JPS593649Y2 - 公衆電話機 - Google Patents

公衆電話機

Info

Publication number
JPS593649Y2
JPS593649Y2 JP19059180U JP19059180U JPS593649Y2 JP S593649 Y2 JPS593649 Y2 JP S593649Y2 JP 19059180 U JP19059180 U JP 19059180U JP 19059180 U JP19059180 U JP 19059180U JP S593649 Y2 JPS593649 Y2 JP S593649Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
loop
circuit
contact
dial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19059180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56104268U (ja
Inventor
晃 岩井
功 錦戸
俊一郎 三浦
拓己 川島
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所 filed Critical 株式会社田村電機製作所
Priority to JP19059180U priority Critical patent/JPS593649Y2/ja
Publication of JPS56104268U publication Critical patent/JPS56104268U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS593649Y2 publication Critical patent/JPS593649Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Prepayment Telephone Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通話ループに電源部を挿入してなる制御機構、
例えば硬貨の材質を選別し高額硬貨か低額硬貨かを判定
する硬貨判定部およびこの硬貨判定部の出力によって動
作し高額硬貨が収納されたとき局側から供給される硬貨
収納信号を計数し以後の硬貨収納信号到来時にその信号
を計数する硬貨収納パルス吸収機能を備えた公衆電話機
に関するものである。
従来の公衆電話機においては、局より供給されるループ
電流のほかに商用電源や乾電池などの別電源を使用し、
通話ループへの影響を回避している。
すなわち商用電源を降圧、整流して直流電源を得る手段
や電話機未使用時に電話機内の充放電可能の乾電池に面
電流で充電しておいて電話機使用時にその充放電可能の
乾電池の放電を利用するという手段が採られている。
しかるに、前者の商用電源を使用する手段においては面
電流のほかに商用電源を必要とするばかりか、電話機内
に降圧のための変圧器、直流電流を得るための整流器、
平滑用フィルタ、コンテ゛ンサ等を必要とするため、コ
ストアップになり、かつ大型化することによって電話機
の移動が困難になるなどの欠点があった。
また、後者の充放電可能の乾電池などを使用する手段に
おいても電話機が大型化し、移動が困難となるばかりか
、電話機の使用が頻繁な場合には放電電流が減少し、動
作に支障をきたすおそれがあった。
そして、いずれの手段においても通話電流以外の電流を
必要とするため消費電力が増加すると共に特に近時要求
されている電話機の小形化を阻害するという欠点がある
このような欠点を除去するため、通話ループにその電源
を求めるという手段が提案されている。
第1図は従来のこの種の公衆電話機の一例を示す回路図
で、制御機構の電源部をループ内に挿入し通話ループに
その電源を求める場合の一例を示すものである。
図において、Ll、L2は公衆電話機を局線に接続する
局線端子を示し、H8はフックスイッチで、送受話器を
上げることにより動作し掛戻すまで動作している接点、
CCLは送受話器を上げた後硬貨の投入により機械的に
動作し送受話器を掛戻すまで動作保持している接点、D
iはダイヤルインパルス接点、Dsはダイヤルオフノル
マル接点で、これらは前記局線端子L1.L2に対して
直列に接続されている。
Nは通話回路網で、局線端子L1.L2に印加されたパ
ルスの極性が変っても通話回路に一定方向の電流が流れ
るようにダイオードD1.D2゜D3.D4からなるブ
リッジ整流回路が接続されている。
Cは硬貨有無判定部(以下、C回路と呼称する)で、硬
貨の有無検出とその制御機能を備えている。
Pは被呼者応答時局側がら供給される転極パルス(硬貨
収納信号)によって動作し、パルスの極性が復元すると
復旧する硬貨収納用継電器で、局線端子L2に印加され
るパルスの極性が正(+)電位になったときのみ動作し
、局線端子L1に印加されるパルスの極性が正(+)電
位になって復旧する機能を備えている。
またこの継電器Pは送受話器を掛戻した場合にも機械的
に復旧する機能を有している。
M−Cは通話ループに電源部を挿入してなる制御機構(
以下、M−C回路と呼称する)で、例えば硬貨の材質を
選別し高額硬貨が低額硬貨がを判定する硬貨判定部(図
示せず)およびこの硬貨判定部の出力によって動作し高
額硬貨が収納されたとき局側から供給される硬貨収納信
号を計数し以後の硬貨収納信号到来時にその信号を計数
する硬貨収納パルス吸収機能を備えている。
a、l)はM・C回路の電源電圧端子であり、電話機回
路の直流ループに挿入されている。
すなわちM−C回路の電源電圧端子a、 l)に通話ル
ープが接続され、M・C回路の電源部として構成されて
いる。
Cは転極信号入力端子で、ダイヤルインパルス接点DI
、ダイヤルオフノルマル接点DsとダイオードD1.D
2の接続点に接続され、d、 eは制御出力端子で、
この制御出力端子dはC回路に接続され、制御出力端子
eは後述するサイリスタのゲート電極に接続されている
Thはサイリスタで、そのアノード電極は局線端子L2
、継電器P、ダイヤルオフノルマル接点Dsの接続点に
接続され、カソード電極はC回路、ダイオードD3.D
4の接続点に接続されている、そしてRはサイリスタT
hのゲート・カソード電極間に挿入された抵抗である。
このように構成された公衆電話機において、M−C回路
は硬貨の選別の結果が高額硬貨と判定されると、硬貨判
定部より硬貨収納パルス吸収用制御回路(図示せず)に
信号を送出し、この信号によって動作状態に移行せしめ
、局線端子り、 (+)に戻ったとき転極信号入力端子
Cからのパルスの計数を開始し、以後転極パルス吸収を
行ない制御出力端子d、 eに出力を出す。
そして制御出力端子dからの出力によりC回路を制御す
る。
また制御出力端子eからの出力によりサイリスタThを
ゲートオンし、アノード・カソード電極間は導通状態に
移行する。
サイリスタThが導通すると継電器PとC回路の短絡制
御が行なわれ、継電器Pの動作を防止することができる
ここで、M−C回路の電源部は一般に電源電圧端子a、
b間にバリスタおよび定電圧ダイオードなどの素子を挿
入し、所要の電圧を得るように構成されている。
しかしながら、このように抵抗体による電源部を通話ル
ープ内に接続するときは、当然局との線路間に挿入され
ることになるので、その許容線路抵抗値は必然的に低下
する。
すなわち、図示しない送受話器を電話機本体のフックか
ら外し、硬貨を投入すると、 局線端子L1(+)−フックスイッチH3−接点CCL
−ダイヤルインパルス接点Di−ダイオードD1一通話
回路網N−M−C回路−ダイオードD40回路−継電器
P−局線端子L2 ()の回路で局側の交換機とのル
ープが形成され、ダイヤル発信が可能となる。
そして、このループで局内の電流供給用リレーA(図示
せず)が動作するが、ループ抵抗が大きいと、ループ電
流がリレーAの感動電流値に達しないという不都合を生
ずる。
したがって、硬貨を投入してもリレーAが動作しないた
め局内とのループが成形されないので通話を行なうこと
はできない。
また仮にリレーAが動作したとしても、リレーAの動作
は被呼者応答時復旧し、ループ断時間後の転極パルスで
再度動作し、転極パルス終了で復旧し、ループ断時間後
に初期の状態(L、 (+))になったとき再度動作す
る。
このように周期的収納信号(転極パルス)が到来するた
びに動作、復旧という一巡動作を繰返す。
前述したところから明らかなように、このような公衆電
話機においては、たとえリレーAが動作しても、線路抵
抗が大きく、ループ電流が少ない状態の場合にはリレー
Aの不動作も発生しかねない危険性がある。
すなわち、リレーAの不動作により通話は強制的に切断
される。
このように通話ループにその電源を求め、ループ内に挿
入したとき、許容線路抵抗の低下等の問題となり、公衆
電話機の設置範囲が限定されるという欠点がある。
本考案は以上の点に鑑み、このような問題を解決すると
共にかかる欠点を除去すべくなされたもので、その目的
は別電源を用いることなく、別電源を使用したのと同様
の機能が得られると共に設置範囲に制約を受けることな
く、かつ安定にして確実な動作を行うとともに局との線
路における許容線路抵抗および通話特性を変えることな
く使用することができる回路構成の簡単な公衆電話機を
提供することにある。
このような目的を遠戚するため、本考案は、局内の電流
供給用リレーAの特徴、すなわち、感動型装置はある程
度高いが、保持電流値は極めて小さくてよいということ
を利用し、常時は局電流で充電されるとともに転極パル
ス到来時に生じるループ断時間の間放電して非直線性抵
抗素子の抵抗値を減少させるコンデンサをブリッジ整流
回路の出力端子間に接続し、このコンデンサを局側から
供給されるループ電流で充電し、転極パルスの開始時お
よび終了持におけるループ断時間の際に通話回路および
制御機構を介して放電することによって別電源を使用し
たのと同様の機能を発揮せしめるようにすると共に、ダ
イヤルを1回指転することにより開成動作を保持し送受
話器を掛戻すことによって復旧閉成するダイヤル接点を
硬貨の投入により動作して送受話器を掛戻すまで動作保
持する硬貨接点およびフックスイッチ接点とにより局ル
ープを形成する位置に接続し、安定にして確実な動作を
行なうようにしたものである。
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説明する。
第2図において第1図と同一記号のものは相当部分を示
し、DRは硬貨の投入により動作して送受話器を掛戻す
まで動作保持する接点(硬貨接点)CCLおよびフック
スイッチH8とにより局ループを形成する位置に接続さ
れたダイヤル接点で、このダイヤル接点DRはダイヤル
を1回指転することにより開成動作を保持し、送受話器
をフックに掛戻すことによって復旧閉成する機能を備え
ている。
Cは常時は局電流で充電されるとともに転極パルス到来
時に生じるループ断時間の間放電して非直線性抵抗素子
の抵抗値を減少させるコンデンサで、このコンデンサC
は局線端子L1.L2に印加されたパルスの極性が変っ
ても通話回路網Nに一定方向に電流が流れるように接続
したダイオードD1〜D4からなるブリッジ整流回路の
出力端子間に接続されている。
つぎにこの第2図に示す実施例の動作を第3図、第4図
および゛第5図を参照して説明する。
第3図、第4図および第5図は第2図の動作説明図を示
したものであり、この第5図は転極パルスの波形を示し
たもので、A点はAリレーの動作する位置を示し、B点
はコンデンサCの放電する位置、すなわち、ループ断時
間を示す。
まず、図示しない送受話器を電話機本体のフックから外
し硬貨を投入すると、その硬貨で接点CCLが機械的に
動作し、 局線端子L (+)−フックスイッチH3−接点CC
L−接点DR−局線端子L2 ()の回路で局側の交
換機とのループが形成され、局内の電流供給用リレーA
が動作する。
そして、リレーAが動作してダイヤルし、被呼者が応答
するまで゛は 局線端子L1(+)−フックスイッチH8−接点CCL
Cグーヤルインパルス接点Di−ダイオードD1一通話
回路網N−M−C回路−ダイオードD40回路−継電器
P−局線端子L2 (−)の回路でコンデンサCが充
電される。
このとき、M−C回路に抵抗骨が存在してもリレーAは
すでに動作しているので、微少の保持電流を流せばよい
のでその抵抗骨のループへの影響によるリレーAの復旧
はおこらない。
つぎに、被呼者が応答すると、リレーAが復旧し、これ
にもとずく転極パルス(第5図参照)により局線端子L
2(+)となり、リレーAは再度動作する。
これと同時に局線端子L2 (+)−継電器P−C回路
回路−ダイオード−3一回路網N−M−C回路−ダイオ
ードD2−ダイヤルインパルス接点Di−接点CCLフ
ックスイッチH8一局線端子Ll (−)・・・・・・
・・・(1)の回路に電流が流れ、コンデンサCは充電
されると共に、継電器Pは動作し、この動作にともなっ
て硬貨が収納される。
このとき上記(1)のループにはM−C回路の抵抗骨が
入っているが、ループ断時間の間(第5図のB点参照)
に、 コンテ゛ンサC(+)一通話回路網N−M−C回路−コ
ンテ゛ンサC(−) のループによるコンデンサCの放電によってM・C回路
の抵抗骨は局側から見た場合、第2図の動作説明図であ
る第3図に示すように電流Eを挿入したと同様の効果が
得られることより、抵抗骨は軽減され、上記(1)のル
ープで、リレーAには動作するに十分の電流が与えられ
動作する。
ここで、上記第3図および第4図における電池Eは実際
の局電源ではなく、コンデンサCを局側よりみた模擬電
源である。
このように、コンテ゛ンサCの充電は第5図に示す転極
パルスの局線端子り、 (+)側および局線端子L2
(+)側にて行なわれ、また、Aリレーが動作する位置
は第5図に示すA点である。
そして、コンテ゛ンサCの放電は第5図に示すB点、す
なわち、ループ断時間の間のみで行なわれる。
そして、リレーAが動作すれば微少の保持電流で保持さ
れる。
またこのとき上記(1)のループでコンデンサCは再度
充電される。
そして転極パルスが終了すると、リレーAは復旧し、第
5図のB点にて示すループ断時間後局線端子L1(+)
に戻ったときリレーAは再度動作する。
このときも第2図の動作説明図で゛ある第4図に示すよ
うに第3図と同様の回路構成となり、リレーAは動作す
る。
なお、第3図および第4図において、矢印は電流の方向
を示す。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、複雑
な手段を用いることなくブリッジ整流回路の出力端子間
にコンテ゛ンサを接続するという簡単な回路構成によっ
て別電源を用いたのと全く同様の機能を有し、また、硬
貨接点とフックスイッチ接点とにより局ループを形成す
る位置にダイヤルを1回指転することにより開成動作を
保持し送受話器をフックに掛戻すことによって復旧閉成
する機能を備えたダイヤル接点を接続しているので、安
定にして確実な動作を行なう公衆電話機を得ることがで
きるので、実用上の効果は極めて大である。
また、本考案によれば、局との線路における許容線路抵
抗および通話特性を変えることなく使用できると共に設
置範囲が制約されないという点において極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の公衆電話機の一例を示す回路図、第2図
は本考案による公衆電話機の一実施例を示す回路図、第
3図、第4図および第5図は第2図の動作説明図である
。 D1〜D4・・・・・・ダイオード、N・・・・・・通
話回路網、M−C・・・・・・制御機構、C・・・・・
・コンデンサ、Di・・・・・・ダイヤルインパルス接
点、Ds・・・・・・ダイヤルオフノルマル接点、DR
・・・・・・ダイヤル接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通話ループと直列に非直線性抵抗素子を接続して公衆電
    話機の制御機構の電源部を構成するとともに前記電源部
    の前位に局からの直流電圧の極性を一定にするブリッジ
    整流回路を接続してなる公衆電話機において、常時は面
    電流で充電されるとともに転極パルス到来時に生じるル
    ープ断時間の間放電して前記非直線性抵抗素子の抵抗値
    を減少させるコンデンサを前記ブリッジ整流回路の出力
    端子間に接続し、かつダイヤルを1回指転することによ
    り開成動作を保持し送受話器を掛戻すことによって復旧
    閉成するダイヤル接点を硬貨の投入により動作して送受
    話器を掛戻すまで動作保持する硬貨接点およびフックス
    イッチ接点とにより局ループを形成する位置に接続した
    ことを特徴とする公衆電話機。
JP19059180U 1980-12-29 1980-12-29 公衆電話機 Expired JPS593649Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19059180U JPS593649Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29 公衆電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19059180U JPS593649Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29 公衆電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56104268U JPS56104268U (ja) 1981-08-14
JPS593649Y2 true JPS593649Y2 (ja) 1984-02-01

Family

ID=29695675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19059180U Expired JPS593649Y2 (ja) 1980-12-29 1980-12-29 公衆電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS593649Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56104268U (ja) 1981-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3968333A (en) Battery charger control circuit for telephone transmission systems
US4645882A (en) Latching relay drive circuit for use in telephone sets
GB1328836A (en) Call holding circuits
JPS593649Y2 (ja) 公衆電話機
US4230912A (en) Dial pulse sensor and repeater circuit
JPS6333396Y2 (ja)
US4719648A (en) Coin relay drive and switching circuit for paystation telephone instruments
JPS6318205Y2 (ja)
JPS6230362Y2 (ja)
CN2200894Y (zh) 多功能电话线路监护器
JPS5840679Y2 (ja) 公衆電話機
JPH0355955A (ja) 電話機の電源制御回路
JPS5810025B2 (ja) 電話機電源供給方式
JPH0314858Y2 (ja)
JPH0141258Y2 (ja)
JPS639170Y2 (ja)
JPS6345094Y2 (ja)
JPS6012378Y2 (ja) 公衆電話機等の電池の充電回路
JPH0218621Y2 (ja)
JPS6042542Y2 (ja) 押ボタンダイヤル電話機回路
JP2566148B2 (ja) 電話機用ラッチングリレーの誤動作復旧処理回路
CN2160180Y (zh) 一种投币电话控制器
US4058685A (en) Interoffice loop supervision arrangement
JPS6312608Y2 (ja)
KR810001419Y1 (ko) 푸시 버튼식 다이얼 장치의 계전기 구동 회로