生体内防御反応にて抗体
としてのイムノグロプリンE(IgE)が生産され、こ
のIgEが肥絆細胞と結びつき、再度抗原が生体内に取
込まれると、該肥肘細胞上の抗体と反応して肥腓細胞中
のSRSAlヒスタミン、セロトニンらのメデイエータ
一が遊離し、生体の各部位にこれらメデイエータ一が作
用し、種々の生体変化を生ずることをいう。
抗ヒスタミン作用のある薬物は遊離されたメデイエータ
一の一つであるヒスタミンの生体内反応に拮抗する作用
を有しており、これによりアレルギ一反応を抑制するこ
とができる。本試験は該抗ヒスタミン作用を指標として
、本発明化合物の抗アレルギ一作用を調べたものであり
、以下の通り行なわれた。
すなわち体重300〜500fの雄性モルモツトを放血
して殺し、回盲部より口側15cfnの回腸を摘出しタ
イロード液(NaCl8.O7、KClO.27、Ca
Cl2O.27、グルコース1.0y,.NaHC03
1.07、NaH2PO4・2H200.0651及び
NgCl2・6H200.2135f7に水を加え全量
を10001!Llとしたもの)に入れた。次に組織を
2.5〜3.0礪に切りタイロード液30m1を満たし
た浴に懸垂した。その浴を36℃に保ち、CO25%及
び0295%の混合ガスを通じた。10分後ヒスタミン
10−6Mを投与して組織の感受性を調べたのちにヒス
タミンによる容量一反応曲線(コントロール)を得た。
コントロールの容量一反応が一定した後に供試化合物1
0−6y/mlを投与し、5分後にヒスタミンを投与し
て容量一反応曲線を得た。収縮は等張性トランスジュー
サー〔日本光電TD−112S〕を介してペタンコーダ
一に記録した。コントロールのヒスタミンの最大収縮を
100%とし、ヴアンーロツサムの方法〔J.M.Va
nROssam,.Arch.Int.Pharmac
Odyn.、川、299(1963)参照〕に従い、以
下の通りPA2を算出した。〔式中p及びBはB×10
−Mで表わされる供試化合物濃度を示す。またXは容量
一反応曲線において(ヒスタミン及び供試化合物を投与
した時の50%感受性の位置)から(ヒスタミンのみを
投与した時の50%感受性の位置)までの距離(Mm)
を示しており、該xが大きい程抗ヒスタミン作用が強く
、従つてPA2が大きい程抗ヒスタミン作用力噛くなる
。 〕得られた結果を下記第3表に示す。
尚供試化合物は、前記A及びBの試験に用いたそれ(第
1表)と同じであり、同一番号で示した。以下に本発明
をより詳細に説明するために実施例を掲げるが、本発明
はこれに限定されるものではない。
実施例 1 8−ヒドロキシ−5−(2−イソプロピルアミノ−1−
ヒドロキシブチル)カルボスチリル0.587を熱時酢
酸8m1に溶解し、該溶液に四塩化炭素2m1を加え氷
一食塩浴にて−5〜O℃に冷却する。
攪拌下に塩素0.147を含む酢酸3.5dを徐々に滴
下し滴下終了後1時間攪拌する。反応溶液に四塩化炭素
10wL1を加え1時間放置し、析出物を▲取、四塩化
炭素・エーテル洗浄して乾燥した。無色粉状物の7ーク
ロル一8−ヒドロキシ−5−(2−イソプロピルアミノ
一1−ヒドロキシブチル)カルボスチリル塩酸塩0.5
37を得る。融点173〜175℃(分解)実施例 2 実施例1と同様にして8−ヒドロキシ−5一(2−イソ
プロピルアミノ−1−ヒドロキシブチノリカルボスチリ
ル0.587、臭素0.32y1酢酸15a及び四塩化
炭素3m1を用いて、7ープロム一8−ヒドロキシ−5
−(イソプロピルアミノ1−ヒドロキシブチル)カルボ
スチリル臭化水素酸塩0.56yを得る。
融点158〜160℃(分解)実施例 3 8−ヒドロキシ−5−(2−イソプロピルアミノ−1−
ヒドロキシブチル)−3・4−ジヒドロカルボスチリル
0.587を熱時酢酸30TfL1に溶解し、これに四
塩化炭素3m1を加え内温を−5〜0℃に冷却する。
攪拌下に塩素0.147の酢酸溶液を加え2時間撹拌し
たが原料は消失しなかつた。そこで更に塩素0.157
を加え5時間反応した。TLCにて原料の消失が認めら
れたので一夜放置し析出物をf取、四塩化炭素洗浄、エ
ーテル洗浄したところTLCにて単一スポツト物が0.
417得られた。このものはNMR測定の結果6・7ー
ジクロル一8−ヒドロキシ−5−(2−イソプロピルア
ミノ−1−ヒドロキシブチル)−3・4−ジヒドロカル
ボスチリル塩酸塩であつた。融点255〜256℃(分
解)実施例 4 8−ヒドロキシ−5−(2−イソプロピルアミノ−1−
ヒドロキシブチル)−3・4−ジヒドロカルボスチリル
2.9fをクロロホルム60m11エタノール100d
に加え、この中に臭素1.5yを滴下し室温にて7時間
反応後、反応液を減圧濃縮し残留物にエーテル100m
1を加え結晶化する。
析出晶を▲取し酢酸エチル・メタノールに熱時溶解し放
冷して析出結晶を▲取し1.7fの黄褐色結晶で、7ー
プロム一8−ヒドロキシ−5−(2イソプロピルアミノ
−1−ヒドロキシブチル)−3・4−ジヒドロカルボス
チリル臭化水素酸塩を得る。融点192〜193℃(分
解)実施例 5 (a) 8−ヒドロキシ−5−(2−イソプロピルアミ
ノ−1−ヒドロキシブチル)−3−4−ジヒドロカルボ
スチリル塩酸塩107を25m1の濃硫酸に溶解する。
氷冷下濃硝酸5mtと濃硫酸5aの混合液をゆつくり滴
下(30分間)する。1時間反応後氷上にあける。
1時間後結晶析出オレンジ色、水及びアセトンに・て洗
浄後乾燥する。
77、NMR,.IR及びMASSより同定し8−ヒド
ロキシーJメ[ニトロ一5−(1−ヒドロキシ−2−イソ
プロピルアミノブチル)−3・4−ジヒドロカルボスチ
リルを得る。
融点232〜233℃(分解)(b) 8−ヒドロキシ
−5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシブチ
ル)−3・4−ジヒト狛カルボスチリル塩酸塩107中
に無水酢酸20m1加え、氷冷下発煙硝酸2dに4dの
酢酸と5dの無水酢酸とを加えた溶液を滴下する。
全て滴下すると系内は黄色の結晶となる。氷冷下2時間
反応後口過、酢酸、その後水で洗浄し乾燥。9.87。
NMR及びIRより同定し8ヒドロキシーJメ[ニトロ一
5−(2−イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシブチル
)−3・4−ジヒドロカルボスチリルを得る。融点23
0〜233℃(分解) 実施例 6 8−ヒドロキシーJメ[ニトロ一5−(1−ヒドロキシ−
2−イソプロピルアミノブチル)−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル57を200TfL1の酢酸に5%Pd−
CO.57を加え、パールの還元装置を使用し、室温、
2気圧で8時間振とうする。
反応液を沢過し、沢液を約10TfL1まで濃縮し、析
出晶を▲取して、赤褐色の無定形晶で7ーアミノ8−ヒ
ドロキシ−5−(1−ヒドロキシ−2−イソプロピルア
ミノブチル)−3・4−ジヒドロカルボスチリル酢酸塩
4.57を得る。融点95〜96℃実施例 7 濃硫酸一発煙硫酸(2:1)15m1を−10〜一5℃
に冷却し、攪拌下8−メトキシ−5−(1一ヒドロキシ
一2−イソプロピルアミノエチル)カルボスチリル57
を徐々に加え、更に10時間攪拌したのち、反応液を氷
水中に注ぎ一夜放置したのち析出物を沢取する。
析出物にイソプロピルアミン10dを加えて放置し、析
出晶を沢取、エーテル洗浄して5−(1−ヒドロキシ−
2−イソプロピルアミノエチル)−8−メトキシーJメ
[スルホカルボスチリルイソプロピルアミン塩4.67
を得る。融点293〜296℃(分解)実施例 8 7−アミノ−8−ヒドロキシ−5−(1−ヒドロキシ−
2−イソプロピルアミノブチル)−3・4ジヒドロカル
ボスチリル酢酸塩4Vを水107n1と濃硫酸2TfL
1の溶液に溶解し、その中に水5dに溶解した0.8V
の亜硝酸ナトリウムをO℃にて滴下する。
発熱と共に系内は橙色に変化する。30分反応したのち
、6N一硫酸5m1の中に滴下し徐徐に昇温して、12
00〜150℃にて5時間加熱後冷却する。
析出晶を▲取し冷水で洗浄したのち、粗結晶をメタノー
ルから再結晶して7・8−ジヒドロキシ−5−(1−ヒ
ドロキシ−2−イソプロピルアミノブチル)−3・4−
ジヒドロカルボスチリル+硫酸塩1.47を得る。融点
237〜239℃(分解)実施例 9 7−アミノ−8−ヒドロキシ−5−(1−ヒドロキシ−
2−イソプロピルアミノブチル)−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル酢酸塩4yを水10m1と濃硫酸2m1の
溶液に溶かし、その中に水5Tn1に亜硝酸ナトリウム
0.8yを溶解した液をO℃にて滴下する。
30分間同温度で反応させたのち、水10m11シアノ
化第一銅0.91及びシアン化カリウム0.7Vを加え
て、40〜50℃で8時間攪拌下反応させた後冷却し、
析出晶をr取する。
粗結晶を水に溶解し、重そう水で中和し、析出晶を沢取
、水洗する。粗結晶をメタノールから再結晶して、無色
粉末晶状で7ーシアノ一8−ヒドロキシ−5−(1−ヒ
ドロキシ−2−イソプロピルアミノブチル)−3・4−
ジヒドロ−カルボスチリル1.0yを得る。融点168
〜170℃(分解)実施例 10無水エーテル50WL
Iに7ーフロム一8−ヒドロキシ−5−(イソプロピル
アミノ−1−ヒドロキシブチル)カルボスチリル4.0
7を加え、アルゴン気流中攪拌、還流下、マグネシウム
300ηを少しずつ加える。
同条件で、30分間反応させたのち、無水エーテル20
TfL1にエチルp−トルエンスルホネート250m1
を加えた溶液を同条件下、30分間で滴下後さらに30
分間反応させる。反応液を氷一水浴で冷却したのち、2
N塩酸50m1で加水分解したのち、塩酸層を分取する
。塩酸層を2Nカセイソーダ水溶液で中性としたのち、
溶媒を減圧下留去する。得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイ一(溶出液クロロホルムリメタノー
ルV/V2O:1)で単離後常法(HBr/EtOH)
に従い、臭化水素酸塩としたのちメタノールから再結晶
して、無色粉末状晶で7ーエチル一8−ヒドロキシ−5
−(イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシブチル)カル
ボスチリル臭化水素酸塩500ηを得る。
融点196〜199℃(分解)実施例 11 無水エーテル50m117−プロム一8−ヒト狛キシ一
5−(イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシブチル)カ
ルボスチリル4.0y1マグネシウム300〜及びトリ
フロルメチルp−トルエンスルホネート280mfを実
施例10と同様に処理したのち、メタノールから再結晶
して、無色粉末状晶で7ートリフロルメチル一8−ヒド
ロキシ−5−(イソプロピルアミノ−1−ヒドロキシブ
チノリカルボスチリル臭化水素酸塩700W9を得る。
融点224〜226℃(分解)実施例 12 5−(2−エチルアミノ−1−ヒドロキシブチル)−8
−ヒドロキシカルボスチリル1水和物5.9fを氷酢酸
100dに溶解し、水冷攪拌下7%塩素一氷酢酸溶液4
0fを加える。
しばらく放置したのち析出晶を沢取、洗浄(氷酢酸、ジ
エチルエーテル)し、メタノール−ジエチルエーテルよ
り再結晶して7ークロロ一5−(2−エチルアミノ−1
−ヒドロキシブチル)−8−ヒドロキシカルボスチリル
塩酸塩2水和物3.37を得る。融点179〜181℃
(分解)実施例 13 実施例12と同様にして7ークロロ一5−(1−ヒドロ
キシ−2−イソプロピルアミノエチル)8−メトキシカ
ルボスチリル塩酸塩を得る。
融点226〜228℃(分解)実施例 14 5−(1−ヒドロキシ−2−イソプロピルアミノブチル
)−8−ヒドロキシカルボスチリル1水和物207を氷
酢酸160aに溶解し、濃硝酸(比重1.38)101
11一氷酢酸100111の溶液を加え、5分後ジエチ
ルエーテル500dを加えて放置する。
析出物をデカンテーシヨンで分離し、メタノールを加え
て結晶化し、▲取、洗浄(メタノール、ジエチルエーテ
ル)する。得られた結晶に水50TfL1を加えて十分
混合し、析出晶をf取、洗浄(水、アセトン、ジエチル
エーテル)して、5−(1−ヒドロキシ−2−イソプロ
ピルアミノブチル)−8−ヒドロキシーJメ[ニトロカル
ボスチリル硝酸塩18.8Vを得る。融点157〜15
9℃(分解)得られた化合物を水50m1に懸濁し、濃
苛性ソーダ水溶液を加えて溶解し、次に濃塩酸を加えて
強酸性とする。
析出物を沢取、洗浄(水、アセトン、ジエチルエーテノ
リした後メタノール−アセトンより再結晶して、5−(
1−ヒドロキシ−2一イソプロピルアミノブチル)−8
−ヒドロキシーJメ[ニトロカルボスチリル塩酸塩1水和
物6.7vを得る。融点169〜171℃(分解)実施
例 15 5−(1−ヒドロキシ−2−イソプロピルアミノブチル
)−8−ヒドロキシーJメ[ニトロカルボスチリル塩酸塩
1水和物2.97を水30mtに懸濁し、パラジウム黒
0.17を加えて室温で水素圧3気圧下接触還元する。
反応終了後加温した水を加えて生成物を溶解し、触媒を
沢去した後活性炭処理し、水層を減圧下濃縮乾固する。
析出寥水一アセトンを加えて▲取し、水−メタノールよ
り再結晶して、7ーアミノ一5−(1−ヒドロキシ−2
−イソプロピルアミノブチル)−8−ヒドロキシカルボ
スチリル塩酸塩0.87を得る。融点257〜258℃
(分解)実施例 16 7−シアノ−8−ヒドロキシ−5−(1−ヒドロキシ−
2−イソプロピルアミノブチル)−3・4−ジヒドロカ
ルボスチリル1.07を濃塩酸107!Llに加え、3
時間還流したのち、溶媒を減圧下に留去する。
残渣を水10WLIに溶解し、不溶物を沢去する。▲液
を重そう水で中和したのち、一夜冷蔵庫に放置する。析
出晶を▲取して無色粉末状晶で7ーカルボキシ一8−ヒ
ドロキシ−5−(1一ヒドロキシ一2−イソプロピルア
ミノブチル)3・4−ジヒドロカルボスチリル0.47
を得る。この化合物は融点は290℃以上でNMR,.
IRl元素分析値等から確認された。実施例 17 5−(2−アミノ−1−ヒドロキシブチル)8−ヒドロ
キシカルボスチリル1,5tを氷酢酸75dに溶解し、
室温で臭素1Vと氷酢酸51L1!の溶液を滴下する。
冷却後析出結晶をP取し、氷酢酸、ジエチルエーテルの
順に洗浄した後メタノール−ジエチルエーテルより再結
晶して、5−(2一アミノ一1−ヒドロキシブチル)−
Jメ[プロモ一8−ヒドロキシカルボスチリル臭化水素酸
塩寺水和物1.17を得る。融点214〜216℃(分
解)実施例 18 5−(2−アミノ−1−ヒドロキシブチル)8−ヒドロ
キシカルボスチリル1水和物1.57を氷酢酸50TI
11に溶解し、水冷攪拌下7%塩素一氷酢酸溶液12.
47を加える。
30分間放置した後析出晶を沢取、洗浄(氷酢酸、ジエ
チルエーテル)し、メタノール−ジエチルエーテルより
再結晶して、5−(2−アミノ−1−ヒドロキシブチル
)一Jメ[クロロ一8−ヒドロキシカルボスチリル塩酸塩
+水和物0.85fを得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1、R_2及びR_3は同一又は相異なつて
    水素原子又は低級アルキル基を示す。 Y_1及びY_2は同一又は相異なつて水素原子、ハロ
    ゲン原子、ニトロ基、アミノ基、水酸基、スルホン酸基
    、シアノ基、低級アルキル基、トリフロロメチル基又は
    カルボキシル基を示す。ただしY_1、Y_2は共に水
    素原子であつてはならない。また3・4位の点線は飽和
    若しくは二重結合を示す。〕で表わされるカルボスチリ
    ル誘導体。
JP51058040A 1976-05-19 1976-05-19 新規なカルボスチリル誘導体 Expired JPS5936621B2 (ja)

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