JPS5935025A - 窒素酸化物除去用触媒の製造方法 - Google Patents

窒素酸化物除去用触媒の製造方法

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JPS5935025A
JPS5935025A JP57143664A JP14366482A JPS5935025A JP S5935025 A JPS5935025 A JP S5935025A JP 57143664 A JP57143664 A JP 57143664A JP 14366482 A JP14366482 A JP 14366482A JP S5935025 A JPS5935025 A JP S5935025A
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Shigeaki Mitsuoka
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Atsushi Morii
守井 淳
Kohei Suyama
須山 耕平
Kazumitsu Abe
阿倍 一允
Tadao Nakatsuji
忠夫 仲辻
Toshikatsu Baba
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Toshiaki Matsuda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酸化チタン焼成品及び触媒の製造方法に関し、
詳しくは、酸化チタンを主成分とし、表面積が大きく、
且つ、強度及び耐熱性にすぐれ、従って、触媒担体やそ
のままで触媒として好適に用いることができる酸化チタ
ン焼成品の製造方法、及びこの酸化チタン焼成品を担体
とする窒素酸化物除去用触媒の製造方法に関する。
酸化チタン焼成品を担体又は触媒として用いることは既
に知られているが、担体又は触媒機能に重要な影W1.
与える表面積、結晶形、機械的強度、耐熱fll等Uそ
の製造方法や添加物質の有無、種類、量等によつ°C異
なるため、従来より種々の製造方法が提案されている。
例えば、酸化チタンにシリカを添加して焼成すれば、一
般的には、得られる焼成品は表面積が犬きくなり、耐熱
性も改善されるが、しかし、従来におけるように、四塩
化チタンや硫酸チタンのようなチタン塩類にシリカを添
加し、中和加水分解して、かくして生成した水酸化チタ
ンを焼成して酸化チタンを形成さ・已る方法によれば、
加水分解によって生成する水酸化チタンがオルソチクン
酸となりやすく、従って、これを焼成すれば、担体又は
触媒として不適当なルヂル型酸化ヂタンになりやすい問
題がある。
−・方、チタン塩を熱加水分解すれば、メタチタン酸に
なりやすく、これを焼成すれば、他の要因もあるが、一
般に担体や触媒として好ましい結晶形であるアナターゼ
型酸化チタンをqえることも既に知られている。しかし
ながら、このようにして得られた水酸化チタン又は酸化
チタンにシリカを添加して焼成する方法によれば、組成
の均一・な混合物を得ることが困ゲVであり、特にシリ
カを水酸化チタンに添加する場合には、水酸化チタンが
ゲル状であるため、シリカを水酸化チタンに均一に分散
さ・lることができず、従って、高性能の担体や触媒を
得ることができない。
本発明は上記・した種々の問題を解決するためになされ
たものであって、微粒子ケイ酸が均一に酸化チタン中に
分散され、従って、表面積が大きいと共に強度及び耐熱
性にすぐれ、従って、触媒担体やそのままで触媒として
好適に用いることができる酸化チタン焼成品、及びかか
る焼成品を担体として用いることにより、従来にない性
能の改善された窒素酸化物除去用触媒を製造する方法を
提供することを目的とする。
本発明による焼成品の製造方法は、硫酸チタンに微粒子
ケイ酸を添加し、熱加水分解した後、乾燥し、焼成する
ことを特徴とし、好ましくは、」二記方法において、微
粒子ケイ酸の存在下に硫酸チタンを熱加水分解して生成
したメタチタン酸をゾル化した後、濾過、乾燥し、焼成
する。
本発明におい′C用いる微粒子ケイ酸とは、ホワイトカ
ーボンの別名でも知られており、比表面積が非密に大き
い点に一つの特徴を有する。これら微粒子ケイ酸は湿式
法、乾式法いずれの方法にょつて製造されたものでもよ
く、本発明においてはim常の市販品を用い゛ることが
できる。本発明において好適に用いることができる微粒
子ケイ酸の市販品としては、例えば、ファインシール、
ハイシル、バルカシル、カープレックス、ニップシール
、]・クシール、ビタシール、シロイド、アエロジル等
を挙げることができるが、これらの中でも特に平均粒径
が10〜50mμ、比表面積が200〜300td/g
であるものが好ましく用いられる。
微粒子ケイ酸の添加量は、酸化チタンに基づいて5〜5
0重票%であり、5重量%よりも少ないときは、焼成品
におりる微粒子ケイ酸の添加による担体又は触媒性能の
改善の効果が小さく、一方、50fi隈%を越えるとき
は、相対的に酸化チタンの含有票が少なくなつ°ζ、こ
れを担体や触媒として用いるとき、酸化チタンに基づく
担体及び触媒の性能が低下するので好ましくない。
本発明の方法においては、上記のような微粒子ケイ酸を
硫酸チタン水溶液に添加し、この混合物を熱加水分解す
るごとにより、メタチタン酸を生成させ、これを微粒子
ケイ酸と沈殿させる。
本発明において、硫酸チタンの熱加水分解は、微粒子ケ
イ酸を含有するその水溶液を、通當、80℃乃至その沸
点に加熱することにより行なわれるが、好ましくは、沸
点にて行なわれる。更に好ましくは、硫酸チタンの熱加
水分解に要する時間を短縮するため、熱加水分解は種晶
の存在下に行なわれる。例えば、種晶として、酸化チタ
ン換算で2重量%程度のコロイド状のメタチタン酸粒子
が添加される。
硫酸チタンを熱加水分解することによりメタチタン酸が
生成することは既に知られているが、このメタチタン酸
はゲル状であるため、本発明においζは、好ましくは、
硫酸チタンを微粒子ケイ酸の存在下で熱加水分解した後
、生成したメタチタン酸の一部又は全部をゾル化させる
ことにより、一層微粒子・ケイ酸をメタチタン酸中に均
一に分散させることができる。ゾル化の方法は特に制限
されず、例えば、熱加水分解して1仔た反応混合物を水
洗1.2′ζ、硫酸根を大部分除去した後、塩酸又は硝
酸を加えて一部又は全部をゾル化する。又は、特に水洗
により硫酸根を除かない場合は、反応混合物に塩化バリ
ウム、塩化ストロンチウム、塩化カルシウム等のアルカ
リ土類金属の塩化物、若しくは硝酸バリウム、硝酸スI
・ロンチウム、硝酸カルシウム等のアルカリ土類金属の
硝酸塩を添加し、硫rvIIIlを水不溶性のバリウム
塩として固定しつつ、反応混合物を一部又は全部をゾル
化する。これらのゲル化剤の添加早ば反応混合物をどの
程度ゾル化するかによって、適宜に選ばれる。
この上・)にしてflられたメタチタン酸と微粒子ゲイ
酸との混合物は、水洗し、濾過、乾燥し、次いで、80
0°C以干、好ましくは、700〜200℃の温度で焼
成し、粉砕すれば、粉状の焼成品を得る。この場合、本
発明によれば、硫酸チタンを熱加水分解したメタチタン
酸を用いるため、微里に−Uよ、硫酸根が含有されてお
り、このことも焼成において担体や触媒として好ましい
アナターゼ型酸化チタンになる−・っの原因となってい
る。
尚、わ)束状焼成品をハニカJ・状等の所定の形状とし
てIft体冒、1触媒に用いる場合、上記混合物を乾燥
しこ1!7ら41届乾燥品を従来より知られζいる任意
の方法、例えば、押出成形、転動造粒等の方法により成
形した後に焼成してもよい。また、上記の粉末状焼成品
に適量の水を加え、混練し、所要形状に成形した後、再
び焼成することもできる。
この場合は、所要形状に成形した後、再び800℃以下
、好ましくは700〜200 ℃の温度で焼成すればよ
い。このようにして、本発明によれば、粉末状又は成形
品として酸化ヂクン焼成品を得ることができる。
尚、本発明においては、上記いずれの場合においても、
粉末状の乾燥品又は焼成品に新たにメタチタン酸ゾル又
はゲルを存在させて所要形状に成形し、これを焼成すれ
ば、機械的強度、気孔率、比表面積、細孔分布等の諸物
性を向」ニさせることができると共に、焼成時の収縮率
を抑えることができる。かかる場合のメタチタン酸ゾル
又はゲルの添加量は酸化チタン換算で成形晶重呈の5〜
50重量%が適当である。また、成形に際して、従来よ
り知られている通常の成形助剤、例えば、アビセル、メ
チルセルロース等を使用してもよいのは勿論である。
尚、本発明において焼成の雰囲気は何ら制限されず、空
気、燃焼ガス、不活性気体等のいずれであってもよい。
以−にのようにして、本発明により得られる酸化チタン
焼成品は、理論により何ら限定されるものではないが、
微粒子ケイ酸の存在により、メタチク2ン酸の焼成時に
酸化チタンの結晶成長が抑制され、未成長のアナターゼ
型結晶で留まっているため、iqられる焼成品は表面積
が大きく、且つ、機械的強度及び耐熱性にもすぐれてお
り、触媒担体やそのまま触媒とし°ζ好適に用いること
ができる。
本発明により得られる焼成品が未成長のアナターゼで留
まっていることは、第1図に示したように、そのX線ス
ペクトルが低く、且つ、幅広いピークを示すことによっ
てf#認され、一方、顔料用のアナターゼ型酸化チタン
の場合は、そのX線スペクi・ルを第2図に示すように
、結晶が極めてよく成長しているため、そのピークが高
く、且つ、鋭い。
本発明による酸化チタン焼成品は担体とし゛て用いるに
好適であり、また、反応の種類によってはそのままでも
触媒として用いることができるが、本発明に従って、以
上のようにして得られる酸化チタン焼成品を担体として
用い、この担体に従来より窒素酸化物除去の触媒活性を
有することが知られている酸化物を担持させれば、焼成
品をφ成する酸化物との予期しない相乗作用により、ア
ンモニアを還元剤とする窒素酸化物の選択的接触還元活
性にすぐれた窒素酸化物除去触媒を得ることができる。
即ち、本発明による窒素酸化物除去触媒は、硫酸チタン
に微粒子ケイ酸を添加し、熱加水分解した後、濾過、乾
燥し、焼成し、かくして得られた酸化チタン焼成品にバ
ナジウム、タングステン、モリブデン、銅、鉄、クロム
、マンガン及びセリウムから選ばれる少なくとも1種の
元素の酸化物を担持させることを特徴とし、好ましくは
、この方法において、酸化チタン焼成品は、微粒子ケイ
酸の存在1:に硫酸チタンを熱加水分解し、生成したメ
タチタン酸をゾル化した後、濾過、乾燥し、焼成して坦
体となし、これに上記の酸化物を担持させる。焼成品の
製造は前記したとおりである。
本発明による酸化チタン焼成品に上記酸化物を担持させ
る方法は、従来より触媒の調製に用いられている任意の
ノj法によるごとができ、例えば、。
所定形状に成形した焼成品に前記酸化物又はその前駆体
を含有する溶液又は分i&液を含浸若しくはコーティン
グした後、必要に応じて所定温度に焼成1ればよい。ま
た、勿論、粉末伏焼成品と前記溶液又は分子f&液と混
練し1.所要形状に成形した1多、必要に応して所定温
度に焼成することによっても、本発明の窒素酸化物除去
触媒を得ることができる。
本発明の触媒により窒素酸化物を含有する混合ガスから
窒素酸化物を除去するには、その混合ガスが含有する窒
素酸化物の0.5〜5倍モル、好ましくは1〜2倍モル
のアンモニアを加え、これを触媒を充填した反応層を通
過させる。反応層は移動層、流動層、固定層等、いずれ
も使用できる。
本発明の触媒は微粒子ケイ酸を含有して耐熱性にすくれ
るため、反応温度は200−600”cの範囲にわたっ
てよいが、好ましくは300〜5oO“Cの範囲である
。また、ガスの空間速度は1000へ・100(100
hr  、好ましくは3000〜300000hr  
)ff’U囲である。
74発明A、’ 、1−る触媒は窒素酸化物を含有する
任意のガス欠l llj!l:二角いることができるが
、特に、ボイラー拮ガス、即ち、100〜1000 p
pmの窒素酸化物、主と?−2(・酸化窒素の他に、2
00〜2000 ppmのイオウ酸化物、土として二酸
化イオウ、1〜10容量%の酸素、5〜b 0容限%の水蒸気が含有されている排ガス中の窒素酸化
物を除去するのに好適に用いることができる。
本発明の方法は、以上のように、硫酸チタンに微粒子ケ
イ酸を加え、これを熱加水分解してメタチタン酸を微粒
子ケイ酸を共沈さ一已るので、得られる混合物において
微粒子ケイ酸が均一に分+1&されており、しかも、こ
れを焼成するとき、酸化チタンが微粒子ゲイ酸の作用に
より未成長のアナターゼ型結晶に留まっているため、得
られる焼成品は表面積が大きく、しかも、微粒子ケイ酸
が酸化チタン中に一様に分+l&されているため、その
機械的強度及び爾ρシ性が顕著に改善されている。従っ
て、かかる焼成品を担体として、これに窒素酸化物除去
の触媒活性を有する金属酸化物を担持させて得られる本
発明による窒素酸化物除去触媒においては、これら金属
酸化物と発達の抑制されたアナターゼ型酸化チタン及び
微粒子ケイ酸との相乗作用により、厳しい使用条件の下
においても長期間にわノニって高い窒素酸化物除去活1
jVを保持するのみならず、二酸化・イオウの二酸化イ
オウへの酸化率が極めて低いので、実用的、]二業的な
窒素酸化物除去触媒としてずぐれている。
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら制限されるものではない。
実施例I 硫酸法による酸化チタンの製造工程より得られる硫酸チ
タン溶液を酸化チタンとして1 kg取り出し、これに
微粒子ケイ酸ファインシール(徳山曹達Ill製)20
0gを添加し、十分に攪拌混合した後、その沸点まで加
熱して、硫酸チタンを熱加水分解し、微粒子ケイ酸と共
沈さ−Uた。この沈殿物を濾過、水洗し、100℃で1
2時間乾燥した後、500℃の温度で3時間焼成した。
この焼成品を号ンプルミルにより粉砕し、粒度を調整し
て、以下の窒素酸化物除去用触媒の担体に用いた。
上記の粉末担体にパラタングステン酸アンモニウム11
0gを含有する10%メチルアミン溶液250m1を添
加し、混練した後、押出機により格子伏成形物に押出成
形し、常温から100℃に加熱して乾燥し、次いで、5
00℃で3時間焼成し、酸化タングステンを担持させた
窒素酸化物除去用触媒を得た。
実施例2 実施例1において、微粒子ケイ酸としてアエロジル(日
本アエロジル@製)を用いた以外は、実流側1と全く同
様にして担体を製造し、これに実施例1と全く同様に酸
化タングステンを担持させて、窒素酸化物除去用触媒を
得た。
実施例3 実施例1で得たメタチタン酸と微粒子ケイ酸との共沈物
を濾過、水洗した後、再び水に分散させ、これに塩化バ
リウム(二水和物)80gを添加し、メタチタン酸をゾ
ル化して、十分に攪拌混合した。
この後、実施例1と同様にして、沈殿物を濾過、水洗し
、100°Cで12時間乾燥した後、500℃の温度で
3時間焼成し、これををサンプルミルにより粉砕して担
体を得た。このようにして得られた担体のX線スペクト
ルを第1図に示す。ピークが低く、且つ、幅広く、アナ
ターゼ型結晶が未成長のままで留まっていることが明ら
かである。
尚、X線スペクトルは、理学電機■製X線回折装置RA
D−IIAを用いて測定し、その測定条件は次のとおり
である。
走査速度       1°/4分 フルスケール     1000 cps時定数   
     1秒 チャート速度     10顛/分 ターゲット      銅 管電圧        30KV 管電流        10m八 尚、比較のために、市販の顔料アナターゼ酸化チタンの
X線スペクトルを第2図に示す。測定条件は上記におい
て、フルスケールが4000 cpsである以外は上記
と同じである。
次に、この担体を用いて、実施例1と全く同様にして、
酸化タングステンを担持させた窒素酸化物除去用触媒を
得た。
実施例4 実施例1で得た酸化タングステン担持触媒に、メクハ〜
ノジン酸アンモニウム10gとシュウ酸25gを水に熔
解した水溶液を含浸させた後、100℃で1211.’
1間乾燥し、更に500℃で3時間焼成して、酸化タン
グステンと酸化バナジウムとを担持さセた窒素酸化物除
去用触媒を得た。
実施例5 実施例2Gこおいて得た酸化タングステン担持触媒に、
実施例4と同様にして、酸化バナジウムを担持さ一μて
、窒素酸化物除去用触媒を得た。
実施例6 実施例3において得た酸化タングステン担持触媒に、実
施例4と同様にして更に酸化バナジウムを担持させて、
窒素酸化物除去用触媒を得た。
比較例I 実施例1において、微粒子ケイ酸を用いなかった以外は
、実施例1と全く同様にして、酸化タングステンを担持
さ−lた窒素酸化物除去用触媒を得ノこ。
比較例2 実施例1において、微粒子ケイ酸を用いることなく、硫
酸チタンを熱加水分解してメタチタン酸を生成さ−U、
濾過、水洗し、再び水に分IIkさせて、塩化ハリウJ
1によりゾル化した後、濾過、乾燥し、100℃で12
時間乾燥した後、500℃の温度で3時間焼成した。こ
の焼成品をジ′ンプルミルによりわ)砕し、1li)度
を調整して、粉末jE1体を得た。
この担体を用いて、実施例1と全く同様にして、酸化タ
ングステンを担持させた窒素酸化物除去用触媒を得た。
比較例3 比較例1で得た酸化タングステン担持窒素酸化物除去用
触媒に、メタバナジン酸アンモニウA 10gとシュウ
rV!25gを水に熔解した水溶液を含浸さ−けた後、
100℃で12時間乾燥し、更に500℃で3時間焼成
して、酸化タングステンと酸化バナジウムとをfl持さ
せた窒素酸化物除去用Pry!媒を得た。
比較例4 比較例2で得た酸化タングステン担持窒素酸化物除去用
触媒に、比較例3と全く同様にして酸化バナジウムを担
持させて窒素酸化物除去用触媒をflだ。
以上の実施例及び比較例で得た各窒素酸化物除去用触媒
に、窒素酸化物200ppm、アンモニア200ppm
、水蒸気10%、二酸化炭素12%、二酸化イオウ80
0ppm、残部窒素からなる組成の混合力蛎を温度38
0−6、空間速度、。00 hr”にて接触さ・U、窒
素酸化物(NOx)除去率及び二酸化イオウ(So□)
酸化率を測定した。結果を表に示す。尚、窒素酸化物除
去率(%)及び二酸化イオウ酸化率(%)はそれぞれ次
式により求めた。
窒素酸化物除去率(%)−(触媒層入口NOx濃度−触
媒層出1」NOx濃度)/(触媒屑入l二I NOx濃
度)X100 二酸化イオウ酸化率(%)=(触媒層人口SO。
濃度−触媒屓出1」SO□濃度)/(触媒層入口(SO
□−1−So、、  )   濃度)   X100以
上の結果から明らかなように、本発明の触媒によれば、
微粒子ケイ酸を用いないで+iI?ilt!Jした比較
例の触媒に比べて、窒素酸化物除去率が高い一方、二酸
化イオウ酸化率は低く、ガス混合物中の窒素酸化物を除
去する際に三酸化イオウの生゛成に基づく不利益を除く
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により得られる酸化ヂタン焼成品
のX線スペクトルを示し、第2図は比較のための顔料酸
化チタンのX線スペクトルを示す。 特許出願人  三菱重工業株式会社 同    饗化学工業株式会社 代理人 弁理士  牧 野 逸 部 第1図 23    24       25       2
6       27第2図 i3        24        25   
      ど6        ど7広島車面区観音
新町4丁目6番 0発 明 者 守井淳 東京都千代田区丸の内2丁目5 の発 明 者 須山耕平 長崎重砲の浦町1番1号三菱重 工業株式会社長崎造船所内 0発 明 者 阿倍−光 堺市戎島町5丁1番地堺化学工 堺市戎島町5丁1番地堺化学工 堺市戎島町5丁1番地堺化学工 業株式会社中央研究所内 0発 明 者 松田敏明 堺市戎島町5丁1番地堺化学工 業株式会社中央研究所内 2C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (【)硫酸チタンに微粒子ケイ酸を添加し、熱加水分解
    した後、乾燥し、焼成することを特徴とする酸化チタン
    焼成品の製造方法。 (2)  硫酸チタンに微粒子ケイ酸を添加し、熱加水
    分解し、ゾル化した後、乾燥し、焼成することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の酸化チタン焼成品。 (3)硫酸チタンに微粒子ケイ酸を添加し、熱加水分解
    した後、乾燥し、焼成し、かくして得た焼成品にバナジ
    ウム、タングステン、モリブデン、銅、鉄、クロム、マ
    ンガン及びセリウムから選ばれる少なくとも1・種の元
    素の酸化物を担持させることを特徴とする窒素酸化物除
    去用触媒の製造方法。 (4)  硫酸チタンに微粒子ケイ酸を添加し、熱加水
    分解し、ゾル化した後、乾燥し、焼成し、が(して得た
    焼成品にバナジウム、タングステン、モリブデン、銅、
    鉄、クロム、マンガン及びセリウムから選ばれる少なく
    とも1種の元素の酸化物を担持させることを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の窒素酸化物除去用触媒の製
    造方法。
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