JPS5936551A - 白米の調質研米装置 - Google Patents
白米の調質研米装置Info
- Publication number
- JPS5936551A JPS5936551A JP14816482A JP14816482A JPS5936551A JP S5936551 A JPS5936551 A JP S5936551A JP 14816482 A JP14816482 A JP 14816482A JP 14816482 A JP14816482 A JP 14816482A JP S5936551 A JPS5936551 A JP S5936551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- grain
- polishing device
- tempering
- polished
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は白米の調質研米装置の改良に関する。
一般に、米飯の食味に重要な要素となるものは白米・の
標準含水率であるとされており、その含水率はたとえば
１４．５〜１５％程度である。しかしながら、従来から
籾乾燥処理の過程で、検査の不合格に対する安全性から
１〜１．５％の過乾燥米にして供出される状況であり、
そして通常の精米用玄米は１３〜１４．５％のものが多
く、精白米の含水率は０．６〜０．８％くらいに減少す
るのが通例である。また前記精白米には、米粒内に亀裂
を生じない１〜２％／時の安全水分率の水分を添加して
食味のよい標準含水率の精白米に調質することが良策で
ある。
標準含水率であるとされており、その含水率はたとえば
１４．５〜１５％程度である。しかしながら、従来から
籾乾燥処理の過程で、検査の不合格に対する安全性から
１〜１．５％の過乾燥米にして供出される状況であり、
そして通常の精米用玄米は１３〜１４．５％のものが多
く、精白米の含水率は０．６〜０．８％くらいに減少す
るのが通例である。また前記精白米には、米粒内に亀裂
を生じない１〜２％／時の安全水分率の水分を添加して
食味のよい標準含水率の精白米に調質することが良策で
ある。
また搗精直後の白米は、微粒子の発生線が白米面に付着
すると共に、米粒面も荒れているので、そのままの状態
で研米作用を実施しても平滑面の無洗白米の加工は困難
である。白米の滑面化は、加湿した水分によりやや軟化
した米粒の荒れ表面を、研米装置における米粒相互の摩
擦作用によって切削的に除去することにより、美麗な超
光沢精白米に加工できる効果を収めるものである。
すると共に、米粒面も荒れているので、そのままの状態
で研米作用を実施しても平滑面の無洗白米の加工は困難
である。白米の滑面化は、加湿した水分によりやや軟化
した米粒の荒れ表面を、研米装置における米粒相互の摩
擦作用によって切削的に除去することにより、美麗な超
光沢精白米に加工できる効果を収めるものである。
本発明は上記の諸点に鑑み、白米の安全水分率による合
理的な調質作用と、加湿した水分により軟化した米粒相
互の摩擦による高率的な研米作用を交互に継続して循環
的に実施するようにし、以って胴割粒のない整粒で、し
かも食味のよい標準含水率の超光沢精白米を一貫的に量
産する高性能な装置を６＋１発して提供せんとでるもの
である。
理的な調質作用と、加湿した水分により軟化した米粒相
互の摩擦による高率的な研米作用を交互に継続して循環
的に実施するようにし、以って胴割粒のない整粒で、し
かも食味のよい標準含水率の超光沢精白米を一貫的に量
産する高性能な装置を６＋１発して提供せんとでるもの
である。
本発明を実施例図について説明する。符号１は上部に穀
物供給口２を設り、下部に集穀槽３を形成した穀槽であ
る。穀槽１の内部には、下端を開放すると共に、上端を
接合した板体から成る断面山形の脈条傘４を多数水平ま
たは緩傾斜して複数列複数段に配置し、更に前記脈条傘
４の一部を給用至５を介して温湿風装置６に、また他部
を排風室７を介して排風装置８にそれぞれ連結すると共
に、その−側に昇降機９を立設して白米循環行程を形成
し、前記温湿風装置６には、電熱ヒーター等の空気加温
装置１０゜蒸気発生装置等の空気加湿装＠１１および送
風機１２とを設けて米粒調質室１３の各脈条傘４・・・
間の米粒通路に温湿風を供給するようにし、前記集穀槽
３の内部に研米装置１４を設け、１５は研米装置の排出
口である。
物供給口２を設り、下部に集穀槽３を形成した穀槽であ
る。穀槽１の内部には、下端を開放すると共に、上端を
接合した板体から成る断面山形の脈条傘４を多数水平ま
たは緩傾斜して複数列複数段に配置し、更に前記脈条傘
４の一部を給用至５を介して温湿風装置６に、また他部
を排風室７を介して排風装置８にそれぞれ連結すると共
に、その−側に昇降機９を立設して白米循環行程を形成
し、前記温湿風装置６には、電熱ヒーター等の空気加温
装置１０゜蒸気発生装置等の空気加湿装＠１１および送
風機１２とを設けて米粒調質室１３の各脈条傘４・・・
間の米粒通路に温湿風を供給するようにし、前記集穀槽
３の内部に研米装置１４を設け、１５は研米装置の排出
口である。
上述の構成であるから、昇降機９によって穀槽１の米粒
調質室１３に供給された白米は、内部に装架した多数の
脈条傘４・・・によって分流しながら流下する間に、各
脈条傘４・・・の開口部から流出する前述した亀裂を生
じない１〜２％／時の安全率による温湿用によって加湿
されると共に、下部の集穀槽３の研米装置１４に流下し
、研米装置１４内では、加湿してやや軟化した白米の荒
れ表面が、米粒相互の摩擦による研米作用によって切削
的に除去され、また搬送されて排出口１５から排出する
と共に、昇降機９を介して上部の米粒調質室１３に返還
される。該白米は前記白米循環行程を数回法循環して標
準含水率に調質されると共に、超光沢白米に加工されて
機外に取出される。
調質室１３に供給された白米は、内部に装架した多数の
脈条傘４・・・によって分流しながら流下する間に、各
脈条傘４・・・の開口部から流出する前述した亀裂を生
じない１〜２％／時の安全率による温湿用によって加湿
されると共に、下部の集穀槽３の研米装置１４に流下し
、研米装置１４内では、加湿してやや軟化した白米の荒
れ表面が、米粒相互の摩擦による研米作用によって切削
的に除去され、また搬送されて排出口１５から排出する
と共に、昇降機９を介して上部の米粒調質室１３に返還
される。該白米は前記白米循環行程を数回法循環して標
準含水率に調質されると共に、超光沢白米に加工されて
機外に取出される。
特許請求の範囲第（２）項のものは、前記研米装置が、
多孔板から成る送穀樋１６の内部に撹拌送穀螺旋体１９
を軸装したものであるので、前記送穀螺旋体１９に設け
た複数個の撹拌用帯板１７の回転によって米粒相互の摩
擦による研米作用を確実にかつ継続的に実施でき、また
その構造は簡潔化して製作および取付が容易となる等の
効果がある。
多孔板から成る送穀樋１６の内部に撹拌送穀螺旋体１９
を軸装したものであるので、前記送穀螺旋体１９に設け
た複数個の撹拌用帯板１７の回転によって米粒相互の摩
擦による研米作用を確実にかつ継続的に実施でき、また
その構造は簡潔化して製作および取付が容易となる等の
効果がある。
このように本発明の白米の調質研米装置は、白米の安全
水分率による合理的な調質作用と、加湿した水分により
やや軟化した米粒相互の摩擦による高率的な研米作用を
交互に継続して循環的に実施するので１胴割粒のない整
粒で、しかも食味のよい標準含水率の超光沢精白米を一
員的に量産できる等の効果を奏するものである。
水分率による合理的な調質作用と、加湿した水分により
やや軟化した米粒相互の摩擦による高率的な研米作用を
交互に継続して循環的に実施するので１胴割粒のない整
粒で、しかも食味のよい標準含水率の超光沢精白米を一
員的に量産できる等の効果を奏するものである。
図面は本発明の実施例図である。第１図は本装置を一部
切開した側面図、第２図はその撹拌送穀螺旋体の斜視図
である。 １・・・穀槽 ２・・・穀物供給口３・・
・集穀槽 ４・・・脈条傘５・・・給風室
６・・・温湿風装置７・・・排風室
８・・・排風装置５− ９・・・昇降機 １０・・・空気加温装置１１
・・・空気加湿装置 １２・・・送風機１３・・・米
粒調質機 １４・・・研米装置１５・・・排出口
１６・・・送穀樋１７・・・撹拌用帯板
１８・・・送穀螺旋１９・・・撹拌送穀螺旋体 特許出願人 ６−
切開した側面図、第２図はその撹拌送穀螺旋体の斜視図
である。 １・・・穀槽 ２・・・穀物供給口３・・
・集穀槽 ４・・・脈条傘５・・・給風室
６・・・温湿風装置７・・・排風室
８・・・排風装置５− ９・・・昇降機 １０・・・空気加温装置１１
・・・空気加湿装置 １２・・・送風機１３・・・米
粒調質機 １４・・・研米装置１５・・・排出口
１６・・・送穀樋１７・・・撹拌用帯板
１８・・・送穀螺旋１９・・・撹拌送穀螺旋体 特許出願人 ６−
Claims (2)
- （１）、上部に穀物供給口を設け、下部に集穀槽を形成
した穀槽の内部に、断面山形の脈条傘を多数水平または
緩傾斜して複数列複数段に配置し、更に前記脈条傘の一
部を温湿風装置に、また他部を排風装置にそれぞれ連結
すると共に、その−側に昇降機を立設して白米循環行程
を形成した調質装置において、前記集穀槽の内部に研米
装置を配設したことを特徴とする白米の調質研米装置。 - （２）、前記研米装置が、多孔板から成る送穀樋の内部
に撹拌送穀螺旋体を軸装したものである特許請求の範囲
第（１）項記載の白米の調質研米装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14816482A JPS5936551A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 白米の調質研米装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14816482A JPS5936551A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 白米の調質研米装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5936551A true JPS5936551A (ja) | 1984-02-28 |
| JPS6211899B2 JPS6211899B2 (ja) | 1987-03-16 |
Family
ID=15446677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14816482A Granted JPS5936551A (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 白米の調質研米装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5936551A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61125442A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-13 | 株式会社 サタケ | 米粒調質装置 |
| JPH07327717A (ja) * | 1994-06-13 | 1995-12-19 | Watanabe Keikichi | イヤリング用金具 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0547196Y2 (ja) * | 1987-11-21 | 1993-12-10 | ||
| JPH0547197Y2 (ja) * | 1987-11-21 | 1993-12-10 |
-
1982
- 1982-08-25 JP JP14816482A patent/JPS5936551A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61125442A (ja) * | 1984-11-19 | 1986-06-13 | 株式会社 サタケ | 米粒調質装置 |
| JPH07327717A (ja) * | 1994-06-13 | 1995-12-19 | Watanabe Keikichi | イヤリング用金具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6211899B2 (ja) | 1987-03-16 |
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