JPS5934784A - デイジタルサブトラクシヨンシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、放射線撮像装置のディジタルザブトラクシ
ョンシステムに関する。

ディジタルサブトラクシコンシステムハ、Ｘ線撮像装置
から得た透視像をリアルタイムで主にザブトラクション
などの画像処理するもので、特に血管造影撮影について
の改善が著しいことから近年注目されてきたものである
。すなわち、Ｘ線撮像装置から得た透視像のビデオ信号
をディジタル化し、ディジタル回路でサブトラクション
を行なうため、従来のフィルムを用いたサブトラクショ
ンに比べてコントラスト分解能が著しく向上し、その結
果、造影剤を静脈内に注入して得られるＸ線像による診
断が可能になり、より手軽に血管造影撮影ができるので
血管造影撮影の適用範囲をスクリーニングの領域にまで
広げることができるという利点を有する。

ところで、従来のディジタルザブトラクションシステム
では、Ｘａ撮像装置として輝度増強効果を有するＸ線イ
メージインテンシファイアと撮像管とを組合わせだもの
を用いている。しかしディジタルサブトラクションを行
なうときは量子ノイズを少なくするだめに大量のＸ線を
ばく射するので輝度増強効果は不要である。輝度増強効
果は検査部位の位置決めのだめに透視を行なうときのみ
必要となるにすき゛ない。むしろ、Ｘ線イメージインテ
ンシファイアはコントラストが悪いことの方が問題にな
る。すなわち、濃度のりすい造影剤による低コントラス
トの血管像を抽出する場合などでは画像のコントラスト
が低くて不都合になるからである。

この発明は上記に鑑み、透視時には強度の強い放射線を
間欠的にばく射しフレームメモリに録画するようにして
輝度増強効果を得ることによって、Ｘ線イメージインテ
ンシファイアに代えて輝度増強効果はないがコントラス
ト低下の少ない螢光板を用いてコントラスト分解能を向
上させるようにしたディジタルザブトラクションシステ
ムを提供することを目的とする。

以下、この発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第１図においてシステムコントローラ及び操
作パネル１０を操作してディジタルサブトラクシせンの
モードにすると、インターフェイス１１を介しＸ線高電
１圧装置１２が制御されてＸ線管１３から強度の怖いＸ
線が被写体１４に向けてばく射される。これｄ。

Ｘ線量子ノイズの影響を軽減するだめである。

被写体１４を透過したＸ線による透過像は螢光板１５に
よシ光学像に変換され、この光学像は適当な光学系を経
て撮像管１６に入力されてビデオ信号に変えられ、カメ
ラコントロールユニットを経てビデオグロセサ２０に送
られる。ビデオグロセサ２０では、まず対数変換器２１
によりこのビデオ信号を対数変換して信号の太きさの絶
対値に影響されず背景の信号の大きさに対する対象物の
信号の大きさの比を把えることによシ、たとえば骨等が
重なっているか否かに関係なく鮮明な血管像を得るよう
にする。対数変換されたビデオ信号はＡＤ変換器２２に
よシディジタル化される。そして造影剤注入前の１フレ
一ム分のディジタルビデオ信号がマスク像としてフレー
ムメモリ２４に記憶され、造影剤注入後順次得られるデ
ィジタルビデオ信号が１フレームずつライブ像として次
々にフレームメモリ２５に書込まれていく。次に演算回
路２３によシフレームメモリ２４．２５の各々から読出
されたライブ像からマスク像が引算されると、造影剤の
ある部分（たとえば血管）のみの画像が画像の差として
残ることになる。これはコントラストが低くなっている
のでエンノヘンスメント回路２６を通してコントラスト
強調し、さらにＤＡ変換器２７によりアナログ信号に戻
してモニタＴＶ３１に送られる。これによシ、造影剤の
ある部分のみの像が表示されるため、だとえは造影剤が
血管中を通っていくとき、その動きに応じて血管像のみ
を鮮明に表わすことができる。こうして通常のＸ線透視
では識別できないような血管像でも容易に認識できるよ
うになる。なお、サブトラクションされる前のもとの画
像はＤＡ変換器２８を経て他の１台のモニタＴＶ３２で
表示できるため、２台のモニタＴＶ３１．３２によって
サブトラクションされた画像ともとの画像とを同時に観
察できる。壕だサブトラクションされた画像はビデオデ
ィスクレコーダ３３、ビデオテープレコーダ３４、マル
チイメージヤ３５等にも送られる。

次に、上記のようなディジタルサブトラクションによる
検査を行なうだめの部位を位置決めスル場合は、システ
ムコントローラ及び操作・ぐネル１０を操作して透視の
モードとする。するとインターフェイス１１を介してＸ
線高電圧装置１２が制御され、通常の透視時よシ１０倍
程度強いＸ＃ｉｌが、たとえば第２図に示すように１フ
レ一ム期間（１７３０秒間）、１秒間に２回（１５フレ
ームに１回）程度のくり返しでばく射される。このとき
ビデオプロセサ２０内のフレームメモリ２５にはばく射
に応じて１フレ一ム分の画像が録画され、ばく射の休止
期間中この録画像が読出されてモニタＴＶ３２で表示さ
れる。

なお、このＸ線ばく射のパルス状のくり返し及びこれに
応じた録画、再生の時間関係は上記のものに限定されな
いことは勿論である。

以上、実施例について説明したように、この間欠的にば
く射して録画しげく射の休止期間中この録画像を再生す
ることによって解消したため、コントラストの優れた螢
光板を使うことができ、このことによって従来のＸ線イ
メージインテンシファイアを用いた場合よシコントラス
ト分解能が向上し、画質のよい診断価値の高いサブトラ
クション像を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図は透
視時の動作を説明するためのタイムチャートである。 １０・・・システムコントローラ及ヒ操作ハネル１１・
・・インターフェイス　１２・・・Ｘ線高電圧装置１３
・・・Ｘ線管　　　　　１４・・・被写体１５・・・螢
光板　　　　　１６・・・撮像管１７・・・カメラコン
トロールユニット２２・・・Ａ、Ｄ変換器　　　２３・
・・演算回路２４　、２５・・・フレームメモリ ２６・・・エンハンメメント回路 ２７．２ｓ−ｒ＞ｋ変換器３１．３ｚ−・モ＝りＴｖ３
３・・・ビデオディスクレコーダ ３４・・・ビデオテープレコーダ ３５・・・マルチイメージヤ ゛出願人　株式会社島津製作所 箋１圏 ユ 】 ］′ 簿２劇 Ｊじ Ｊ ・Ｘ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　被写体に対して放射線をばく射する放射線源
   と、被写体を透過した放射線による透過像を光学像に変
   換する螢光板と、この光学像をビデオ信号に変換する撮
   像管と、このビデオ信号をディジタル信号に変換するＡ
   Ｄ変換器と、このディジタルビデオ信号を少なくとも１
   フレ一ム分記憶するフレームメモリと、順次得られるデ
   ィジタルビデオ信号から前記フレームメモリに記憶され
   ているディジタルビデオ信号を引算する演算回路と、こ
   の演算回路から出力されるディジタルビデオ信号をアナ
   ログビデオ信号に変換するＤＡＫ換器と、とのＪ）Ａ変
   換器から出力されるアナログビデオ信号を表示する表示
   装置と、透視時に強度の強い放射線が複数フレーム毎に
   間欠的にはく射されるよう前記放射線源を制御するとと
   もにばく射されたときのディジタルビデオ信号が前記フ
   レームメモリに記憶さればく射の休止期間中はこのフレ
   ームメモリの読出動作が行なわれこの読出された画像が
   前記表示装置によって表示されるよう制御する制御装置
   とを備えてなるディジタルザブトラクションシステム。