JPH03229615A - 排オゾンの処理方法 - Google Patents

排オゾンの処理方法

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JPH03229615A
JPH03229615A JP2025313A JP2531390A JPH03229615A JP H03229615 A JPH03229615 A JP H03229615A JP 2025313 A JP2025313 A JP 2025313A JP 2531390 A JP2531390 A JP 2531390A JP H03229615 A JPH03229615 A JP H03229615A
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JP
Japan
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ozone
treatment
slurry
exhaust ozone
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP2025313A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Motohashi
本橋 寛
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Infilco Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Infilco Co Ltd filed Critical Ebara Infilco Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上水処理、産業用水処理、下水処理。
し尿処理、産業廃水処理などの水処理工程中のオゾン処
理工程で発生する排オゾン及び排オゾンを含む排ガスを
有効利用する排オゾンの処理方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、上水処理、産業用水処理、下水処理、し尿処理、
産業廃水処理などの水処理においては、オゾンを利用し
てトリハロメタン等の塩素有機化合物1色度、臭気、ト
リハロメタン前駆物質、陰イオン界面活性剤、 BOD
、 COD等を除去し、また生物活性炭ろ過、殺菌、 
FeやMn等の酸化を行っている。
この場合、水中の除去対象物質の化学反応、吸収等に寄
与しなかった排オゾン又は排オゾンを含む排ガスが発生
する。この排オゾン量は、水中の除去対象物質の濃度、
水温、 pH値等によって異なるが、空気源を利用した
放電によるオゾン発生器のオゾンを使用した場合には、
吸収効率が通常80〜90%程度となり、純酸素を利用
した放電によるオゾン発生器のオゾンを使用した場合に
は、吸収効率はさらに低下する。
これらの排出される排オゾンは、大気汚染に係る環境基
準をはるかに越えた値になることが多く、その処理が必
要である。
従来、排オゾンの処理法としては、活性炭による分解、
薬液による吸収、熱分解、触媒による分解等があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の徘オゾン処理法には、次のよ
うな欠点があった。
即ち、活性炭による分解は、活性炭の粉化、i!2少、
あるいは場合により着火、爆発の危険もあり、薬液吸収
では薬液の補充や廃液の処理が必要となり、熱分解法は
コストが高く、触媒法は触媒のオゾン分解性能が低く処
理速度を大きくできなかった。
本発明は、前記従来の欠点の多い排オゾン処理とは異な
り、排オゾンを有効利用し、排オゾン処理を効果的に行
う方法を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、オゾンを利用する水処理工程において排出さ
れる排オゾンを、該処理工程で発生するスラリーと接触
せしめることを特徴とする排オゾンの処理方法であり、
また前記排オゾンと接触せしめるスラリーとして発生ス
ラリーを濃縮処理して得られる濃縮スラリーを使用する
こと、さらにオゾンを利用する水処理工程において排出
される排オゾンを、該処理工程で発生するスラリーの分
離液と接触せしめることを特徴とする排オゾンの処理方
法である。
〔作 用〕
オゾンを利用する代表的な上水処理の水処理工程は、凝
集沈殿工程、この上澄液のオゾン処理工程、砂ろ過工程
、活性炭ろ過工程、場合によっては凝集沈殿工程の前に
設ける浸漬炉床や回転円板等による生物処理工程等から
なっている。このような水処理工程において、凝集沈殿
工程で分離。
排出される凝集沈殿スラリー、砂ろ過工程や活性炭ろ過
工程から排出される洗浄排水スラリー、生物処理工程か
ら排出される過剰生物膜を含むスラリーは、−旦濃縮工
程で濃縮されたのち、汚泥処理工程へ移送されている。
ところで、このようなスラリー中には、まだ塩素有機化
合物2色度、臭気、トリハロメタン前駆物賞、陰イオン
界面活性剤、 BOO,COD、 m生物イオン状又は
コロイド状のFe’pMn等が含まれている。従って、
かかるスラリーを排オゾンと接触させることによって、
スラリー中の前記有害物質が分解及び酸化され、同時に
排オゾンも処理されることになる。
この全スラリー量は、通常処理すべき原水量の5〜10
%程度と少ないために、排オゾンによる接触処理は小規
模の設備で効率良く行われる。
さらに、排オゾンと接触すべきスラリーを、旦濃縮処理
して濃縮スラリーとし、この濃縮スラリーと排オゾンを
接触させるようにすることも好ましい、濃縮スラリーの
量は、濃縮前のスラリー量よりも少なくなり、通常原水
量の1〜2%程度となるから、さらに効率的となり、設
備、設置面積共に一層小さくなる。
なお、スラリーの濃縮処理としては、重力沈降によるも
のが多く、濃縮効果を高めるために滞留時間を多くとり
、圧密効果をあげて濃度を高めている。このような濃縮
処理では沈降した濃縮スラリー内が還元状態となり、F
e、 Mn等がイオン状又はコロイド状に還元される。
従って、後続する汚泥処理、特に膜分離、ろ布分離2機
械脱水時にイオン状又はコロイド状のFe+ Mn等は
膜やろ市内部に取り込まれたり、捕捉されずに通過して
しまい、その後酸化されて膜、ろ布の目詰まりや分離液
の汚染につながる。しかし、本発明のように、濃縮スラ
リーに対する排オゾン接触処理によりFe、 Mn等が
酸化されることにより、前述のような弊害は阻止される
また、本発明は、排オゾンを水処理の工程で発生するス
ラリーの分離液と接触せしめることをも特徴としている
。即ち、発生するスラリーをそのままismする際、さ
らにその後の汚泥処理の際に分離液が排出される。この
分離液中には、当然のことながら前述した各種有害物質
が含まれている。
しかし、これら分離液と排オゾンとを接触させることに
よって、液中の有害物質が分解又は酸化され、その後放
流又は原水中に混合して処理系内にリサイクルされる。
この場合も、分離液は原水より水量が少なく、小規模な
設備で効率的な排オゾンの有効利用が行われる。
このようにして、本発明によれば、従来のように排オゾ
ンの処理のみを対象にするものではなく、排オゾンを有
効利用しながら水処理を合理的に行うと同時に排オゾン
の処理も行われるという効果的な排オゾン処理というこ
とができる。
〔実施例〕
本発明のそれぞれの一実施例を、上水処理を例として図
面に基づいて以下に説明する。
第1図例において、原水は着水井1を経て凝集沈殿工程
2で凝集沈殿処理後、その上澄水はオゾン処理工程3に
至る。オゾン処理工程3では、純塩素又は空気等を原料
として放電、紫外線照射等によってオゾンを生成するオ
ゾン注入設備4から、生成されたオゾンを注入してオゾ
ン処理を行ったのち、砂ろ過工程5.活性炭ろ過工程6
.配水池7を経て処理水となって流出する。
このような一連の水処理工程において、凝集沈殿工程2
では分離された凝集沈殿スラリーが発生し、砂ろ過工程
及び活性炭ろ過工程6では定期的にが材を洗浄し濁質を
含んだ洗浄排水スラリーが発生する。従って、これらの
スラリーを排オゾン接触工程8に導き、前記オゾン処理
工程3がら排出される排オゾン又は排オゾンを含む排ガ
スを導入してスラリーと接触させることによって、スラ
リー中に含まれる塩素有機化合物1色度、臭気。
トリハロメタン前駆物質、陰イオン界面活性剤。
ROD、 COD、微生物、イオン状又はコロイド状の
FeやMn等を分解又は酸化する。即ちオゾン処理工程
3から排出される排オゾンは、水処理系で発生するスラ
リー中の有害物質の除去に有効利用される。
かくて、排オゾン接触工程8で排オゾンによる処理を受
けたスラリーは、濃縮工程9で沈降濃縮され、さらに多
孔質セラミック、多孔質樹脂1分離層、ろ布等を用いた
脱水前処理工程10でろ過濃縮されて脱水工程11で脱
水され、脱水ケーキを得る。
また、これらの濃縮工程9.脱水前処理工程10脱水工
程11からは分離液が排出されるが、これらの分離液は
原水中にリサイクルされるか、放流される。
第2図例は、水処理工程は第1図例と同じであるが、排
オゾンの利用が異なっている。即ち、凝集沈殿工程2か
らの凝集沈殿スラリー、砂ろ過工程5及び活性炭ろ過工
程6からの洗浄排水スラリーをまず濃縮工程9で沈降濃
縮してスラリーの量を減らしたのち排オゾン接触工程8
に導くもので、排オゾン接触工程8で使用する設備を小
さくすることができる。その後、脱水前処理工程10及
び脱水工程11を経て脱水ケーキを得る。
さらに第3図例は、排オゾン接触工程8においては、凝
集沈殿工程2からの凝集沈殿スラリー砂ろ過工程5及び
活性炭ろ過工程6からの洗浄排水スラリーを濃縮工程9
で濃縮し、さらに脱水前処理工程10及び脱水工程11
に導き、これらの濃縮工程9.脱水前処理工程10.脱
水工程11から排出される分離液を対象に排オゾンによ
る接触処理を行うものである。
なお、前述の各回倒の排すシン接触工程8から排出され
る排ガス中には、排オゾンが残留していても、オゾン濃
度は僅かであり、そのまま大気中に放散するか、または
公知の手段で処理することが極めて容易である。
また、前述した上水処理以外の下水、し尿等の有機性汚
水の処理の場合には、生物処理工程のあとでオゾンを用
いるので、この場合も本発明をを効に適用することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は、水処理工程で排出される
排オゾンを、その汚泥処理工程のスラリ濃縮スラリー、
さらに分離液の処理;有効利用し、同時に排オゾン処理
を効果的に行うことができ、従来のような排オゾン処理
のための煩雑な処理、設備を必要とせず、設備は小型化
され維持管理も容易となる等の有益なる効果を期待する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はそれぞれ本発明の一実施例を示す系統説明
図である。 2・・・凝集沈殿工程、3・・・オゾン処理工程、4・
・・オゾン注入設備、5・・・砂ろ過工程、6・・・活
性炭ろ過工程、8・・・排オゾン接触工程、9・・・濃
縮工程、10・・・脱水前処理工程、11・・・脱水工
程。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オゾンを利用する水処理工程において排出される
    排オゾンを、該処理工程で発生するスラリーと接触せし
    めることを特徴とする排オゾンの処理方法。
  2. (2)前記スラリーが濃縮処理された濃縮スラリーであ
    る請求項1記載の排オゾンの処理方法。
  3. (3)オゾンを利用する水処理工程において排出される
    排オゾンを、該処理工程で発生するスラリーの分離液と
    接触せしめることを特徴とする排オゾンの処理方法。
JP2025313A 1990-02-06 1990-02-06 排オゾンの処理方法 Pending JPH03229615A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06182365A (ja) * 1992-12-22 1994-07-05 Ebara Infilco Co Ltd 浄水処理汚泥分離水の処理方法及び装置
JP2001191097A (ja) * 1999-10-25 2001-07-17 Sumitomo Precision Prod Co Ltd 排水処理方法
JP2008149215A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Sharp Corp 浄化装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5051428A (ja) * 1973-09-07 1975-05-08

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