JPS5935289B2 - 圧延ラインにおけるストリツプ先端フライング防止方法 - Google Patents
圧延ラインにおけるストリツプ先端フライング防止方法Info
- Publication number
- JPS5935289B2 JPS5935289B2 JP13526878A JP13526878A JPS5935289B2 JP S5935289 B2 JPS5935289 B2 JP S5935289B2 JP 13526878 A JP13526878 A JP 13526878A JP 13526878 A JP13526878 A JP 13526878A JP S5935289 B2 JPS5935289 B2 JP S5935289B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- pinch roll
- hot
- tip
- coiler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/02—Feeding or supporting work; Braking or tensioning arrangements, e.g. threading arrangements
- B21B39/12—Arrangement or installation of roller tables in relation to a roll stand
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は熱間圧延ラインの仕上最終スタンドとコイラ
ー用ピンチロール間におけるホットストリップのフライ
ング防止力法に関する。
ー用ピンチロール間におけるホットストリップのフライ
ング防止力法に関する。
−ホットストリップは仕上最終スタンドを出た後ホ
ットランテーブル上を自由走行してコイラー用ピンチロ
ールな経てダウンコイラで巻取られる。
ットランテーブル上を自由走行してコイラー用ピンチロ
ールな経てダウンコイラで巻取られる。
ところが、このストリップは仕上最終スタンドからコイ
ラー用ピンチロールに到るまでのホットランテーブル上
を走行していくときはストリップ先端部が自由な状態に
あるため、特に薄板板厚1.6xm以下においては走行
速度が大きいと上下に激しく揺動し、空気抵抗によって
フライング現象を起こす。
ラー用ピンチロールに到るまでのホットランテーブル上
を走行していくときはストリップ先端部が自由な状態に
あるため、特に薄板板厚1.6xm以下においては走行
速度が大きいと上下に激しく揺動し、空気抵抗によって
フライング現象を起こす。
また、ホットランテーブルのローラテーブルから推力を
受けられないため先端部の速度が急速に低下する。
受けられないため先端部の速度が急速に低下する。
そして、これらの理由によりストリップ先端部の走行速
度が制約を受けるため通板速度を大きくできないという
欠点があった。
度が制約を受けるため通板速度を大きくできないという
欠点があった。
この発明は上記の問題を一挙に解消する方法を提案する
ことを目的としたものである。
ことを目的としたものである。
この発明は仕上最終スタンドとコイラー用ピンチロール
間に設置されるホットランテーブルを複数分割構造とし
、その各テーブルを昇降装置により傾斜可能に支持し、
通板時ストリップ先端部がコイラー用ピンチロール手前
10mの位置に到るまではホットランテーブルをピンチ
ロール側が低くなるように傾斜させ、ストリップ先端が
ピンチロール手前10m位置に到達した時点でテーブル
を水平になし、ピンチロール噛込み後も該テーブルを水
平に保持せしめることを特徴とするものである。
間に設置されるホットランテーブルを複数分割構造とし
、その各テーブルを昇降装置により傾斜可能に支持し、
通板時ストリップ先端部がコイラー用ピンチロール手前
10mの位置に到るまではホットランテーブルをピンチ
ロール側が低くなるように傾斜させ、ストリップ先端が
ピンチロール手前10m位置に到達した時点でテーブル
を水平になし、ピンチロール噛込み後も該テーブルを水
平に保持せしめることを特徴とするものである。
この発明によれば、ホットランテーブルをピンチロール
側が低くなるように傾斜角度を0.5〜1.0の範囲で
傾斜させることによりストリップの自重により該ストリ
ップ先端部の走行性を向上させることができ、ストリッ
プの先端部の水冷も可能となり品質の均一性も確保され
る。
側が低くなるように傾斜角度を0.5〜1.0の範囲で
傾斜させることによりストリップの自重により該ストリ
ップ先端部の走行性を向上させることができ、ストリッ
プの先端部の水冷も可能となり品質の均一性も確保され
る。
次に、この発明の一実施例を図面に゛ついて説明する。
第1図、第2図において、1は仕上最終スタンド、2は
コイラー用ピンチロール、3はホットランテーブルを示
し、ホットランテーブル3は第2図に示すごとく、各テ
ーブル31の両端部をシリンダー4にて傾斜可能に支持
し、各テーブルが独立して動作できるように構成されて
いる。
コイラー用ピンチロール、3はホットランテーブルを示
し、ホットランテーブル3は第2図に示すごとく、各テ
ーブル31の両端部をシリンダー4にて傾斜可能に支持
し、各テーブルが独立して動作できるように構成されて
いる。
なお、各テーブルの支持手段はシリンダーに限らず、こ
の発明の技術範囲を越えない任意動力機構を用いること
とする。
の発明の技術範囲を越えない任意動力機構を用いること
とする。
上記装置において、ホットストリップを走行させる際は
先ず、ホットランテーブル3の各テーブルのシリンダー
4を段階的に調節して、テーブル上面が一線上になるよ
う傾斜させ、第1図に示す鎖線aのようにピンチロール
2側が低くなるようにして固定する。
先ず、ホットランテーブル3の各テーブルのシリンダー
4を段階的に調節して、テーブル上面が一線上になるよ
う傾斜させ、第1図に示す鎖線aのようにピンチロール
2側が低くなるようにして固定する。
なお、このホットランテーブル3の傾斜は0.5〜1.
0°とする。
0°とする。
このようにホットランテーブルを傾斜させた状態でホッ
トストリップを走行させると、ストリップ先端部には走
行方向の推力と下向きの荷重力との合力が加わり、フラ
イング現象を起こすことなくホットランテーブル3上を
円滑に走行する。
トストリップを走行させると、ストリップ先端部には走
行方向の推力と下向きの荷重力との合力が加わり、フラ
イング現象を起こすことなくホットランテーブル3上を
円滑に走行する。
そして、ストリップ先端がコイラー用ピンチロール2の
手前約10mの位置に達した時点で各テーブルのシリン
ダー4を作動せしめてホットランテーブル3を水平に戻
す。
手前約10mの位置に達した時点で各テーブルのシリン
ダー4を作動せしめてホットランテーブル3を水平に戻
す。
従って、ストリップ先端部は円滑にピンチロール2に噛
込まれ、コイラー5に導かれ巻取られていく。
込まれ、コイラー5に導かれ巻取られていく。
その後、ストリップの後端が仕上最終スタンド1を出る
と、今度はホットランテーブル3を上記とは逆方向、つ
まり第1図に示す鎖線すのように仕上スタンド1側が低
くなるように傾斜させれば、ストリップ後端部の自重に
よりテンション効果が得られる。
と、今度はホットランテーブル3を上記とは逆方向、つ
まり第1図に示す鎖線すのように仕上スタンド1側が低
くなるように傾斜させれば、ストリップ後端部の自重に
よりテンション効果が得られる。
なお、ホットランテーブル3の作動は所定の位置にスト
リップ先端および後端検知スイッチを設置することによ
り自動化することができる。
リップ先端および後端検知スイッチを設置することによ
り自動化することができる。
次に、この発明の実施例について説明する。
実施例 1
板厚1.2 am、巾950朋のストリップの熱間圧延
時、ホットランテーブルの傾斜角度1°とし、走行速度
を850/min で走行させ、ピンチロール手前10
mにてホットランテーブルを水平に戻し巻取りを行った
結果、ストリップのフライング現象は発生せず、ストリ
ップ先端部の温度不良部を発生させることなく巻取るこ
とができた。
時、ホットランテーブルの傾斜角度1°とし、走行速度
を850/min で走行させ、ピンチロール手前10
mにてホットランテーブルを水平に戻し巻取りを行った
結果、ストリップのフライング現象は発生せず、ストリ
ップ先端部の温度不良部を発生させることなく巻取るこ
とができた。
実施例 2
実施例1と同一のストリップの熱間圧延時、ホットラン
テーブルの傾斜角を0.8°とし、走行速度を900
m /mi n で走行させ、ピンチロール手前12m
にてホットランテーブルを水平に戻し巻取りを行った結
果、ストリップのフライング現象は発生せず、ストリッ
プ先端部の温度不良部を発生させることなく巻取ること
ができた。
テーブルの傾斜角を0.8°とし、走行速度を900
m /mi n で走行させ、ピンチロール手前12m
にてホットランテーブルを水平に戻し巻取りを行った結
果、ストリップのフライング現象は発生せず、ストリッ
プ先端部の温度不良部を発生させることなく巻取ること
ができた。
以上説明したごとく、この発明によれば、ホットランテ
ーブルを傾斜させるだけでストリップのフライングを効
果的に防止することができる。
ーブルを傾斜させるだけでストリップのフライングを効
果的に防止することができる。
従って、ホットストリップの通板速度を大きくすること
ができる上、コイラーへの巻取りも円滑に行える。
ができる上、コイラーへの巻取りも円滑に行える。
第1図はこの発明の一実施例を示す説明図、第2図は同
上の装置構成を示す側面図である。 図中1・・・・・・仕上圧延機最終スタンド、2・・・
・・・コイラー用ピンチロール、3・・・・・・ホット
ランテーブル、4・・・・・・昇降装置、5・・・・・
・コイラー。
上の装置構成を示す側面図である。 図中1・・・・・・仕上圧延機最終スタンド、2・・・
・・・コイラー用ピンチロール、3・・・・・・ホット
ランテーブル、4・・・・・・昇降装置、5・・・・・
・コイラー。
Claims (1)
- 1 仕上最終スタンドとコイラー用ピンチロール間に設
置されるホットランテーブルを複数分割構造とし、その
各テーブルを昇降装置により傾斜可能に支持し、通板時
ストリップ先端部がコイラー用ピンチロール手前10m
位置に到るまでは上記ホットランテーブルをピンチロー
ル側が低くなるように傾斜させ、ストリップ先端がピン
チロール噛込み時は該テーブルを水平に保持せしめるこ
とを特徴とする圧延ラインにおけるストリップ先端フラ
イング防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13526878A JPS5935289B2 (ja) | 1978-11-01 | 1978-11-01 | 圧延ラインにおけるストリツプ先端フライング防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13526878A JPS5935289B2 (ja) | 1978-11-01 | 1978-11-01 | 圧延ラインにおけるストリツプ先端フライング防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5561315A JPS5561315A (en) | 1980-05-09 |
JPS5935289B2 true JPS5935289B2 (ja) | 1984-08-28 |
Family
ID=15147719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13526878A Expired JPS5935289B2 (ja) | 1978-11-01 | 1978-11-01 | 圧延ラインにおけるストリツプ先端フライング防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935289B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5471204A (en) * | 1988-04-09 | 1995-11-28 | Nec Corporation | Radio communication apparatus capable of notifying reception of a call signal in a perceptual mode determined by counting a number of times of the reception |
JP3110388B2 (ja) | 1998-08-19 | 2000-11-20 | 静岡日本電気株式会社 | 無線選択呼出受信方法、その装置及び無線選択呼出システム |
JP5079585B2 (ja) * | 2008-04-24 | 2012-11-21 | 新日本製鐵株式会社 | ランナウトテーブルおよびストリップの搬送方法 |
JP5217871B2 (ja) * | 2008-10-07 | 2013-06-19 | 新日鐵住金株式会社 | ランナウトテーブルおよびストリップの搬送方法 |
-
1978
- 1978-11-01 JP JP13526878A patent/JPS5935289B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5561315A (en) | 1980-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6745607B2 (en) | Hot rolling thin strip | |
JP3285810B2 (ja) | サイドガイド装置 | |
JPS5828005B2 (ja) | キンゾクバンノアツエンニオケル ケイジヨウセイギヨソウチ | |
JPS5935289B2 (ja) | 圧延ラインにおけるストリツプ先端フライング防止方法 | |
JPS64131B2 (ja) | ||
JP2630149B2 (ja) | 薄ウエブの蛇行修正装置 | |
JPH10113719A (ja) | 板材のレベリング装置 | |
KR200158046Y1 (ko) | 조질 압연기의 열연코일강판 접힘 방지장치 | |
JPH04123818A (ja) | コイル材処理用のロールライン | |
JP2817674B2 (ja) | ベンディングロール機の製品外側支持装置 | |
JP2698554B2 (ja) | リフトロールのストリップ支持方法 | |
JPS646976Y2 (ja) | ||
US5848543A (en) | Strip mill with movable coiling furnace | |
JPH0871646A (ja) | 連続鋼帯の蛇行矯正装置 | |
CN114309089B (zh) | 一种板材轧机卷曲板坯辅助送料装置及其使用方法 | |
JPS63686Y2 (ja) | ||
JPS6247603B2 (ja) | ||
JPH07308713A (ja) | ストリップ巻き取り方法及びその装置 | |
JPH0763746B2 (ja) | 熱間圧延機の帯板張力調節装置 | |
JP2001269715A (ja) | 帯板巻取装置 | |
JPS6338009Y2 (ja) | ||
JPS6147611B2 (ja) | ||
JP2604829Y2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JPH069692Y2 (ja) | 帯状板材のスレッディング装置 | |
JPH10263702A (ja) | 金属帯の通板方法 |