JPS5935645Y2 - 傾斜防止型電柱 - Google Patents
傾斜防止型電柱Info
- Publication number
- JPS5935645Y2 JPS5935645Y2 JP9392780U JP9392780U JPS5935645Y2 JP S5935645 Y2 JPS5935645 Y2 JP S5935645Y2 JP 9392780 U JP9392780 U JP 9392780U JP 9392780 U JP9392780 U JP 9392780U JP S5935645 Y2 JPS5935645 Y2 JP S5935645Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- horizontal
- utility pole
- pole
- utility
- tilt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Foundations (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は道路巾等の関係上、電線を車道と反対側の河川
側等に張出す傾斜防止型電柱に係わり、土重量をもって
D型装柱に起因する電柱傾斜を阻止することを目的とし
たものである。
側等に張出す傾斜防止型電柱に係わり、土重量をもって
D型装柱に起因する電柱傾斜を阻止することを目的とし
たものである。
従来、一般に用いられているコンクリート製電柱におけ
る根太り部に配す根かせは、単に1本乃至2本の一定長
さを呈す根かせを線路方向に一致させて根太り部に直接
取付ける程度である。
る根太り部に配す根かせは、単に1本乃至2本の一定長
さを呈す根かせを線路方向に一致させて根太り部に直接
取付ける程度である。
このため、荷重が片寄る槍出し装柱(D型装柱)として
なる電柱にあっては過大な曲げモーメントが働き、該電
柱が傾くものとなる。
なる電柱にあっては過大な曲げモーメントが働き、該電
柱が傾くものとなる。
この場合、特に片側が河川で片側が道路となり、道路巾
の関係上、このD型装柱の張出しを河川側へ採ったとき
は、必要以」―に風圧荷重等も加わり、単なる根かせで
は対処しえず傾くものである。
の関係上、このD型装柱の張出しを河川側へ採ったとき
は、必要以」―に風圧荷重等も加わり、単なる根かせで
は対処しえず傾くものである。
勿論、近時の穴掘建柱車等の出現に伴う単なる丸穴へ根
太り部を落し込む簡易建柱手段ではなおさらである。
太り部を落し込む簡易建柱手段ではなおさらである。
本考案は上記実情に鑑みなされたものであり、以下本考
案を実施例の図面についで説明すれば次の通りである。
案を実施例の図面についで説明すれば次の通りである。
1は上部にD型装柱2部を取付けてなる電柱本体で、該
電柱本体1の根太り部1′の所定地中部の箇所に水平折
曲部1a’ を一定長さ形成するとともに、該水平折曲
部1a’の先端に電柱本体1側と対称方向となる下向き
鉤折部1b’ を形成し、該根太り部1′全体をZ形折
曲タイプとしてなる。
電柱本体1の根太り部1′の所定地中部の箇所に水平折
曲部1a’ を一定長さ形成するとともに、該水平折曲
部1a’の先端に電柱本体1側と対称方向となる下向き
鉤折部1b’ を形成し、該根太り部1′全体をZ形折
曲タイプとしてなる。
3は前記水平折曲部1a’ に横張出しせる水平地圧板
である。
である。
いまこの作用を説明すると、先ずこの傾斜防止型電柱の
構成に際し、上端にD型装柱2を配す電柱本体1を植込
むに当り、該電柱本体1の下端となる根太り部1′を、
両端にエルボ部1c’ を設けた水平折曲部1a’ を
車道等よりなる地表面Aから適宜の深さをもって水平埋
設するとともに、該水平折曲部1a’の先端のエルボ部
1c’端に短柱となる下向き鉤折部1b’ を、各フラ
ンジ1dに配す締付ボルト1eをもって連結し、且水平
折曲部1a’ に嵌合したカラ一部1fに水平地圧板3
を締付ボルト1eをもって水平取付けてZ形横取とし、
この状態において水平折曲部1a’の他端のエルボ部1
c’ に電柱本体1の下端を連結するものである。
構成に際し、上端にD型装柱2を配す電柱本体1を植込
むに当り、該電柱本体1の下端となる根太り部1′を、
両端にエルボ部1c’ を設けた水平折曲部1a’ を
車道等よりなる地表面Aから適宜の深さをもって水平埋
設するとともに、該水平折曲部1a’の先端のエルボ部
1c’端に短柱となる下向き鉤折部1b’ を、各フラ
ンジ1dに配す締付ボルト1eをもって連結し、且水平
折曲部1a’ に嵌合したカラ一部1fに水平地圧板3
を締付ボルト1eをもって水平取付けてZ形横取とし、
この状態において水平折曲部1a’の他端のエルボ部1
c’ に電柱本体1の下端を連結するものである。
ここにおいて、D型装柱2にかかる荷重にて電柱本体1
に過大な曲げモーメンI・がかかつても、該電柱本体1
の根太り部1′は全体としてZ形折曲となり、且この水
平折曲部1a’の水平地圧板3には、該水平地圧板3の
深さ1分の土壊重量の地圧がかかり、圧縮力及び引揚力
に抗するものとなり、電柱本体1の傾斜を阻止しえるも
のとなる。
に過大な曲げモーメンI・がかかつても、該電柱本体1
の根太り部1′は全体としてZ形折曲となり、且この水
平折曲部1a’の水平地圧板3には、該水平地圧板3の
深さ1分の土壊重量の地圧がかかり、圧縮力及び引揚力
に抗するものとなり、電柱本体1の傾斜を阻止しえるも
のとなる。
しかも該根太り部1′の先端には電柱本体1と対称側と
なる下方に一定長さの鉤折部1b’ を配してなるため
、仮に電柱本体1が電線張力にて電線方向へ横倒しよう
としても、該鉤折部1b’には圧縮応力を生じ線路方向
への傾きも阻止しえるものとなる。
なる下方に一定長さの鉤折部1b’ を配してなるため
、仮に電柱本体1が電線張力にて電線方向へ横倒しよう
としても、該鉤折部1b’には圧縮応力を生じ線路方向
への傾きも阻止しえるものとなる。
上述の様に本考案はD型袋柱を配す電柱本体の根入り部
を、Z形折曲するとともにこの水平折曲部に水平地圧板
を設けたことにより、該水平地圧板にて電柱本体にかか
る曲げモーメントに抵抗し、電柱本体の傾斜を簡単、確
実に防ぐものとなる。
を、Z形折曲するとともにこの水平折曲部に水平地圧板
を設けたことにより、該水平地圧板にて電柱本体にかか
る曲げモーメントに抵抗し、電柱本体の傾斜を簡単、確
実に防ぐものとなる。
勿論、この水平地圧板は車道等の地中の一定深さに埋設
されるため、地表面に何等の支障を来たさず、且圧縮力
も増し、この点からも傾きの阻止が増すものである。
されるため、地表面に何等の支障を来たさず、且圧縮力
も増し、この点からも傾きの阻止が増すものである。
又、更に本考案は水平折曲部の先端に下向き鉤折部を配
したことにより、線路方向への傾斜をも防げる等の実用
的効果を奏するものである。
したことにより、線路方向への傾斜をも防げる等の実用
的効果を奏するものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は要部を示
す側面図、第2図は水平地圧板部の平面図である。 1・・・・・・電柱本体、1′・・・・・・根入り部、
2・・・・・・D型袋柱、3・・・・・・水平地圧板。
す側面図、第2図は水平地圧板部の平面図である。 1・・・・・・電柱本体、1′・・・・・・根入り部、
2・・・・・・D型袋柱、3・・・・・・水平地圧板。
Claims (1)
- り型装柱の如き装柱荷重が片側へ寄る電柱において、電
柱本体の根太れ部を地中にて水平折曲部を形成するとと
もに、該水平折曲部の先端に下向き鉤折部を配し、該根
太れ部を全体としてZ形折曲とし、且水平折曲部に一定
巾の水平地圧板を取付けてなる傾斜防止型電柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9392780U JPS5935645Y2 (ja) | 1980-07-03 | 1980-07-03 | 傾斜防止型電柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9392780U JPS5935645Y2 (ja) | 1980-07-03 | 1980-07-03 | 傾斜防止型電柱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5718832U JPS5718832U (ja) | 1982-01-30 |
JPS5935645Y2 true JPS5935645Y2 (ja) | 1984-10-02 |
Family
ID=29455860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9392780U Expired JPS5935645Y2 (ja) | 1980-07-03 | 1980-07-03 | 傾斜防止型電柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935645Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0714434Y2 (ja) * | 1990-10-17 | 1995-04-10 | 東京電力株式会社 | クランク形鋼管柱 |
-
1980
- 1980-07-03 JP JP9392780U patent/JPS5935645Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5718832U (ja) | 1982-01-30 |
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