JPS5935859Y2 - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置

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JPS5935859Y2
JPS5935859Y2 JP6137979U JP6137979U JPS5935859Y2 JP S5935859 Y2 JPS5935859 Y2 JP S5935859Y2 JP 6137979 U JP6137979 U JP 6137979U JP 6137979 U JP6137979 U JP 6137979U JP S5935859 Y2 JPS5935859 Y2 JP S5935859Y2
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JP
Japan
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hinge member
hinge
head
cassette
lid
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JP6137979U
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JPS55160504U (ja
Inventor
富 谷脇
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、分割可能なヒンジ装置に係り、例えばカセ
ットテープレコーダにおける磁気ヘッドの保護カバーを
構成するヘッドリッドと前面パネルとの連結に用いて好
適なヒンジ装置に関する。
従来、一般にヒンジ装置は2個のヒンジ部材を回動自在
に連結して構成されているが、これらヒンジ部材は分割
が不可能であり、ヒンジ装置を介して連結される2個の
構成体を分離することができず、種々の不都合を招来し
ていた。
例えばカセットテープレコーダにおける磁気ヘッドの保
護カバーとしてのへラドリッドと前面パネルとの連結に
あっては、ヘッドリッドが前面パネルから取り外すこと
ができず、磁気ヘッド、ピンチローラ等の清掃あるいは
消磁等のメインテナンヌ作業が煩雑になるという欠点が
あった。
この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、ヒ
ンジ部材相互の係合離脱を可能としたヒンジ装置を提供
すること、更に、所定の開閉位置にヒンジ部材を保持し
得るようになしたヒンジ装置を提供することを目的とす
るものであり、その特徴とするところは、互いに対向す
る面に円孤状凹部を有する一対の係合用弾性片を設けた
第1のヒンジ部材と、前記円孤状凹部に係合する軸を設
けた第2のヒンジ部材とでヒンジ装置を構成し、前記円
孤状凹部、軸を介して第1.第2のヒンジ部材を回動自
在かつ係合離脱自在に連結したことにあり、更に、前記
第1.第2のヒンジ部材のうちいずれか一方に突起を設
け、他力にはこの突起に係止する係止部を有する係止用
弾性片を設けたことにある。
以下この考案を図面に示す実施例に基づき説明する。
まず、第1のヒンジ部材23は第1図に示すように、下
端部には、その先端部に傾斜面26 、26、円孤状凹
部25.25を有し、後述する第2のヒンジ部材の軸に
係合する一対の係合用弾性片24.24が形成されてい
る。
更に、この係合用弾性片24,24の外側面には傾斜面
28、円弧面29およびこれらの面の境に形成され、後
述する第2のヒンジ部材の突起を係止する段部30を各
々具備する係止用弾性片27が形威さレテいる。
更に又、上端部には、この第1のヒンジ部材23を他部
材に固定するための突起34、および貫通孔36を有す
るボス部35が形成されている。
一力、第2のヒンジ部材9は第2図に示すように、起立
部12と、この起立部12の下端から水平力向に延設さ
れた水平部13と、これら起立部12および水平部13
と一側において直交する側壁部14とから大略構成され
ている。
そして、起立部12には、上部背面に、段部15が形成
され、下部両端部にこの第2のヒンジ部材9を他部材に
固定するためのねじ孔17,17が形成されている。
又、側壁部14には、略中央部内面に前記第1のヒンジ
部材23を回動自在に保持する軸18が突設され、下部
内面に前記第1のヒンジ部材23の回動規制を行うため
の断面円形状の突起19が突設されている。
更に、水平部13には、この第2のヒンジ部材9を他部
材に固定するためのねじ孔22が形成されている。
しかして、この考案のヒンジ耐層は、前記第1のヒンジ
部材23の係合用弾性片24,24の傾斜面26.26
を介してその円孤状凹部25,25内に、第2のヒンジ
部材9の軸18を弾性的に係合保持させ、この軸18を
中心に相対的回動自在に構成される。
又、この回動に伴い、第1のヒンジ部材23の突起19
が、第2のヒンジ部材9の係止用弾性片27の段部30
に弾性的に係止された状態で、その回動は、いわゆるク
リック状態で軽く阻止されるようになっている。
次に、上記構成からなるヒンジ装置を、カセットテープ
レコーダにおける磁気ヘッドの保護カバー装置としての
ヘッドリッドの回動装置として用いた例につき説明する
すなわち、従来一般に、1FTffiパネルの前部にカ
セットを装着する形式のカセットテープレコーダにあっ
ては、前面パネルの前部に配設された磁気ヘッドは、前
面パネルにヒンシヲ介して回動自在に連結されたヘッド
リッドにより覆われるようになっているが、従来のもの
にあってはヘッドリッドは前面パネルに対して回動自在
ではあるが、取り外すことができず、磁気ヘッドの清掃
あるいは消磁等のメインテナンス作業時、かかるヘッド
リッドが邪魔となり、その作業が煩雑となると共に、ヘ
ッドリッド自体の清掃作業も煩雑であるという不都合が
あった。
このような事情に鑑み、前記のヒンジ装置をかかるヘッ
ドリッドの回動装置として用いた例を以下述べる。
まず、第3図a、bは、各々この考案のヒンジ装置を用
いたカセットテープレコーダの正面図および要部右側面
図であり、このカセットテープレコーダ本体1の前面パ
ネル2の前部のたとえば、同図すにおいて前面パネル2
の左側にカセット(図外)が起立状態で装置されるよう
になっている。
すなわち、前面パネル2の前部にはリール軸3.3が突
設され、このリール軸3,3の上方には断面り字形状を
なし、下部を開口したセンサーカバー4が取付けられ、
このセンサーカバー4内にはカセットの誤消去防止用開
−T−Lおよびクローム(Cr02)テープを用いたカ
セットに設けられ、このテープの種類を検出するための
開孔を検出するセンサー片5,5が配設されると共に、
カセットを下刃に附勢するための板ばね4aが配設され
ている。
又、リール軸3,3の下刃には、録音再生用および消去
用の2個の磁気ヘッド6.6、ピンチローラ(図外)が
前面パネル2の前部へ突出するように取付けられ、上下
動可能なヘッドベースが、カセット装着時のカセットの
案内をなすガイドピンおよびカセット装着完了時にカセ
ットの基準孔に係止されカセットの保持を行う保持ロー
ラ等と共に配設されている(いずれも図外)。
そして、これら磁気ヘッド6.6、ピンチローラ、ガイ
ドピン、保持ローラ等は、第4図a、bに示すように、
前面パネル2の前部の開口部11の下端両端部に固定さ
れ断面路り字形状のへラドカバー7と、このヘッドカバ
ー7に固定されサイドカバーを兼用する前記第2のヒン
ジ部材9,9と、この第2のヒンジ部材9,9に対して
回動自在に係止されると共に着脱自在な前記第1のヒン
ジ部材23と、この第1のヒンジ部材23に固定された
後述するヘッドリッド8とにより、覆われ保護されるよ
うになっている。
なお、第3図に示すように、前面パネル2の前部には電
源スィッチ43、テープカウンタ44、操作釦46、メ
ータ47等が配設されている。
すなわち、ヘッドリッド8は、第5図に示すように、断
面コ字状をなし、背面部31の両端部には、前記第1の
ヒンジ部材23の突起34およびボス部35に対応して
係止孔32および固定孔33が形成され、これら突起を
係止孔32に係合させると共に、貫通孔36を貫通する
タッピングねじ37を固定孔33にねじ込むことにより
、第1のヒンジ部材23とヘッドリッド8との固定がな
される。
又、ヘッドリッド8の背面部31には、前記第2のヒン
ジ部材9の軸18を中心として回動する際に前記ピンチ
ローラ、ガイドピン、保持ローラ等の逃げのための切欠
き38乃至42が形威されている。
一力、ヘッドカバー7は、その水平部20の両端部にお
いて、ねじ21により、前記第2のヒンジ部材9のねじ
孔22を介して第2のヒンジ部材9に固定され、又、こ
の第2のヒンジ部材9は、ねじ16をねじ孔17,17
に螺挿し前面パネル2に固定される。
このようにして、カセットテープレコーダの磁気ヘッド
の保護カバー装置としてのへラドリッド8の回動装置と
して用いられているこの考案のヒンジ装置につき以下述
べる。
まず、カセットテープレコーダを使用していず、磁気ヘ
ッド6.6等を保護するときには、ヘッドリッド8は第
4図において時計方向に回動させて、第4図aに示すよ
うに磁気ヘッド6.6を覆うようになす。
この状態にあって、磁気ヘッドa、6等は、上方、前方
下刃、側力の全てがヘッドリッド8、ヘッドカバー7、
第2のヒンジ部材9,9で覆われることになり、塵埃の
付着等の憂いは生じない。
そしてこの状態にあって、第1のヒンジ部材23の係止
用弾性片27の段部30が、その弾性作用により第2の
ヒンジ部材9の突起19と弾性的に係止することにより
、第1のヒンジ部材23は、第4図aにおいて、時計方
向、反時計方向の両方向へのその回動を、いわゆるクリ
ック状態に軽く阻止されている。
しかも、この状態において、第1のヒンジ部材23の下
端は、第2のヒンジ部材9の起立部12の上端に当接し
ているため、時計方向の回動は完全に阻止されているの
で、これ以上時計方向に回動することはない。
このように、第4図aに示す状態は保持され、ヘッドリ
ッド8は確実に磁気ヘッド6.6等を覆い保護すると共
に、振動等により不用意に揺動することもない。
次に、カセットを所定の位置に装着するために、ヘッド
リッド8を開放した使用状態について説明する。
まずヘッドリッド8を第2図において反時計方向に強制
的に回動させる。
すると、第1のヒンジ部材23の係止用弾性片27が弾
性変形し、その段部30と、第2のヒンジ部材9の突起
19との係合が解除される。
しかして、第1のヒンジ部材は反時計方向に回動可能と
なり第2図すに示す傾倒状態に回動される。
この状態にあって、第1のヒンジ部材23の一部が、ヘ
ッドカバー7の上端部に当接することにより、この状態
は保持されることになり、カセットの装着が可能となる
しかして、カセットを装着し操作釦46を・操作するこ
とによりヘッドベースを上動させ磁気ヘッド6.6をカ
セットのテープに接触させ録音、再生等を行ない得る。
又、磁気ヘッド6.6、ピンチローラの清掃、消磁等の
メインテナンス作業をなすために、ヘッドリッド8を取
り外す際には、第4図すに示す状態で、ヘッドリッド8
を上刃に引き上げ、第1のヒンジ部材23の係合用弾性
片24.24を弾性変形させて拡開させ、その円孤状凹
部25,25と第2のヒンジ部材9の軸18との係合を
解除し、ヘッドリッド8とヘッドカバー7、すなわち前
面パネル2から取り外すことができる。
しかして、磁気ヘッド6.6、ピンチローラ等はヘッド
リッド8に邪魔されることなく、露呈され清掃等の作業
が容易になし得、又、ヘッドリッド8の清掃も容易にな
し得、その着脱作業も容易になし得る。
すなわち、ヘッドリッド8の取付けは、第2のヒンジ部
材23の係合用弾性片24,24と、第1のヒンジ部材
9の軸18との位置合せを行い、しかる後へラドリッド
8を下刃へ抑圧するのみで簡易になし得、前述のような
メインテナンス作業および製造時の組立作業性に優れる
なお、この考案のヒンジ装置は、カセットテープレコー
ダのへラドリッドの回動装置として以外にも、広く適用
され得るものであり、特に着脱を必要とする場合、ある
いは回動を所定位置でクリック状態で停止させる場合等
に用いて好適である。
以上述べたように、この考案のヒンジ装置によれば、互
いに対向する面に円孤状凹部を有する一対の係合用弾性
片が設けられた第1のヒンジ部材と、前記円孤状凹部に
係合する軸が設けられた第2のヒンジ部材とでヒンジ装
置を構成したので、各ヒンジ部材を分離することができ
、かつ、その係合離脱作業もワンタッチで容易に行い得
るため、ヒンジ装置で連結される2つの構成体の分離を
必要とする場合等に用いて好適であると共に、機器製造
時の組立作業を容易になし得るため、その作業の簡易化
、ひいては製造コストの低減化が計れるという効果を有
し、更に、前記第1.第2のヒンジ部材のうちいずれか
一力に突起を設け、他力にはこの突起に弾性的に係止す
る係止部を有する係止用弾性片を設ければ、所定の開閉
位置に各ヒンジ部材を保持し得、簡単な構成でヒンジ装
置としての機能向上を計り得るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは、各々この考案のヒンジ装置の一実施例
の第1のヒンジ部材23を示す右側面図および背面図、
第2図a、b、cは、各々同第2のヒンジ部材9を示す
左側面図、正面図および右側面図、第3図a、bは、各
々この考案のヒンジ装置を用いたカセットテープレコー
ダ本体1の正面図および要部側面図、第4図aは、第3
図aの■−■線視線部要部拡大断面図4図すは、第4図
aにおいてへラドリッド8を傾倒させた状態を示す要部
拡大断面図、第5図a、bは、各々へラドリッド8の平
面図、および背面図である。 9・・・・・・第2のヒンジ部材、18・・・・・・軸
、19・・・・・・突起、23・・・・・・第1のヒン
ジ部材、24・・・・・・係/ 台用弾性片、25・・・・・・円孤状凹部、27・・・
・・・係止用弾性片、30・・・・・・係止部(段部)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 互いに対向する面に円孤状凹部を有する一対の係合
    用弾性片が設けられた第1のヒンジ部材と、前記保合用
    弾性片の円孤状凹部lこ係合する軸が設けられた第2の
    ヒンジ部材とからなり、前記円孤状凹部と軸とを介して
    第1.第2のヒンジ部材とを回動自在かつ係合離脱自在
    に連結したことを特徴とするヒンジ装置。 2 前記第1.第2のヒンジ部材のうち、いずれか−力
    のヒンジ部材には突起が設けられ、他力のヒンジ部材に
    は前記突起に弾性的に係止する係止部を有する係止用弾
    性片が設けられていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のヒンジ装置。
JP6137979U 1979-05-09 1979-05-09 ヒンジ装置 Expired JPS5935859Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6137979U JPS5935859Y2 (ja) 1979-05-09 1979-05-09 ヒンジ装置

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JP6137979U JPS5935859Y2 (ja) 1979-05-09 1979-05-09 ヒンジ装置

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Publication Number Publication Date
JPS55160504U JPS55160504U (ja) 1980-11-18
JPS5935859Y2 true JPS5935859Y2 (ja) 1984-10-03

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ID=29295341

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JP6137979U Expired JPS5935859Y2 (ja) 1979-05-09 1979-05-09 ヒンジ装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58135008U (ja) * 1982-03-05 1983-09-10 ティアック株式会社 磁気ヘツドハウジング組立体
JP2525159Y2 (ja) * 1990-01-26 1997-02-05 パイオニア株式会社 ディスクプレーヤのドア装置

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JPS55160504U (ja) 1980-11-18

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