JPS593630A - 文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の技術分野 本発明は文書作成装置にかかり、特にカナ漢字変換操作
の伴う漢字情報処理装置、すなわち日本語ワードプロセ
ッサの改良に関する。

（２）技術の背景 この２〜３年の間に日本語ワードプロセッサの製品発表
があいついでいる。通窩の製品は５万語程度の単語辞書
を内蔵し、カナをキー人力装置で打って入力させ、カナ
入力文を漢字混じり文に自動変換してＣＲＴ等にカナ漢
字混じり文をディスプレイし、プリントアウトできるよ
う、になされている。

日本語の漢字の中には同音異義語が多く、カナ入力で指
示したカナ文によって変換されたカナ漢字混じり文が正
しい文章として変換されない場合が多く、これらの修正
入力方法としては種々の方法が提案されている。

一般的には追加指示や修正入力するものが多く、これら
は操作者がＣＲＴに表示されたカナ漢字混じり文をみて
追加、修正等の再変換を行っている。

操作者がこれら再変換を行った後、すなわち目的の文章
が得られたとして次のカナ文字列の入力を始めると、再
変換した以前のカナ文字列に対応した入力コードは保持
されていないので文章が作成されて見直し時、に誤りを
見つけ追加、修正を行う場合には、その文字或いは文章
を指定して漢字カナ変換手段により漢字コードからカナ
文字列コードを得た後に再びカナ漢字変換を行っている
。

このような手順において、漢字カナ変換手段を通すこと
で入力時のカナ文字列が復元される保証がな（、誤る場
合も多い等の問題があった。

（３）従来技術と問題点 上記したような問題点を第１図の従来例について説明す
る。

第１図は従来の文書作成装置の系統図を示すものであり
、点線で囲まれた部分１はカナ漢字混じり文処理部であ
り、入カバソファ２．出力ハノファ３．キー人力判定部
４．漢字カナ変換部１２と辞書検索部５より構成され、
該辞書検索部５内には辞書検索レジスタ６、最長一致処
理部７．候補格納ファイル８を有する。さらに、辞書９
．データセーブ用ファイル１０．ＣＲＴ等の表示装置１
１を有して文書作成装置を構成している。

上記構成において、入力端子ＩＮに操作者がキーから例
えばカナ文字によって「オンヤインニョルニュウリョク
ホウホウノケントウ」という文書を入力したとすると、
該入力は入カバソファ２に順次格納されて行き、操作者
が入力を完了し入力終了キーを押したときキー人力判定
部４はこれを検出して入力完了信号４ａを出力すると入
カバソファ２内の入力内容は一斉に辞書検索部５内の辞
書検索レジスタ６に転送される。辞書検索部５はこれに
基づいて始動され辞書９の内容検索を行い辞書９から上
記入力された「オンセイニョル・・・・・ケントウ」の
文例に基づいて「音声」・・・「音」・・・「恩」・・
・「尾」・・・等が読出されてゆく。すなわち最長一致
処理部７では辞書に格納された最長諸量から順次取り出
され候補格納ファイル８に格納され出力バッファ３を通
してカナ漢字混じり文がデータセーブ用ファイル１０に
与えられＣＲＴＩＩに表示されて操作者による校正がな
されキー人力判定部４よりの校正用ライン９ｂで校正が
なされる。入力端子ＩＮからキー入力した上記のカナ文
字データが「オンセイ乙ヨルニュウロクホウホウノケン
トウＪと誤入力されカナ漢字変換において「音声の夜入
大方法の検討」とＣＲＴｌｌに表示されたとすれば誤り
部の「の夜入六」を指示してカナ漢字変換部１２を通じ
て漢字コードからカナ文字列コードに変換する。このと
きに例えば漢字カナ変換部は「の夜入六」を「ノヤイリ
ロク」とカナ変換するために力九漢字再変換が不可能と
なる場合が生じる。このため操作者はキー人力によって
「ニョルニュウリョク」を再入力することで「による入
力」とカナ漢字再変換を行うために再度入力をインプッ
トする必要があり、正しく復帰するか否かは実際にワー
ドプロセッサを動作させてみなくては解らない問題があ
った。

（４）発明の目的 本発明の上記従来の欠点に鑑み、操作者の判断によって
入力文字列コードを保持させ、操作者は文書の作成後見
直しを行って同音異義語等の誤り＝５− ４− を見つけた場合には保持させた入力文字列コードを呼び
出してカナ漢字変換を行うようにしたことを目的とする
ものである。

（５）発明の構成 この目的は本発明によれば、カナ文字等を入力する入カ
バソファ手段と、入力終了を判定する入力判定手段と、
該入力判定手段出力によって入力バッファ手段の入力を
辞書検索レジスタに転送させ辞書内に格納した内容を検
索して候補格納ファイルに格納する辞書検査手段と、該
辞書検索手段の出力を出力バッファ手段を介して表示装
置及び第１のデータセーブ用ファイルに与える手段と、
上記辞書検索手段内の辞書検索レジスタに関連してカナ
漢字変換した文章が正しいカナ漢字混じり文が生成され
るまでカナ文字入力列と漢字コード列の両者を第２のデ
ータセーブ用ファイルに格納するようにしたことを特徴
とする文書作成装置によって達成される。

（６）発明の実施例 以下、本発明の一実施例を第２図について説明６− する。なお、第１図と同一部分には同一符号を付して重
複説明は省略する。

辞書検索部５内の辞書検索レジスタ６では辞書９′との
間でのやりとりで最長一致処理部７で最長一致が採用さ
れた倍電だけ辞書検索レジスタ６をシフトさせて除き引
き続いて最長一致処理が行われていく、例えば上記した
ように入力端子ＩＮに加えられた「オンセイノヨルニュ
ウロクホウホウノケントウ」という文字列を本発明で、
は入カバソファ２から辞書検索レジスタ６に与えると同
時に第２のデータセーブ用ファイル１３に格納しておく
。上記カナ入力文字列がカナ漢字変換によって「音′声
の夜入六方式の検討」とＣＲＴｌ、１に表示された場合
に操作者はアンダーラインを施した「の夜入六」部分が
誤りであることを見い出して第２のデータセーブ用ファ
イル１３から「ノコルニュウロク」と場所を指定し、対
応する入力文字列コードを呼び出し、修正操作で［ニョ
ルニュウリョク」と修正を施した後にカナ漢字再変換を
行えば「による入力」とカナ漢字変換がなされる。

このように希望するカナ漢字混じり文が生成された後は
操作者の意志により入力文字列コードを消去し第２のデ
ータセーブ用ファイル１３の記憶容量の増加を防ぐよう
にずればよい。

さらに、カナ漢字再変換において、前の誤って呼び出さ
れた単語について頻度情報を復元して置けば入力文字列
コードの誤入力に対しても、位置指定して入力文字列コ
ードの修正を行ったのにカナ漢字変換を行えばよい。ま
た、入力文字列コードに対してコード圧縮を行って保持
することも可能である。

上記、実施例では入力方法としてはキー人力で説明した
が入力を音声で行ってもよい。このときにはキー人力判
定部４を音声入力判定部とし音声認識手段を付加すれば
よい。

（７）発明の効果 本発明は叙上の如く構成させたのでカナ漢字変換した漢
字コードを気にすることなく修正が容易であり、同音異
義語等の誤変換に対して入力文字列コードを復元する必
要がな（再変換するだけでよく再変換が高速化できる特
徴を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の文書作成装置の系統図、第２図は本発明
の文書作成装置の系統図である。 ■・・・漢字混じり文処理部、　２・・・入力バッファ
・　　３・・・出カバソファ、　　４・・・キー人力判
定部（音声入力判定部）、　５・・・辞書検索部、　　
６・・・辞書ヰ★索レジスタ、　７・・・最長一致処理
部、　８・・・候補格納ファイル、　９・・・辞書、　
１０．１３・・・第１及び第２のデータセーブ用ファイ
ル、　　１１・・・表示装置。 特許出願人　　富士通株式会社 ９−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カナ文字等を入力する入カバソファ手段と、入力終了を
   判定する入力判定手段と、該入力判定手段の出力によっ
   て入力バッファ手段の入力を辞書検索レジスタに転送さ
   せ辞書内に格納した内容を検索して候補格納ファイルに
   格納する辞書検索手段と、該辞書検索手段の出力を出カ
   バソファ手段を介して表示装置及び第１のデータセーブ
   用ファイルに与える手段と、上記辞書検索手段内の辞書
   検索レジスタに関連してカナ漢字変換した文章が正しい
   漢字カナ混じり文が生成されるまでカナ文字入力列と漢
   字コード列の両者を第２のデータセーブ用ファイルに格
   納するようにしたことを特徴とする文書作成装置。