JPH08302678A - 土圧板付きアンカー - Google Patents
土圧板付きアンカーInfo
- Publication number
- JPH08302678A JPH08302678A JP13568295A JP13568295A JPH08302678A JP H08302678 A JPH08302678 A JP H08302678A JP 13568295 A JP13568295 A JP 13568295A JP 13568295 A JP13568295 A JP 13568295A JP H08302678 A JPH08302678 A JP H08302678A
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- JP
- Japan
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- earth pressure
- anchor
- receiving plate
- plate
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- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンカー本体上部に支保アームを斜設し、地
表下に左右方向及びほぼ水平状に配置した広幅上面付き
土圧板に支保アームを連結して、打設を容易とし土圧反
力、アンカー耐力を高め、施工性とともにアンカー性
能、信頼性を向上している。 【構成】 斜面Ｓ等に打設するアンカー本体１と、アン
カー本体１の上部１ａの前方下側に斜設して前部に連結
部５ａを設けた支保アーム５と、斜面Ｓ等の地表下で左
右に指向せしめほぼ水平状に配置する広幅上面７ａを有
し中央部にアーム連結部７ｂを設けた土圧受板７とを具
備した土圧板付きアンカーに特徴を有し、また、前記の
土圧板付きアンカーにおいて、土圧受板７をアンカーす
る受板用アンカー８を具備したことに特徴を有する。
表下に左右方向及びほぼ水平状に配置した広幅上面付き
土圧板に支保アームを連結して、打設を容易とし土圧反
力、アンカー耐力を高め、施工性とともにアンカー性
能、信頼性を向上している。 【構成】 斜面Ｓ等に打設するアンカー本体１と、アン
カー本体１の上部１ａの前方下側に斜設して前部に連結
部５ａを設けた支保アーム５と、斜面Ｓ等の地表下で左
右に指向せしめほぼ水平状に配置する広幅上面７ａを有
し中央部にアーム連結部７ｂを設けた土圧受板７とを具
備した土圧板付きアンカーに特徴を有し、また、前記の
土圧板付きアンカーにおいて、土圧受板７をアンカーす
る受板用アンカー８を具備したことに特徴を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、落石や雪崩等の恐れが
ある斜面等に構築されるロツクネツトや各種の防護柵等
において、斜面等に打設し吊りロープ等の先端部を連結
して金網や柵を支持する土圧板付きアンカーに関するも
のである。
ある斜面等に構築されるロツクネツトや各種の防護柵等
において、斜面等に打設し吊りロープ等の先端部を連結
して金網や柵を支持する土圧板付きアンカーに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】落石や雪崩等の恐れのある斜面にロツク
ネツトや各種の防護柵等を施工する場合、足場や地盤が
悪い斜面にコンクリート基礎を構築することが難しく、
長尺に形成した多数のアンカーロツドを斜面に打設し、
各アンカーロツドの上部に吊りロープ等の先端部を連結
して、多数の吊りロープ等でロツクネツトや防護柵等を
支持して構築している。
ネツトや各種の防護柵等を施工する場合、足場や地盤が
悪い斜面にコンクリート基礎を構築することが難しく、
長尺に形成した多数のアンカーロツドを斜面に打設し、
各アンカーロツドの上部に吊りロープ等の先端部を連結
して、多数の吊りロープ等でロツクネツトや防護柵等を
支持して構築している。
【０００３】しかし、前記のアンカーロツドは、吊りロ
ープ等の負荷でアンカーロツドの上半部が曲げ変形され
て、比較的に脆弱で崩壊し易い地表近くの地盤が剪断破
壊され、アンカーロツドの上半部と地盤との摩擦力、即
ちアンカー耐力が低下して信頼性が損われるため、図２
に示すように長尺のアンカーロツドａの上部左右にプレ
ートｂを突設して、斜面Ｓ等に打設してプレートを斜面
下に埋設し、両プレートが受ける前側地盤の土圧反力Ｆ
で前記の曲げ変形力Ｐを減少して、アンカー耐力を高め
た両翼式アンカーや、図３に示すように長尺のアンカー
ロツドａの上部に横断コ字状の土圧板ｃをＵボルトｄ等
で装着して、この土圧板で土圧反力を高めた土圧板式ア
ンカー等が採用されている。
ープ等の負荷でアンカーロツドの上半部が曲げ変形され
て、比較的に脆弱で崩壊し易い地表近くの地盤が剪断破
壊され、アンカーロツドの上半部と地盤との摩擦力、即
ちアンカー耐力が低下して信頼性が損われるため、図２
に示すように長尺のアンカーロツドａの上部左右にプレ
ートｂを突設して、斜面Ｓ等に打設してプレートを斜面
下に埋設し、両プレートが受ける前側地盤の土圧反力Ｆ
で前記の曲げ変形力Ｐを減少して、アンカー耐力を高め
た両翼式アンカーや、図３に示すように長尺のアンカー
ロツドａの上部に横断コ字状の土圧板ｃをＵボルトｄ等
で装着して、この土圧板で土圧反力を高めた土圧板式ア
ンカー等が採用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の両翼式や土圧板
式のアンカーは、斜面等に容易に打設されて、土圧反力
でアンカーロツドの曲げ変形を減少する構造になつてい
るが、この左右プレートや土圧板は脆弱で崩壊し易い斜
面部に埋設され、横断コ字状の土圧板の場合は埋設部分
を予め掘削し埋め戻して埋設するため、いずれも土圧反
力に限界があるとともに、埋設部の地盤の崩壊や剪断破
壊等で土圧反力が低減されたり、アンカーロツドの上半
部と周囲地盤との摩擦力、即ちアンカー耐力が低下する
などの課題がある。
式のアンカーは、斜面等に容易に打設されて、土圧反力
でアンカーロツドの曲げ変形を減少する構造になつてい
るが、この左右プレートや土圧板は脆弱で崩壊し易い斜
面部に埋設され、横断コ字状の土圧板の場合は埋設部分
を予め掘削し埋め戻して埋設するため、いずれも土圧反
力に限界があるとともに、埋設部の地盤の崩壊や剪断破
壊等で土圧反力が低減されたり、アンカーロツドの上半
部と周囲地盤との摩擦力、即ちアンカー耐力が低下する
などの課題がある。
【０００５】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、ア
ンカー本体の上部に支保アームを斜設し、地表下に左右
方向及びほぼ水平状に配置した広幅上面付き土圧板に支
保アームを連結して、打設を容易とし土圧反力、アンカ
ー耐力を高め施工性とともにアンカー性能、信頼性を向
上した土圧板付きアンカーを提供するにある。
めに開発されたものであつて、その目的とする処は、ア
ンカー本体の上部に支保アームを斜設し、地表下に左右
方向及びほぼ水平状に配置した広幅上面付き土圧板に支
保アームを連結して、打設を容易とし土圧反力、アンカ
ー耐力を高め施工性とともにアンカー性能、信頼性を向
上した土圧板付きアンカーを提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、斜面等に打設
するアンカー本体の上部に支保アームを前方下側に斜設
し、斜面等の地表下に土圧受板を左右に指向させてこの
広幅上面をほぼ水平状に配置し、土圧受板の広幅上面の
中央部上に支保アームの前部を連結することにより、打
設を容易にするとともに、支保アームと土圧受板により
土圧反力及び信頼性を高めてアンカー本体上部の曲げ変
形を効果的に減少し、アンカー本体の上半部の地盤の剪
断破壊等を防止して、アンカー耐力及び信頼性を高めて
いる。
するアンカー本体の上部に支保アームを前方下側に斜設
し、斜面等の地表下に土圧受板を左右に指向させてこの
広幅上面をほぼ水平状に配置し、土圧受板の広幅上面の
中央部上に支保アームの前部を連結することにより、打
設を容易にするとともに、支保アームと土圧受板により
土圧反力及び信頼性を高めてアンカー本体上部の曲げ変
形を効果的に減少し、アンカー本体の上半部の地盤の剪
断破壊等を防止して、アンカー耐力及び信頼性を高めて
いる。
【０００７】また、前記の土圧受板を受板用アンカーで
アンカーして、土圧受板による土圧反力等をさらに高
め、総合的にアンカー性能及び信頼性をさらに高めてい
る。
アンカーして、土圧受板による土圧反力等をさらに高
め、総合的にアンカー性能及び信頼性をさらに高めてい
る。
【０００８】
【作用】斜面等の脆弱な地表部を除去した固い地盤上
に、土圧受板を左右に指向させてこの広幅上面をほぼ水
平状に配置し、支保アーム付きアンカー本体を斜面等に
打設して、支保アームの前部を土圧受板の中央部上に連
結することにより、土圧板付きアンカーとして容易に打
設される。
に、土圧受板を左右に指向させてこの広幅上面をほぼ水
平状に配置し、支保アーム付きアンカー本体を斜面等に
打設して、支保アームの前部を土圧受板の中央部上に連
結することにより、土圧板付きアンカーとして容易に打
設される。
【０００９】前記の土圧板付きアンカーにおいて、吊り
ロープ等の負荷によるアンカー本体の上部の曲げ変形に
対し、支保アームを介し土圧受板に強力な土圧反力が生
じ、この土圧反力は、アンカー本体に対しアーム突出長
さ間隔を置き固い地盤で効果的に高められ、この地盤は
斜面表面の崩壊等に格別な影響を受けず剪断破壊等もな
く安定されて、アンカー本体の曲げ変形を効果的に防止
する。従って、アンカー本体の上半部の周囲地盤の剪断
破壊等がなくアンカー本体と周囲地盤との摩擦力、信頼
性が高められるなど、信頼性のある優れたアンカー耐力
を発揮する。
ロープ等の負荷によるアンカー本体の上部の曲げ変形に
対し、支保アームを介し土圧受板に強力な土圧反力が生
じ、この土圧反力は、アンカー本体に対しアーム突出長
さ間隔を置き固い地盤で効果的に高められ、この地盤は
斜面表面の崩壊等に格別な影響を受けず剪断破壊等もな
く安定されて、アンカー本体の曲げ変形を効果的に防止
する。従って、アンカー本体の上半部の周囲地盤の剪断
破壊等がなくアンカー本体と周囲地盤との摩擦力、信頼
性が高められるなど、信頼性のある優れたアンカー耐力
を発揮する。
【００１０】さらに、前記の土圧受板を受板用アンカー
で固い地盤にアンカーして、土圧反力、信頼性をさらに
高め、総合的に優れたアンカー性能、信頼性が得られ
る。
で固い地盤にアンカーして、土圧反力、信頼性をさらに
高め、総合的に優れたアンカー性能、信頼性が得られ
る。
【００１１】
【実施例】図１に本発明の実施例を示す。図中１は長尺
に形成したアンカー本体、５はアンカー本体の受止ピン
２付き上部１ａに斜設した支保アーム、７は広幅上面７
ａを有する横断長コ形状の土圧受板、６，６ａ，６ｂは
土圧受板に支保アームの前部を連結するボルトと座金及
びナツト、８は土圧受板の受板用アンカー、８ａ，８ｂ
は受板用アンカーのナツト、Ｓは斜面である。
に形成したアンカー本体、５はアンカー本体の受止ピン
２付き上部１ａに斜設した支保アーム、７は広幅上面７
ａを有する横断長コ形状の土圧受板、６，６ａ，６ｂは
土圧受板に支保アームの前部を連結するボルトと座金及
びナツト、８は土圧受板の受板用アンカー、８ａ，８ｂ
は受板用アンカーのナツト、Ｓは斜面である。
【００１２】さらに詳述すると、図１に示すようにアン
カー本体１は、適度に長尺に形成して斜面Ｓ等に適宜の
手段で打設され、上部１ａに受止ピン２を突設し、上部
１ａに適宜の長さを残置して支保アーム５を前方下側に
向け斜めに突設している。
カー本体１は、適度に長尺に形成して斜面Ｓ等に適宜の
手段で打設され、上部１ａに受止ピン２を突設し、上部
１ａに適宜の長さを残置して支保アーム５を前方下側に
向け斜めに突設している。
【００１３】また、支保アーム５は、図示のように基端
部の筒状基部３をアンカー本体１の受止ピン２付き上部
１ａに適宜の長さを残置して嵌着し、筒状基部３の前側
に一対の支保アーム５を前方下側に斜めに溶接等で突設
して、両支持アーム５の前部にボルト６等で連結する連
結部５ａを設けた構造になつている。この支保アーム５
は、この筒状基部３をアンカー本体１に嵌合させて溶接
等で予め固着したり、あるいは、打設時にアンカー本体
１に筒状基部３を嵌合させて組み付けボルト等（図示省
略）で固着して装着される。
部の筒状基部３をアンカー本体１の受止ピン２付き上部
１ａに適宜の長さを残置して嵌着し、筒状基部３の前側
に一対の支保アーム５を前方下側に斜めに溶接等で突設
して、両支持アーム５の前部にボルト６等で連結する連
結部５ａを設けた構造になつている。この支保アーム５
は、この筒状基部３をアンカー本体１に嵌合させて溶接
等で予め固着したり、あるいは、打設時にアンカー本体
１に筒状基部３を嵌合させて組み付けボルト等（図示省
略）で固着して装着される。
【００１４】土圧受板７は、図示のように広幅上面７ａ
を有する横断倒長コ字状に形成し、広幅上面７ａの中央
部に支保アーム５の連結部５ａをボルト６等で連結する
連結部７ｂを設けて、斜面Ｓ等の地表下の比較的に固い
地盤に左右に指向させてその広幅上面７ａをほぼ水平状
に配置してセツトし、広幅上面７ａの連結部７ｂ上に支
保アーム５の連結部５ａをボルト６と座金６ａ及びナツ
ト６ｂで連結して支持する構造になつている。
を有する横断倒長コ字状に形成し、広幅上面７ａの中央
部に支保アーム５の連結部５ａをボルト６等で連結する
連結部７ｂを設けて、斜面Ｓ等の地表下の比較的に固い
地盤に左右に指向させてその広幅上面７ａをほぼ水平状
に配置してセツトし、広幅上面７ａの連結部７ｂ上に支
保アーム５の連結部５ａをボルト６と座金６ａ及びナツ
ト６ｂで連結して支持する構造になつている。
【００１５】さらに、土圧受板７の受板用カンカー８を
設けて、複数の受板用カンカー８を打設しナツト８ａ，
８ｂで圧受板７をアンカーして、土圧受板７による土圧
反力及び固定力をさらに高める構造になつている。
設けて、複数の受板用カンカー８を打設しナツト８ａ，
８ｂで圧受板７をアンカーして、土圧受板７による土圧
反力及び固定力をさらに高める構造になつている。
【００１６】図示の実施例において、斜面Ｓ等の脆弱な
地表土壌を堀り取つた固い地盤に、土圧受板７を左右に
指向させかつこの広幅上面７ａをほぼ水平状に配置して
セツトした後、支保アーム５付きアンカー本体１を、土
圧受板７の中央部に対しアーム突出長さ間隔Ｌを置き適
宜の手段で打設して、支保アーム５の前部の連結部５ａ
を土圧受板７の中央部の連結部７ｂ上に配置し、連結部
５ａと７ｂをボルト６と座金６ａ及びナツト６ｂで連結
して、土圧受板７上を埋め戻しアンカーとして打設され
る。吊りロープ等の先端部を土圧受板７の中央部側から
アンカー本体１の上部１ａに適宜の手段で連結して、吊
りロープ等でロツクネツトや防護柵等を支持する（図示
省略）。
地表土壌を堀り取つた固い地盤に、土圧受板７を左右に
指向させかつこの広幅上面７ａをほぼ水平状に配置して
セツトした後、支保アーム５付きアンカー本体１を、土
圧受板７の中央部に対しアーム突出長さ間隔Ｌを置き適
宜の手段で打設して、支保アーム５の前部の連結部５ａ
を土圧受板７の中央部の連結部７ｂ上に配置し、連結部
５ａと７ｂをボルト６と座金６ａ及びナツト６ｂで連結
して、土圧受板７上を埋め戻しアンカーとして打設され
る。吊りロープ等の先端部を土圧受板７の中央部側から
アンカー本体１の上部１ａに適宜の手段で連結して、吊
りロープ等でロツクネツトや防護柵等を支持する（図示
省略）。
【００１７】また、必要に応じ固い地盤にセツトした土
圧受板７に、複数の受板用アンカー８を打設しナツト８
ａ及び８ｂで連結してアンカーする。
圧受板７に、複数の受板用アンカー８を打設しナツト８
ａ及び８ｂで連結してアンカーする。
【００１８】実施例の土圧板付きアンカーは、前記のよ
うに斜面Ｓ等の脆弱な地表土壌を堀り取つた固い地盤部
に、土圧受板７を左右に指向させかつ広幅上面７ａをほ
ぼ水平状に配置してセツトして、支保アーム５付きアン
カー本体１を打設し、支保アーム５の前部を土圧受板７
の中央部に連結して、比較的に容易に打設される。
うに斜面Ｓ等の脆弱な地表土壌を堀り取つた固い地盤部
に、土圧受板７を左右に指向させかつ広幅上面７ａをほ
ぼ水平状に配置してセツトして、支保アーム５付きアン
カー本体１を打設し、支保アーム５の前部を土圧受板７
の中央部に連結して、比較的に容易に打設される。
【００１９】また、吊りロープ等の負荷Ｔによるアンカ
ー本体１の上部１ａの曲げ変形に対し、土圧受板７が固
い地盤で支持されて強力な土圧反力Ｆ３を生じる。即
ち、この土圧反力Ｆ３は、アンカー本体１の前側にアー
ム突出長さ間隔Ｌを置いた固い地盤で生じ、この地盤は
地表崩壊等に格別な影響を受けず剪断破壊等もなく安定
されて、アンカー本体の曲げ変形を効果的に防止する。
従ってまた、アンカー本体１の上半部の周囲地盤の剪断
破壊等がなく周囲地盤との摩擦力、信頼性が高められ
て、アンカー耐力が最大限に高められて安定されるな
ど、信頼性のある優れたアンカー耐力を発揮する。
ー本体１の上部１ａの曲げ変形に対し、土圧受板７が固
い地盤で支持されて強力な土圧反力Ｆ３を生じる。即
ち、この土圧反力Ｆ３は、アンカー本体１の前側にアー
ム突出長さ間隔Ｌを置いた固い地盤で生じ、この地盤は
地表崩壊等に格別な影響を受けず剪断破壊等もなく安定
されて、アンカー本体の曲げ変形を効果的に防止する。
従ってまた、アンカー本体１の上半部の周囲地盤の剪断
破壊等がなく周囲地盤との摩擦力、信頼性が高められ
て、アンカー耐力が最大限に高められて安定されるな
ど、信頼性のある優れたアンカー耐力を発揮する。
【００２０】また、前記のように土圧受板７を受板用ア
ンカー８で固い地盤にアンカーすることにより、図１
（Ｂ）に示すＦ１の増加等で土圧反力、信頼性がさらに
高められて、総合的に優れたアンカー性能、信頼性を発
揮する。
ンカー８で固い地盤にアンカーすることにより、図１
（Ｂ）に示すＦ１の増加等で土圧反力、信頼性がさらに
高められて、総合的に優れたアンカー性能、信頼性を発
揮する。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、前述のように斜面等の脆弱な
地表部を除去した固い地盤上に土圧受板を左右に指向さ
せてこの広幅上面をほぼ水平状に配置し、支保アーム付
きアンカー本体をアーム突出長さ間隔を置き打設し、土
圧受板の中央部のアーム連結部上に支保アームの連結部
を連結して、容易に土圧板付きアンカーとして打設する
ことができる。
地表部を除去した固い地盤上に土圧受板を左右に指向さ
せてこの広幅上面をほぼ水平状に配置し、支保アーム付
きアンカー本体をアーム突出長さ間隔を置き打設し、土
圧受板の中央部のアーム連結部上に支保アームの連結部
を連結して、容易に土圧板付きアンカーとして打設する
ことができる。
【００２２】また、吊りロープ等の負荷によるアンカー
本体の上部の曲げ変形を、土圧受板による強力な土圧反
力で支保アームを介し効果的に防止する。即ち、この土
圧反力は、アンカー本体に対しアーム突出長さ間隔を置
きかつ固い地盤で生じ、この地盤は斜面表面の崩壊等に
格別な影響を受けず安定されて、前記の曲げ変形の反力
として効果的に機能し、アンカー耐力が最大限に高めら
れて安定されるなど、施工性とともにアンカー性能、信
頼性を著しく向上している。
本体の上部の曲げ変形を、土圧受板による強力な土圧反
力で支保アームを介し効果的に防止する。即ち、この土
圧反力は、アンカー本体に対しアーム突出長さ間隔を置
きかつ固い地盤で生じ、この地盤は斜面表面の崩壊等に
格別な影響を受けず安定されて、前記の曲げ変形の反力
として効果的に機能し、アンカー耐力が最大限に高めら
れて安定されるなど、施工性とともにアンカー性能、信
頼性を著しく向上している。
【００２３】さらに、固い地盤に配置した土圧受板を複
数の受板用アンカーでアンカーすることにより、土圧反
力がさらに高められて、総合的にアンカー性能、信頼性
がさらに高められる。
数の受板用アンカーでアンカーすることにより、土圧反
力がさらに高められて、総合的にアンカー性能、信頼性
がさらに高められる。
【図１】本発明の実施例を示す打設状態の正面図（Ａ）
とその側面図（Ｂ）
とその側面図（Ｂ）
【図２】従来例を示す打設状態の正面図（Ａ）とその側
面図（Ｂ）
面図（Ｂ）
【図３】他の従来例を示す打設状態の正面図（Ａ）とそ
の側面図（Ｂ）である。
の側面図（Ｂ）である。
１ アンカー本体 １ａ 上部（アンカー本体） ５ 支保アーム ５ａ 連結部（支保アーム） ７ 土圧受板 ７ａ 広幅上面（土圧受板） ７ｂ 連結部（土圧受板） ８ 受板用アンカー Ｓ 斜面
Claims (2)
- 【請求項１】 斜面等に打設するアンカー本体の上と、
アンカー本体の上部の前方下側に斜設して前部に連結部
を設けた支保アームと、斜面等の地表下で左右に指向せ
しめかつほぼ水平状に配置する広幅上面を有し中央部に
アーム連結部を設けた土圧受板とを具備したことを特徴
とする土圧板付きアンカー。 - 【請求項２】 請求項１記載の土圧板付きアンカーにお
いて、前記の土圧受板をアンカーする受板用アンカーを
具備したことを特徴とする土圧板付きアンカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13568295A JPH08302678A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 土圧板付きアンカー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13568295A JPH08302678A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 土圧板付きアンカー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08302678A true JPH08302678A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15157463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13568295A Pending JPH08302678A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 土圧板付きアンカー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08302678A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003096774A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Shimizu Corp | グラウンドアンカー |
| JP2011099317A (ja) * | 2010-12-27 | 2011-05-19 | Tokyo Seiko Co Ltd | 落石防止用アンカー埋設方法 |
| CN104074191A (zh) * | 2014-06-25 | 2014-10-01 | 国家电网公司 | 一种用于输变电安装、检修的旋进装置 |
| CN104078886A (zh) * | 2014-06-25 | 2014-10-01 | 国家电网公司 | 一种用于输变电安装、检修的组合装置 |
| JP2016176303A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-06 | 北海道ガソン株式会社 | 基礎変位防止体 |
| CN107419725A (zh) * | 2017-08-28 | 2017-12-01 | 山东大学 | 一种增强地反式反力架抗拉性能的系统及方法 |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP13568295A patent/JPH08302678A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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