JPS5847773B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPS5847773B2
JPS5847773B2 JP52109305A JP10930577A JPS5847773B2 JP S5847773 B2 JPS5847773 B2 JP S5847773B2 JP 52109305 A JP52109305 A JP 52109305A JP 10930577 A JP10930577 A JP 10930577A JP S5847773 B2 JPS5847773 B2 JP S5847773B2
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JP
Japan
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plunger
circuit
tape
playback
head
Prior art date
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Expired
Application number
JP52109305A
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English (en)
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JPS5442108A (en
Inventor
公一 酒井
義幸 嶋
洋次郎 福嶋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP52109305A priority Critical patent/JPS5847773B2/ja
Publication of JPS5442108A publication Critical patent/JPS5442108A/ja
Publication of JPS5847773B2 publication Critical patent/JPS5847773B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヘッドとテープとを互に接触させたりビンチロ
ーラをキャプスタンに圧接させたりするために複数のプ
ランジャーを用い、これらのプランジャーを再生(プレ
イ)指令スイッチの操作に関連して動作させて装置を再
生状態や録音状態にすることができる純電気的に構成さ
れた磁気記録再生装置に関し、その目的とするところは
上記複数のプランジャーの動作にタイミングのずれを設
けて上記複数のプランジャーを駆動するための電源の容
量を簡単に少なくできるようになすことに加えて、ヘッ
ドとテニプが接触状態にあってビンチローラがキャプス
タンから離されている一時停止状態から再生、録音を再
開すべく再生指令スイッチを操作した時にはタイミング
のずれなくビンチローラがキャプスタンに圧接され即座
に再生、録音状態に復帰するようにすることにある。
従来におけるこの種の磁気記録再生装置では、装置を再
生状態又は録音状態にするためには再生(プレイ)指令
スイッチを操作してヘッドとテープとを互に接触させる
第1のプランジャーとビンチローラをキャプスタンに圧
接させる第2のプランジャーを同時に動作させるように
構成されていた。
しかし、=般にプランジャーは動作を開始させるに必要
な電流いわゆるラッシュ電流の方が、一旦動作して後そ
の動作状態を保持する電流いわゆるホールド電流よりも
数倍大きいため、上記2つのプランジャーを同時に動作
させるには大きな電流が必要となり、これに対処するた
め従来の装置では大容量の電源が設けられていた。
大容量の電源を設けなければならないことは、コスト、
スペース、重量いずれの面からも好ましいものではなく
、しかも消費電力の増加につながるものであって節電型
機器の開発が進められている現今、社会の要求にそぐわ
ないものであった。
そこで本発明者らは上記第1、第2、2つのプランジャ
ーの動作開始時点をずらせることに着目し、ヘッドとテ
ープとが接触した後にテープの走行が開始される方が良
好な再生、録音を行なう上で良いであろうことを考慮に
いれて、再生指令スイッチを操作すると第1のプランジ
ャーが動作してその後に第2のプランジャーが動作する
装置を開発した。
斯かる構造の装置によれば2つのプランジャーが同時に
動作されることなく、2つのプランジャーのラッシュ電
流が重なることがないので異常に大きな電流を必要とせ
ず、小容量の電源でも充分にプランジャーの動作を保証
できる利点があった。
しかしながら斯様な構造を採用した磁気記録再生装置で
は次のような大きな使用上の欠点が出てくることが明ら
かになった。
すなわち、操作部をスイッチと電気回路で構成した装置
では一時停止スイッチを操作するとヘッドテープが接触
した状態のまま、すなわち第1のプランジャーが動作状
態にあるまま、第2のプランジャーが非動作状態となり
ビンチローラがキャプスタンから離れてテープの走行が
一時的に停止されるが、再生又は録音を再開すべく再生
指令スイッチを操作するとこの操作時点から一定時間遅
れて上記第2のプランジャーが動作してテープの走行が
再開されてしまう。
すなわち一時停止の解除操作と再生又は録音の再開との
間に時間遅れが生じ、使用者に違和感を与えると共に、
特に録音再開時にあっては、希望する信号の冒頭部分を
うまく録音できないという大きな欠点が生じるものであ
った。
そこで本発明は、このような従来の問題点を一掃すべく
研究、開発を進めた成果であって、上記第1、第2のプ
ランジャーを時間遅れを設けて幀次動作させることによ
って大きなラッシュ電流が流れないようにし、小容量の
電源でも充分に満足な動作を行なわせることができるこ
とに加えて、一時停止状態の解除に伴う再生又は録音動
作の再開もスムーズに行なわれる磁気記録再生装置を提
供するものである。
以下、本発明の実施例について図面とともに説明する。
第1図は本実施例の磁気記録再生装置の要部構成、すな
わち特にメカニズム部の構成を示す。
図において消去ヘッド1と録音再生兼用ヘッド2が取付
けられたヘッド基板3の一端はヘッド移動用プランジャ
ー4の可動鉄心5にピン等で連結されており、上記ヘッ
ド基板3の他端はバネ6で上記可動鉄心5の吸引移動方
向に引張られている。
プランジャー4の非動作時には上記バネ6によってヘッ
ド基板1,2がテープ7に対接しない位置に後退させら
れている。
ビンチローラレバ−8は固定基板上の支軸9に回動自在
に配置され、かつその一端に設けたバネ10により再生
、録音時以外の時(早送り、巻戻し時等)に他端に回転
自在に設けたビンチローラ11がキャプスタン12から
離間されている。
再生、録音時にはテープ定速走行駆動用プランジャー1
3が動作してその可動鉄心14が吸引され、この可動鉄
心14にピン等で回動自在に連結されたピンチローラレ
バ−8がバネ10の力に抗して時計方向に回動され、ビ
ンチローラ11がテープ7を介してキャプスタン12に
圧接される。
そしてこの再生、録音時には供給リール15から送り出
されたテープ7はガイドローラ16を経て消去ヘッド1
、録音再生兼用ヘッド2に順次接触し、ビンチローラ1
1とキャプスタン12により定速駆動され、ガイドロー
ラ17を経由して巻取リール18に巻取られる。
また一時停止(PAUSE)操作をした時にはヘッド基
板3はヘッド1,2がテープ7に接触する位置に保持さ
れたまま、ビンチローラ11のみがキャプスタン12か
ら離れた状態となる。
すなわち録音又は再生状態から一時停止を指令するとテ
ープ定速走行駆動用プランジャー13の吸引動作のみが
解除され、テープの走行が停止し一時停止状態となる。
停止(STOP)状態から一時停止を指令するとヘッド
移動用プランジャー4のみが吸引動作しヘッド1,2が
テープ7に接触した一時停止状態となる。
また停止状態から録音、再生を指令すると後述の如く上
記2つのプランジャーの重復動作を避けるためにテープ
定速走行駆動用プランジャー13がヘッド移動用プラン
ジャー4から少し遅れて吸引動作されるようタイミング
の設定がなされている。
第2図は本実施例装置の基本的回路構成図であり、19
,20.21はそれぞれ再生(PLAY)、一時停止(
PAUSE)、停止(STOP)の各動作指令を行なう
常開型のスイッチ、22,23.24はそれぞれの指令
を記憶する記憶回路である。
25は論理和回路であり、再生指令あるいは一時停止指
令を受けて出力が反転する。
26はヘッド移動用プランジャー4の駆動回路である。
そして再生スイッチ19又は一時停止スイッチ20を閉
成させた時には論理和回路25の出力反転に伴いリアル
タイムでヘッド移動用プランジャー4が吸引動作される
上記再生指令記憶回路22の出力は直接および遅延回路
27を介しての2つの線路?介して信号選択回路28に
導かれる。
この信号選択回路28は一時停止指令記憶回路23と停
止指令記憶回路24それぞれの出力を入力とし、かつ新
らしい動作指令をする前の状態がどちらであったかを記
憶する回路29の出力により制御され、この回路29に
停止指令が先に記憶されている場合にはこの回路29の
出力により遅延回路27の出力を選択するよう切換えら
れ、上記再生指令記憶回路22からの再生指令を上記遅
延回路27を介してテープ定速走行駆動用プランジャー
13の駆動回路30に導き、また上記回路29に一時停
止指令が先に記憶されている場合には上記再生指令記憶
回路22出力を直接、駆動回路30に導くものである。
第3図は第2図に示す構成図を具体的回路として示した
ものであり、以下この動作を説明する。
再生指令スイッチ19を閉じると2個のナンドゲート3
1.32で構或されるフリツプフロツプ回路22a(第
2図の再生指令記憶回路22を構成)がセット状態にな
りその第2出力端であるa点は高レベルHから低レベル
Lに転ずる。
このとき同様なフリツプフロツプ回路で構成される一時
停止指令記憶回路はリセット状態なのでその出力端であ
るb点はHのままであり、よってナンドゲート25(第
2図の論理和回路25に一致)の出力はHとなり、抵抗
R2とコンデンサCを通して第2図における駆動回路2
6を構成するトランジスタ33に時定数R2×C1で決
まる時間だけベース電流を供給して該トランジスタ33
を導通させ、これによりヘッド移動用プランジャー4に
電源Eoから電流を流して吸引動作させる。
このプランジャー4の吸引動作後はトランジスタ34が
導通されたままなので抵抗R4を通じてプランジャー4
にホールド電流を供給する。
停止状態において一時停止指令スイッチ20を閉じた場
合もナンドゲート25は論理和なので出力が即座に反転
しリアルタイムでヘッド移動用プランジャー4が吸引動
作され、その動作状態に保持される。
再生指令記憶回路22と同様、フリツプフロツプ回路で
構成される一時停止指令記憶回路23、停止指令記憶回
路24の出力はナンドゲート35,36で構成されるフ
リツプフロツプ回路29a(第2図の記憶回路29を構
成)に接続されているので、この回路29aに一度、一
時停止指令がセットされるその第1出力端であるC点は
H1第2出力端であるd点はLに保たれ、次に停止指令
スイッチ21を閉じるまでは反転しない。
したがって上記フリツプフロツプ回路29aに一時停止
指令がセットされた状態では第2図の信号選択回路28
を構成するナンドゲート37の一方の入力すなわちd点
はLなのでその出力はHのままであり、ナンドゲート3
8は他方の入力すなわちa点がHかLかによってそれぞ
れLとHに反転する。
反対に前の状態が停止ならナンドゲート38の出力は常
にHであり、ナンドゲート37の出力は再生指令スイッ
チ19が閉じられフリツプフロツプ回路22aのa点が
Lになって後、トランジスタ39.40と抵抗R5〜R
8、コンデンサC2より成る遅延回路27により遅れて
e点がLになってからHに反転する。
ナンドゲート41は論理積(OR)回路として動作し、
上述のプロセスで一時停止指令を記憶回路29に一度セ
ットした後、再生指令スイッチ19を閉成した場合には
リアルタイムでLに反転し、停止状態から再生指令をす
ると一定時間遅れてLに反転する。
このゲート41の出力はインバータ42を通じて前述の
ヘッド移動用プランジャー4の場合の駆動回路26と全
く同じ構成の駆動回路30に供給され、テープ定速走行
駆動用プランジャー13を吸引動作させ保持する。
なお上記実施例ではヘッド移動用プランジャーでヘッド
をテープ側に移動させたが、テープシフタを設け、これ
をプランジャーで移動させてテープをヘッド側と移動さ
せるものとしても良い。
また上記実施例では信号選択回路28を特別に設けてい
るが、たとえば第3図に示す遅延回路27を構成するコ
ンデンサC2を一時停止状態で再生指令スイッチを操作
した時に切離すようにスイッチを介在させる等の構成と
すれば信号選択回路を簡略化することができる。
以上説明したように本発明の磁気記録再生装置によれば
次のような効果が得られる。
すなわち、一般にヘッドとテープを接触させる第1のプ
ランジャーと ビンチローラをキャプスタンに圧接させ
る第2のプランジャーそれぞれを同時に動作させて装置
を再生又は録音状態にする構成では、通常たとえばIA
に近い大きなラッシュ電流が流れる2個あるいはそれ以
上のプランジャーを同時に動作させることは電源容量の
点で好ましくないが、本発明では複数のプランジャーの
吸引動作に時間遅れを設けることによりプランジャーの
同時動作を行なわさないようにしているので小さい容量
の電源でも満足な動作を行なわせることができ、コスト
的にもスペース的にも有利である。
さらに本発明ではヘッドとテープを接触させたままビン
チローラをキャプスタンから離しおく一時停止状態から
再生又は録音を再開すべく再生指令スイッチを操作して
上記第2のプランジャーを吸引する場合上述の2つのプ
ランジャーの動作のタイミングを設定する遅延動作が行
なわれないので一時停止解除時の再生又は録音の再開の
遅れを無くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実例における磁気記録再生装置の要
部構成図、第2図は同装置の基本的回路構成図、第3図
は同装置の具体的回路図である。 1,2・・・・・・ヘッド、4・・・・・・第1のプラ
ンジャー、7・・・・・・テープ、11・・・・・・ビ
ンチローラ、12・・・・・・キャプスタン、13・・
・・・・第2のプランジャー、19・・・・・・再生指
令スイッチ、20・・・・・・一時停止スイッチ、27
・・・・・・遅延回路、28・・・・・・信号選択回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 再生指令スイッチの操作により動作しヘッドとテー
    プとを互に接触させるための第1のプランジャーと、こ
    の第1のプランジャーの動作時点より一定時間遅れて動
    作しビンチローラをキャプスタンに圧接させるための第
    2のプランジャーと、上記第1、第2、2つのプランジ
    ャーのうち第1のプランジャーのみが動作しテープの走
    行が一時的に停止された状態において再生指令スイッチ
    を操作した時、その操作と同時に第2のプランジャーを
    動作させるための制御回路を備えてなる磁気記録再生装
    置。
JP52109305A 1977-09-09 1977-09-09 磁気記録再生装置 Expired JPS5847773B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP52109305A JPS5847773B2 (ja) 1977-09-09 1977-09-09 磁気記録再生装置

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JP52109305A JPS5847773B2 (ja) 1977-09-09 1977-09-09 磁気記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS5442108A JPS5442108A (en) 1979-04-03
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ID=14506817

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JP52109305A Expired JPS5847773B2 (ja) 1977-09-09 1977-09-09 磁気記録再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255960A (ja) * 1988-08-20 1990-02-26 Fujikura Ltd 光電流センサ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6046833A (ja) * 1983-08-23 1985-03-13 Meiki Co Ltd 多段プレス装置
JPS60180630A (ja) * 1984-02-27 1985-09-14 Meiki Co Ltd プレス装置におけるロ−ダ/アンロ−ダ装置

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JPS5442108A (en) 1979-04-03

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