JP2001091644A - パルスドップラレーダ装置及び同レーダ装置におけるクラッタ抑圧方法 - Google Patents

パルスドップラレーダ装置及び同レーダ装置におけるクラッタ抑圧方法

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JP2001091644A
JP2001091644A JP26608699A JP26608699A JP2001091644A JP 2001091644 A JP2001091644 A JP 2001091644A JP 26608699 A JP26608699 A JP 26608699A JP 26608699 A JP26608699 A JP 26608699A JP 2001091644 A JP2001091644 A JP 2001091644A
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Susumu Mino
晋 三野
Hiroyuki Hachisu
裕之 蜂須
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クラッタ抑圧性能の向上を図り、強いクラッタ
環境下でも十分にクラッタが抑圧できるようにする。 【解決手段】送信機101から所定の周波数のレーダパ
ルスを所定の繰り返し周期で放射する。このレーダパル
スのエコーはアンテナ103により受信されると、幾つ
かの回路を介して、繰り返し周期に対応した周波数帯域
より狭い帯域の狭帯域アナログフィルタ109に入力さ
れる。これにより、レーダパルスのエコーから目標信号
が抽出されると共にクラッタが抑圧される。フィルタ1
09の出力信号は、混合器110,111、LPF11
4,115、A/Dコンバータ116,117を介して
繰り返し周期に対応した周波数帯域を信号処理帯域とす
る広帯域デジタルフィルタ118に入力され、狭帯域ア
ナログフィルタ109で抑圧しきれなかったクラッタを
更に抑圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルスドップラレ
ーダ装置に係り、特に飛翔体に搭載して用いられるパル
スドップラレーダ装置及び同レーダ装置におけるクラッ
タ抑圧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、飛翔体に搭載して用いられ、所
定の周波数のレーダパルスを所定の繰り返し周期で放射
し、このレーダパルスのエコーを空中線装置により捕捉
して当該エコーに基づき目標の移動速度及び距離を求め
る、飛翔体に搭載して用いられるパルスドップラレーダ
装置では、山や建造物といった固定物からのエコー(反
射波)、すなわちクラッタを抑圧して、移動目標からの
エコーのみを抽出できるようにすることが要求される。
【0003】そこで従来は、移動目標からのエコー(目
標信号)に対応した狭帯域のアナログフィルタを用いる
ことで、クラッタ抑圧を実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが近年は、パル
スドップラレーダ装置を搭載した飛翔体の飛行高度が低
くなる傾向にあるため、レーダ装置と山や建造物といっ
た固定物との距離が飛行高度が高い場合に比べて短くな
って、クラッタのレベルが例えば80〜90dBと大き
くなっている。
【0005】このような強いクラッタ環境下では、狭帯
域アナログフィルタを用いたとしても、そのダイナミッ
クレンジはせいぜい60〜70dB程度であるため、8
0〜90dBのクラッタを抑圧するには不足する。この
強いクラッタ環境下での狭帯域アナログフィルタの出力
の周波数スペクトラムを図3に示す。この図からは、メ
インブロッククラッタが十分抑圧できないことが分か
る。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、クラッタ抑圧性能の向上が図れ、強いク
ラッタ環境下でも十分にクラッタが抑圧できるパルスド
ップラレーダ装置及び同レーダ装置におけるクラッタ抑
圧方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、飛翔体に搭載されて、所定の周波数のレーダ
パルスを所定の繰り返し周期で放射し、レーダパルスの
エコーを空中線装置により捕捉して当該エコーに基づき
目標の移動速度及び距離を求めるパルスドップラレーダ
装置において、上記レーダパルスのエコーより目標信号
を抽出するための上記繰り返し周期に対応した周波数帯
域より狭い帯域の狭帯域アナログフィルタと、この狭帯
域アナログフィルタの後段側にアナログ/ディジタルコ
ンバータを介して設けられ、上記繰り返し周期に対応し
た周波数帯域を信号処理帯域とする広帯域デジタルフィ
ルタとを備えたことを特徴とする。
【0008】このような構成においては、狭帯域アナロ
グフィルタの後段側に、レーダパルスの繰り返し周波数
(PRF)程度の信号処理帯域を持つ広帯域デジタルフ
ィルタを設けたことにより、狭帯域アナログフィルタで
抑圧しきれなかったクラッタが、当該狭帯域アナログフ
ィルタの帯域、つまりPRFより狭い帯域の繰り返しで
折り返されるのを防止して、PRF程度の広帯域内で目
標信号と当該クラッタとを周波数軸で容易に分離できる
ようにすることで、一層のクラッタ抑圧が実現される。
これにより、クラッタ抑圧性能の向上が図れ、強いクラ
ッタ環境下でも十分にクラッタを抑圧することができ
る。
【0009】ここで、上記狭帯域アナログフィルタとア
ナログ/ディジタルコンバータとの間に、繰り返し周期
に対応した周波数帯域の広帯域アナログフィルタを設け
るとよい。
【0010】この場合、広帯域アナログフィルタの周波
数帯域外のクラッタ等がサンプリングされるのを防止で
きるため、広帯域デジタルフィルタでのクラッタ抑圧が
より効果的に行える。
【0011】なお、PRFは変動するため、上記広帯域
デジタルフィルタ及び広帯域アナログフィルタの周波数
帯域、つまりPRFに対応した周波数帯域(PRF程度
の周波数帯域)を、PRFの最大値に設定するとよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係るパルスド
ップラレーダ装置の受信系を中心とする構成を示すブロ
ック図である。図1のパルスドップラレーダ装置は、所
定の周波数のレーダパルスを所定の繰り返し周期で放射
し、このレーダパルスのエコーに基づき目標の移動速度
及び距離を求めるもので、飛翔体に搭載して用いられ
る。
【0014】図1において、送信機101は、例えば所
定の送信周波数Txのレーダパルスを、所定のパルス繰
り返し周波数PRF(Pulse Repetetion Frequency)
で、即ち所定のパルス繰り返し周期Tm(=1/PR
F)で送出する。なお本実施形態では、Txには、例え
ばX帯(バンド)の周波数(8000〜12000MH
z)が用いられる。また、PRFは例えば256KHz
である。
【0015】送信機101から送出されレーダパルス
は、送信系と受信系とを切り替えるサーキュレータ10
2を介して、空中線装置としてのアンテナ103により
放射される。アンテナ103から放射されたレーダパル
スに基づく移動目標等からのエコー(反射波)のうち、
当該アンテナ103に到来するエコーが当該アンテナ1
03により受信(捕捉)される。アンテナ103により
受信された信号は、サーキュレータ102、受信増幅器
104を介して第1の混合器105に入力される。
【0016】第1の混合器105は、例えばDRO(誘
電体共振器)を用いて構成される安定局部発振器106
により発生される、周波数が例えばTx−200MHz
の信号を受信信号(つまりレーダパルスのエコー)に混
合して、受信信号の周波数を200MHzに変換する。
ここで、移動目標からのエコー(目標信号)の周波数
は、移動目標と本レーダ装置(を搭載した飛翔体)との
相対速度で決まるドプラ周波数fdだけ、送信周波数T
xからずれるため、第1の混合器105の出力信号に関
しても、上記200MHzから+fdまたは−fdだけ
ずれる。
【0017】第1の混合器105の出力信号は第2の混
合器107に入力される。第2の混合器107は、第1
の混合器105から出力される受信信号に、図示せぬ局
部発振器を内蔵するPLL回路(位相ロックループ回
路)108により発生される、周波数が例えば210M
Hz+Δまたは210MHz−Δ(Δはドプラ周波数f
dに対応)の信号を混合して、受信信号の周波数を10
MHzに変換する。
【0018】第2の混合器107の出力信号は、例えば
帯域幅が8KHzの狭帯域アナログフィルタ109に入
力される。ここで、第2の混合器107の出力信号に含
まれる、移動目標からのエコー、つまり目標信号の周波
数は、後述する補償回路119の制御に基づくPLL回
路108の動作により、狭帯域アナログフィルタ109
の帯域の中心周波数に一致するように調整されている。
【0019】このように、第2の混合器107の出力信
号が狭帯域アナログフィルタ109に入力されることに
より、当該フィルタ109の帯域に含まれる移動目標か
らのエコー、つまり目標信号が抽出されると共に、その
帯域外にあるクラッタが抑圧される。但し、[発明が解
決しようとする課題]の欄で述べたように、クラッタの
レベルが80〜90dBといった強いクラッタ環境下で
は、狭帯域アナログフィルタ109だけでは十分なクラ
ッタ抑圧が行えない。
【0020】狭帯域アナログフィルタ109の出力信号
は第3の混合器110と第4の混合器111に入力され
る。混合器110は、狭帯域アナログフィルタ109の
出力信号に、局部発振器112により発生される、周波
数が例えば10Mzの信号を混合し、目標信号の周波数
がDC(直流)〜フィルタ109の帯域幅(8KHz)
の1/2である4KHzの範囲となる、当該出力信号と
同相の信号Iに変換する。
【0021】一方、混合器111は、局部発振器112
により発生される上記10Mzの信号が位相器113に
より90度位相シフトされた信号を、狭帯域アナログフ
ィルタ109の出力信号に混合し、目標信号の周波数が
DC(直流)〜4KHzの範囲となる、当該出力信号と
位相が90度異なる信号Qに変換する。つまり、混合器
110,111により、複素形式の信号I,Qに変換さ
れる。
【0022】混合器110,110の出力信号I,Q
は、ローパスフィルタ(LPF)114,115に入力
される。ローパスフィルタ114,115は、信号I,
QからDC〜4KHzの目標信号を含む128KHz以
下の低域成分のみを抽出する。ここで、信号I,Qは位
相が90度異なる。したがって、当該信号I,Qをロー
パスフィルタ114,115に入力して128KHz以
下の低域成分のみを抽出することは、帯域幅が256K
Hz、つまりPRF程度の帯域幅の広帯域アナログフィ
ルタを使用することと等価である。したがって信号I,
Qに対し、ローパスフィルタ114,115の対により
帯域幅256KHzの広帯域アナログフィルタを実現し
ていることになる。なお、PRF(パルス繰り返し周波
数)は基本的には一定(256KHz)であるが、レー
ダパルスのエコーの受信のために送信が一時的に遅延さ
れる場合には、見かけ上一時的に低くなる。つまりPR
Fは変動する。そこで、PRFの変動を考慮して、広帯
域アナログフィルタの帯域幅をPRFの最大値に設定す
るとよい。
【0023】ローパスフィルタ114,115の出力信
号はA/D(アナログ/デジタル)コンバータ116,
117に入力される。A/Dコンバータ116,117
は、ローパスフィルタ114,115から入力された信
号を所定のサンプリング周期でデジタル信号に変換す
る。
【0024】もし、ローパスフィルタ114,115の
対により等価的に実現される、PRF程度の帯域幅(2
56KMz)の広帯域アナログフィルタを通さずにA/
D変換した場合、狭帯域アナログフィルタ109で抑圧
しきれなかったクラッタが目標信号と共に当該フィルタ
109の帯域幅(8KHz)で折り返されてしまう。こ
の場合、PRF(レーダパルスの繰り返し周波数)とは
無関係に、狭帯域アナログフィルタ109の帯域幅の繰
り返し毎に、クラッタと目標信号が現れることになり、
後述するデジタルフィルタ118で両者を識別・分離す
ることができなくなる。これに対して本実施形態では、
PRF程度の帯域幅(256KMz)の広帯域アナログ
フィルタに通した後にA/D変換していることから、ク
ラッタ(及び目標信号)が折り返されるのを防止でき
る。
【0025】A/Dコンバータ116,117の出力信
号は、例えば高速フーリエ変換(FFT)を用いて構成
される、信号処理帯域がPRF程度(256KHz)
で、分解能が128Hzの広帯域デジタルフィルタ11
8に入力される。この広帯域デジタルフィルタ118及
び後述する補償回路119は、例えばDSP(デジタル
・シグナル・プロセッサ)を用いて実現される。
【0026】このように、狭帯域アナログフィルタ10
9、ローパスフィルタ114,115、A/Dコンバー
タ116,117を介して送られる信号をPRF程度の
信号処理帯域の広帯域デジタルフィルタ118に入力す
ることで、周波数軸で、移動目標からのエコー(目標信
号)と、狭帯域アナログフィルタ109では抑圧しきれ
なかったクラッタとを分離して、当該クラッタを(25
〜30dB程度)抑圧することができる。これにより、
十分なクラッタ抑圧が実現できる。しかも、狭帯域アナ
ログフィルタ109と広帯域デジタルフィルタ118と
の間(更に詳細に述べるならば、狭帯域アナログフィル
タ109と広帯域デジタルフィルタ118の前段のA/
Dコンバータ116,117との間)にローパスフィル
タ114,115(の対と等価なPRF程度の帯域幅の
広帯域アナログフィルタ)を設け、広帯域デジタルフィ
ルタ118の信号処理帯域に一致する帯域の信号成分の
みを抽出して、A/Dコンバータ116,117を介し
て当該デジタルフィルタ118に入力するようにしてい
るため、A/D変換においてその帯域外のクラッタ等が
サンプリングされるのが防止されており、クラッタ抑圧
がより効果的に行える。
【0027】ここで広帯域デジタルフィルタ118によ
るクラッタ抑圧度は、主として当該デジタルフィルタ1
18に適用する窓関数に依存する。窓関数としては、方
形窓、三角窓、ハニング窓、ハミング窓、カイザー窓、
テイラー窓、ブラック窓等が知られており、いずれの窓
関数を適用するかは、本レーダ装置が扱う信号と要求さ
れるクラッタの抑圧レベルとに応じて適宜選択すればよ
い。
【0028】図2に、強いクラッタ環境下での広帯域デ
ジタルフィルタ118によるフィルタリングの様子を示
す。この図から、クラッタ領域のスペクトラムを捨てる
ことで十分なクラッタ抑圧が実現できることが分かる。
【0029】さて、デジタルフィルタ118の出力信号
は図示せぬ信号処理回路に供給されると共に、補償回路
119に供給される。この補償回路119は、目標信号
の周波数がPRFの中心周波数に位置するように、つま
り目標信号の周波数とアナログフィルタ109の周波数
帯域の中心周波数とのずれが0となるように、PLL回
路108にフィードバックをかける。これによりPLL
回路108は、目標信号の周波数とアナログフィルタ1
09の周波数帯域の中心周波数とのずれが0となるよう
に、発振周波数を可変する。
【0030】以上に述べた実施形態では、狭帯域アナロ
グフィルタ109と広帯域デジタルフィルタ118との
間に、(ローパスフィルタ114,115の対により実
現される)PRF程度の帯域の信号成分を抽出する広帯
域アナログフィルタを設けた場合について説明したが、
これに限るものではない。例えば広帯域アナログフィル
タ(を実現するローパスフィルタ114,115の対)
は必ずしも必要でなく、狭帯域アナログフィルタ109
の後段側にA/Dコンバータを介して広帯域デジタルフ
ィルタ118を設けるだけで、従来よりは十分にクラッ
タ抑圧を行うことができる。但し、上記実施形態の方が
より強いクラッタ抑圧が可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、狭
帯域アナログフィルタの後段側に、PRF程度の信号処
理帯域を持つ広帯域デジタルフィルタを設け、目標信号
と狭帯域アナログフィルタで抑圧しきれなかったクラッ
タとを周波数軸で分離することでクラッタ抑圧を行うよ
うにしたので、クラッタ抑圧性能の向上が図れ、強いク
ラッタ環境下でも十分にクラッタが抑圧できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパルスドップラレー
ダ装置の受信系を中心とする構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態における強いクラッタ環境下での広
帯域デジタルフィルタ118によるフィルタリングの様
子を示す図。
【図3】従来のパルスドップラレーダ装置において適用
される狭帯域アナログフィルタの出力の周波数スペクト
ラムを示す図。
【符号の説明】
103…アンテナ 105,107,110…混合器 109…狭帯域アナログフィルタ 114,115…ローパスフィルタ(LPF、広帯域ア
ナログフィルタ) 116,117…A/Dコンバータ 118…広帯域デジタルフィルタ 119…補償回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛翔体に搭載されて、所定の周波数のレ
    ーダパルスを所定の繰り返し周期で放射し、前記レーダ
    パルスのエコーを空中線装置により捕捉して当該エコー
    に基づき目標の移動速度及び距離を求めるパルスドップ
    ラレーダ装置において、 前記レーダパルスのエコーより目標信号を抽出するため
    の前記繰り返し周期に対応した周波数帯域より狭い帯域
    の狭帯域アナログフィルタと、 前記狭帯域アナログフィルタの後段側にアナログ/ディ
    ジタルコンバータを介して設けられ、前記繰り返し周期
    に対応した周波数帯域を信号処理帯域とする広帯域デジ
    タルフィルタとを具備することを特徴とするパルスドッ
    プラレーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記狭帯域アナログフィルタと前記アナ
    ログ/ディジタルコンバータとの間に、前記繰り返し周
    期に対応した周波数帯域の広帯域アナログフィルタを更
    に具備することを特徴とする請求項1記載のパルスドッ
    プラレーダ装置。
  3. 【請求項3】 飛翔体に搭載されて、所定の周波数のレ
    ーダパルスを所定の繰り返し周期で放射し、前記レーダ
    パルスのエコーを空中線装置により捕捉して当該エコー
    に基づき目標の移動速度及び距離を求めるパルスドップ
    ラレーダ装置におけるクラッタ抑圧方法であって、 前記レーダパルスのエコーを前記繰り返し周期に対応し
    た周波数帯域より狭い帯域の狭帯域アナログフィルタに
    入力することで、目標信号を抽出すると共にクラッタを
    抑圧し、 前記目標信号が抽出され且つクラッタが抑圧された信号
    をアナログ/ディジタルコンバータによりデジタル信号
    に変換し、 前記デジタル信号を、前記繰り返し周期に対応した周波
    数帯域を信号処理帯域とする広帯域デジタルフィルタに
    入力することで、前記狭帯域アナログフィルタで抑圧し
    きれなかったクラッタを更に抑圧するクラッタ抑圧方
    法。
  4. 【請求項4】 前記狭帯域アナログフィルタの出力信号
    を前記繰り返し周期に対応した周波数帯域の広帯域アナ
    ログフィルタに入力し、当該広帯域アナログフィルタの
    出力信号を前記アナログ/ディジタルコンバータに入力
    することを特徴とする請求項3記載のクラッタ抑圧方
    法。
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