JPS5936427Y2 - 表裏面に化粧板を有し、かつ端縁を曲面とした厚肉積層板 - Google Patents

表裏面に化粧板を有し、かつ端縁を曲面とした厚肉積層板

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Publication number
JPS5936427Y2
JPS5936427Y2 JP1979118705U JP11870579U JPS5936427Y2 JP S5936427 Y2 JPS5936427 Y2 JP S5936427Y2 JP 1979118705 U JP1979118705 U JP 1979118705U JP 11870579 U JP11870579 U JP 11870579U JP S5936427 Y2 JPS5936427 Y2 JP S5936427Y2
Authority
JP
Japan
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grooves
decorative
board
double
cut
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Expired
Application number
JP1979118705U
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English (en)
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JPS5636425U (ja
Inventor
誠次 小熊
Original Assignee
株式会社岡村製作所
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、表裏面に化粧板を有し、テーブルの天板や箱
物家具等に使用して効果的な、端縁を曲面とした厚肉積
層板に関するものである。
パーチクルボード等を芯材とし、その−表面に合板と化
粧板を貼着した素材板を折り重ねて、表裏面に化粧板を
有する厚肉の積層板を製作するととがある。
これは、例えば第1図に示すように、パーチクルボード
1の片面に合板2と化粧板3を順に貼着した、素材板4
の裏面要所に、相隣る2条のV字溝5,5を、化粧板3
を残すように切設し、各V字溝5の側壁同志が接するよ
うに化粧板3を折曲した後、パーチクルボード1同志を
接着して製作される。
しかし、このようなものでは、折曲部が角はって体裁が
悪く、かつ欠は易いという欠点があった。
本考案は、第3図に示すように、上記と同様の素材板1
1を、屈曲部が曲面をなすように折返して接着すること
により、上述の欠点を解消した厚肉の積層板に関するも
ので、以下添付の図面に基いて具体的に説明する。
第2図は、本考案の積層板を形成する途中の状態を示す
もので、素材板11は、パーチクルボード120表面に
合板13を貼着し、さらに合板113の表面に、硬質可
撓性のたとえば合成樹脂製の化粧板14を貼着して形成
されている。
素材板11の管面要所には、所要幅の突出片15を隔て
て互に平行をなす凹入溝16.ICが切設されている。
両凹大溝16,16を境とする左右の素材板片11a、
11aの列内角部には、各凹入溝16に沿う切欠段部1
γ、17が設けられている。
各凹入溝16の底部には、凹入溝16と同方向を向き、
少くとも化粧板14を残すように切設した、互に平行を
なす多数の切込溝18により、多数の平行突条19が形
成されている。
本考案の積層板は、上記化粧板14における両凹大溝1
6,16底部を、第2図矢印で示すように、切込溝18
を扇形に変形させつつ曲屈して、突出片15の遊端を南
天段部17,17により形成された係合溝に嵌入させる
とともに、画素材板片11a、11aの裏面同志を重合
し、かつ必要に応じ接着して形成したもので、隣接する
突条19.19の遊端同志は当接している。
上述の積層板は、その端縁が直曲をなしているので、体
裁がよぐ、かつ欠損する恐れがなく、しかも折返部の中
央は、画素材板片11a、Ilaの切欠段部1γ、1γ
に係合する突出片15により補強されているので強固で
ある。
曲首部は、突条19の遊端同志が当接しているので強固
であるが、素材板11折返し時に、切欠溝18に、たと
えば硬化剤を添力oした不飽和ポリエステル樹脂等を充
填して、画素材板片11a。
11a重合後硬化させれば、より強固にすることができ
る。
なお、第4図に示すように、上記突出片15に相当する
突出片15′を広幅として、素材板11を返した際に、
画素材片11a、11aの間に生ずる間隙に、パーチク
ルボード20を挟着させれば、より厚内の板材を簡単に
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の厚肉積層板の一例を示す要部縦断面図
、第2図は本考案に係る積層板の形成途中にむける素材
板の要部縦断面図、第3図は、本考案に係る積層板の要
部縦断面図、第4図は、本考案の他の例の要部縦断面図
である。 1・・・パーチクルボード、2・・・合板、3・・・化
粧板、4・・・素材板、5・・・V字溝、11・・・素
材板、11a・・・素材板片、12・・・バチクルボー
ド、13・・・合板、14・・・化粧板、15・・・突
出片、16・・・凹入溝、1γ・・・段部、18・・・
切込溝、19・・・突条、20・・・パーチクルボード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に、可撓性の化粧板14を貼着した素材11の裏面
    に、所要幅の突出片15を形成するように、互に平行を
    なす2条の凹入溝16.16を切設し、その底部に、凹
    入溝16と同方向を向き、かつ互に平行をなす多数の切
    込溝18を、少くとも化粧板14を残すように切設して
    、多数の平行突条19を形成するとともに、両凹大溝1
    6.16両側力の素材板片11a、11aの列内角部に
    、各凹入溝16に沿う段部17,17を切欠し、化粧板
    14における両凹大溝16,16底部を、各切込溝18
    が縮小する方向に屈曲させて、上記突出片15の遊端を
    、両段部17,17により形成された係合溝に嵌入させ
    るとともに、画素材板片11a、11aの裏面同志を重
    合してなる端部を曲面とし、かつ表裏面に化粧板を有す
    る厚肉積層板。
JP1979118705U 1979-08-29 1979-08-29 表裏面に化粧板を有し、かつ端縁を曲面とした厚肉積層板 Expired JPS5936427Y2 (ja)

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JPS5636425U JPS5636425U (ja) 1981-04-08
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929148A (ja) * 1982-08-10 1984-02-16 凸版印刷株式会社 化粧パネルの製造方法
JPH0335172Y2 (ja) * 1986-02-18 1991-07-25

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5057493A (ja) * 1973-09-19 1975-05-19

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