JP3886821B2 - 高耐力土中用アンカー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は主として雪崩や落石などのおそれのある法面等に使用される高耐力土中アンカーに関する。
【0002】
【従来の技術】
構造物たとえば雪崩や落石の防止施設として、雪崩や落石の恐れのある法面(斜面)に柵体(金網張りしたものを含む)や三角錐状の枠体を設置し、これらを吊りロープ(ケーブル)によって法面の上方部位に固定したアンカーで吊持したり、ポケットを形成するように張ったポケット式ロックネットのロープや覆式ロックネットのロープを法面の上方部位に固定したアンカーで吊持したり、法面に沿って浮石押さえロープを敷設し、そのロープの上部をアンカーで吊持したりすることが行われている。
【0003】
かかるアンカーとして、地盤が土質系である場合に打ち込み式アンカーが用いられるが、吊りロープとこれに連結した被吊持物および雪や岩石などの荷重が作用するので、地盤に強固に設置する必要がある。
しかし、旧来の打ち込み式アンカーは、鋼管製のパイプの上端に吊りロープの端末を支持させたものであったので、荷重によりアンカーの下端を支点として頭部が荷重方向である前面側に傾き(お辞儀)やすく、ローム質、N値ほぼ3の地盤での水平耐力がせいぜい2.5kN程度しかなかった。
【0004】
この対策として、鋼管製パイプの上端に設けた吊りロープの端末係止具の直近部位に、水平板部と該水平板部の下面とパイプ外面とを結ぶ縦羽根部とを有する抵抗板を備えたいわゆるロケット型のアンカーが使用されている。
かかるロケット型のアンカーは、頭部付近に抵抗板があるため、旧来のアンカーに比べて頭部の傾きが抑制され、耐力を増加することができた。
【0005】
しかし、このロケット型のアンカーでも、落石防止工で大きな荷重が作用した場合、また、雪圧のような常時荷重を受けた場合に、アンカー頭部の変形量(変位量)が大きくなり、その結果、アンカー背面(山側)に地盤の亀裂が生じ、雨水凍結融解により亀裂が発達する可能性があった。
また、アンカー耐力と変形量は比例関係にあり、ロケット型のアンカーは極限耐力として所定の効果はあるけれども、変形量を規定された場合の許容耐力は低くなる問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記のような問題を解消するためになされたもので、その目的とするところは、耐力が極めて高くかつ頭部の変位が非常に生じにくい簡単な構造の高耐力地中用アンカーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の高耐力地中用アンカーは、ロープで代表される条体を支持するため法面に設置されるアンカーにおいて、地表から突出する部位に外方に張出す支持部を設けたアンカー本体と、下端に条体との連結部を有し一端が支持部よりも上位のアンカー本体外面に当接するように中間部が前記支持部に枢支された傾斜状のアームとを備えていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1(a)、(b)は本発明の適用例を示しており、SLは法面、Gは吊持対象物であり、この例では柵であるが、これに限定されるものではない。1は本発明の高耐力地中用アンカー、2は一端が高耐力地中用アンカー1に連結され、他端が支持対象物Gに連結された条体であり、この実施例ではワイヤーロープが用いられている。
【0009】
図2ないし図4は本発明による高耐力地中用アンカーの一実施例を示しており、アンカー本体3と、アンカー本体3の地表よりも上方に中間部が枢支連結されて谷側(ロープ牽引方向)に所要角度αに傾斜したアーム4とを備え、条体2は前記アーム4の下端に連結され、地表に沿って谷側に導かれている。
図1(a)はアンカー本体3を法面SLに対して略直角に設置した場合を、図1(b)は地軸に対して略垂直に設置した場合を示している。もちろん図示しないが法面に水平部を形成してそこに設置することもできる。
【0010】
アンカー本体3はめっきなど耐食処理の施された鉄鋼材からなり、図2のように、地表から突出する部位に半径方向に張出す支持部30を有している。
支持部30は、この例では、溶接などによってアンカー本体外面に固着したブラケットからなり、先端にピンボルト5を挿通する通孔300が設けられている。
【0011】
アンカー本体3は、この実施例では、前記支持部30よりも下方に、地表に接地する板部310とこれの下面およびにアンカー本体側面に端縁が接合された羽根板部311からなる抵抗板31を有している。しかし、本発明は、かかる抵抗板31を有しないものも含んでいる。
【0012】
アーム4はめっきなどの耐食処理の施された鋼材から構成されており、下端には条体2に対する連結部40が設けられている。アーム4は中間部に通孔41が設けられ、上端部42がアンカー本体3に接触するように傾斜された状態で通孔41が前記支持部30の通孔300と合わせられピンボルト5が挿通されてナット5’と螺合されることで枢支されている。傾斜角度αは地質、荷重などに応じてたとえば20〜60度の範囲から適宜選定すればよい。
【0013】
この例ではアーム4は2枚の板4a、4aを平行に配し、それらを複数の連結片4bで間隔的に結合することで構成され、2枚の板4a、4aの間に前記支持部30が交差状に挿入されるようになっている。上端部42は連結片4bと端板4cとで補強されている。
連結部40はこの例では2枚の板4a、4aに通孔400,400を設けることで構成され、ここに条体2の端部20を交合状に位置させ、ピンボルト6を挿通し、ナット6’を螺合することで連結されている。
【0014】
本発明は前記態様に限定されるものではなく、種々の態様を採用し得る。
まず、条体2は、ワイヤーロープだけでなく繊維ロープ、ワイヤーと繊維との複合ロープ、さらにはチェーン、金属、非金属、あるいはそれらの複合材からなるロッドなどを含んでいる。
支持部30とアーム4は種々の構成を採用しうる。たとえば支持部30をヨーク状に構成し、アーム4を単板に構成してもよい。アーム4が単板の場合、連結部40として通孔が設けられ、該通孔にシャックルの脚端穴部が合わされてピンが挿通され、そのシャックルに条体の端末部20が交合状に取付けられる。
【0015】
アーム4の上端部42は、通常、アンカー本体3に当接されるだけでよいが、場合によっては、みだりに振動などでがたつくことがないよう、図2の仮想線で示すように、上端部42に通孔を設けてこれにワイヤーやロープなどの連結手段7を通し、アンカー本体3と係止してもよい。
また、アーム4の上端部42が側方に位置ずれしないように図4のようにアンカー本体3に外れ止め32,32を突出させておいてもよい。
【0016】
【実施例の作用】
実施例の使用法と作用を説明すると、アーム4をアンカー本体3と略平行となるように支持部30を支点として起立させ、この状態でアンカー本体3を施工予定部位に打ち込む。所定の長さアンカー本体3を打ち込んだ状態では、アーム4は地表から突出している。
【0017】
そこで次に、アーム4の上端部42がアンカー本体3に当接するまでアーム4を谷側に倒してさせる。条体2はあらかじめアーム4の連結部40に連結しておくことが好ましく、こうしてアーム4が倒されると、上端部42がアンカー本体3に受け止められられ、傾斜角度αが固定される。あとは条体2を法面SLと略平行状に導いて対象物Gに連結すればよく、したがって作業は簡単であり、これで図1のように荷重を支える。
【0018】
このように設置された状態では、対象物Gから条体2に伝達された荷重は傾斜角度αのアーム4の上端部42を介してアンカー本体3に伝達され、耐力に見合った反力支持点が形成される。そして、外力が増した際には、対象物Gから条体2に伝達された荷重によりアーム4は支持部30の枢支部を支点として傾動しようとし、それにより、てこの原理で外力(水平力)はアンカー本体3の上部を山側に押圧する成分に変化させられる。
したがって、本発明においては、アンカー本体3の谷側へのおじぎ(転倒モーメント)が防止され、変位の抑制と耐力の向上を図ることができる。
【0019】
そして、施工上も、部材数が少なく、アンカー本体3の谷側を掘削する必要がないため施工性がよく、地盤耐力の低下も招かない。さらに、施工場所での水平部確保や段切り掘削を要さず、地軸に垂直にも施工できる。
【0020】
本発明は雪崩や落石防止用の柵体(金網張りしたものを含む)や三角錐状の枠体の吊り設置を対象とするだけではなく、ポケット式ロックネットのロープや覆式ロックネットを施工するためのアンカー、斜面に沿って落石防止ネットを展張する場合の幹ロープ類を固定するための法面アンカーなどにも適用される。
【0021】
次に、本発明を実地に試験した結果を示す。
アンカー本体は、全長2700mm(地中埋め込み長さ:2000mm)、直径114mm、厚さ4.5mmの鉄鋼パイプを使用し、地中埋め込み長さの上端位置に接地板と300×300mmの羽根板を有する抵抗板を設け、接地板から約315mmの位置に、長さ378mm、厚さ16mmの鋼板製ブラケットを溶接して支持部を作った。
【0022】
アームとして、長さ959mm、最大幅230mm、厚さ6mmの鋼板を2枚対峙させて帯板で間隔を固定したものを使用し、長さ方向略中央部に枢支用の通孔を明け、下端部に条体との連結用の通孔を設けた。該アームの枢支用の通孔を前記ブラケットに合わせ、ボルトナットで連結した。アームの傾斜角度は45度とした。
条体には、構成が3×7、直径18mmのワイヤーロープを使用した。
【0023】
〔比較例〕−ロケットアンカー
全長2000mm、直径114mm、厚さ4.5mm、の鉄鋼パイプの上端から約200mmの位置に、接地板と300×300mmの羽根板を有する抵抗板を設けたアンカー本体を使用した。アンカー本体の抵抗板よりも上位にボルトを横通してワイヤーロープの係止部とした。ワイヤーロープは第1例と同じものを使用し、これの端末をアンカー本体の頭部に嵌め、係止部で上方への外れを止めた。
【0024】
前記本発明品例及び比較例を地中に設置して、耐力と変位を試験した。
土質条件は関東ローム層、N≒3、前日の降雨で地盤強度は通常時よりも低下していた。
比較例の設置法:エアパンチャーを使用して打ち込み、ワイヤーロープの端末をアンカー本体の頭部に嵌め、係止部で上方への外れを止めた。
【0025】
本発明品の設置法:アームをアンカー本体と平行状になるように起立させた状態で、エアパンチャーを使用してアンカー本体を打ち込んだ。次いで、アームを傾斜させアームの下端部分にワイヤーロープの端末アイを連結した。
【0026】
以上のようにして得られた各アンカーについて、水平引張り荷重を作用させ、水平変位のみ増加して、それ以上荷重が増加しなくなる点を終点として荷重を増加させた。試験方法を図5に示す。引張り荷重は油圧ジャッキで付加し、ロードセル及び弦巻式の伸び計に連結しているデータローガから3秒ごとに荷重及び変位を測定した。
【0027】
限界荷重tf(Pu)と降伏荷重tf(Py)、限界変位mm(δu),降伏変位mm(δy)の測定結果は次のとおりである。
比較例:限界荷重=7.55tf、降伏荷重=5.90tf、限界変位=129.6mm、降伏変位=34.6mm
本発明品:限界荷重=6.0tf、降伏荷重=5.2tf、限界変位=−9mm、降伏変位=−5mm
【0028】
この結果から、本発明品は限界荷重と降伏荷重は比較例に比べて大差がないが、降伏変位及び限界変位はそれぞれ著しく減少し、変位抑制力が極めて改善されていることがわかる。本発明品と比較例の水平引張り荷重の変化と変位の変化は図6のとおりであり、きわめて変位が少ないことがわかる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明した本発明の請求項1によれば、ロープで代表される条体を支持するため法面に設置されるアンカーにおいて、地表から突出する部位に外方に張出す支持部30を設けたアンカー本体3と、下端に条体2との連結部40を有し一端が支持部30よりも上位のアンカー本体外面に当接するように中間部が前記支持部30に枢支された傾斜状のアーム4とを備えているので、アンカーの変位を抑えて耐力を著しく増加させることができ、しかも構造が簡単で特別な掘削を必要としないので、施工性もよいなどのすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)はそれぞれ本発明のアンカーの設置例を示す側面図である。
【図2】本発明アンカーの拡大側面図である。
【図3】本発明アンカーの平面図である。
【図4】本発明の他の態様を示す部分的斜視図である。
【図5】本発明アンカーの具体例の試験方法を示す説明図である。
【図6】具体例と比較例の荷重〜変位曲線図である。
【符号の説明】
1 アンカー
2 条体
3 アンカー本体
4 アーム
30 支持部
40 連結部
42 上端部
Claims (1)
- ロープで代表される条体を支持するため法面に設置されるアンカーにおいて、地表から突出する部位に外方に張出す支持部30を設けたアンカー本体3と、下端に条体2との連結部40を有し一端が支持部30よりも上位のアンカー本体外面に当接するように中間部が前記支持部30に枢支された傾斜状のアーム4とを備えていることを特徴とする高耐力土中用アンカー。
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