JPS5935653B2 - 廃水の処理法 - Google Patents
廃水の処理法Info
- Publication number
- JPS5935653B2 JPS5935653B2 JP51116644A JP11664476A JPS5935653B2 JP S5935653 B2 JPS5935653 B2 JP S5935653B2 JP 51116644 A JP51116644 A JP 51116644A JP 11664476 A JP11664476 A JP 11664476A JP S5935653 B2 JPS5935653 B2 JP S5935653B2
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- JP
- Japan
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- ozone
- wastewater
- wastewater treatment
- line
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は廃水の処理法に関し、特にオゾンを使用する生
物処理後の廃水の浄化に際して生ずる余剰オゾンを利用
して、廃水処理過程で発生する悪臭成分含有気体を脱臭
させる方法に関する。
物処理後の廃水の浄化に際して生ずる余剰オゾンを利用
して、廃水処理過程で発生する悪臭成分含有気体を脱臭
させる方法に関する。
し尿、下水、産業廃水などの処理は、一般的に生物処理
が行なわれているが、これら廃水を更に高度処理する際
には、生物処理を終えた廃水をオゾン処理に付すること
かある。
が行なわれているが、これら廃水を更に高度処理する際
には、生物処理を終えた廃水をオゾン処理に付すること
かある。
このオゾン処Wは、処理を完全なものとするため一般的
には過剰のオゾンを供給するのが普通である。
には過剰のオゾンを供給するのが普通である。
そのため余剰オゾンが常に生ずるが、これをそのま又大
気中に放散させると極めて有害であるため、放出オゾン
量は0.01〜0.02 ppm 以下の規制値が定め
られている。
気中に放散させると極めて有害であるため、放出オゾン
量は0.01〜0.02 ppm 以下の規制値が定め
られている。
これまで、このような余剰オゾンは前述したような排出
規制値が定められているため、(a)活性炭などによる
吸着方式、(b)還元性物質による吸収還元方式、(c
)熱源による加熱分解方式及び(d)触媒による分解方
式などによって、除去されるのが一般的な操作であった
。
規制値が定められているため、(a)活性炭などによる
吸着方式、(b)還元性物質による吸収還元方式、(c
)熱源による加熱分解方式及び(d)触媒による分解方
式などによって、除去されるのが一般的な操作であった
。
又、廃水の処理に際しては悪臭含有気体が発生し、二次
公害の問題が生ずることが多かった。
公害の問題が生ずることが多かった。
本発明者等は、オゾンが強力な酸化剤であり、しかもそ
れを発生させるには多大なエネルギを必要とする高価な
ものであるにもカーわらず、余剰オゾンを何んの利用も
しないで分解除去することの不合理に鑑み、余剰オゾン
の有効利用と、廃水処理の際、発生する悪臭問題につき
鋭意研究の結果、余剰オゾンと悪臭処理とを結びつげる
操作を発見し、その知見に基いて本発明を完成するに至
った。
れを発生させるには多大なエネルギを必要とする高価な
ものであるにもカーわらず、余剰オゾンを何んの利用も
しないで分解除去することの不合理に鑑み、余剰オゾン
の有効利用と、廃水処理の際、発生する悪臭問題につき
鋭意研究の結果、余剰オゾンと悪臭処理とを結びつげる
操作を発見し、その知見に基いて本発明を完成するに至
った。
すなわち本発明は、生物処理工程およびオゾン接触工程
を有する廃水処理操作において、生物処理工程からの処
理水とオゾンとの接触工程で生じる余剰オゾンと、廃水
処理操作過程で生ずる悪臭成分含有気体とを、気相状態
で接触させることを特徴とする廃水の処理法に関するも
のである。
を有する廃水処理操作において、生物処理工程からの処
理水とオゾンとの接触工程で生じる余剰オゾンと、廃水
処理操作過程で生ずる悪臭成分含有気体とを、気相状態
で接触させることを特徴とする廃水の処理法に関するも
のである。
以下、本発明を添付図面を参照しながら更に詳述する。
添付図面は本発明の具体的な一実施態様を示すものであ
って、本発明は特許請求の範囲の技術構成によって制限
を受けるだけで、以下の説明に限定されるものではない
ことを理解すべきである。
って、本発明は特許請求の範囲の技術構成によって制限
を受けるだけで、以下の説明に限定されるものではない
ことを理解すべきである。
し尿、下水、産業廃水などの廃水は、ライン1より前処
理クンク2に送られ、こ又で大型の浮遊固形物が除去さ
れた後、ライン3を経て生物処理タンク4に導かれる。
理クンク2に送られ、こ又で大型の浮遊固形物が除去さ
れた後、ライン3を経て生物処理タンク4に導かれる。
生物処理タンク4内において廃水中の有機物は生物に吸
着又は消化され、生物処理された廃水は次にライン5を
経て沈殿槽6に送られ、こ又で生物体と上澄水に分離さ
れる。
着又は消化され、生物処理された廃水は次にライン5を
経て沈殿槽6に送られ、こ又で生物体と上澄水に分離さ
れる。
上澄水は二次処理水となってライン7内へ沈殿槽6より
排出され、一方生物体はライン8より生物処理タンク4
に返送され、一部はライン9より糸外に排出される。
排出され、一方生物体はライン8より生物処理タンク4
に返送され、一部はライン9より糸外に排出される。
沈殿槽6より排出される二次処理水は、そのま又放流さ
れることもあるが、放流光の都合により更に浄化処理が
必要な場合がしばしば起るが、その時には更にライン7
よりオゾン接触槽10に送られ、こ〜でオゾン発生機1
1で発生されそしてライン12を経て送られてくるオゾ
ン含有空気と接触され、浄化させられる。
れることもあるが、放流光の都合により更に浄化処理が
必要な場合がしばしば起るが、その時には更にライン7
よりオゾン接触槽10に送られ、こ〜でオゾン発生機1
1で発生されそしてライン12を経て送られてくるオゾ
ン含有空気と接触され、浄化させられる。
高度に浄化された処理水はライン13を経て系外に放出
される。
される。
オゾン接触槽10で浄化を行なうには過剰のオゾンを注
入しなくてはならぬため、常に余剰オゾン含有ガスがラ
イン14を経て流出する。
入しなくてはならぬため、常に余剰オゾン含有ガスがラ
イン14を経て流出する。
従来は、この余剰オゾンを前述した(a)〜(d)の方
法で除去し、オゾンによる二次公害を防止していたもの
である。
法で除去し、オゾンによる二次公害を防止していたもの
である。
しかしながら本発明においては、このライン14を経て
流出する余剰オゾン含有ガスを、前記の前処理タンク2
、生物処理タンク4及び沈殿槽6などから、それぞれラ
イン15,16及び17を経て集合ライン18に流出し
てくる悪臭ガスに混合し、その後触媒槽19を通過させ
て悪臭ガス成分と余剰オゾンとを接触させて両者を同時
に消滅させるものである。
流出する余剰オゾン含有ガスを、前記の前処理タンク2
、生物処理タンク4及び沈殿槽6などから、それぞれラ
イン15,16及び17を経て集合ライン18に流出し
てくる悪臭ガスに混合し、その後触媒槽19を通過させ
て悪臭ガス成分と余剰オゾンとを接触させて両者を同時
に消滅させるものである。
この触媒層19において使用しうる触媒は、公知の触媒
、例えばコバルト、マンガンなどの酸化物、及びそれら
酸化物をシリカ、アルミナなどに担持させたもの、など
が使用しうる。
、例えばコバルト、マンガンなどの酸化物、及びそれら
酸化物をシリカ、アルミナなどに担持させたもの、など
が使用しうる。
触媒槽19で処理されたガス成分は、余剰オゾン及び悪
臭成分が分解され、ライン20を経て排風機21を介し
て系外に排出される。
臭成分が分解され、ライン20を経て排風機21を介し
て系外に排出される。
以上説明したように、本発明は廃水の生物処理において
発生する悪臭成分含有ガスを、廃水の高度浄化処理の際
必然的に生じる余剰オゾン含有ガスを利用して悪臭成分
を除去すると同時にオゾンも分解除去することができる
ため、全く二次公害のない廃水処理を可能にするもので
あって、その工業的価値は極めて犬なるものである。
発生する悪臭成分含有ガスを、廃水の高度浄化処理の際
必然的に生じる余剰オゾン含有ガスを利用して悪臭成分
を除去すると同時にオゾンも分解除去することができる
ため、全く二次公害のない廃水処理を可能にするもので
あって、その工業的価値は極めて犬なるものである。
添付図面は、本発明の一つの具体的な実施態様を示すフ
ローシートである。
ローシートである。
Claims (1)
- 1 生物処理工程およびオゾン接触工程を有する廃水処
理操作において、生物処理工程からの処理水とオゾンと
の接触工程で生じる余剰オゾンと、廃水処理操作過程で
生ずる悪臭成分含有気体とを、気相状態で接触させるこ
とを特徴とする廃水の処理法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51116644A JPS5935653B2 (ja) | 1976-09-30 | 1976-09-30 | 廃水の処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51116644A JPS5935653B2 (ja) | 1976-09-30 | 1976-09-30 | 廃水の処理法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5342438A JPS5342438A (en) | 1978-04-17 |
JPS5935653B2 true JPS5935653B2 (ja) | 1984-08-30 |
Family
ID=14692307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51116644A Expired JPS5935653B2 (ja) | 1976-09-30 | 1976-09-30 | 廃水の処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935653B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55167088A (en) * | 1979-06-15 | 1980-12-26 | Kubota Ltd | Decoloring method of exhaust water and deodorizing method of exhaust gas |
JPS56107809U (ja) * | 1980-01-12 | 1981-08-21 | ||
JPS56159124U (ja) * | 1980-04-25 | 1981-11-27 | ||
JPS60216826A (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-30 | Nishimatsu Kensetsu Kk | 水処理装置 |
US4654144A (en) * | 1986-02-03 | 1987-03-31 | National Distillers And Chemical Corporation | Process for the destruction of noxious gases with ozone |
US5527465A (en) * | 1994-03-16 | 1996-06-18 | Dickerson; J. Rodney | Method for preventing erosion in headworks of waste water treatment facilities |
US5433854A (en) * | 1994-03-16 | 1995-07-18 | Dickerson; J. Rodney | Method for preventing erosion in waste water lift stations and treatment facilities |
CN102941084A (zh) * | 2012-11-22 | 2013-02-27 | 大连理工大学 | 一种负载型双组分金属氧化物臭氧催化氧化催化剂的制备方法 |
IT202100017066A1 (it) * | 2021-06-29 | 2022-12-29 | Soc It Acetilene E Derivati S I A D S P A In Breve S I A D S P A | Impianto di trattamento di acque reflue con riduzione dei flussi nocivi in uscita attraverso integrazione e recupero dei flussi gassosi ricchi in ossigeno e ozono con sistemi a basso consumo energetico |
-
1976
- 1976-09-30 JP JP51116644A patent/JPS5935653B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5342438A (en) | 1978-04-17 |
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