JPS5935821A

JPS5935821A - 圧延機

Info

Publication number: JPS5935821A
Application number: JP57145190A
Authority: JP
Inventors: Takanori Miyake; 三宅　孝則; Masatoshi Inoue; 井上　正敏; Kazufumi Baba; 馬場　和史; Shigeru Isoyama; 茂磯山; Masaaki Tarui; 樽井　正昭
Original assignee: IHI Corp; Kawasaki Steel Corp
Current assignee: JFE Steel Corp; IHI Corp
Priority date: 1982-08-20
Filing date: 1982-08-20
Publication date: 1984-02-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、圧延機に係り、特に、水平ロール圧延機の前
面又は後面に配設される竪ロール圧延機として用いるの
に好適な、圧延材を圧延するための［］−ルを有する圧
延機の改良に関する。

従来、厚板圧延においては、成形パス、幅出しパス、仕
上げパスを通して所定の寸法（製品寸法＋α、αは圧延
精度による余裕代、切り代等）に仕上げている。しかし
ながら、圧延が終了したままの厚鋼板１０の平面形状は
、圧延条件によって、第１図に示すような太鼓形状、又
は、第２図に示すような鼓形状となるため、製品１２の
形状に対して、側端の形状不良部１０ａ及び先後端の形
状不良部１０１〕を有しており、そのため、αは、製品
１２の寸法に比べて、かなり余裕をみて大ぎくどってい
るのが現状であり、歩留り低下をきたしている。

そこで近年、歩留り向上を目的として、水平ロール圧延
機の前面又は後面、或いは、前後面両方にエツジング圧
延用の竪ロール圧延機（エツジヤ−と称する）を配設し
た可逆圧延機或いはタンデム圧延機を用いて、圧延を終
了したままの状態で、幅形状及び側端部断面形状が矩形
化された、トリミンクが不要な厚鋼板が得られるように
すルＦｊ　板圧延方法が注目されている。しかしながら
従来は、エツジング圧延用のエツジヤ−１４は、例えば
第３図に示す如く構成されており、圧延材１６を幅方向
に圧下するための竪ロール１８が、ハウジング２０内に
配設されていたため、エツジング圧延本数が増加するに
伴ない、経時的にロール表面が摩耗し、ロールプロフィ
ールが変化した場合は、必要に応じて、竪ロール１８を
ハウジング２０から外して、オフラインで組替え、研磨
しなければな−らす、圧延能率が低下する大きな要因と
なっていた。図において、２２は、竪ロール′１８を回
動自在に支持する竪ロールチヨツク、２４は、竪ロール
１８を回転駆動するための竪ロール駆動軸、２８は、竪
ロール圧下プレッシャブロック２６及び前記竪ロールチ
ヨツク２２を介して前記竪ロール１８を幅方向に圧下す
るための竪ロール圧下スクリュ、３０は、該竪ロール圧
下スクリュ２８に嵌合されたウオームホイール、３２は
、該ウオームホイール３０と螺合するウオーム軸、３４
は、該ウオーム軸３２を回動することにより前記竪ロー
ル１８を幅方向に圧下するための竪ロール圧下用電動機
、３６は、前記竪ロールチヨツク２２のバランスをとる
ための、例えばバネからなるバランス装置（油圧シリン
ダでもよい）、３８は、前記竪ロール１８の圧下位置を
検知するための、前記竪ロール圧下スクリュ２８の回転
変位に応じてパルス信号を発生するパルス発信器である
。

又、現在のロール研磨は、圧延本数によって管理されて
おり、実際のロール摩耗状態、ロールプロフィールは把
握できないのが実情であり、ロール研磨量及び研磨タイ
ミングのＲ適化を図ることは困難であった。

更に、前記のような竪ロール１８を有するエツジヤ−１
４によりエツジング圧延を行った場合、通常、第４図に
示す如く、圧延材１６の両側端部にドツグボーン１６ａ
が発生するので、このドツグボーン１６ａを平坦にし、
所定の圧延寸法の板厚に到達するまで、第５図に示す如
く、水平ロール４０により水平パスを繰り返すと、圧延
材１６の側端部にダブルパルシング１６ｂが発生して折
り込み形状となり、この部分は、製品形状から除外して
考えねばならないため、歩留り上大きな損失となってい
た。

このような欠点を解消するべく、竪ロールの少くとも一
部に、第６図に示すようなカリバー４２ａを形成し、該
カリバー４２８が形成された竪カリバーロール４２によ
り前記圧延材１６の側端隅部を予め面取りして、その後
の竪ロール１８によるエツジング圧延の結果、本来発生
すると見込まれるドツグボーン体積を、面取り部分にメ
タルフローさせ、圧延材１６の断面形状を矩形に近づけ
、その後の水平圧延において折り込みが発生しにくくし
、歩留り上の損失を低減することも考えられる。

しかしながら、従来は、このようなカリバー４２ａが形
成された竪カリバーロール４２に関しても、その摩耗や
ロールプロフィールの悪化に対しては、何ら対策が考え
られていなかった。

本発明は、前記従来の欠点を解消するべくなさ４− れたもので、ロールの研磨を、ロールをＩ１％？えるこ
となく、オンラインで、迅速に、かつ、能率よく行うこ
とができ、従って、ロールの摩耗によるロールプロフィ
ールの悪化を容易に防止することができる圧延機を提供
することを目的とする。

本発明は、圧延材を圧延するためのロールを有する圧延
機において、前記ロールの摩耗状態及びロールプロフィ
ールを検出するためのセンサと、該センサの出力に応じ
て、前記ロールをオンラインで研磨するためのグライン
ダとからなるオンラインロール研磨装置を備え払ことに
より、前記目的を達、成したものである。

また、前記ロールが、カリバーが形成されたカリバーロ
ールである場合に、前記グラインダを、前記カリバーロ
ールのカリバ一部を研磨するためのカリバ一部用グライ
ンダと、前記カリバーロールの平坦部を研磨するための
平坦部用グラインダとから構成して、カリバ一部及び平
坦部の研磨が、迅速かつ容易に行えるようにしたもので
ある。

以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明づ−
る。

本実施例は、第７図及び第８図に示す如く、前出第６図
及び第３図に示したような、従来例と同様の、竪カリバ
ーロール４２と、ハウジンク２０と、竪ロールチヨツク
２２と、竪ロール駆動軸２４と、竪ロール圧下プレッシ
ャブロック２６と、竪ロール圧下スクリュ２８と、ウオ
ームホイール３０と、ウオーム軸３２と、竪ロール圧下
用電動機３４と、バランス装置３６と、パルス発信器３
８と、該パルス発信器３８出力のパルス信号を演算する
ことにより、竪ロール開度を算出する竪ロール開度演算
装置４４と、該竪ロール開度演算装置４４の出力に応じ
て前記竪ロール圧下用電動機３４を制御することにより
、竪カリバーロール４２の開度を制御する竪ロール開度
制御装置４６とを有するエツジヤ−１４において、前記
ハウジング２０内に、前記竪カリバーロール４２の摩耗
状態及びロールプロフィールを検出するための光マイク
ロセンサ５０と、該光マイクロセンザ５０の出力に応じ
て、前記竪カリバーロール４２をオンラインで研磨する
ための、前記竪カリバーロール４２のカリバー４２８を
研磨するカリバ一部用グラインダ５２ａと、前記竪カリ
バーロール４２の平坦部を研磨する平坦部用グラインダ
５２１）とから構成されるグラインダ５２と、該グライ
ンダ５２を回転駆動するためのグラインダ駆動用電動機
５４と、前記光マイクロセンサ５０及びグラインダ５２
が配置された１〜ラバーリ５６を竪カリバーロール４２
の軸方向に移動するための１〜ラバ一ス用電動機５８と
、前記光マイクロセンザ５０の出力に応じて竪カリバー
ロール４２のロールプロフィールを算出し、前記トラバ
ース用電動機５８を制御して、グラインダ５２の位置を
設定するだめの演算制ｔｌｌ装置６０とからなるオンラ
インロール研磨装置４８を組み込んだものである。

前記光マイクロセンザ５０は、例えばｌ−Ｉ　Ｅ　−Ｎ
Ｅレーザビームを竪カリバーロール４２の背面に照射し
、ロール表面の状態に応じて反則・散乱した光の一部を
結像レンズを通し光検出素子の受光面に投影し、光束が
受光面上のどの位置に大剣−／− しているかを電気出力に変換してロール表面の変位を検
出する光学センサであり、既に幅言Ｉ等として使われて
いるものである。

又、前記グラインダ５２は、そのカリバ一部用グライン
ダ５２ａと平坦部用グラインダ５２ｂが、回転シフト機
構６２によりシフト可能とされ、竪カリバーロール４２
の被研磨部に応じて、被研磨部がカリバ一部である場合
には、カリバ一部用グラインダ５２ａを選択し、被研磨
部が平坦部である場合には平坦部用グラインダ５２ｂを
選択するように構成されている。

以下作用を説明する。

先ず通常圧延時は、オンラインロール研＠装置４８のグ
ラインダ５２が、竪カリバーロール４２から離れた′ｆ
Ｆｊ機状態とされており、前記演算制御装置６０の出力
に応じて、一定時間毎に、光マイクロセンサ５０がトラ
バーサ５６により竪カリバーロール４２の軸方向に往復
移動され、圧延中に竪カリバーロール４２のロール摩耗
状態及びロールプロフィールが検出され、演舞制御装置
６０の８− メモリ機能部分に保持されている。前記光マイクロセン
ザ５０の走査により、ロールの変摩耗状態或いはロール
プロフィール悪化が検出された場合には、同じく圧延中
に、竪ノ〕リバーロール４２の圧延に使用していない部
分（カリバー４２ａの部分或いは平坦部）を、演算制御
装置６０の出ノｊに応じて、グラインダ５２をロール軸
方向に移動しながら、又は固定した状態で圧接して、圧
延中に検出したロールプロフィールの記憶データに基づ
き、ロールプロフィール或いは摩耗状態が最適な状態と
なるよう、オンラインロール研＠装置４Ｂによりオンラ
インで研磨する。

なお、前記実施例においては、本発明が、竪カリバーロ
ールを有するエツジヤ−に適用されていたが、本発明の
適用範囲はこれに限定されず、条鋼圧延やホットストリ
ップミルで用いられている竪ロール圧延機、或いは、通
常の竪ロールを有する竪ロール圧延機、更には、水平ロ
ール圧延機にも同様に適用できることは明らかである。

以上説明した通り、本発明によれば、圧延機のロール研
磨を、ロールを組替えることなく、オンラインで、迅速
に、かつ能率よく行うことができる。又、グラインダの
砥石は、圧延機の保守時等に取替えればよい。従って、
圧延能率を落とすことなく、ロール形状を容易に良好な
形状に維持することができるという優れた効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は、従来の厚板圧延における圧延終了
後の厚鋼板の平面形状を示す平面図、第３図は、従来の
エツジング圧延用竪ロール圧延機の構成を示す正面図、
第４図は、エツジング圧延時に発生するドツグボーンの
形状を示す正面図、第５図は、エツジング圧延後の水平
圧延におけるバルジング発生状況を示す正面図、第６図
は、鋼板側端部の断面形状を改善するため竪カリバーロ
ールにより面取りを行っている状態を示す正面図第７図
は、本発明に係る圧延機の実施例の要部構成を示す正面
図、第８図は、前記実施例における光マイクロセンサ及
びグラインダの配設状態、構成を示す平面図である。１４・・・エツジヤ−１１６・・・圧延材、２０・・・ハウジング、２２・・・竪ロールチヨツク、２４・・・竪ロール駆動軸、４２・・・竪カリバーロール、４２ａ・・・カリバー、４８・・・オンラインロール研磨装置、５０・・・光マ
イクロセンサ、５２・・・グラインダ、５２ａ・・・カリバ一部用グラインダ、５２ｂ・・・平
坦部用グラインダ、５４・・・グラインダ駆動用電動機、５６・・・トラパーザ、５８・・・トラバース用電動機、６０・・・演斡制御装置、６２・・・回転シフト機構。、代理人　　高　矢　　論（ばか１名）１１− 第１図　　　　　第２図第　３０第４図　　　　第５図＝１２− 第６図第７区第８図４２、。Ｑ””ｏめ／６つ第１頁の続き ■発　明　者　樽井正昭横浜市磯子区新中原町１番地石川島播磨重工業株式会社横浜第２工場内 ■出　願　人　石川島播磨重工業株式会社東京都千代田
区大手町２丁目２番１号

Claims

【特許請求の範囲】

（１）圧延材を圧延するためのロールを有する圧延機に
おいて、前記ロールの摩耗状態及びロールプロフィール
を検出するためのセンサと、該センサの出力に応じて、
前記ロールをオンラインで研磨するためのグラインダと
からなるオンラインロール研磨装置を備えたことを特徴
とする圧延機。
（２）前記ロールが、カリバーが形成されたカリバーロ
ールであり、前記グラインダが、前記カリバーロールの
カリバ一部を研磨するためのカリバ一部用グラインダと
、前記カリバーロールの平坦部を研磨するための平坦部
用グラインダとから構成されている特許請求の範囲第１
項に記載の圧延機。