JP2525159Y2 - ディスクプレーヤのドア装置 - Google Patents

ディスクプレーヤのドア装置

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JP2525159Y2
JP2525159Y2 JP1990005624U JP562490U JP2525159Y2 JP 2525159 Y2 JP2525159 Y2 JP 2525159Y2 JP 1990005624 U JP1990005624 U JP 1990005624U JP 562490 U JP562490 U JP 562490U JP 2525159 Y2 JP2525159 Y2 JP 2525159Y2
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JP
Japan
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door
disc player
front panel
pin
opened
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JP1990005624U
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JPH0398797U (ja
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達也 柳沢
信夫 納富
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Pioneer Corp
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Pioneer Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンパクトディスクと称されるデジタルオ
ーディオ用等のディスクを複数、マガジンに収容し、こ
れをディスクプレーヤの前面パネルの挿入口からディス
クプレーヤ内に装填し、そのディクを選択して再生する
ディスクプレーヤにおいて、前記前面パネルの挿入口を
開閉するディスクプレーヤのドア装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のディスクプレーヤにおいては、マガジ
ンの挿入口から内部に塵埃等が侵入するのを防止するた
め、フロントパネルの前面に向って起伏し、マガジンの
挿入口を蓋するドアが設けられている。
このドアは、前面パネルから一定角度開くと、ドアの
一辺が前面パネルに当り、或いはストッパによって、そ
れ以上ドアが開かないようになっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
このようなディスクプレーヤにおいて、マガジンの挿
入、取り出し等でドアが開いている時に、手やマガジ
ン、或いは他の器物等をドアに当て、ドアをその開いて
いる角度以上に開く方向に力が加わることがある。
その力の強さによって、ドアやそのストッパ、或いは
前面パネルを破損してしまうおそれがあった。
〔考案の目的〕
本考案は、従来のディスクプレーヤのドア装置の前述
の課題を解決するためのもので、ドアの開く角度は一定
ではあるが、このドアが開いている時に、ドアをそれ以
上開く方向に、ドアに力が加わった時、ドアに対する係
止が外れ、ドアのみがそれ以上開くことによって、ドア
等の破損を防止する。
そして、ドアを閉じた際には、前記の係止が再び係合
状態に戻り、次にドアを開けた時には、前記の一定角度
にドアが開くようになることを目的とするものである。
〔考案の概要〕
本考案は、前述の目的を達成するためのディスクプレ
ーヤのドア装置の手段に関し、前面パネルのディスク挿
入口の一側に螺着されたドアの開閉に連動する連動部材
とドアとの間に、ドアが一定角度に開くまでは係合し、
それ以上になると、連動部材に立設されたピンがストッ
パに当接して回転できなくなり、ドアに取付けられた係
止部材がピンとの係合を離脱する係合離脱手段を設けた
ものである。
〔考案の実施例〕
次に、本考案の実施の一例を、図面について説明す
る。
1はディスクプレーヤの前面に取り付けられる前面パ
ネルで、これには複数のディスクを装填できる図示しな
いマガジンをディスクプレーヤに挿入するための挿入口
1aが形成されている。
2は挿入口1aの下側において、前面パネル1に軸3で
螺着されているドアで、軸3に巻装されたトーションバ
ネ4によって、ドア2は開く方向に付勢されている。
又、ドア2の一側には、窪部2aが形成されており、こ
れを前面パネル1に設けた押ボタン5が係止することに
よって、ドア2は前記付勢に抗して、閉鎖状態に保持さ
れる。
ドア2の軸3には連動部材を構成する扇形ギヤ6が軸
支され、この扇形ギヤ6にはドア2側に向ってピン6aが
立設されている。
一方、ドア2には軸3を中心とする円弧状のアーム7
が突設されており、その先端は溝7aによって2つ割りさ
れ、且つピン6Aを抱持するような円内面7b、及び互いに
内側に向って対向する係止部7cが形成され係止部材が構
成されている。
そして、溝7aの部分には、コ字状に曲設されたバネ板
8が嵌められ、円内面7b、係止部7cを内側に向って付勢
している。
前記扇形ギヤ6は、内面パネル1に設けた回転速度を
落とすためのダンパ9の歯車9aを噛合し、ピン6aにはア
ーム7の円内面7bが嵌合するようになっている。
そして、ドア2が前記の閉鎖状態にある時、扇形ギヤ
6の一辺は、第1図に示すように、前面パネル1の内面
に当っているものである。
この状態で押しボタン5を押すと、ドア2の窪部2aに
対する押ボタン5の係止が外れ、トーションバネ4の付
勢によって、ドア2は開く方向に回動する。
このドア2の回動は、アーム7とピン6aの係合によっ
て、扇形ギヤ6に伝達され、扇形ギヤ6はダンパ9の歯
車9aを回動するので、ダンパ9の制動力により、ドア2
の開く速度は穏やかなものとなる。
そして、ドア2が第2図の位置まで回動すると、ピン
6aがストッパを構成する前面パネル1の内面に当り、扇
形ギヤ6のそれ以上の回動ができなくなり、ドア2の開
くのも、アーム7とピン6aの係合によって、約90度の位
置に止まる。
従って、前面パネル1の挿入口1aの前面が開放され、
マガジンの挿入、抜脱が可能となるものである。
この状態で、誤って手やマガジン、他の器物をドアに
当て、これをより一層開く方向に力を加えると、アーム
7とピン6aの係合は、溝7aそれ自体とバネ板8の付勢に
よる弾性結合であるためその係合が外れる。
そのため、ドア2は自由な状態となり、トーションバ
ネ4の付勢で、第3図の位置まで開くことになり、ドア
2、軸3等の破損が防止される。
この状態から、ドア2を閉じようとすると、アーム7
にピン6aが押されて扇形ギヤ6が回動し、その一辺が前
面パネル1の内面に、第1図のように当り、それ以上の
回動ができなくなる。
しかし、ドア2は更に閉じる方向に回動されるため、
バネ板8等の付勢に抗して溝7aが開き、円内面7bがピン
6aに嵌合し、第1図のドア閉鎖状態となるものである。
従って、次にドア2を開く時には、第2図の状態とな
るものである。
〔考案の効果〕
本考案は叙上のように、ドアを所定の角度開いている
時に、ドアに手や器物を当て、それ以上に開く方向に力
を加えると、ドアの開閉に連動する連動部材に立設され
たピンがストッパに当接して回転できなくなり、ドアに
取付けられた係止部材がピンとの係合を離脱して、ドア
の一層の開放を可能とする。
そのため、このような場合でも、ドアやその開閉機構
に無理な力が加わることがなくなり、その破損を未然に
防止できる。
このような係合離脱手段の離脱時に、ドアを閉じれ
ば、係合離脱手段が再び係合し、次にドアを開いた時に
は、その開放角度は一定角度に保つことができるもので
ある。
そして、その構成も簡単で、ギアの最小限の90度分の
回転ですむためスペースをとらずかつ、故障のおそれも
なく、又ドアの開放速度を制限するダンパ等の採用にも
支障がない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の閉鎖状態の断面図、 第2図はその開放状態の断面図、 第3図はそのピンとアームの係合離脱時の断面図、 第4図は正面図、 第5図は要部の斜視図である。 1……前面パネル、1a……挿入口、2……ドア、6……
扇形ギヤ、6a……ピン、7……アーム、7a……溝、7b…
…円内面、7c……係止部、8……バネ板、9……ダン
パ、9a……歯車。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクプレーヤの前面に取り付けられ、
    ディスクを挿入する挿入口を設けた前面パネルと、該前
    面パネルの一側に螺着されたドアと、該ドアの開閉に連
    動する連動部材と、該連動部材と前記ドア間に設けら
    れ、ドアの開き角度が一定角度に開くまでは前記連動部
    材に立設されたピンと前記ドアに取り付けられた係止部
    材が係合し、開き角度がそれ以上になると前記ピンがス
    トッパに当接して回転できなくなって係合を離脱する係
    合離脱手段とを備えたことを特徴とするディスクプレー
    ヤのドア装置。
JP1990005624U 1990-01-26 1990-01-26 ディスクプレーヤのドア装置 Expired - Lifetime JP2525159Y2 (ja)

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