JPS5935816Y2 - 移動目標検出レ−ダ - Google Patents

移動目標検出レ−ダ

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JPS5935816Y2
JPS5935816Y2 JP8942676U JP8942676U JPS5935816Y2 JP S5935816 Y2 JPS5935816 Y2 JP S5935816Y2 JP 8942676 U JP8942676 U JP 8942676U JP 8942676 U JP8942676 U JP 8942676U JP S5935816 Y2 JPS5935816 Y2 JP S5935816Y2
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JP
Japan
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signal
frequency
pulse signal
pulse
output
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JP8942676U
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JPS537161U (ja
Inventor
哲夫 片山
米郎 西岡
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパルスドプラ方式の移動目標検出レーダ(以下
MTIレーダという。
)に関する。7般にMTIレーダは受信機の例えば中間
周波数において零ドプラ信号を除去するために零ドプラ
抑圧フィルタ(狭帯域遮断フィルタ。
)が挿入されており、固定目標信号とかクランタ信号の
ようにドプラ成分が零か零に近い信号は除去されている
これに対して移動目標信号を抽出するために上記中間周
波数において中間周波数fを中心に送信パルス繰返し周
波数fRの帯域を持つ帯域通過フィルタが挿入されてい
る。
なお送信波および反射波(受信波)は、送信周波数を中
心とするパルス変調のスペクトラムを有し、各スペクト
ラムの間隔は前記fRK8応していることは言うまでも
ない。
またこのようなフィルタの構成上、fRはある程度高い
周波数(数10 KH2’)を選ぶ必要がある。
ところで=般にレーダの距離校正を行うには、レーダに
より固定目標を捉えてその距離情報を算出し、これが他
の手段(例えば光学的測定)′C得た真の距離情報に一
致するように距離校正系を調整するものである。
またレーダによる目標捕捉精度を高めろために目標角度
情報を算出して真の角度情報を基準にして角度校正を行
うこともある。
しかし上記のようなMTIレーダは、移動目標信号のみ
抽出し固定目標信号を除去するので、例えばコーナリフ
レクタを付けた風船や固定目標を捜索あるいは追随して
固定目標信号を得て距離情報あるいは角度情報を算出す
ることができず、距離校正あるいは角度校正が不便であ
った。
このような不便を解決するために、上記校正時に前記遮
断フィルタを除去することが考えられるが除去操作は煩
雑である。
あるいは上記フィルタをバイパスするような切換回路を
形成することも考えられる。
しかし通常この種のフィルタは水晶フィルタが用いられ
、且つ水晶フィルタの入出力にある電気振動0超音波の
変換素子の振幅減衰が太きL・ためにこれを補償する増
幅器は利得の大きいものが必要である。
したがって水晶フィルタの切換えに伴って上記補償増幅
器も切換える必要がある。
しかしこの増幅器を含むAOC(自動利得調整)系が形
成されて(・ろと、上記のような切換回路の構成は難し
く複雑になる。
またMTI受信機を複数系列(和、差など、)用いてモ
ノパルス角度追随受信機を構成する場合には、上記各系
列において上記のような切換回路を形成することは、各
系列の位相関係を一定に保つ必要があるから一層難しい
また上記したようなフィルタの除去、切換えを行わずに
、前記校正時に送信周波数を少しシフトし、中間周波数
を少しシフトすることによって固定目標信号が零ドプラ
抑圧フィルタを通過するようにすることも考えられる。
このためには送信周波数源である局部発振器の発振周波
数をシフトさせることが考えられるが、通常この局部発
振器は安定化発振器であり発振周波数を所望通りシフト
させることが難しい。
しあるいは局部発振器の発振周波数をシフトさせ
ることなく所望の周波数シフト量に対応した周波数を発
振可能な校正用発振器および周波数d合量を付設し、校
正時に局部発振器出力と校正用発振器出力とを周波数混
合器により置台して周波数変換し、この変換出力周波数
を送信周波数とすることも考えられる。
しかしこのように校正用発振器および周波数混合器を付
設することはとりもなおさず原発振器、周波数てい倍器
、増幅器等が付設されることになり、構成が大型化する
とともに複雑になる。
しかも、このように単に送信周波数自体を変える方法で
は、送信パルスの繰返し周期は変わらないため遠距離に
ある目標の距離校正をすることができない。
すなわち、レーダと目標間の電波の往復時間が送信繰返
し周期よりも長(なると、反射信号がどの時点の送信パ
ルスに基づくものであるかが不明になるため、目標の角
度検出はできても(目標の有無がわかれば可能)、距離
検出ができない欠点がある。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、切換操作
により送信パルスの繰返し周波数を、MTI動作に必要
な周波数より所定値以上低くして送信信号の周波数スペ
クトラムの間隔を狭くし、固定目標反射信号の側波帯成
分を移動目標信号抽出用フィルタにより抽出可能にする
ことによって距離校正、角度校正時などに固定目標信号
を抽出でき、校正を簡単に行い得ると共に構成が簡単で
安価に実現可能なパルスドプラ方式の移動目標検出レー
ダを提供するものである。
以下図面を参照して本考案の一実施例を詳細に説明する
第1図は周知のMTIレーダの→りに対して距離校正時
などにMTI用トリガ発生器11のトリガ出力に代えて
ノーマル動作用トリガ発生器12のトリガ出力を切換ス
イッチ13により切換選択し得るように変更した構成を
示すものである。
上記ノーマル動作用トリガ発生器12は、MH用トリ・
ガ発生器11のトリガ出力の繰返し周波数fRの例えば
約l/2(これは後述する帯域通過フィルタ26の特性
との関係で定まる。
)の繰返し周波数fR′を有するトリガパルスを発生す
る。
次に第1図の周知のMT Iレーダ部分について説明す
る。
先ず安定化局部発振器14,15はそれぞれ対応して周
波数fL、frを発振する。
ここで周波数fIはレーダ受信機の中間周波数である。
上記両発振器14,15の各出力信号は周波数混合器1
6により混合されて送信周波数成分が導出されろ。
この出力信号は適宜増幅されて変調送信機11に導かれ
る。
一力、前記MTI用トリガ発生器11は所定の繰返し周
波数fRのトリガパルスを発生し、とのトリガ出力は切
換スイッチ13を介して前記変調送信機17に導かれる
この変調送信機11は、トリガパルスに同期した所定幅
のパルスにより送信周波数信号をパルス振幅変調して送
信パルス(繰返し周波数fR)を発生する。
この送信パルスはデュプレクサ18を通りアンテナ19
から目標に向けて送信される。
この送信波は目標により反射し、この反射波は前記アン
テナ19により受信される。
この受信パルスは前記デュプレクサ18を通り低雑音特
性を有する高周波増幅器20に導かれて増幅される。
この増幅出力は周波数混合器21に導かれて前記局部発
振器14の出力信号と混合され、受信中間周波数fI酸
成分導出される。
この中間周波信号の周波数スペクトラムは、第2図aに
実線で示すように固定目標反射信号として中心周波数f
o酸成分よびこれを中心に前記送信パルスの繰返し周波
数fRの間隔で次第にエネルギーが低下しながら分布す
る側波帯成分が含まれる。
また移動目標反射信号があれば、そのスペクトラムは第
2図aに点線で示すように上記固定目標信号スペクトラ
ムに対してドプラ周波数fdだげシフトして分布する。
上記のような中間周波信号は中間周波増幅器22により
増幅され、送信パルス抑圧ゲート23に導かれ、ここで
送信パルス期間に対応して供給されるゲートパルスによ
り送信パルス期間だけ抑圧される。
このゲート23を通過した中間周波信号はレンジケート
増幅器24に導かれ、ここで所定のレンジに対応する時
間だけ与えられろゲートパルスにより上記レンジ期間だ
け増幅される。
この増幅出力は零ドプラ抑圧フィルタ25に導かれ、ド
プラ周波数が零かまたは零に非常に近い信号(これは固
定目標信号スペクトラムの中心周波数10112.分に
相当する。
)が抑圧されろ。即ちこのフィルタ25は第2図Cに示
すように中間周波数foを中心とする狭帯域抑圧特性を
有する。
また上記フィルタ25の抽出出力は第2図dに示すよう
な特性を有する帯域通過フィルタ26に導かれ、中心周
波数foを中心にして前記送信パルスの繰返し周波数f
Rに等しい帯域内の信号、即ち移動目標信号が第2図e
に示すように抽出される。
このフィルタ26の出力ビデオはビデオ処理回路2γに
導かれて適宜信号処理される。
これに対して前記MTI用トリガ発生器11の出力に代
えてノーマル動作用トリガ発生器12の出力をスイッチ
13により切換選択した場合には移動目標信号のほか固
定目標信号を抽出することができる。
即ちノーマル動作用トリガ発生器12は、前記MTI用
トリガ発生器11のトリガ出力の繰返し周波数fHの例
えば約1/2の繰返し周波数7 R/のトリガパルスを
発生する。
したがって送信パルスの繰返し周波数は7 R/となり
、この送信パルスに対する受信パルスが中間周波数に変
換された中間周波信号の周波数スペクトラムは、第2図
すに示すようになる。
なお第2図す中、実線(工固定目標信号成分、点線は移
動目標信号成分を示す。
即ち固定目標信号成分のスペクトラム間隔は前記繰返し
周波数7 R/に等しく、移動目標信号と固定目標信号
とはドプラ周波数fdだげ離れている。
したがって上記中間周波数信号が零ドプラフィルタ25
および帯域通過フィルタ26に順次導かれて抽出された
出力は第2図fに示すように固定目標信号の中心周波数
fo威分が抑圧され、帯域通過フィルタ26の帯域内の
固定目標信号の側波帯(実線)と移動目標信号成分とよ
りなる。
この出力信号はビデオ処理回路2γに導かれて固定目標
成分と移動目標成分に周波数分離される。
なおノーマル動作用トリガ発生器12の使用時には、こ
のトリガ出力の繰返し周波数fR′に対応して送信パル
ス抑圧ゲート23に供給する抑圧ゲートパルスを変える
と共に必要に応じてレンジゲート増幅器24に供給する
レンジゲートパルスの幅を変える。
なお、ノーマル動作用トリガ発生器12の出力トリガ周
波数は、要するに受信中間周波信号に含まれる中心周波
数fo威外分以外固定目標信号成分が帯域通過フィルタ
26の帯域内に入るように選定可能である。
また上記実施例の帯域通過フィルタ26に代えて帯域通
過フィルタを使用し得ろことは=つまでもない。
また上記実施例は受信機系列が1個の場合を示したが、
例えば3系列用いて角度追随を行うように構成したモノ
パルスレーダにも本考案を適用し得ることは言うまでも
ない。
上述したように本考案によれば、移動目標検出レーダに
おいて距離校正とか角度校正などを行うため固定目標信
号も検出したい場合に、受信中間周波信号に含まれる固
定目標信号成分のうち中心周波数fo以外の成分(側波
帯成分)が帯域通過フィルタ26c/′)帯域内に含ま
れるようにトリガパルス繰返し周波数を低くするように
構威し、固定目標信号を検出することができろ。
このような構成は、トリガパルスの繰返し周波数を変更
するだけであるため単なるデジタル回路で容易に構成で
き、フィルタ26のバイパス回路を設けて切換えるとか
校正用発振器及び周波数混合器を付設する方法に比べて
構成が簡易であり安価に実現できる。
また、局部発振周波数を変えたり校正用発振器を設けて
原発振周波数を変えたりすることにより送信周波数を変
える方法では、MTI用トリガパルスの周期以上に電波
の到来時間が長くなる距離の場合、距離校正ができなか
ったが、本考案ではそのような距離にある目標により距
離校正ができ、遠距離の距離校正が可能である。
本考案は上述したように送信パルスの繰返し周波数をM
TI動作に必要な周波数より低ぐして送信信号の周波数
スペクトラムの間隔を狭くし、固定目標反射信号の側波
帯成分を移動目標信号抽出用フィルタにより抽出可能に
することによって、距離校正、角度校正時などに固定目
標信号を抽出でき、校正を簡単に行い得ろと共に構成が
簡単で遠距離の距離校正もでき安価に実現可能なパルス
ドプラ移動目標検出レーダな提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る移動目標検出レーダの一実施例を
示すブロンクダイヤグラム、第2 図a オよびbは各
対応して第1図においてMTI用トリガ発生器およびノ
ーマル動作用トリガ発生器を使用した場合における受信
中間周波信号の周波数スペクトラムを示す図、第2図C
およびdは各対応して第1図の零ドプラ抑圧フィルタお
よび帯域通過フィルタの特性を示す図、第2図eおよび
fは各対応して同図a、bの中間周波信号のうちフィル
タを通り抽出された成分を示す図である。 11・・・MTI用トリガ発生器、12・・・ノーマル
トリガ発生器、13・・・切換スイッチ、25・・・零
ドプラ抑圧フィルタ、26・・・帯域通過フィルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送信周波数の連続信号を発生する信号発生手段と、第1
    の繰返し周波数の第1のパルス信号及びこの第1の繰返
    し周波数よりも低(・第2の繰返し周波数の第2のパル
    ス信号を発生し第1または第2のどちらか一力のパルス
    信号を出力するパルス信号出力手段と、このパルス信号
    出力手段からのパルス信号及び前記信号発生手段の出力
    信号が供給されパルス信号の繰返し周期に対応して断続
    的に前記送信周波数の信号を出力する変調手段と、この
    変調手段の出力信号が切換手段を介して供給され送信パ
    ルス信号を放射するとともに目標からの反射信号を受信
    する空中線と、この空中線からの受信出力信号が前記切
    換手段を介して供給されかつ受信スペクトラムの中心周
    波数の近傍にこの中心周波数を除く前記第1の繰返し周
    波数分の帯域を有し前記第1のパルス信号が前記変調手
    段に供給される場合は移動目標信号のみを抽出し前記第
    2のパルス信号が前記変調手段に供給されろ場合は固定
    目標信号を抽出する目標信号抽出手段とを具噛する移動
    目標検出レーダ。
JP8942676U 1976-07-06 1976-07-06 移動目標検出レ−ダ Expired JPS5935816Y2 (ja)

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JPS537161U JPS537161U (ja) 1978-01-21
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ID=28700107

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JP8942676U Expired JPS5935816Y2 (ja) 1976-07-06 1976-07-06 移動目標検出レ−ダ

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JPS59102913U (ja) * 1982-12-27 1984-07-11 本田技研工業株式会社 内燃機関の潤滑用オイルポンプ

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JPS537161U (ja) 1978-01-21

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