JPS5935914Y2 - ラジオ付テ−プレコ−ダ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、スリーブ操作をより簡易番こするとともに
カセットテープを全演奏状態にするために生ずるへ、ラ
ド、テープの摩耗、損傷を防止することのできるラジオ
付テープレコーダに関する。

従来のラジオ付テープレコーダにおけるスリーブ機構は
、ラジオ０Ｎ−ＯＦＦ−８ＬＥＥＰ切換レバーを５ＬＥ
ＥＰにし、さらにメカニズムにカセットテープを装着し
てＰＬＡＹ状態で作動させ、テープが巻き終わればオー
トストップ機構が働き、セットが５ＴＱＰ状態になると
同時にラジオもＯＦＦになるというものであった。

しかし、この従来のスリーブ機構では、スリーブ動作時
メカニズムはＰＬＡＹ状態であるため、ヘッドが前ｌこ
出て常ｌこテープと当たっており、全演奏状態にあるヘ
ッドが摩耗し、テープが損傷するという問題があった。

この考案は、メカニズムにカセットテープを装着しなく
てもカウンタによりカウンタスリーブ動作を行なわせる
ことができるようにしたものであり、つぎにこの考案は
そのｌ実施例を示した図面とともに詳細に説明する。

第１図において、１はメカニズムの操作ボタン、２はメ
カニズムのシャーシ、３はヘッドスライド、４はヘッド
スライド３上に設けられたピンチローラ、５はピンチロ
ーラ４に圧接されるキャプスタン、６．６’はヘッドス
ライド３上番こ設けられたＲＥＣ−ＰＬＡＹ ヘッド
および消去ヘッド、７は巻取リール台、８はカウンタ用
ベルト、９は該ベルト８により巻取リール台７の回転と
ともに回転されるカウンタ、１０はオンのときカウンタ
スリーブ動作を、オフのときテープスリーブ動作をさせ
るためのメモリースイッチ、１１はモータ、１２はモー
タ１１およびカウンタ９を取付けるブラケットモータ、
１３はラジオＯＮ、ラジオＯＦＦおよび５ＬＥＥＰ動作
を切換える０Ｎ−ＯＦＦ・５ＬＥＥＰ切換レバー １４
は該レバー１３を取付けるブラケットレバー １５はＯ
Ｎ・ＯＦＦ・５ＬＥＥＰ切換スイツチ、１６は前記切換
レバー１３の動きを前記切換スイッチ１５に伝えるスラ
イドである。

また、第２図において、Ｐは電源（十Ｂ）とア−ス間に
制御用トランジスタＴｒと直列に接続されたメカニズム
をストップ状態にするためのストップ用プランジャ、２
０はメカニズムのＲＥＷＩＮＤ時オンされるＲＥＷＩＮ
Ｄスイッチ、１７はＯＮ・０ＦＦ−５ＬＥＥＰ切換スイ
ツチ１５が５ＬＥＥＰに切換られたときオンされるスリ
ーブスイッチ、１８はカウンタが９００！こ達したとき
オンされるカウンタスイッチであり、ＲＥＷＩＮＤスイ
ッチ２０、メモリースイッチ１０およびカウンタスイッ
チ１８が抵抗Ｒとともに電源（十Ｂ）と前記制御用トラ
ンジスタＴｒのベース間に直列に接続されており、かつ
スリーブスイッチ１７はＲＥＷＩＮＤスイッチ２０と並
列に接続されている。

つぎに前記実施例の作動について説明する。

まず、ＯＮ・ＯＦＦ −５ＬＥＥＰ切換レバー１３をＳ
ＬＥ、ＢＰＩこ切換えると、スライド１６を介してＯＮ
・０ＦＦ−８ＬＥＥＰ切換スイツチ１５が５ＬＥＥＰに
切換えられ、第２図のスリーブスイッチ１７がオンされ
る。

つぎにメモリースイッチ１０をオン（こし、カウンタ９
をｏｏｏｔこした後、メカニズムをＰＬＡＹの状態にす
るとラジオがＯＮとなり、巻取リール台７が回転し、該
リール台７の回転に伴いカウンタ９が回転する。

カウンタ９の表示が９００（こなると、カウンタスイッ
チ１８がオンとなり、電源（十Ｂ）から抵抗Ｒ、スリー
ブスイッチ１１、メモリスイッチ１０、カウンタスイッ
チ１８を介して制御用トランジスタＴｒにベース電流が
流れ、該トランジスタＴｒがオンし、ストップ用プラン
ジャＰＧこ電流が流れて該プランジャＰが作動し、メカ
ニズムは５ＴＯＰの状態となってラジオもＯＦＦとなる
。

以上がカウンタスリーブ動作であり、カウンタ９を００
０としてからカウンタスイッチ１８が作動するまでの時
間は第３図（こ示すようにカウンタ９′（こロータ１９
を設けること（こよって長くすることができる。

一方、通常のテープスリーブ動作を行なう場合（こは、
メモリースイッチ１０をオフにし、カセットテープを装
着してメカニズムをＰＬＡＹ状態にするとラジオがＯＮ
となり、カセットテープが巻き終わり、オートストップ
機構が働きストップ状態になった時ラジオもそれと同時
にオフとなり、テープスリーブ動作が行なわれる。

以上においてはカウンタスリーブ動作とテープスリーブ
動作のいずれをも行ないうる場合について説明したが、
メモリースイッチ１０を絶えずオンの状態Ｏこしたもの
と同等の回路を構威し、カウンタスリーブ動作だけを行
ないうるテープレコーダを構成することができるのは勿
論である。

以上のように、この考案のラジオ付テープレコーダによ
ると、カセットテープを装着しなくてもスリーブ動作が
できるのでスリーブ操作（こ当たってテープを装着した
り、巻き戻す必要がなく操作が簡単であり、ヘッドおよ
びテープの摩耗、汚損がなく、またテープを走行させる
必要がないので消費電力が少なく、さらＩこ従来の装置
と同様（こカセットテープを使用したスリーブ動作をも
行なうことができるようにすることができ、この考案は
実用的効果きわめて犬なるものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案のラジオ付テープレコーダの１実施例を
示し、第１図ａ、ｂはそれぞれメカニズムの正面図およ
び側面図、第２図はスイッチの配線図、第３図はこの考
案の他の実施例のカウンタの正面図である。 ９・・・・・・カウンタ、１０・・・・・・メモリース
イッチ、１３・・・・・・０Ｎ−ＯＦＦ−５ＬＥＥＰ切
換レバー、１７・・・・・・スリーブスイッチ、１８・
・・・・・カウンタスイッチ、Ｐ・・・・・・ストップ
用プランジャ。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ ０Ｎ−ＯＦＦ−８ＬＥＥＰ折換レバーを５ＬＥＥＰ
   に切換えた時オンされるスリーブスイッチと、カウンタ
   が所定の数値に達するまでオフでメカニズムのプレイ状
   態でラジオをオンしカウンタが所定の数値に達したとき
   オフされストップ用プランジャを動作させラジオをオフ
   するカウンタスイッチとを備え、カウンタスリーブ動作
   を行なわせるようにしたラジオ付テープレコーダ。 ■ オンのときカウンタが所定の数値に達するまでメカ
   ニズムのプレイ状態で、ラジオをオンしてカウンタスリ
   ーブ動作を行なわせ、オフのときテープの走行停止まで
   メカニズムのプレイ状態でラジオをオンしてテープスリ
   ーブ動作を行なわせるメモリースイッチを備え、テープ
   スリーブ動作をも行なわせるようにした実用新案登録請
   求の範囲第１項記載のラジオ付テープレコーダ。